湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

おいし杉山フルーツ生ゼリー

2012-04-13 17:23:05 | B食の道


昨日の岳南鉄道の旅で降り立った吉原本町駅。そこから西へのびる商店街は、よくある“シャッター通り”である。駅の近くにあった大型スーパーの撤退で吸引力が失われてしまったそうだ。

ところがそんな中、独自のアイデアで輝いている果物屋さんがある。行列ができたり、おとり寄せが数ヶ月待ちだったりという商品を開発した『杉山フルーツ』である。
外観は普通の、でもちょっと大きめの果物屋さんという印象。あか抜けた感じはしない(笑)。でも、中央に置かれたショーケースに並んだ商品の美しさに目が奪われてしまう。カットされたフルーツが透明のゼリーに浮かんでいるカップがズラリ。もう見ているだけで幸せになる。

その「フルーツ生ゼリー」をいただいてみた。
買ったのは、中でも見た目が華やかな「ミックス」(400円)。透明なゼリーからして、すでにフレッシュなフルーツの香りがしておいしい。ぜひフルーツが一つも入っていない「プレーン」もメニューに加えていただきたい(笑)。いや、もしかしたら、カットフルーツのうまみが溶けだしているからこそのおいしさで、「プレーン」は無味無臭だったりして。
もちろん果物屋さんなので、そのカットフルーツがおいしいことは言うまでもない。ただ、この生ゼリーの中に浮かぶことで、それぞれのおいしさがより引き出されているような気がする。間違いなくこれまでに食べたことのないゼリーである。何ヶ月待ってでも食べたいとは思わないけど(個人的な感想です)、吉原をもう一度訪れたら、ゼッタイ買う(笑)。家族の分も買って帰る。でも、帰りの時間だと売り切れちゃうんだよね。ん~まことに悩ましい。

そうそう、たった一つ買っただけなのに、お会計時にフレッシュパイナップルジュースをいただく。これがまた濃厚でうまかったなぁ。パイナップルを搾っただけだと思うんだけど、パイナップル以上のおいしさを感じたよ。