神戸ボードゲームの会がLevel44で盛り上がっているころ、千葉では3人のサークル員(一人OBなのは気にしないでほしい)が戦っていた……
というわけで例によってマジック・ザ・ギャザリングの大会参加報告記事です!
今回のフォーマットはレガシー。マジックが生まれた1993年から2016年現在までに刷られた10000種類以上のカードが使用可能な構築フォーマットです(その分50枚以上の使用禁止カードがありますが……)。GP千葉は2015年のGP京都に続き二回目の国内レガシーグランプリです。グランプリについてはもうさんざん説明したしいいよね……。
今回はちょっと新しい試みがされたグランプリでもあります。無料のクロークサービス、スナック・飲料配布ブース(休憩中ずっと晴れる屋水とブラックサンダーを貪っていました)、充電コーナーの設置、無料スリープイン、休憩スペース(畳最高!)、魔剤の配布(一日一本限定と言いつつ後半は余りを配るので結局一日2,3本タダでもらってました)……
そして何より学生無料!!(個人的には割引の方が問題が少なくてGPの質低下が論議されることもなかったかとは思いますがそれはそれこれはこれ)
そんなわけで参加したのは以下の3人(敬称略)。
みのる
持ち込んだのはドレッジ。山札を高速で墓地に落としていくことで勝利をつかむデッキです。その気になれば1ターン目に殺すことも可能、2~3ターン目に勝利にたどり着けることもチャメシ・インシデント。マジックというゲームにおいてあまりにも特異な動きから「ドレッジ・ザ・ギャザリング」としばしば形容されるデッキです。
世の中には土地を一枚も使わず後手を取ってから手札枚数制限を利用したディスカードから動き始めるマナレスドレッジという更なる異形も存在しますが、みのるさんのデッキは土地を採用したタイプです。特筆すべきは朽ちゆくインプの不採用と龍王コラガンの採用でしょうか。また、高速コンボとして見られることも多いですがそれよりも粘り強く殴り続けることを主眼に置いて構築・プレイしているところも特徴かもしれません。
ぺこ
持ち込んだのは青白タッチ赤のミラクル。環境最強との呼び声も高いですが、使い手によって強さが激しく変わるデッキでもあります。対戦相手によっては一瞬のミスも許されず、考えるべきことの多さ、勝ち筋の細さと後半の盤石さゆえに引き分けを引き起こしやすいデッキです。今回も前回もGPトップ8入賞しているデッキということで、強さのほどが伺えます。どれくらい環境を把握して使い慣れているかがカギ。
特筆すべきことはサイドの青霊破でしょうか。赤いデッキが多いと踏んでの判断。
ヒミコ
持ち込んだのは前回に続きバーン。やることは簡単、クリーチャーと火力呪文で対戦相手を上手に焼くだけのシンプルなデッキです。コンボへの耐性はありませんが、遅いデッキや特殊地形を多用し並べるデッキにはかなり渡り合えるデッキでもあります。
特筆すべきはメインから2枚、サイドから更に2枚入った極上の炎技と3枚サイドに入った紅蓮光電の柱でしょうか。最近は紅蓮破や赤霊破といった青対策が積まれることも多いですが個人的に対応するより対応させる方が好きなので投入しませんでした。
以下からレポートです。
-1回戦 デッキ選択
木曜に晴れる屋でヒミコとぺこが練習。
二人とも微妙な戦績。
金曜ラストトライアル(勝つと2回不戦勝がもらえます)で環境把握と腕試し。
ヒミコはバーンで3勝するもぺこは戦績が振るわず。
二人にはデッキに選択肢があり、ヒミコにはバーンか赤青デルバー、ぺこにはバーンか奇跡かという選択肢。
環境は無色高速ビートダウンのエルドラージと重コントロールのミラクル2強、次点で赤黒リアニメイトやデルバーと踏んでいましたが、実際には白ウィニーの顔をしたロック系デッキデス&タックス(余談ですがデッキ名の意味は「逃れられないもの」です)とアドバンテージを稼ぎまくる中速デッキ青緑黒続唱(BUGカスケードとも)が想定より多く頭を悩ませることになりました。
ぺこは悩んだ末どんなデッキにも(理論上)対応可能な奇跡を、ヒミコは「自分のプレイングでは奇跡に勝てないし疲れないから」という言い訳をしてバーンを選択することに。先達の「今更デッキ選択するより使い込んだデッキと心中した方が良い」というアドバイスも後押ししてくれました。
金曜日の会場でサークル員のお使いをしたり個人的なお買い物をしたり会場で会った人とフリープレイをしてたら銭湯が閉まるぎりぎりになってダッシュで駆け込むことになったり、寝る前にメンタルマジックをしつつ就寝。
0回戦
0回戦というのは会場について実際に試合をするまでの間……つまるところ「遅刻」との戦いです。
会場へ向かう途中、急な腹痛で途中下車したぺこ。
電車が一本遅れた結果、会場最寄りへ集合時間3分前着になってしまう。会場と駅の間はそれなりにあり、開始までに間に合うかはかなり危うい状況に。
みのる・ヒミコ「堕ちたな……」
とりあえずデッキリストに記載してあるのにまだ買ってなかった議会の採決を買ってぺこくが座るべき座席で待ち構える。
集合予定時間、9時。
ぺこ、来ず。
しかし試合も始まらず。
なんとか試合開始アナウンスが入る直前にやってきて無事試合できましたとさ。
1回戦
みのる vs 黒単ポスト ××
黒単ポストは雲上の座を利用して大量のマナを生み出すデッキです。通常、ポストデッキは青緑で組むのが一般とされていますがお相手は黒単。
1ゲーム目
だらだら墓地肥やしながらゾンビトークンを沸かせて殴っていたところThe Tabernacle at Pendrell Vale(「名前の長い土地」で検索するとヒットします)で戦場が壊滅。そこにワームとぐろエンジンが着地して敗北。
2ゲーム目
トリプルマリガンから対戦相手がゲーム開始時に黒力線を出してきて墓地利用不可能につき投了。ドレッジの弱点が露骨に出た試合でした。
ぺこ vs Tin fins(グリセルストーム) ××
Tin finsはこの1回戦で浅原晃氏が使用していてご覧になられた方もいるかと思いますが、リアニメイトとストームコンボ両方を行えるデッキです。
1ゲーム目
対戦相手の2ターンキル。
2ゲーム目
相手思考囲い。ぺこはこれをカウンター。しかしピッチスペルのハンデスである暴露でForce of Willで追放するための青いカードを失い、陰謀団式療法でWill2枚を落とされたところで投了。
ヒミコ 不戦勝
去年と今年のPWP(大会成績の累積点)で不戦勝。
畳でニコ生見たりサークル員のお買い物したりしてました。
2回戦
みのる vs 黒単リアニメイト ○○
1ゲーム目
相手が沼を置いて終わりに対しみのるは陰謀団式療法(俗称セラピー)、指定は暗黒の儀式。相手は2枚手札を失います。手札に墓地に落としたいカード以外をさらに落とし続け勝ち。
2ゲーム目
マリガン1回。相手の墓地対策である虚無の呪文爆弾を自然の要求で割り、更にセラピーで手札破壊していく。相手が土地詰まりしている間に殴り勝ち。
これドレッジじゃなくてメガハンデスじゃないんですかね…。
ぺこ エルドラージ ○○
エルドラージ対ミラクルはエルドラージを相殺しづらい上にミラクルにとって重要な1マナの呪文を縛ってくる分ミラクル側としては若干ですが厳しい戦いになります。
1ゲーム目
相手のキープした手札が弱かったため捌いて勝ち。
2ゲーム目
特殊地形対策の血染めの月で無色が出ないようにしたうえで前日買ったサイドボードである灰からの再興で対戦相手の土地を0枚にして勝ち。
サイドが光る試合でした。
ヒミコ 青黒緑デルバー ×○○
デルバーこと秘密を掘り下げるものを主軸としたクロック・パーミッションデッキは様々なカラーリングがありますがお相手はBUGカラー。死儀礼のシャーマン、タルモゴイフ、突然の衰微、Hymn to Tourachといった強力なカードが使えますが、バーンとしてはデルバー系の中ではまだ御しやすい方。
1ゲーム目
緊張しすぎてドローし忘れでジャッジに巻き戻してもらいました。
焼尽の猛火のために残しておいたフェッチランドを切ったところ相手からもみ消し。BUGカラーにもみ消しを撃たれたことがなかったのでケアできず、そのまま土地1枚で戦い続けることになり敗北。
2ゲーム目
火力全ぶっぱで相手が耐えきれず焼死体に。
3ゲーム目
相手マリガン。覚えてないですがライフ6から相手が突然死してるのでおそらく発展の代価で6点ダメージを受けたのではないでしょうか。
相手がHymn to Tourachの代わりにもみ消しを積んだとのことで、手札破壊されずに済んで助かりました。
3回戦
みのる vs バーン ○××
普通はドレッジ圧倒的有利です。普通は。
1ゲーム目
イチョリッドでビートしてたら相手が死にました。みのる「ところでナルコメーバってカードが一向に山札から墓地にいかないんですけど」
2ゲーム目
対戦相手の墓地対策である大祖始の遺産を破壊した後セラピーで墓地対策を警戒し外科的摘出(俗称サージカル)を指定。しかし相手のハンドはまさかのフェアリーの忌み者。このミスが響き敗北。
3ゲーム目
ダブルマリガンするも手札に発掘用パーツがなく、更に相手が罠の橋を置いてきて殴れない状態に。回答を探している間に相手がみのるさんを焼き切りました。
ぺこ vs バーン ×○×
1ゲーム目
相手の速度についていけずこんがりされて敗北。
2ゲーム目
サイドの青霊破が活躍し勝利。
3ゲーム目
ぬるキープを咎められ敗北。
ヒミコ vs 赤青デルバー ○○
赤青デルバーは速度重視型と土地嵌め型があります。火力はこっちの方が多いので真の名の宿敵みたいなクリーチャーが出てこない限りこっちに分があると踏んでいますが……。
1ゲーム目
こちらがライフ3まで追い詰められましたが先に向こうを焼き切って勝ち。
2ゲーム目
紅蓮光電の柱と大歓楽の幻霊で対戦相手は呪文を唱えるたびダメージを受ける状態に。カウンターを引かれず、最後は火炎破で焼き切って勝ち。
それより横の人がドゥームズデイ使っててビビりました。
4回戦
みのる vsゾンビアグロ? ○○
詳細は不明ですが屍肉喰らいでクリーチャーをサクって育てつつ横のズーラポートの殺し屋でドレインするデッキらしいです。
お相手がショックランド込み14点スタートしたのでなんなく勝ち、みたいなノリだったそうです。
ぺこ vs ANT ○○
ANTはストームを利用したコンボデッキです。非常に強力ですが様々なカードを大量にプレイする関係上複雑な要素が多く、「レガシーで最も難しいデッキ」の一角かもしれません。
1ゲーム目
相手がハンデスで打消しがないことを確認してコンボを始めますが、師範の占い独楽で隠しておいた山札トップのWillを引いて打消し勝ち。
2ゲーム目
相手の冥府の教示者スタックライオンの瞳のダイアモンド(俗称LED)起動で落ちた炎の中の過去(略称PiF)をサージカルで抜いてコンボを妨害します。やむを得ずお相手のサーチはむかつき。大量に得たハンドで2ターン後改めてコンボを起動しますが狼狽の嵐で相手のストームをすべて打ち消して勝ち。
ヒミコ vs エルフ ××
エルフはチェインコンボ要素の強いデッキです。トップ8にもいましたね。正直苦手意識が強いですが、大歓楽の幻霊でダメージをどのくらい受けてくれるかとどのくらいクリーチャーを焼けるかにかかっています。
1ゲーム目
ゴブリンの先達で殴っただけで何もできず敗北。
2ゲーム目
土地1枚でキープするもその後土地を引かず手数不足で敗北。
5回戦
みのる vs BUGカスケード ××
1ゲーム目
入念な研究以外ドローとハンデス手段がない状態でキープしたところWillを切られて墓地を肥やせず敗北。
2ゲーム目
タルモゴイフとライフレースを展開。
ゴルガリの墓トロールと黄泉からの橋をサージカルされ、イチョリッドで追放するためのクリーチャーも墓地から尽きてライフ2まで追い詰めながらも削り切れず敗北。
ぺこ vs BUGカスケード ××
元々相性が良くないうえにぺこくんに対戦経験がないのでアド取られ放題でボコボコにされましたとさ。
ヒミコ vs エルフ ×○×
相手のニッサプレマで嫌な予感がしたんだ
1ゲーム目
大歓楽の幻霊のおかげでライフ4まで詰めるもぎりぎりコンボ成立されて敗北。
2ゲーム目
大歓楽の幻霊と紅蓮光電の柱でライフをガリガリしてもらったのち火炎破で焼き切り。
3ゲーム目
土地1枚であること以外文句なしのキープしたらまた土地来ずに死んだ。
6回戦
みのる vs 奇跡 ×○×
1ゲーム目
トリプルマリガンにつきGG
2ゲーム目
ダブルマリガンに対して独楽相殺スタートされたけどドレッジには関係ないのでした。
イチョリッドと秘蔵の縫合体で殴り切り。
3ゲーム目
トリプルマリガン。ハンドはゴルガリの墓トロール、LED2枚、土地。山札トップは入念な研究。
相手は平地を置いて終わりなので次のターン墓地対策を置かれる未来しか見えないのでぶっぱするも落ちが悪すぎて投了。
ここでみのるさんはドロップ。
みのる「6回戦でのべ20枚以上ナルコメーバ素引きしたら勝てませんわ」「ドレッジできる日ではなかった」
ぺこ vs デビル?ストンピィ ×○×
お相手の詳細は分かりませんが基本的にドラゴンストンピィとかゴブリンストンピィに連なる特殊地形と低マナ呪文否定戦略のロックデッキですね。
1ゲーム目
虚空の杯(俗称チャリス)X=1で置こうとする相手に対し呪文貫き。しかし猿人の指導霊を二枚追放されて着地させられてしまう。そのあと出て来た罪を誘うもので死亡
2ゲーム目
ぺこ「これが奇跡だ!って感じ」
3ゲーム目
ぺこ「全部一マナ呪文でキープしたらチャリス忘れててそのままX=1で置かれて負けたわw」
ヒミコ vs エルフ ○××
エルフこんないるとか聞いてねーよ!!
1ゲーム目
お相手がバーンに疎かったおかげで勝ち。
2ゲーム目
とりあえずの自然の秩序で持ってこられた孔蹄のビヒモスに踏み倒されて負け。
3ゲーム目
今度は大歓楽の幻霊と土地3枚!!勝ったな!!
からの緑の太陽の頂点からドライアドの東屋出してそのあとガイアの揺籃の地で加速っていう爆速なうえに大祖始と孔蹄のビヒモスどっちも自然の秩序で持ってこられて負け。
これでみのるとぺこは2日目進出ならず、ヒミコは3敗と崖っぷち。
バーン仲間の知り合いが買ってくれた牛めしをかき込んで栄養補充。
以下ヒミコの試合のみ載せます。
7回戦 vs オムニテル(スニークショーかも)
実物提示教育で全知を出してエムラクールを出す踏み倒しコンボデッキ。ぶっちゃけ相性は最悪に近いです。
1ゲーム目
綺麗に決められドロップを覚悟。
2ゲーム目
土地1枚でゴブリンの先達(俗称ガイド)と毎ターン火力でやけくそルート。
相手がずっと全知を引かず、実物提示教育でエムラクールを出してくるも併せて出したこちらの紅蓮光電の柱と待機中の裂け目の稲妻でどうやっても死ぬ状態を作ることに成功し辛うじて勝利。
3ゲーム目
対戦相手の思案が思わしくなかったり、連続で山札トップがエムラクールと相手の運に助けられて辛うじて削り切り。
8回戦 vs 感染 ○○
ぶっちゃけ御しやすい相手だと思ってます。感染持ちのクリーチャーを強化して毒殺される前に倒すのみ。
1ゲーム目も2ゲーム目も対戦相手のクリーチャーを根絶やしにして勝ちました。
9回戦 vs エルドラージ ○×○
ついに来ました環境の雄。速度勝負であり、妨害札しょうぶでもあります。
1ゲーム目
3点火力3枚発展の代価火炎破となんかとりあえず火力で勝ち。これがバーンだ
2ゲーム目
マリガン。アメジストのとげで罠の橋が出せないまま向こうが梅澤の十手だして殴ってきたうえ難題の予見者で罠の橋を見られかけたので能力解決前に投了。
3ゲーム目
ガイドスタート。相手は裏切り者の都からチャリスX=1。これを粉々で割ることに成功。都を生贄に捧げつつ難題の予見者をキャストされて橋を抜かれますが、その時見えた焼尽の猛火でガイドをブロックするのを躊躇いガイドのアタックを通していきます。2回目のダメ元アタックはブロックされるも焼尽の猛火で焼き、予見者の効果でドローしたのは粉々。相手の妨害用であるアメジストのとげとチャリス両方割ったうえで火力を通して勝ち。
辛うじて6-3!二日目進出です。
3人会場近くのラーメン屋ジャンクガレッジに入りましたが正直外れでした。好みに合わない二郎系インスパイア。
帰ってぺこくんがゲットしたモダマスパック剥いてたらタルモゴイフが出てきてみんなでキレてました。
9.5回戦
ぺこくんが慣れないミラクルを回し続けたせいでダウン。ぺこくんだけ残して家を空けるわけにもいかず、私一人で会場へ。
これがいけなかった。
西船橋での乗換で逆方向の列車に乗ってしまい30分のロス。
みのるさん「いろはさんかな?」
この30分が響き、集合時刻から6分遅れで到着。ゲームロスの裁定が下されました。
10回戦 vs BUGカスケード ×○×
上述に着き1ゲーム目は負けからスタート。
2ゲーム目
マリガンから速槍スタートで押し切りました。
3ゲーム目
土地1枚キープで失敗。正直バーンは土地1枚でキープできないなら使わない方が良いとまで思っているんですが、土地の枚数を増やすかキープ基準を変えるべきかもしれませんね。
ここで99%賞金圏外ですが、一応自己ベスト更新に向けて頑張ることに
11回戦 vs 感染 ○○
1ゲーム目
毒カウンター9個載せられるも辛うじて先に焼き切って勝ち。
2ゲーム目
大歓楽の幻霊と紅蓮光電の柱最高
12回戦 vs ANT ×○○
カバレージにも載ってましたが基本的に勝ち目はないです、基本的には。
1ゲーム目
綺麗に決められました。南無。
2ゲーム目
お相手がドローと妨害のハンデスをするも大歓楽の幻霊が間に合って向こうが勝ち目がないと判断して投了。ハンドがあふれる都合上止む無く出していたLEDをいつでも粉々で割れる状態になっていたのも大きかったです。
3ゲーム目
お相手はギタクシア派の調査スタート。そこからの動きは……なし!
こちらはゴブリンの先達スタート。めくれるのは……苦悶の触手。あまり引きたくないカードですね。
2ターン目に紅蓮光電の柱を設置したところ対戦相手は投了。
お話によると、あと土地か睡蓮の花びらが引ければ1キルできたはんどだったのでキープした、ギタ調とガイドで土地を引く目も大きかったとのことでした。
13回戦 vs 石鍛冶型ミラクル ○○
石鍛冶の神秘家搭載型のミラクルです。同系を意識したのでしょうか。
1ゲーム目
速槍から火力連打で3ターン目にはライフを3に縮めたためたまらず相手が独楽でドローするも投了。
2ゲーム目
最速で相殺が着地するも硫黄の渦2枚張られたうえに一回も相殺が成功せずこんがり焼き上がりました。
14回戦 vs エルドラージ ○○
1ゲーム目
ガイドスタート。そのまま高速で押し切って勝ち。
2ゲーム目
相手はチャリスX=1スタート。こちらは裂け目の稲妻を待機させてから粉々。こちらはクリーチャーを横に並べて相打ちを取りに行く構え。しかしここで殴打頭蓋が出てきます。細菌トークンは渋面の溶岩使いと稲妻を組み合わせてどうにか凌ぐも、X=3の果てしなきものに装備されて14点ゲインされ相手のライフが23に。
――ここで罠の橋が引けなかったら投了だな
と思いつつドローすると粉々。
バウンスされる前に殴打頭蓋を壊します。
相手は現実を砕くものをトップデッキ。砕くものだけでアタック。ガイド2枚速槍1枚でブロックして発展の代価キャスト。相手はダメージを嫌い不毛の大地で自分の裏切り者の都を割ります。
にらみ合いになり、こちらは渋面の溶岩使いで相手のライフを2点ずつ減らし、向こうは妨害用のアメジストのとげと土地を展開します。20点になり、20点が16点に、16点が14点に、14点が火力で11点に。11点が9点に。そして相手の特殊土地が8枚、トップデッキは発展の代価2枚目。
渋面の溶岩使い起動で相手のライフは-1点に!
横で見てた某大魔法のエルダーから「ようそこから勝つわw」と笑われました(というか赤青デルバーの教えを以前乞うたのに使ってないことを突っ込まれました)。
15回戦 vs 感染 ××
感染やしなーラクショーっすわーって油断してました。
1ゲーム目
土地1で詰まる。何度目だこれ
それでもどうにか盤面はきれいにしたつもりでしたが、手札にソーサリーしかなく墨蛾が止まらず負け。
2ゲーム目
貴族の教主を舐めてたら3体出されて打ち消し放題にされ負け。
ヒミコは15回戦で10勝5敗、ぺこくんとみのるさんは2勝止まりでした。
mznさんほどの成績ではないですが、自己ベスト更新と初めてのプロポイント獲得はちょっとうれしいです。
ただやはりもう少しうまくやれたら11勝か12勝までたどり着けたかも……と思ってしまいます。
試合後は完全に力が抜けてくじでまたうまいこと引いてめちゃくちゃしてるぺこくんを煽りながらスナックをむさぼっていました。あとまたメンタルマジック。
高田馬場でみのるさんいきつけの鳥そば屋「三歩一」でおいしい鳥そばを食べ、喫茶店でだべって帰路へ。
以上、GP千葉参加報告でした。本当はもっといろいろ書きたいのですが冗長が過ぎるのもよくありませんのでこの辺で。