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豚しょうが焼き、キャベツ、目玉焼き、そして赤いウインナー。
そのお皿に真っ赤な大きい文字がかかり、何とも魅力的な表紙が僕を呼んでいた(笑)。
『みんなの大衆めし』(小学館1000円+税)である。
あの『おつまみ横丁』シリーズや時々『タモリ倶楽部』にも出演している瀬尾幸子さんが料理し、大衆食堂の大家遠藤哲夫氏が書き下ろしたレシピ本である。
ただし、大衆食堂の壁にかかっていそうなメニューを集めただけではない。大衆食堂にまつわる豆知識やらレポートやらも掲載されていて楽しい。終盤には総菜を求めて横浜橋商店街にも足を延ばしている。
いやあ、おいしそうな料理のオンパレードでお腹がすいてきた。なにか一つ作ってみようか…。でも、やっぱりあの古びた店内で、その雰囲気と一緒に味わう大衆めしのほうがいいなぁ。