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デモンパラサイト・ゾンビーズ!!!!

2007年08月30日 11時24分39秒 | TRPG会の連絡・報告
TRPG会の報告でございます。今回は二卓立ち、こちらではデモンパラサイトを行いました。
…ただ、いつものデモンパラサイトとは少し趣向を変えたものですが。

デモンパラサイト・サバイバル
『隣死の街』

「今回は全員同じ作戦に参加中の隊員で、輸送のヘリが落とされて危険な街のど真ん中から始まります。だから個別のハンドアウトとかはなしでいきますね~。とりあえずキャラメイクしてくださいな。」

数分後

えび「GM。その街に住んでいる少女やっていいですか?」
GM「いいですよ。まあ、一人ぐらいは。」
急須屋「街で初めて合流するやつでもいいですよね?」
GM「う、まあ、いいよ。隊員が3人おれば…。うん。」
朱雀「芥やっていいですか?白石さんに投げられて、飛行機につかまって来ました。」
GM「勝手にしろ。畜生(笑)!!」

キャラ紹介
今回は初期のアイテムを一切持っていない代わりに、幸運で判定してもらいその値によってさまざまなアイテムを取していただきました。
落下するヘリから逃げる前に何を手に取ったかといった感じです。

アンナ・リシュール(クレイモア/安綱)
幼少時にパイロキネシス(発火能力)が発現。それ以降はコメリカの某実験施設で実験体として育てられた。今回の任務に参加していた二人のPCのうちの一人。
おそらくパーティー内のリーダー的な存在だったが、初っ端から死亡フラグを取得してしまう。合掌。

春日野花月(アルバレスト/草之)
日本人の傭兵さん。最初は無口なキャラかと思っていたら、それは男に興味がないだけで非常に百合なキャラでしたとさ。
初期取得アイテムは溶けかけのチョコレート。

フリージア・クラウディア(ヴォージェ/えび)
今回舞台となった街に住む少女。ゾンビに襲われて腕をかまれたりすることで悪魔憑きとして覚醒する。
花月に狙われている。逃げて~。
初期取得アイテムは、さっきまで手遊びしていた輪ゴム。

大園暖(モリオン/急須屋)
呼べば出てくる大園暖。その知名度はナンバーワン。
困ったらとりあえず呼んでみよう。彼はいつも君のそばにいるはずさ。
初期取得アイテムは六連発のピストル。オツベルが象に撃ってたアレ。ある意味死亡フラグ。

芥野久人(ショーテル/朱雀)
小坂シリーズからまさかの参戦。ある怪力の女性に怒られて投げられて、上空で飛行機に掴まりコメリカへ。その後、コメリカを放浪していたら今回の舞台ん街へたどり着いたんだと。
初期取得アイテムは自慢のバイク。【触手】を使って運転しやがります。

NPC

ボブ(ただのヘリパイロット)輸送ヘリのパイロット。
陽気でウッカリ屋の黒人。たぶんスキンヘッド。
お約束担当である。あと、PCにすぐ殺されかけた。
初期取得アイテムはヘリの操縦桿。


「フリージア。おまえはここに隠れているんだ!!絶対に出てきちゃダメだぞ!!」
「そんな。お父さんはどうするの!?」
「大丈夫だ。すぐ戻って来るからな。うおぉぉおぉおぉぉぉおおぉッ!!!」
ロッカーの隙間から見える光景。父は異形と化してしまった母に向かっていく。
父は母だったものに噛み付かれ、その姿はまた同じように異形と化していく。
そして、両親だったものは周りに散らばっている…お菓子を食べ始める。
「腹減った~」
ええ、それはもうすごい勢いで。

ああ、ほら、これデモンパラサイトですから。悪魔憑きだから。ゾンビ映画とはちゃいますから…。

アンナ、春日野の所属する部隊は現在、Dr.ガッソー・ワータッチという人物の研究所を強襲・制圧するという任務についていた。他にこの作戦に参加するメンバーはハンス、ボブ、モブ、サブ、シブ。
まあ、ボブ以外はもうちょっとでいなくなるんでどうでもいいです。
もう少しで到着というというところでボブが驚愕の声を上げる。
「おいおいおい、情報部はなにやってんだ!!ちゃんと対空兵器用意してやがんじゃねぇか!!ああああ、ダメだ!!かわしきれねぇ!!!!」
撃墜されるヘリ。取るものもとりあえず脱出する隊員たち。
春日野:持ち出したもの食べさしのチョコレート
アンナ:死亡フラグ

何とかパラシュートで着地した、アンナ、春日野を襲う異形の人々。てか、ゾンビ風味。
北にショッピングモールがあるようなので、お約束とばかりにそこに向かう。あと、ボブがゾンビ引き連れて再登場。

ショッピングモールでバイクに乗った芥登場。更にそのバイクがロッカーにぶつかってフリージア登場。
そして、モール内の各店舗からものすごい数のゾンビも登場。

悪魔憑きだから食料のあるところに集中するわけで、ゾンビ映画のお約束、モールに篭城はさせない外道GM。トラップですな、メタ単位の。

逃げるPCたち。しかし、前方からはボブを追って来たゾンビが!!まさに「前門のゾンビ、後門のゾンビ」もうわけわかんねぇ。
こんなときは彼を呼ぶしかない!!さあ、皆で叫ぼう!!

「応・援・団!!」

どこからともなく大園暖登場!!…なんだこれ。

さてさて、彼らはこの街を救えるのだろうか。

今回はゾンビーズというボードゲームのマップタイルとイベントカードを使った特殊なルールで行いました。
マップは決定しているところ以外は、進むごとにランダム配置。また、一行動毎にイベントカードを引きます。
イベントカードには即効果を発揮するものと、フラグカードというそのカードを引いていると、ある条件のときに効果を発揮するというものです。
例えば、「靴紐がほどけている」というカードは、戦闘から逃げる際に発動し、ボブがこけます。

さて、こんな面子、そんなランダム要素たっぷりで変なことにならないわけないわけで。

お約束どうりに実は噛まれていたボブ。皆してこいつ殺したほうがいいという話に。

フラグカード「ビー玉攻撃」で、ゾンビを転倒させ有用性を示すボブ。

でも、消防署で悪魔化。アンナが死亡フラグを使い、しっかりと一人になってくれました。

アンナから狙う対象をフリージアに変えた春日野。

戦闘毎に、いろんなところから出てくる大園暖。

戦闘で先手を取れるフラグ「別の食べ物」によって逃げる一同、しかしここで「靴紐がほどけている」発動。ボブがこける。芥引きずる。

下水に逃げている人々発見。下水を使って一気に移動できるように。

武器、防具、アイテムを求めて各地に。銃、防弾防刃チョッキ、ジュラルミンシールド、食料などいろいろ取得。…あ、あと、衝動を回復する楽になれるクスリもね(モルヒネ)

イベントカード「見ろ。ショットガンだ!!」を引く。ショットガン取得。GMニコニコ。

必殺!!ラウンドトリップショットガン!!!

皆衝動がカツカツ(芥除く) しょうがないのでモルヒネでラリラリ。
春日野は寝ているフリージアに注射。それはどうかと思う。この犯罪者め。

下水を通って、ガッソー邸に行くことに。途中大きなモンスターがいるということなのでがんばって倒すことに。

ガッソー邸。とりあえず「ガーソッソッソッソッソ」って笑ってみる。
ゾンビは時間が経てば戻るとさ。ご飯さえ上げていれば無害です。



数日後、そこには元気に遊ぶフリージアの姿が。
「レスキュー隊の人の活躍がなかったらと思うと、本当に感謝しているわ。」

某所作戦室。
「次の任務だが君たちにはここで起こっている暴徒による事件を鎮圧してもらいたい。ラグーンシティというところだ。」

コメリカ某所
「ラグーンシティはもうダメです。このままでは我が祖国に甚大な被害が出ます。どうかご決断を。」
「うむ。致し方ないか…。ボタンを。」
芥「いやいや、そりゃダメでしょ。ブハー。」
大統領の意識にとろみが。…ってそれはそれでやばくない?

ラグーンシティ
ボブ「畜生。銃が効きやしねぇ!!おい、アンナ、春日野!!こりゃ、あいつを呼ぶしかねぇ!!」
アンナ「はぁ…」
春日野「………」

フリージア「そう、皆も困った時には彼を呼ぶといいわ。きっと来てくれるから…」

一同「応・援・団!!!!」

…お疲れ様でした!!

第四回TRPG会の報告で御座います byGHETTA

2007年08月29日 22時58分27秒 | TRPG会の連絡・報告
ゴンタ氏のデモンパラサイトと、私のアルシャードガイアの二卓が立ちました。

というわけで、私の方はと言いますと……

アルシャードガイア 『孤城の楼閣』

参加キャラクター

PC①
NRF NO.093  藤野 久美
『MOLL』によって、人間の行動を観察する為に作られたマシンヘッド。クエスターと同等の機能を備えており、とある少年、古賀根 晶を観察するように命じられる。
…………非常に機械気質な、感情の乏しいマシンヘッド。

PC②
四戸 漣
気が付いたら鳳市に居て、城閣学園の視聴覚室を改造してマイルームにしつつ根城に色々と活動する少年。
…………教師はきっと友達です。だからタメ口でも良いんです。

PC③
七尾 蓉子
魔術師連盟の傭兵をしていらっしゃる御狐様。振り直し特技有り、サポート有り、一応魔法攻撃有りの便利な御方。
…………もっぱら魔術師連盟にも便利屋として使われている模様。

PC④
Sakura
未来から歴史を変える為に特異点にやってきた、人造狼人間。タイムスリップする時は頑張って走ります。
…………よく空から降ってくる娘らしいですよ。

PC⑤
篠田 梨奈
生ける伝説であるヴァイオリニスト。然るべき業界ではまっこと有名人であり、普段はやや体力が無い事以外は普通です。
…………まあ、ヴァイオリンで弾くのはロックらしいですが。

起動する藤野久美。別の者の観察の任を帯びている、矢鱈と人間臭いマシンヘッドの妹、倫花が部屋に入ってくるが、「必要以上の干渉は不要」と部屋を閉鎖してしまう。

城閣学園始業式、使命を帯びて古賀根を観察する(?)藤野、何故か視聴覚室に現れた四戸、そして貧血で倒れる篠田。

Sakuraが未来から特異点に向かってタイムスリップ(走)っていると、足に黒い球体が当たり、転倒してしまう。

魔術師連盟に危険物の護送(配達?)を済ませた七尾に、行方不明者が続出しているから原因を調べ、解決して欲しいと頼まれる。
そして魔術師連盟から足を踏み出したところ、空からSakuraが落ちてくる。

城閣学園の日常。限りなく能天気な古賀根を。飽く迄観察するだけでコミュニケーションを取ろうとは考えない藤野。街を歩き回る四戸。平凡に、地味に生きようとする篠田。

Sakuraの「城閣学園という所で事件が起こるんです」という言葉を妄言としか考えない七尾。其の手に持たれた資料を奪い取り、「これですよ!これが私の言っている事件です!」とのたまわるSakura、しかし、七尾「病院に行け」

城閣学園、始業式から一年半が過ぎ、季節は秋、もうそろそろ文化祭になろうかという時期。
昼休みにスピーカーから徐に流れるヴァイオリンの音。古賀根「えー、篠田梨奈さんの曲でした」直後、篠田の元に集まってくる生徒。倒れる篠田。

文化祭の準備に買出し途中にて、別の買出しに出掛けていた古賀根と出会う藤野。古賀根の一方的なトークを聞き流しながら歩いていると、向こうから時代錯誤な学ランに身を包んだ番長風の男が現れ、藤野に「お前はこのままでいいのかよ?」と尋ねて去ってゆく。

魔術師連盟にてリターナーの存在を知らされ、七尾は漸くSakuraの事を少しは考慮するに至る。
取り敢えず城閣学園について調べてみると、嘗て計画があっただけで、土地の確保が出来ず、結局存在する事の無かった学園である事を知る。
その学園が建つかもしれなかった土地には今は『MOLL』という会社が建っており、七尾は千変万化を利用して其処に忍び込み、さらに現在地下にて、『MOLL』という名前のマシンヘッドが中心となって作った電子空間で擬似人生を体験するという、ものが行われている事を知る。
そして、Sakuraのタイムスリップを利用して地下に進入しようとするが……

四戸が例によって歩き回っていると、空から何者かが降ってくる。思わず避けた所、そこに降ってきたのは七尾とSakura。四戸は最早寮の自室よりもマイルーム化している視聴覚室に二人を呼ぶ。

文化祭当日。篠田のヴァイオリンロックライブという不思議な出し物を選択した2-C。勿論途中で力尽きる篠田。

そんな中、学園の何処からか爆発が起こる。原因は例の番長風の格好をした男、NRS no.079。学園の様子は一変し、一般人に扮していた、プログラムマシンヘッド達が対処に向かい、さらに大規模な争いが行われる。

次第にマシンヘッド達の様子がおかしくなり、全く無関係な者に対して襲い始める。屋上へと追いやられてゆく人々。

屋上に集まった人々は実は『MOLL』によって捕らえられたクエスター達であり、クエスターという自覚を消し、電子空間にて精しく観察する事で同性能のマシンヘッドを作り出そうとしている事を知るPC一同。

Sakuraのタイムスリップ能力で、同時に移動できる限界の五人で電子空間から抜け出し、『MOLL』の破壊に望む一同。


そして『MOLL』は破壊され、電子空間に囚われていた人々は現実に帰ってきた。
或る者は仕事の溜まりように冷や汗を流し、或る者は醤油を買いに行かなければならない事を思い出し、或る者はまた新たな任務をこなす為に日常に帰ってゆく。
Sakuraは(生の食事に惹かれて)暫く未来に帰らず、近くの時期に起こるであろう特異点まで待機する。
藤野は己のやるべき事が分からなくなってしまったので、其れを見つけるために旅に出る。


という内容でした。
まあ、なんというか、初期に考えていたシナリオとかなり展開が異なり、正直少し焦りました。まあ、よくある事なんですが。

参加して頂いた方々、御疲れ様でした。

07年 夏季TRPG会 第5回参加募集

2007年08月29日 20時39分03秒 | TRPG関連
夏のTRPG会第5回の参加募集を行います。

日時:9月5日 9:00~
場所:三宮 青少年会館

締め切りは1週間前の8月29日までとします。
上回生が持ち回りでいろいろなシステムを使ってGMをする予定なので、新入生の方もこの機会にいろいろなゲームに触れてみてはいかがでしょうか。

参加希望者はPL、GMのどちらでの参加を希望するか、GM希望の場合は何のシステムで行うかをコメントの方にお願いします。

07年 夏季TRPG会 第4回参加募集

2007年08月29日 17時31分17秒 | TRPG会の連絡・報告
夏のTRPG会第4回の参加募集を行います。

日時:8月29日 9:00~
場所:三宮 青少年会館

締め切りは1週間前の8月22日までとします。
上回生が持ち回りでいろいろなシステムを使ってGMをする予定なので、新入生の方もこの機会にいろいろなゲームに触れてみてはいかがでしょうか。

参加希望者はPL、GMのどちらでの参加を希望するか、GM希望の場合は何のシステムで行うかをコメントの方にお願いします。


ここからゴンタです
今回行うシナリオの予定だった「デモンパラサイト・サバイバル」ですが予定を変更して「デモンパラサイト・ゾンビーズ!!!」を行うことになりました。

では今回予告

それは簡単な任務のはずだった…。
ヘリである研究所を強襲制圧。事前の調査によって相手の戦力はたいしたものではないことがわかっている。
目標はドクトル・ゲー(仮)なる人物の研究室。そう、彼を殴って黙らせればいいだけの簡単な任務。…になるはずだった。

ボブ「ん?何だありゃ。…っておい、聞いてねぇぞこんなの。報告じゃあ、対空兵器はないはずだったじゃねえか!!ああ、くそ!!かわしきれねぇ!!!!」

そして悪魔憑きたちは墜ちていく。…死の町へ(悪魔憑きだからそう簡単には死なないけどね)

デモンパラサイト・ゾンビーズ!!!
『臨死の街(仮)』

PCはレベル3を予定しています。
何だかんだでサバイバルです。
今回予告は適当です。てか、ドクトル・ゲーって誰?
ボブは確定で出ます。

やっとできたという感じ byゴンタ

2007年08月27日 16時29分47秒 | TRPG関連
土曜日にミドリ君卓でデモンパ小坂シリーズ第55話が行われました。場所を提供してくれたミドリ君本当にありがとう!!
構想自体は37話近辺からあったものなんですがタイミング的にこの時期にできて一番よかったかと。いろんな下準備もできましたしね。

というわけで参りましょう…
デモンパラサイト小坂シリーズ第55話『人形師の人形』

文楽座瑠璃奪還シナリオでございます。ヒロイン気取りですよ。

参加PC

文楽座瑪瑙(ファランクス・カラドボルグ/GHETTA)
瑠璃にとっては大事な大事な妹。
第52話にて姉の瑠璃がさらわれて以来、姉を探し続けているようだが迷走気味。

刃字忌(バルディッシュ・バルディッシュ/ミドリ)
瑠璃にとっては大事な家族。思わず苛めたくなるぐらい。
瑠璃がいなくなって、かつて犬志会構成員に飼われていた頃のノリが戻って来てる?


日森篤(クレイモア・バルディッシュ/朱雀)

瑠璃にとっては真面目で危なっかしい子。思わずいじりたくなる。
夏休みに入っても、事件続きで彼に休みはありません。

犬次郎(バルディッシュ・クレイモア/急須屋)
瑠璃にとっては、もし人間であったなら惚れているであろうお犬様。
宿敵との戦いの後ですが助けに来てくれました。

海間留衣(ブリガンダイン/安綱)
瑠璃にとっては、瑪瑙と気が合いそうな子。いい友達になってくれればとか思ってる。
前のめり過ぎるパーティーの支え役。水はないですが来てくれました。

佐藤唯(アルバレスト/mono)
瑠璃にとっては真面目な人という印象。もっと感情を出したほうが楽だろうにと思われている。
ジョーさんに正式に依頼されて登場。終盤では多少感情を表に出したか?

NPC(というか今回の目標)

文楽座瑠璃(ウォーコイト・ドラグーン)
文楽座家の長女であり、家長でもある。根が寂しがりなため、身内への責任感と依存度が非常に高い。
第52話にて仕事の契約が成立しご機嫌(衝動第1段階以下)なところを、屠山の手のものに狙撃されたうえ、暴走の時間切れを狙われて捕らわれる。


第52話直後、家に帰る瑪瑙。やはり瑠璃は帰ってきていない。他の家族に瑠璃はまだなのかと聞かれるが、仕事でしばらく帰れないらしいと、しどろもどろに誤魔化す。

同日、小坂某所。瑠璃が目を覚ますと無機質な部屋に拘束されており、目の前には計器類の調整をしている某がいる。
「最低の状況ね」と思いながら、変身し不意打ちをかけようとするが変身することができない。
瑠璃が目を覚ましたのに気づいた某、資料を見ながら

Dr.某「ふむ、文楽座家の人間か…。縁があるとでも言うべきか。」

このあと、アゲートをめぐるいくらかのやり取り。アゲートは回収されたらしい。瑠璃がアゲートへの教育がなっていないと文句を言うが、そこは某、軽くいなす。
某曰く、瑠璃は悪魔憑きの力を抑える悪魔寄生体不活性剤(inactivating diabolos)を投与されているようである。
そして、これから、高レベル悪魔憑きがIADを投与された場合の、宿主の危機的状況における悪魔寄生体の宿主防衛能を調べる実験を始めると言う。
そして、おもむろに銃を取り出し…

同日16時頃、セラフィムにて瑠璃失踪に関する東都支部からの報告を。結局、何も手がかりは見つからなかったようである。ちなみにここで初めて刃字忌は瑠璃の失踪を知る。
刃字忌「瑠璃が捕まるとか、んなわけないじゃ~ん」
新たな手がかりが見つかるまでの間は待機となる。

第53話、日森・千呪印現人神対談の数日後。
小坂某所。ROP五大四天王会議。
セラフィム小坂支部において、それなりの実力を持っている文楽座瑠璃の捕獲に関して、全く他の幹部との情報の共有をしなかった屠山、某を責める千呪印。
反省しているフリはする某、拗ねる屠山、とりあえず同意する神童、あとまた倒れる釣二。
最後に千呪印が文楽座瑠璃は今どうなっているのかを聞くと、某はある人物へと預けたと答える。

同日、セラフィム小坂支部。潜入員の瓜ヶ崎からの報告。潜入の可能であった千呪印、神童サイドでは瑠璃の捕獲に関わっていた線は薄いようである。
それはそれとして、第28話で死亡した瓜ヶ崎兄に顔が似てるので瑪瑙が、「生き返ったんですか?」とか「幽霊ですか?」とかのたまう場面も。そして、あんまりアレなんで白石さんに屋上に引っ張られていく瑪瑙。
そこでジョーさんが他のメンバーに、四天王の釣二というのはどのような奴かはわからないが(唯の証言により、前に瑠璃と愚痴りあっていた奴だとはわかった)、屠山、某の場合数週間経ってしまった今、瑠璃が五体満足で帰れるかは難しいと言う。その後は自主的に犬次郎がモヒを締め上げたりするが特に情報は得られない。
そして、ここに来てついにボナンザが瑪瑙に瑠璃のことを問い詰める。
刃字忌がウッカリしゃべったり、茜・珊瑚もしっかり盗み聞きをして家族会議へ。助けに行くと息巻く珊瑚、昔に戻り気味の刃字忌、そこにツッコミをいれ瑠璃が乗り移ったように刃字忌を振り回す茜、そして「姉さんがいないとお盆のお墓参りに行けない」とつぶやく瑪瑙…。

数日後深夜、セラフィム小坂支部。
Dr.某(なにがし)は兄の過去の資料を見ながら、瑠璃を助けるための手がかりはないかと考えていた。そして、資料のある一文に目が行き、あまり考えたくない、しかしそうであれば大きな手がかりを残しているであろう兄の行動へと考えが至る。
複雑な気持ちで調査を始める某。そして…

Dr.某「ああ、兄さん。何てことを…」

次の日、瑪瑙を除くメンバーがセラフィムに集められる。
某(なにがし)は瑠璃に以前8000円分血を吸われた時のようにやつれており、白石は顔面蒼白、ジョーさんも顔が強張っている。何があったのかと聞くメンバーにジョーさんはやっとのことで一枚のROMを取り出しながら一言、「スナッフビデオ(殺人ビデオ)というものを聞いたものがあるか?」と言う。日森や唯など数人が顔をしかめる。
そのROMの中には、瑠璃が無機質な部屋の中で何度も瀕死の重傷を負い続ける映像が入っているようである。
某曰く、瑠璃が全く変身しないところを見ると、おそらく共生生物の力を阻害する薬品を投与されて、宿主の危機的な状況における共生生物の反応を観察する実験ではないかと思われると言う。
某(それがし)はかつても、そのパトロンの中でもそういった趣味を持つ人物に対して、非道な実験の映像を提供していたことがあったらしい。ナニガシはその線から情報を洗い、何とかこの映像を非合法的に手に入れたようである。

怒りに震える一同。しかし、手がかりは見つかった。直感で捜索中だった瑪瑙を呼び戻しビデオのことは伝えずに、一同調査を開始する。
日森、唯が、また今回は他PCの助けを借りることが一回ずつ許されたため、楓茶がそれぞれのコネを活用してこの映像を受け取っているであろう人物を洗い出した後で、その各人の情報を詳細に調査していく。
さらに、瓜ヶ崎による現在瑠璃がもうすでにROPにいないかもしれないという報告を受けたことから、疑わしい一人の男が浮上する。
その男は雛御堂醍輝(ひなみどう だいき)。
東都方面を拠点に悪魔憑きの絡んだいろいろと黒い商売をしている人物で、本人もかなり高レベルの悪魔憑き。外見はそれなりに若い感じ。
気に入った女性を人身売買や誘拐によって手に入れ、【記憶操作】【精神支配】【凝視・催眠】【催眠魅了】を活用し、彼が人形と称する、彼の言うことを逆らわずに聞く人間を作り出すのが趣味であるらしい。
そして、彼は現在東都にいないとのことである。
その情報を聞いて、嫌な予感のする一同。

その頃、瑪瑙、刃字忌不在の文楽座家。
夕飯の買い物に出かけようとした茜は玄関先で見慣れた金髪の女性と見知らぬ男に鉢合わせする。その女性の姿はいつものように黒いドレスを着ていないし、髪もしっかりと梳かれているし、目つきもいつもと比べると落ち着きがないが、あのような金髪の日本人など限られるので瑠璃としか思えない。
(ここで、GMが瑠璃の失踪前後の絵を提示。全員からありえないコール)
茜が声をかけ、瑠璃は反応を示し目に光を取り戻すが、雛御堂が【催眠魅了】を使用。瑠璃は「自分は雛御堂様の人形です。」と言って沈黙する。
雛御堂「少しお邪魔するよお嬢さん。」
雛御堂は【記憶操作】を使い茜を気絶させ瑠璃と共に家に入っていく。
感知能力の強いボナンザはこれをいち早く察知、その軟体を活かして隠れる。珊瑚は瑠璃の尋常でない様子に「瑠璃に何をした!!」と挑みかかるが、雛御堂の【幻覚槍雨】に一蹴される。そして、雛御堂は瑠璃に珊瑚を始末するように命令する。瑠璃は言われるがままに珊瑚に近付き…、周囲に鮮血が飛び散る。目を覚ましその光景を見た茜はセラフィムへ伝えるため全力で逃げ出す。
そのときの瑠璃の顔は苦痛に歪んでいたという。

茜とボナンザからその話を聞いたセラフィムメンバーは、怒りを抑えつつ調査を雛御堂に関して更に調べることにする。犬次郎はその鼻を活かして(クリティカルで)匂いを追跡する。
日森も麗美に連絡し、裏社会の情報から雛御堂の居場所を調べてもらう(実際調べるのは十五夜だが)
そしてついに小坂にある雛御堂の別荘を突き止める。すぐに突入しようとする瑪瑙を犬次郎と刃字忌が抑え、全員が合流したところで一応裏口から突入する。

まず、【熱源察知】で瑠璃と雛御堂を探す日森。地下に幾人かの一般人の反応はあるが、瑠璃の反応はなく、本当にいないか、能力を受け付けない場所にいるのだろうと判断する。
こっそり入ったはいいが、中は監視カメラだらけ。そもそも瑠璃を奪還に来ているのだから隠れていく意味は余りないと判断(侵入時に外の警備を無効化したりしているし)、一気に突っ走ることに。
扉を開け玄関ホールに出ると、二人の使用人の女性が。「侵入者は排除しろと命令されています。」と、戦闘開始。
…が、一発も当てることができずに撃沈。【危険感知】の強さにGMが泣いた。
魔種吸引してから尋問をするPCたち。今回は普通に尋問です。
彼女たちの様子は常に何かに怯えているようで、雛御堂について聞いても、怯えながらも「答えることはできません…。」の一点張り。
質問を変えて、瑠璃のことを聞いてみると、瑠璃は地下室にいるとのこと。少し迷いながらも、地下に行くことにする一同。
PCたちを見送って使用人は「ごめんなさい…」とつぶやく。

地下室は長い通路になっており、その両側には何房も牢が続いている。そして、突き当りには大きな扉が…。
牢の中の目を覆いたくなるような光景に戦慄、激怒する一同を尻目に、扉のほうに近付いていく瑪瑙。その途中、前方から彼女を止める聞きなれた声が。
???「そこで止まって。それと、そのまま皆と相談しているようにして。」
その声はアリス人形の声であった。瑠璃がしゃべっているのかと思う一同だったが、アリス曰く、今の自分は一つの人格を有しているという。(【人形強化】による【自我】の取得)
瑠璃の居場所を聞く一同に、わからないけどここにはいない。自分は罠としてここに置かれたと答える。次に瑠璃は何をされたかと聞く一同に、少し困った感じでこの先の部屋に行けばわかると答えるアリス。そして、雛御堂が気づいてしまう前に自分を破壊して欲しいと言い、瑪瑙がそれに応え棒手裏剣でアリスを破壊する。
アリス「瑠璃の意識が深くに沈んでしまっているから、もう私は出て来れないかもしれないけど、…お願い瑠璃を助けてあげて!!」

アリスに言われたとおり、扉の向こうに入る一同。中には拘束台や、他にもあまり良い趣味ではないものがゴロゴロと…。
中を探索してみると唯が『人形作成記録~瑠璃~』と書かれたものを発見する。それをひったくって読み始める瑪瑙。

以下内容抜粋

某から面白い素体を頂いた。年齢24歳。日本人だが美しい金髪である。名前は文楽座瑠璃というようである。苗字はこの先人形となるのに不要であるが、瑠璃という名前は気に入った。私も瑠璃と呼ぶことにする。某の言うとおり、薬が効いている間は記憶操作や精神支配などによって現在の記憶をごまかすことができるが、切れてからは徐々に共生生物の力で元に戻ってしまうようである。
しかし、某は人の心というものをわかっていない。こういうときは、改竄したい記憶が元に戻される前に、より強力な記憶、例えば苦痛や嫌悪などの記憶を何重にも重ねていけばよいのだ。人の心は、偽りの記憶でもしばらくの間留まってしまったものは真実であると認識してしまう。これはかつて同じような手法を使った人形に【特殊能力解除】をかけてみてもそのままであったことから実証されている。

さすがは高レベルの悪魔憑きであるというべきか…、改竄し抹消しようとしている瑠璃と近しいものの記憶を消すことができない。驚嘆すべき精神力である。

未だに粘っているようである。疲労は見えているのだが…。

反抗的な者を堕とすのが私の好みだが、ここまで抵抗されると…

つい手が出てしまった、これは逆効果である。IADも残りが少ない。

私のプライドに賭けて、このじゃじゃ馬を慣らさなければならない。何か手はないか…。そういえば、瑠璃はよく「家族の下に戻る」と呟いている。家族に対しての責任感・依存度が強いようだ。

良い方法を思いついた。ならばその「家族」という瑠璃を支えているものを、瑠璃の手で壊せてみようじゃないか。幸い、IADの効いた身体でも限定的な能力の使用はできるようだ。あの薬が効いている間は操ることはできる早速実行に移してみよう。

実に楽しい一日だった。
自らの行いを写真で見せたときの瑠璃の表情は、今まで見た中で最高のものであった。
現在、瑠璃は隣で意気消沈といった様子だ。今なら簡単に堕とすことができるだろう。

文楽座瑠璃だった瑠璃の記憶を消すことができた。
あとは、服従させるために私に対して反抗をする気が起きなくなるような記憶を植えつけるだけである。
以下、その内容。
まあ、残虐、極悪、成人指定な内容だと思ってください。

人形が完成した。素体がなかなかの曲者であったが、今までで一番のできのものになるだろう。
そういえば、某から瑠璃を奪還に来るものがいるかもしれないらしい。
そのものたちが、私の瑠璃やこの記録を見たときの反応が楽しみだ。さぞ、いい顔をしてくれるだろう。


怒りを露にする日森・留衣に、普段の無感情な様子が少し崩れる唯、「こいつ殺しっちゃっていいよね?」と息巻く刃字忌に、黙したまま怒りを燃やす瑪瑙・犬次郎。
一回に戻ると柱に「大広間で待っているよ」と貼紙が。

大広間に入ると、長いテーブルの向こうに座る雛御堂と、彼に抱えられている瑠璃。そして、両脇には先ほどとは違う使用人、そして、部屋の両側の棚には所狭しといろいろな、大きいものから小さいものまでそれはもういろいろな種類の人形が…。

一触即発の空気の中瑠璃に着替えに行くように、命ずる雛御堂。言われるがままに応じる瑠璃に声をかける瑪瑙。
瑪瑙「姉さん。家の当番何回さぼってるの。次、さぼったら怒るよ~。」
一瞬、我を取り戻しそうになる瑠璃だが、雛御堂の静止に元に戻ってしまう。
瑠璃は純白のドレスを着て戻ってくる。
雛御堂「どうだい?彼女は白が似合うと思うんだが?」…もちろん全員全否定。

相手方は身代わり能力を持つブレイブシールドを装備したモリオンが二人に、同じくイージスを装備し、薬を打たれ暴走した瑠璃、そしてウォーコイト/ショーテルの雛御堂。
【麻痺咆哮】によって先手を取り【幻覚槍雨】を放つ雛御堂。が、これは何とか【氷結要塞】で防ぐ。

日森「瑠璃さん早く戻ってきてください。茜さんにボナンザさん、珊瑚さんに、…そうジョーさん、白石さん、某さんも心配してるんですよ。」

強力な【磁力壁】を使われながらも地道にダメージを貯め、護衛のモリオンを撃破していく。

刃字忌「茜が何だか怖くなってきてるから早く戻って来てよ、瑠璃。」

が、途中衝動の副作用でいろいろと大惨事に。日森が瑪瑙に殴りかかる。

アリス「ちょっ。日森ちゃん何やってるの、も~。」

横から飛び出してきたアリスが【女神の盾】を使用。瑪瑙の身代わりに。

留衣「こんな馬鹿みたいな日常に戻って来たいでしょ。それで帰ってきたら皆に迷惑かけたって謝ってくださいね。」

護衛を片方撃破。ここで唯が【刹那の一閃】を使用。雛御堂を庇ったもう一体も撃破。

「あなたには帰りを待つ家族がいるんでしょ!!なら早く帰りなさい!!私にはもういないんだから…」

何度も心を揺り動かされる瑠璃。(データ的には雛御堂の達成値に対し精神で判定)

犬次郎「瑠璃戻って来い。それとも初めて会ったときのように秘孔を突いてほしいのか?」

瑠璃は謝りながらも、【全力攻撃】を乗せた範囲吸血を放つ。仲間の血で真っ赤に染まるドレス。

瑪瑙「姉さんが帰ってきてくれないと、…父さん母さんのお墓参りに行けないよ…。」

三度目の判定で、ついに【記憶操作】【精神支配】【凝視・催眠】に打ち勝ち正気を取り戻す瑠璃。
自らの身代わりになるもののいなくなった雛御堂を襲う最終能力の嵐。そして刃字忌の渾身の一撃が【磁力壁】を貫き(ファンブル)勝利!!

セラフィムに戻った一同。瑠璃は最初はまだ瑪瑙のことしか思い出せていないようであったが、それぞれの顔を見るうちにしっかりと思い出していっているようである。
…が、さらに思い出そうとする瑠璃は突然頭を抱え、悶え始める。どうやら無理に思い出そうとしたせいで、雛御堂に植えつけられた負の記憶が次々に思い出されてしまったようである。とりあえず、しばらくは徐々に植えつけられた負の記憶を【特殊能力解除】で消していく、リハビリが必要なようである。

ひとまず症状が落ち着いた瑠璃は改めて礼を言う、「ありがとう。」と…



定例会その2   急須屋

2007年08月26日 01時47分12秒 | 定例会・公式行事報告
ここのところご無沙汰だった定例会の報告を行います。
ひとまず起きたのは7時ごろ。 それでは少し早いかともう一眠り。 そしたらなんとすでに9時。 ウワァーオ!!
急いで向かい、9時40分ごろに到着。 そして自分を待っていたのは・・・朱雀君ただ一人。
まあとりあえず何かするかとゲームを広げているとOBさん?(すいません名前わかりません)登場。
そして始めは三人でトランスアメリカを始めることに。 ひとまず一回目に朱雀君が一撃で即飛んだりしたりしてるとそのうちに草之さんも登場して四人でAGE OF EMPIRE とかいうゲームを開始。
このゲームは簡単に言うと侵略ゲームで、新大陸とかを侵略して物資を強奪していこうとか言うゲームです。
何しろ初めてのゲームなので最初は闇雲にやっていくものの、そのうちやり方がわかってきて各自仕事分担がされていく。
兵隊やキャプテンを率いていく朱雀君と自分。 そしてその開拓地を圧倒的な量でのっとっていく草之酸とOBさん。 あれ?何か分が悪くない?
そんなこんなで終わってみればOBさんが貫禄の勝利。 このゲームはそれほど複雑でもなく慣れればわかりやすくてとのしかったです。
そして途中からやってきたゴンタ君、ミドリ君、wepa君らと久しぶりにククをすることに。 しかも今回はルールを変えたインディアンクク。 これはカードを頭の上につけて行うもので、自分のカードだけがわからない状態で行うものです。 とりあえずみんな自分のカードがククであることを願ってとにかくククを連呼。 しかし本当にククカードを持っている時に限って何も言わず。 やっぱ変則ルールは難しいね。

といった感じだった定例会でしたが、また来週も会館祭りがあります。 とりあえずみんな来週もがんばるぞー!! 俺達の戦いはこれからだ!!

8月定例会(2)を以下の日程で行います

2007年08月25日 23時35分25秒 | 定例会・公式行事連絡
8月定例会(2)を以下の日程で開催いたします。
日時:8/26(日) 9:00~17:00
場所:神戸市青少年会館
 

http://www.kobe-youthnet.jp/youthhal/
会館祭でのボードゲームの説明の練習にもなるので、現役の、特に新入生の方はできるだけ参加してください。

(神戸ボードゲームの会で登録しています)

戦場はいつでもトラップまみれ(笑) By朱雀

2007年08月23日 23時08分21秒 | TRPG会の連絡・報告
「今日はみなさんに、ちょっと*し合いをしてもらいま~す」

……てなわけで、報告が非常に遅れてしまいましたが、第3回夏のTRPG会の報告でございます。
今回はガンドッグのルールを用いて、総勢9人のプレイヤーによる凄絶なバトルロワイアルを行いました。
実は追加サプリにガンドッグ・デスゲームという名称のバトルロワイアル方式シナリオが存在するのですが、
どうせならもっと原作みたくやりたいよね?
ってことで、MAPも作成し直し、キャラクターも一から作ってのスタートです。

で、当然原作に忠実に、ということで、本家のルールにもあるように、初期装備は完全ランダムにダイスロールで決定。
たまに戦闘では到底使えないネタが混じっているのはご愛嬌。
あ、もちろん首には例によって高性能爆薬が仕掛けられており、侵入禁止区域に入ったり、一定時間誰もリタイアしなかったりすると爆死でございます。
各人にMAPは配られるものの、GMとのメモのやり取りによって行動を宣言してゆくシステムのため、互いの位置把握は極めて困難。
他人を発見したら即発砲するもよし、同盟を結んで行動を共にするもよし、仲間を裏切って奇襲をかけるもよし。
最後に生き残るのは誰だ!?

ガンドッグ・バトルロワイアル参加者

胸肩 仁(32・♂):コマンダー/スカウト PL:ゴンタ
仕官上がりの元医者。筋骨隆々のすばらしい肉体が自慢。
銃射撃・白兵戦・交渉術にバランスよく長け、オールラウンドに活躍することができる。
ちなみに魅力10
初期獲得武器はH&K USPとクロスボウ。

アグル(33・♂):スナイパー/スカウト PL:安綱
「人は二つの足を大地につけていなければならない」を信条とし、靴を履いて動き回る者たちに敵意の眼差しを向ける南米人。
獲物を狩るには待ち伏せが一番とばかりに、1箇所に留まりひたすらターゲットを待ち続けた。
銃を所持していなかったため<狙撃>こそできなかったが、ある意味立派なスナイパー。
初期獲得武器はM34白燐焼夷手榴弾とM18発煙手榴弾。

野々村 優(31・♀):アサルト/コマンダー PL:mono
長らく警察官をやっていたからか、やたらと生命力の強い31歳。
集落を探索中にアグルと遭遇し、一時的に険悪な雰囲気になるも、その場は穏便に事を済ませた模様。
単独で戦場内をうろつき回るも、(PL本人の)不幸体質ゆえか、事前に設置されていた爆薬トラップ区域に足を踏み入れる。
初期獲得武器はH&K Mk.23 SOCOMピストルと暗視スコープ。

リステル・7・ミスティーク(15・♀):スカウト/メディック PL:GHETTA
今回最年少の少女。
経歴の浅さを仲間を集めることによる組織行動でカバーする。
能力的に他人に劣るため、仲間から譲り受けた爆薬にてそこら中にトラップを配置することに専念。
これが後半、戦局に大きく影響を与えることとなる。
初期獲得武器はH&K XM-8カービンと発射式スタンガン。

サンジャヤ・ベーラッティプッタ(16・♀):コマンダー/メディック PL:k
正義感の強いインド人の少女。
周囲への警戒に最大限気を配っており、行く先の安全を確認してからでないと行動しない慎重派。
後方支援型であることも然ることながら、人間関係的に仲間に恵まれなかったことが最大の不幸か。
初期獲得武器は閃光手榴弾と双眼鏡LEVEL1。

テツコ・オステオ(26・♂):オペレーター/スナイパー PL:むっく
合宿か何かだと思い込んだままゲームに参加した青年。
マイペースに動き回り、散策し飽きたところで無人の民家で爆酔していた。
まあ、配られたバッグから出てきた武器が『アレ』では緊張感も沸かなかったろうが。
初期獲得武器は水鉄砲ハリセン
ちなみに、GMは一切細工してません。

常盤 正紀(18・♂):コマンダー/メディック PL:東京
元テロリスト。
集落での探索行動に時間の大部分を費やし、バイクなどを手に入れる。
その場その場にあるもので状況を打破してゆく作戦か。
侵入禁止指定された区域を制限時間が来る前に突っ切って移動するなど、随一の行動力を見せる。
初期獲得武器はグラーチ(MP443)とロープ。

ムスファ・ピューター(27・♂):コマンダー/アサルト PL:急須屋
元軍人仕官にして特殊部隊上がりの大佐。
「ふはははは!私は王になる男だよ!」
仲間を次々と集め、そのリーダー格として君臨。
さらに戦闘ではライフルの腕前を存分に活かすなど、カリスマ的な威光を発揮する急先鋒。
その独断ぶりに憤慨した仲間の少女から『バルス』をくらうも、平気で立っていた。
初期獲得武器は爆薬セットとM67破片手榴弾。

ゲルト・ブルックナー(24・♂):スナイパー/メディック PL:00doll
言動が何かと挑発的な青年。
仲間を作る際にも自分の情報は極力隠すなど、比較的利己的に立ち回る。
極めて理にかなってはいるのだが。
途中爆薬トラップで危うく命を落としかけるも、持ち前の医療技術を発揮して窮地から立ち直るなど、持ち前の強力な武器も相まって、今回屈指の実力派。
初期獲得武器はAK47SアサルトライフルとM60 GPMG。



……しっかし、確率10分の1なのに、みんな爆発物引き過ぎ(笑)




試合経過

ゲーム序盤から数名の参加者が接近遭遇。
しかし、まだ序盤ということもあってか、互いにそれほど険悪な雰囲気にはならず、比較的穏健な方向での会話が進む。
この時点で胸肩とゲルト、ムスファとリステルがチームを組む。
配布されたバッグの中に水鉄砲が入っていたテツコは、とりあえず近くにある川で給水しつつ、投擲用の石をゲット。
アグルと野々村は集落で出会うも、互いの意見が合わず別行動をすることに。
その割には50m距離を離して同じ方向に進んでいるのはどうなのか。
ちなみにムスファとリステルはここで互いの武器を交換。
ムスファから爆薬セットを受け取ったリステルは、そこかしこで爆薬トラップを仕掛けて回る。
かわりにムスファはH&K XM-8カービンをゲット。
……その交換はおかしくないか?

プレイヤーの何人かは集落での探索行動に時間を費やす。
特に常盤は探索行動に従事し、結果としてバイクや工具セットなど、武器ではないものの使い方さえ誤らなければゲームを有利に進められるアイテムを複数ゲット。
あと、クリティカルでハリセンもゲット。
東:「いるかあああぁぁぁぁぁ!!」
さっそくノリツッコミに使われました。

NPCのプレイヤーが全滅し、いよいよ残りは9人に。
ここから否応なしにプレイヤー間での戦闘を余儀なくされることになる。
が、さすがにそう簡単にはPVPは始まらず、それどころかムスファのチームにサンジャヤが合流する展開。
まともな武器のないテツコにいたっては、人気のない民家で仮眠を取り始める始末。
こりゃ、このまま全員時間切れで共倒れか?

……とか思っていると、仮眠を終えたテツコがムスファのチームと遭遇。
今回も話し合いから入るのかと思いきや、時間的に限界が迫っていたことと、これ以上チームメンバーを増やしても逆に誰かが足手まといになる恐れがあるとの理由からムスファ、問答無用でテツコを銃撃。
あんた……鬼や。
テツコ、事態をイマイチ理解しきれないまま、ハリセンでムスファを叩くも、そんなもので対抗できるはずもなく、リタイア。

ほぼ同刻、戦況を計りかねていた胸肩は、このまま時間切れになるよりは自分の相方を犠牲にする方がマシと判断し、密かに離反のチャンスを待つ。
そして訪れる、絶好のチャンス!
ゲルトが先行して薄暗い森の中に足を踏み入れた瞬間、胸肩はゲルトに飛び掛る。
――次の瞬間、
――――――――ドン!!
リステルが仕掛けていた爆薬トラップが発動し、胸肩・ゲルトともに重傷に。
お陰で襲撃をかけることもままならず、ゲルトに離反しようとしていたことを気づかれる。
が、ここでの戦闘は双方共倒れになる可能性が高いと踏んだゲルト。
<ファーストエイド>で互いの傷の治療を行い、再度チームを組むことを提案する。
胸肩がこの提案に異議を唱えるはずもなく、両名再び合流。

テツコ攻略後、北へと進路を変更するムスファ一行。
しかし正義感に厚いサンジャヤは、先ほどのムスファの行動を容認しかねていた。
そして、少女はムスファのチームを離反する決意を密かに固める。
意気揚々と進むムスファ大佐。その背後から――
「バルス!!」(一同爆笑)
という掛け声とともにサンジャヤ、閃光手榴弾を投擲。
危うく朦朧しかけるも、ムスファ難なく立ち直り反撃。
元より戦闘能力の低いサンジャヤ、どうすることもできず、リタイア。
k:「ムスファ補正で閃光手榴弾で死亡しませんかね?」
無理です。

北部の森の中でM67破片手榴弾を発見したアグル。
しばらく換装するか思案した後、それらを堂々と見つけやすい位置に放置したまま、付近に隠れて罠を張ることに。

ゲーム中盤。
予期せぬ爆薬トラップで結束を深めたはずの胸肩チームでは、今度はゲルトが胸肩を裏切り攻撃を仕掛ける。
が、胸肩もこの攻撃を予期していたのか、逆に先手を取ってゲルトの銃にとって苦手な至近距離にまで間合いを詰める。
先手が取れなければ最初から勝ち目などないと踏んでいたゲルト、胸肩の勧告にあっさり降伏し、両者三たびチームを組む。
なんだかすごい光景だ。

侵入禁止区域が増加し、動き回れる実空間が狭まるにつれて、加速度的に互いの遭遇率は当然アップ。
そして遭遇を避けるための行動が死を招く確率も。

立て続けに鳴り響く銃声から逃れるためか、野々村、進路を一路西に変更。
日が暮れるのに合わせて森の中へと逃げ込む。
しかしそこには――
――――――――ドン!!
リステルが昼間のうちに仕掛けていた爆薬トラップに見事に引っかかってしまう野々村。
さらに爆風で[出血]を負ってしまい、野々村瀕死。
ちなみにその隣のエリアには胸肩チームが。
2人が発見した時には既に虫の息だった野々村。
気力(という名のダイス目)だけで持ちこたえていたものの、やがて力尽き脱落。

一方、北側の森に足を踏み入れた常磐。
例によって周囲の散策を始めると、ほどなくM67破片手榴弾が落ちているのを発見。
それは――そう、アグルの仕掛けたトラップ!
すかさず手にしていた白燐焼夷手榴弾で常磐に奇襲攻撃をかけるアグル。
常磐、命からがらその場を逃げ出すも、近くを流れる川まで来たところで追い討ちをかけるようにリステルの仕掛けた爆薬トラップが発動。
不意をつかれた常磐、ここで再起不能に。
すぐ近くにいたムスファチーム、常磐の所持していた武器を回収し、さらに爆薬トラップを仕掛け直した上で西へ。

残るプレイヤーは5人。
胸肩、アグル、リステル、ムスファ、そしてゲルト。

はじめに動いたのはアグル。
次の侵入禁止区域に現在の潜伏場所が指定されたため、やむなく動かざるをえなくなっての行動だった。
しかし移動した先は不幸にもムスファたちの待ち受けるエリア。
暗闇の中では白燐焼夷手榴弾も狙いが定まらず、ムスファの銃弾の前になす術なし。
アグル、よりによって最も地に足がついていない男の手によってリタイア

すぐ近くで銃声を耳にした胸肩チーム。
音のした方向へ慎重に近づき、奇襲を狙う。
既に日はとっぷりと暮れ、視界の悪さは折り紙付き。
最終的には白兵戦に持ち込むのが一番と考えた胸肩、銃を使わず徒手空拳でムスファに飛びかかり、さらにそれをゲルトが援護する。

不意を討たれたムスファ、リステルとともに応戦するも、二人からの集中攻撃を受け、ついに倒れる。
2対1という絶対的不利状況に追い込まれたリステルは一目散にその場を逃走。
運動能力の高さを活かして一路東に向かう。
当然それを逃すまいと後を追う胸肩チーム。

逃げるリステル。
追う胸肩とゲルト。
必死で逃げる相手を追うには、追う側もやはり必死にならなければならない。
それこそが、最大のトラップだということに胸肩が気づいたのは、『そこ』に足を踏み入れた瞬間だった。
――――――――ドン!!
常磐リタイア後にリステルが仕掛けた最後の爆薬トラップ――それが、発動した。

爆風に巻き込まれ、まず胸肩が戦闘不能に。
ついでゲルトも虫の息となるが、暗闇故にトラップの位置を見誤ったか、リステル自身も爆風によって[出血]を負い、最後はぎりぎりの持久戦に。
そして勝ち残ったのは――――――


『優勝者、リステル・7・ミスティーク。ただし、優勝決定直後に失血死。』


……うん。
ひどい結末だ。
やっぱり爆発物のレアリティとトラップ作成の難易度はもう少し上げた方がよかったかなぁ。

や、まあ、なんにせよ、最後まで生き残ったリステル、おめでとう。
ゲーム的には立派に優勝者ですよ。ええ。


あ、ちなみに、今回はデモリッション(爆発物のスペシャリスト)がいなかったので誰も判定できませんでしたが、首の爆弾も判定結果次第では解除できました。
一応、みんなが一致団結して大会本部に乗り込んできた時のために、ボスデータも用意してはありましたが、いやはや。

今度は私自身プレイヤーとして参加したいものですが、こんな悪趣味なゲームは皆さんもうコリゴリですかそうですか。

07年 夏季TRPG会 第3回参加募集

2007年08月22日 09時32分20秒 | TRPG会の連絡・報告
夏のTRPG会第3回の参加募集を行います。

日時:8月22日 9:00~
場所:三宮 青少年会館 視聴覚室 

基本的にTRPG会では、デモンパ以外のシステムをやる予定です。
締め切りは1週間前の8月15日までとします。
上回生が持ち回りでいろいろなシステムを使ってGMをする予定なので、新入生の方もこの機会にいろいろなゲームに触れてみてはいかがでしょうか。

参加希望者はPL、GMのどちらでの参加を希望するか、GM希望の場合は何のシステムで行うかをコメントの方にお願いします。

久しぶりですよ byゴンタ

2007年08月19日 01時58分37秒 | TRPG関連
夏休みに入りましたがデモンパの火は消えません。
というわけで久々にデモンパ、久々に小坂シリーズです。なんと第5クール突入です。

第53話「小坂の現人神」

ご存知小坂の現人神日森と、小坂の現人最高神千呪印のお話です。
時期的には第52話の後、十日後ぐらいの話です。

今回のPCたち

日森篤(クレイモア・バルディッシュ/朱雀)
小坂の新興宗教「シヴァの園」のご本尊。いろいろと千呪印(GM)にずるい質問をされて大変でした。

朱泉牡丹(ブリガンダイン/GHETTA)
日森の同級生。今回は生活のため喫茶店でバイト中です。

フランシス・ウェスト(ヴォージェ/東京)
フリーのジャーナリスト。今回は何と言うか、…運がなかったですね。

楓茶霖(モリオン・ヴァンブレイス/安綱)
紳士かつマジシャン。日林の吐き出す情報の統合は骨が折れますな。

日林進(ファランクス・ウォーコイト/急須屋)
NMRのリーダー。その頭脳によってどのような機密も持ち出すが、その解釈に問題ありです。

小坂神祭橋、シヴァの園。そのご本尊である日森篤は父親、日森陽一の様子がおかしいことが気になっていた。普段出歩いたりしない時間に出歩いたり、電話をすることが多かったりするのである。
思い切ってそのことを問い詰める日森に、のらりくらりとはぐらかす陽一。しかし、嘘の下手な陽一は日森をごまかしきれず、無理やり話を切って今日も出て行くのであった。

その数時間後、セラフィム小坂支部に集められる一同。
ROPに拉致されたと思われる瑠璃に関しては今のところ全く情報がつかめないようである。その話を聞いた日林は【知識:予言】で判定。けっこうな目を出し、GMから「このままだと戻って来れなくなるかもね」とかいう不吉な言葉を聞くが、それをどう解釈したか、衛星軌道上に…うんたらかんたらと妄言を吐いたりする。
まあ、そんな彼をスルーしながら話を続けるジョーさん。このままでは埒が開かないので、潜入員として外部から瓜ヶ崎譲治という男を雇う。彼は第23話にて死亡した潜入員、瓜ヶ崎聡の弟であるらしい。
そして、潜入調査の結果、瑠璃のことはわからなかったが、第23話と同じように千呪印関係の動きが少しおかしいようである。前回のようにそのまま調査をさせて、兄と同じ目に遭わしてはといわけで、この先の調査・対応をPCたちにお願いしたというわけである。その話を聞いて、それぞれ実際に調査に移るフランシス、楓茶、日林。そして、参加しなければと思いつつもバイトに行く朱泉に
家のことでいっぱいいっぱいの日森であった。

再び、ふらっと出て行った陽一を尾行する日森。陽一はある喫茶店へと入って行き、日森もその後からその店に入る。上手く死角になる位置にいる陽一を【遠視】で視ようかとする日森に話しかける少女。それはたまたまここでバイト中であった朱泉である。朱泉は言う。

「あ、あの。日森君のお父さんと一緒にいる人。えっと、あの小柴っていう人なんだけど…」

驚愕する日森。なんと父親と会っていたのは、あの千呪印の片腕小柴だったのである。その後も様子を観察していると、しばらくして小柴は会計を済ませて出て行き、陽一も少しして出て行く。
このとき、紳士である彼らは知り合いの苦学生である朱泉を労って、会計時にガムを買って渡している。まあ、小柴も仕事のとき以外はいい人なんじゃないですかね、たぶん。
あと、どっちかというと飴のほうが好きな朱泉のフォローは日森がしてました。…うむうむ、それでよい。

ところ変わって調査側。

日林の天才と何とやらは紙一重な知力を用いた情報技術でどんどん情報を引き出し、フランシス、楓茶が実地調査。で、行き詰ったらまた日林が出張って、【記憶操作】で解決。日林、【記憶操作】が手馴れたものです。
そんなこんなで、千呪印が第23話と同じように、催眠術によって他の団体から幸福の真理学会に人員を引っ張ってきていることを突き止め、次の標的を予測することに成功する。
そして、バイトで忙しい朱泉と家の問題で忙しい日森を除いた三人はその阻止に向かう。

相手はマッスルなポージングを取りながら【催眠能力】を発揮するカルトロップラヴァー(よく見るとレベルの関係で使えないはずでしたね。失敗失敗。)
そして、その愛人である超兄貴な感じのカルトロップグラップラー。ちなみに全員男です。
PCたちはげんなりしながらも戦闘開始。レベル的にそこそこ苦労するが、まあ倒せるレベルだったはずが、GMのクリティカル乱舞(特にアタッカーのフランシスに対して)によって恐ろしくカツカツの戦闘に…。即興で作ったキャラがかなりの存在感を発揮してしまいました。

一方、日森は陽一を問い詰め、小柴と何を話していたのかを聞き出す。
小柴は陽一にシヴァの園のい土地を高く買い取り、生活も保障するともち掛けていたのだった。これは現人神として生きざるをえない日森自身の為にしたことでもあるらしい。
ともかく次の日、日森は小柴の待ち合わせ場所に一緒に行くことに。小柴はそろそろ来る頃だと思ったと言い、千呪印との食事会に日森を誘う。日森はセラフィムにてジョーさんと相談し、中にはいざと言うときに逃げれる者が護衛としてつけていくことに。
中に入るのはジョーさんと、瑠璃の行方を千呪印に直接問いただしたい瑪瑙。
外では他のメンバーが待機という感じに。

そして、千呪印と対面。千呪印が直接出てくるのが1話以来だ~、とはしゃぐPLたち。…というか、ボス格がそんなに頻繁に出てきてどうするんだ(笑)

早速、「姉さんはどこですか?」と単刀直入に聞く瑪瑙。千呪印はそのその質問の意味が一瞬理解できなかったようだが「私は彼女の行方はわかりませんし、もし知っていても答える意味がないですね。」と返す。
で、しばらく食事をしてから日森へと千呪印からの問答が開始される。

この先も現人神を続けるのか?

昔は成り行きでやっていたところもあったが、今は自分の意思でやっており。この先も必要とされれば続けるつもりである。

日森の信者の悩みを聞いて、しかし問題の解決は自分自身の力でやらせるというやり方では、自分での解決のできない弱い人間には厳しすぎるのではないか?
その方法では全ての日森を頼ってくる人間は救えず、幸せにすることはできないのではないか?

これらに対し、真摯に受け止め、そういう方に対しては解決を見るまで根気よく付き合い続けるつもりであると答える。

逆に、日森は千呪印に自分自身の信者を利用していることをどう思っているのかと問う。

千呪印は、それは救いを与え、幸福を与えたことに対する正当な対価であり。何らかの行いに対して、その対価が発生するのは当然のことではないかと答える。
例えば、ボランティアのような善意の行いと呼ばれるものであっても、自己満足という対価が支払われているのであると。

そのような感じにいろいろと問答しあったところで日森が最後に、セラフィムとROPで敵同士であるが、それとは関係のない信者に手を出すのは止めて欲しいと提案する。
千呪印は、そのような指示は出した覚えはないし、これからも出すつもりはないが、もし部下が勝手にやっていたとしたら謝罪し、これからはそのようなことがないように善処すると、しれっと言ってくる。
そして、千呪印はもし困ったことがあれば連絡するといいと言って、裏に電話番号の書いた名刺を渡してくる(但し、相応の対価は要求されるようであるが)。
日森も電話番号を書いて渡し、小坂現人神会談は終了する。

日森たちが出て行った後。
千呪印「小柴。文楽座の姉が失踪したという話、…他から聞いていましたか?」
小柴「いえ、私も初耳です。」
(ため息をつきつつ)千呪印「五大四天王会議を開きますよ。現状を把握しましょう」
(手帳を見ながら)小柴「はい、わかりました。…ところで、千呪印様。今日の予定の欄にシヴァの園の襲撃があるのですが…」
笑って答えない千呪印。

日森たちが出てしばらくすると陽一から電話がかかってくる。信者の一部が突然止めると言い出して出て行こうとしているらしい。千呪印の差し金と思い憤慨する一同だがまずは事体の収拾をと、現場に向かう。
そこには、死神博士風の老人と他何名かが。口上もそこそこに変身する老人、イカデビル風味のトリブルス、「トリブルス・デス(Another type)」に!! ちなみに、Another typeなのはそのうち公式にトリブルス・デスとか出そうなんで(笑)

楓茶が知識判定で高い目を出したので相手の能力の一端が判明する。デスは能力はレベルの割りにたいしたことはないが、三つの【模倣能力】枠を持っており、さらに手下の二体のカルトロップに【能力継承】をしているため、下手に防御系能力を発揮すると、それを使われてジリ貧の闘いになることが予想されるのだった。
取り巻きの一人のブラジオン。フォールンの攻撃を防御系を使わずに凌がなければならないため非常に厳しい闘いに。
さらに、中盤のマッスルたちの戦いでPLの脳が疲弊していたため、致命的な作戦ミスが多発。GMの予想以上の厳しい闘いとなりました。

そんなわけで何とか撃退。エンディングでは陽一がダメ親父っぷりを発揮しつつもめでたしめでたしというわけで…。まあ、何だかんだで日森の将来は心配してるんだと思いますよ。うん。

PLの皆さん、くそ暑い気候の中お集まりいただきありがとうございました。
あと、東君。いじめみたいなダイス目出しまくってごめんね~。でも、まあしょうがないよね~。
さて、次こそは瑠璃奪還シナリオになるのかな?私がやるシナリオは。さらわれてから、けっこうな日にちが経ったのでいろいろ大変そうですねぇ。


ねこねこファンディスク4

当サークルはねこねこソフト様を応援しています。