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やりたい放題 byGHETTA

2007年10月31日 01時06分15秒 | TRPG関連
デモンパラサイトです。

デモンパラサイト小坂シリーズ第八十六話
『強奪?強奪!』

小坂上空にて、一機のヘリが飛んでいた。
其の内部からはこんな声が……
グリーンファントム「いやぁ、何で私達がこんな事をせにゃならんのですかね?正直僕は面倒で面倒で仕方が無いんですよ。これから何時間の拘束です?大体積んでいるものも気味が悪いし……聞いてます?バイライトさん」
後ろで佇んでいるバイライトの方に尋ねるも、返事は無く。
グリーンファントム「しかも俺が運転っすよ?まあ夜景は綺麗なんですけど……あれ?何か向こうのほうからなんか飛んできてるんすけど……って、あれ小型ミサイルッスよ!まあ、直撃コースっすけど、俺ならかわせ……(がくんとヘリが揺れる)おおう!バイライトさん、何で壁剥いでるんですか!?」
バイライト、ヘリの扉を剥いで手に掴んだまま身を外に乗り出し、剥いだ扉を其のミサイルに投げるも……
グリーンファントム「外してるし!!」

小坂上空にて、小さな花火が上がりましたとさ。


参加者一覧

紅 麗美(ファランクス・カラドボルグ/ゴンタ)
少々発育の良くない紅家現当主。《火炎球》の御蔭で本当に衝動を使わなくても戦えるように。
あんまり敵ばっかり作っているといつか悲惨な目にあいますよー。

犬次郎(バルディッシュ・クレイモア/急須屋)
小坂をうろつく北斗神犬。ヘリの事故現場に遭遇。
たまに奇妙な発言をする事があるが、それはきっと気のせいです。

朝峰 燈馬(アルバレスト/00doll)
不可思議且つ朴訥兼探偵な青年。花火ではなく未確認飛行物体ですよ!
実はスピード狂の気があるらしい。

フランシス=ウェスト(ヴォージェ/東 京)
久々に小坂にやってきたジャーナリスト。来てみたらいつしか小坂はバイオレンスな世界になっていた。
真面目なようで実は何方とも言えない人。

佐藤 唯(アルバレスト/mono)
色々面倒な事になっていたらしい探偵。何とか用事は終わったのだろうか?それとも継続中か?
今日もため息、明日もため息。幸せは遠のくばかりか。


小坂の夜に輝くものを皆が目撃。
犬次郎にいたっては目の前にヘリが落ちてきて、炎上。そして燃えているヘリに飛び込み去ってゆく影と、ヘリの残骸の中から起き上がって走り去ってゆく影、最後に慌てて影を追いかけるグリーンファントムを見る。

翌日、テレビを見るとヘリが一機、夜中に落ちたというニュースが流れる。
一方、セラフィムに一本の電話が。
グリーンファントム「セラフィムですか?ちょっと御願いしたい事が有るんっスけど」
そしてセラフィムにやって来るグリーンファントム。
何でも、墜ちたヘリはグリーンファントム達がDr.某(それがし)の実験体を輸送する為に使っていたものらしく、何者かの襲撃に遭って墜ちてしまい、現在相方がその襲撃者らしき者らを追跡しているらしいのだが、その相方が問題らしく、多大なる被害を出して回っているとの事。
ニュースにて、羅天小坂の方でビルや建物が突然崩れだす現象が起きている、との情報。それを見たグリーンファントムが、多分相方の所為だと言い出し、慌てて去ってゆく。

情報が偽者である事も考えたが、もし本当だった場合、かなり危険な事となってしまうと考え、ジョーさんは皆を招集。現場に向かってくれと頼む。

そして羅天小坂。
悪地形や建物に邪魔されて思うように加速できないスレイプニルに乗った外国人の男と、其れを追う、巨大な(小屋位の大きさの)鉄塊を担いで追いかける和服の女性。
女性は鉄塊を振り回し、廃墟の建物を壊しながら男を追い詰めて行くも、上手く捕らえきれず、追いかけ続けていた。
男の方も、女性がビルの上やらから飛び降りたりしながら手に持った鉄塊で攻撃をしてくるので、上手く逃げれずにいた。
そんな二人を目撃するPC達。
麗美が女性に近付き話しかけるも、女性側はそれを無視。それに憤慨した麗美は其の女性の通せんぼをしようとする。
そして麗美の頭に響いてきた声。《悪魔の呼び声》
?「……邪魔……」
35メートル先の麗美を襲う鉄塊。ファンブルを振って外れるも、もし当たっていたら100点を優に超えるダメージが襲っていただろうが、麗美は(一見)涼しい顔で対応。女性を置いて先に男を追いかけ始める。

一方、他のPCらは車を使い、スレイプニルで逃亡中の男の前に先回りし、麗美と挟み撃ちを起こす。
男は奮戦するも、程なく無力化され、いざ尋問かというところで女性が追いついてくる。
そして再び振りかざされる鉄塊。
……グリーンファントム君が横から女性に、情報を聞かなくてはならないという忠告した事で、男は一命を取り留めたらしいですよ。

グリーンファントムが現れ、女性の名前がバイライトという事。そして自分達はキマイラの亜種を輸送中だったという情報を話し、とりあえずの停戦をPCらとバイライトに頼み込む。

目覚めた男が言うには、分散して逃げ切った後、小坂港の貨物置場にて合流する予定だったらしい。

グリーンファントム「あー、僕が何とか時間を稼ぎますんで、其の間に此の人の仲間らをとっちめちゃって下さいな。正直、バイライトさんじゃ絶対やりすぎちゃってしまうかもしれないんで」

引っ張られて去ってゆく二人を見た後、PCらは車で全速で小坂港に向かった。

小坂港にて、PCらが着く直前。
男A「あいつ……遅いな」
男B「まだ逃げ切れていねえのかよ。ち、もう俺らだけで行くか?」
そう会話する二人の後ろで、トランクの中から染み出した何かが襲い掛かり……

PCらが着いたときにはスライム状の物体の中に二人の男が閉じ込められた後だった。
そして戦闘へ。

相手は《融合捕食》を使用し、男Aと男Bの能力を持ったキマイラ亜種。様々な能力を使用し、PCらを攻撃してくるものだったのだが、犬次郎がメルドに持つ《特殊能力解除》により秘孔を突かれ、《融合捕食》を消されてしまい、あっという間に雑魚に。

あえなく散ったスライムを《魔種吸引》し、男らを回収した後、麗美が其の場に置手紙を残して、一同は去る。

そしてPCらと入れ違いに現れるグリーンファントムとバイライト。そして麗美の残した紙に書かれた文字を見て、
《悪魔の呼び声》  対象 麗美
バイライト「……ちびが……」

そしてバイライトは麗美に何かを感じ、麗美は再び強敵にフラグを立てたのでありましたとさ。


……という内容でした。
まあ、羅天小坂って便利ですよね?何しても許され……いえ、何でも無いです。
参加して頂いた方々、有り難う御座いました。

ある晴れた昼下がりB408へ続く道     By安綱

2007年10月30日 23時04分58秒 | 今日の活動報告(昼/放課後/その他)
今日も何人かが集まってぐだぐだしてました。
久々に木曜にセッション無さそうだとか言ってましたが、
いや、こんなに何回もある方が珍しかろうに。

そして今日のブログ決定はノイに。
残り5人になって、今日は三位がブログだそうで。
そしてあと3人になったとき、後ろから宰相の声が。
「だいじょうぶ、きょうのヤス君ならかてるよー」
めっちゃ平板でした。
負けました。

ドナドナドーナードーナー
チットはなーくーてー
ドナドナドーナードーナー
手札は赤ばかりー

負けてないですよワタシ... byミドリ

2007年10月29日 22時18分03秒 | 今日の活動報告(昼/放課後/その他)
かなり久しぶりにブログを書く気がします。
いつもなら負けた人間とか、2位なんて中途半端な人間が書くんですが、今日はなぜか勝者である私が書いています。まぁ、勝者以外決まらないゲームだったので仕方ないですね。
というわけで、今回遊んだフラックスというゲームは、カードの効果で次々にルールや勝利条件が変わっていくもので、早いときは手番が1周しないうちに終わるけれど、終わらないときはいつまでたっても終わらないというなかなかバランスのぶっ飛んだゲーム。ずっと俺のターンなんてことも可能です。
今回はルールの追加により、実質手札をすべてプレイするというルールになっていたため、なぜか他人の手番でゴール。ありがとうございます、ご馳走様でした。
自力で勝ってない上に、ブログまで回ってきて、嵌められたような気がするのは、きっと気のせいです。人を疑ってはいけません。

吸いすぎに注意しましょう byゴンタ

2007年10月28日 23時16分29秒 | TRPG関連
土曜の朝からデモンパです。
都市伝説っぽかったり、東方っぽかったり、そんな感じですよ~。

最近小坂で吸血鬼の噂が立っている。被害に会ったという人も出てきており、悪魔憑きの仕業かもしれないと思ったジョーさんは何人かの悪魔憑きに夜回りを頼むのであった…。

小坂某所、深夜

夜でも起きているときは元気いっぱいの旭と、そろそろ夜回りに飽きてきたっぽい次郎。そんなだらけた二人を襲う吸血鬼!!
旭はそれに気づきはしたがかわしきれず噛み付かれ、倒れてしまう。
次郎は「何をすんじゃ」と一撃。吸血鬼はのされる。
旭の治療のためにジョーさんに電話する次郎。一息つきつつ、旭と同じくらいの力量っぽいあの犬っころは危ないんじゃないかな~、と考えたり…。

同刻

ゴン「あ~、痛てててて。 こいつ思いっきり噛みやがって。 こんな奴がぁ街中歩いてるたぁ、世も末だな、こりゃ。」
多少傷つきながらも吸血鬼を倒したゴン。その吸血鬼は人の形はしているが目は血走り、皮膚も爛れた非常にグロテスクなものであった。
ゴン「ふぅ、それにしても…、あのおっかねぇ吸血鬼の姉ちゃんはともかく、ちっこい嬢ちゃんのほうは大丈夫かねぇ。」

同刻

十五夜「お、お嬢様!!大丈夫ですか!?」
麗美「大丈夫よ、ちょっと噛まれただけ。 それにしても、こんな奴が吸血鬼と呼ばれるものの格を下げるのよね。 まあ、高貴な私の血を吸おうとしたところは…、見る目があるけど。 さてと、格を下げまくっているあのエセ吸血鬼はどうしてるのかしらね?」

同刻

バイトの帰りを急ぐ朱泉。そこに襲い掛かる吸血鬼。
噛み付かれ、気絶することはなかったが、すかさず相手は二撃目を繰り出してくる。
そこに漆黒の盾(実は小さい鼠の集合体だけど)を構えて割って入る瑠璃。そして、そのまま変身し、逆に相手の血を吸い尽くしてしまう。
瑠璃「大丈夫? こんな時間までバイト? 生活のためなら仕方ないけど、夜道は気を付けなさいね。 何だったら日森ちゃんにたかってやったらいいのよ。」
全力で「ないないそれはない」と否定する朱泉。
電話でジョーさんに吸血鬼の処理を任せ、朱泉を家まで送る瑠璃。そこで彼女は身体に違和感を覚える。
朱泉を送り届けた後、「風邪でもひいたかな?」と考えつつ(悪魔憑きは風邪をひきません)、フラフラと家に帰りそのままベッドに倒れこみ…。


デモンパ小坂シリーズ第84話(都市伝説シリーズ第3話?)
「闇雲堂の隙間お化け」


次の日、いつも元気なはずの旭の様子がおかしい。まるで悪い風邪でも引いてしまったようである。

ゴンをからかいに来た横太郎は、ぐったりしていつもの覇気がないゴンを見つける。

最近、十五夜と奇術のテクニックについて話すようになった楓茶は紅家に来たのだが、どうやら麗美の体調がおかしいらしい。試しに【治癒光】をかけてみるが効果は薄いようである。

朝の文楽座家。瑠璃だけが起きてこないが、昨日夜回りしていたことを知っているので特に無理に起こそうとしない家族たち。
しかし、昼過ぎになっても起きてこないので茜が部屋に入ってみると、そこには大量の血を吐いてベッドの上で倒れてる瑠璃がいたのであった。

今日は朱泉が学校を休んでいるようである。まあ、バイトで忙しい朱泉はけっこう欠席も多いため少し心配しつつも授業に集中する日森であった。

十五夜の話から夜回り中に戦った吸血鬼が悪魔憑きに対する何らかの毒、あるいは病原体を持っていたのではないかと推測した楓茶は十五夜と共にセラフィムに向かうことに。
話を聞いたジョーさんは、昨日夜回りを頼んだメンバーの安否を確認。旭、ゴン、麗美、瑠璃が倒れていることが判明する。
そんなわけで集まる今回の参加PC。


日森篤(クレイモア・バルディッシュ/朱雀)
クラスメイトの朱泉のために周りをまとめたり。クラスメイトや先生が協力して朱泉とくっつけようとしてきます。ノリノリだな。

文楽座瑪瑙(ファランクス・カラドボルグ/GHETTA)
姉さんが倒れたため頑張ります。とりあえず、あとで吸いすぎに注意するように言ってあげといてください。それにしても瑪瑙を怒らすと怖いです。

猿渡次郎(ヴォージェ・ドラグーン/ミドリ)
ペット(?)の旭のために頑張ります。難しいことはわからないがとりあえず殴るべき奴はわかります。

横太郎(ドラグーン・ガントレット/00doll)
バカな駄犬のために頑張ります。まあ、何だかんだ言いながらやってくれるいい奴ですね。

楓茶霖(モリオン・ヴァンブレイス/安綱)
十五夜さんに頼まれて頑張ります。特に十五夜さんとのフラグはないですよ、たぶん。まとめ役ではないですが、きっちりとしたフォロー、悪ノリができる大人です。

そのような連絡を受け、更に先生やクラスメイトからプリントを持っていくようにせっつかれた日森は朱泉家へ。
電気は点いているが返事のないことに不安を感じ、管理人に頼み開けてもらう事に。中に入ると台所で倒れている朱泉が。

一方、セラフィムでは四人の容態についての説明がなされていた。旭、ゴン、麗美は一応意識はあるが、瑠璃はずっと意識不明。
どうやらこの病気は空気感染はせず血液感染のようであり、思いっきり吸血した瑠璃の症状は深刻なようである。

某さんによる検査の結果、この症状は現在もうすでに滅んでいるはずの悪魔憑きに対してのみ効果を発揮する病原体、「鬼殺し」と呼ばれるものではないかと思われる。
これもまた寄生体の一種であり、宿主内で急激に増殖、さらに共生生物の働きを阻害し、その影響により宿主は免疫系に深刻な不調を引き起こされ、最終的には合併症によって死に至るらしい。
また、その高い繁殖力のおかげで、外科的処理による治療は不可能である。
しかも、今回は感染源であった吸血悪魔憑きが他のさまざまな病気の運び屋も兼ねていた為、非常に即効性の高いものになっているようである。


日森は千呪印の仕業の可能性もあるとしてホットラインで探りを入れてみることに。
…どうやら関係ないようで。電話の後、小柴にどうせ神童か某だろうけど、誰がやったか調べるように言う千呪印。彼は彼で他の方の派手な動きに胃を痛めているようで。

さすがに専門的過ぎる内容のため情報の集めようがないと落胆する一同であったが、楓茶・十五夜がなんとか手がかりが見つからないかとデータベースを調べる。

その結果楓茶が、その治療薬として「鬼醒まし」と呼ばれる治療薬(こちらは鬼殺しと競合する寄生体で、地位的には優位にあるものらしい)もあったようであるが、こちらも現在では失われたもののようであるらしいことを発見。

しかし、その「鬼醒まし」が存在しないのではと行き詰るが…

十五夜「…一人だけ、そういった物にくわしい人物に心当たりがあります。会えるかどうかはわかりませんが。」

十五夜が言うにはTシリーズの元となった悪魔憑き、闇雲逢魔という者がそういったものについて詳しいという。
彼女は何百年生きる妖怪とも言われており、その行動の目的も不明、居場所も不明の胡散臭い悪魔憑きであるという。
現在、十五夜の前にフラッと現れることもあるが、何をするわけでもないし、その住処もわからないのである。

さらに行き詰まりかける一同だが、今度はジョーさんが元ROH所属の奴の話ならこいつに聞くといいかもしれないと一枚のメモを渡す。
そこには某高架下への地図が書かれている。

日森「ここに誰がいるんです?」
ジョーさん「元ROH代表、ヴィンスフェルト・獄寺。君のレーヴァティンの元の持ち主だ。ちなみに名前は若気の至りだと思うから、普通に獄寺と呼んであげてくれ。」

結局、日森・次郎・楓茶は獄寺に、瑪瑙・横太郎は逢魔を知っているであろう萃夢に話を聞きに行くことに。

メモに書かれた場所に行くと一軒のおでん屋台が。そして、そこには日本人とも欧米人とも取れる微妙に堀の深い顔に、少し茶色がかった髪を後ろで縛った体格のいいナイスミドルがいる。(あと〆張も飲んでたりしたけど放置)
最初はこんな時間に学生がと注意する獄寺だったが、セラフィムの者と聞き、ジョーに聞いたことがあると、それぞれ誰かを当てていく(全員特徴的だからね)。

逢魔のことについて聞くと、現在向こうからフラッと来ることはあるが、住処はわからないとのことである。
ただ、彼女は自分の存在を伝承や都市伝説に残したがるので(迷い家など)、噂話から当たってみるのが手かもしれないと言われる。
萃夢に聞きに行った瑪瑙・横太郎も同じような話を聞く。

さて、噂話と言えば日林。瑪瑙・横太郎・次郎はもう深夜だが日林の下へ。
わざわざ頼ってきてくれた者たちに、丁寧に自説を披露する日林。精神汚染の危機に抵抗しながらも、いまいちこの話と絞りきれない(横太郎は直感で正解を引き当てたりしていたが)
そこに心配になった日森が登場。がんばってこれだという噂話を引き当てました。

それは「闇雲堂」という話。鉄鋼山のどこかに迷い家があるらしく。鉄鋼山のある場所で「日向ちゃん、遊びましょ。」というと目の前に現れるとか、現れないとか。瑠璃が意識を取り戻さないため焦りに焦り、すぐにでも行こうとする瑪瑙だが、さすがに現在は明け方、皆寝ていないため一度睡眠を取る事に。

次の日の昼、実際に鉄鋼山に行ってみることに。そして、噂になっているところで合言葉を。

「日向ちゃ~ん。遊びましょ~。」

日森・横太郎恥ずかしくて死にそう。他ノリノリ。

そうしながら進むと周囲は白い霧に包まれ始め、正面には一軒の屋敷が。
そして、入り口のところで毬をついて遊ぶ、猫耳の少女が。
少女「遊びに来たの? 私の名前は日向。 さあ、追いかけっこしましょ。」
それどころではない、逢魔に会いに来たと言う一同だが、日向は逢魔に会うには夜行と言う人物に会わなければならず、夜行に会うには自分を時間内に追いかけっこで捕まえなければならないという。

早速飛び掛る瑪瑙。しかし、日向は【機敏増強】を使用し軽くかわしてしまう。頭を使って捕まえようにも最後には【機敏増強】によって運動判定に成功してしまう日向に困り果てる一同。
日森は付き合ってられないと屋敷に入ろうとするが…
???「あらあら、物事には順序と言うものがあるのですよ。」
何らかの攻撃で姿を消される日森。
???「で、あなたたちはもうあきらめるのですか? 本気で何かを為したいならそれこそ闇雲にであっても動けば良いのでは?」

時間も残り少なくなりひたすら捕まえようと追いかける瑪瑙。…が、これが実は正解。
日向はマイト。【機敏増強】はコストがエナジー1点。大体11分位で日向はヘロヘロです。というわけで何とか捕まえることに成功。

???「ほう、日向を捕まえたか。うらやまし…、ッじゃなく、なかなかやるようだな。 私は夜行。 次の相手は私だ。かかって来い。」
今度は燕尾服を来た狐耳の男。
夜行「手加減はしてやるが見くびるな。 私の式は百八式まであるぞ。」
といってミニサイズ日向といった感じの式神(ウォーコイト人形)を15体召喚。マイトだから108体分のコストが支払えないんですよ。しかも瑪瑙の【封印音波】で突撃封じられて、逢魔が【特殊能力解除】を使用する一幕も。
あ、人形を展開した夜行は式のかわいさに鼻血を垂らしておりました。ダメだこいつ…。
PCたちは15体の人形の突撃を何とか凌ぎ反撃。とっさに【生贄の人形】を使用し攻撃を凌ごうとする夜業だが…
日森「かわいい日向ちゃんを盾にするんですか?」
夜行「くッ、…わ、私の負けだ。」

…ダメだこいつ。

そして真打、闇雲逢魔本人が登場。導師服を着た掴みどころのない女性である。

日森「鬼醒ましと言う薬を求めてきたのですが。あなたなら所有しているかもしれないと聞きまして…。」
逢魔「もちろん所有していますわ。 そうですね、…では今から私の四重の弾幕に耐えることができましたら差し上げましょう。」

逢魔を中心に張られる【灼熱領域】【属性障壁】【磁力監獄】【水圧領域】の四重の結界。
PCたちはそれぞれの結界の間で10秒間(1ターン)ずつ逢魔の弾幕に耐えなければならない。
また、一つの試練ごとに参加するものを決め、一人でも立っていたら合格、参加表明したものが全員倒れたら残りのものがいても敗北である。

【第一結界】
【不可視】を使用した日向による【剣身変形】と、逢魔が放つ【毒種圧射】
これは水圧領域による閃光の無効化を利用して、横太郎が【属性変更】を使用。無傷で切り抜ける。

【第二結界】
マイトであった逢魔の気配がヴィシャスのものに、それに伴い案内人の夜行もヴィシャス化。
コストを無視できるようになったことによって真の力を発揮。PC側は瑪瑙のみで行くことに。
瑪瑙は【透明化】の使用によって【同調攻撃】対象にならないように。しかし、夜行は無差別攻撃である【人形爆発】を泣く泣く使用。更に、クリティカルで爆発を逃れた人形を更に爆破。
が、瑪瑙は何とか立っており、第二結界クリア。

【第三結界】
ヴィシャス化した逢魔が【千手】【連続攻撃】【連続行動】による四連弾幕。
夜行が「私もいるんですからほどほどにしてくださいよ。」と言ったことから【範囲化】の使用を予想。日森・次郎のみで行くことに。
…が、これが裏目。逢魔は【幻影矢】【光線連射】【燐光球】【光槍閃】を使用。二人の場合、全部の攻撃を二人ともが受けることになり、両者倒れてしまう。ここで日森が暴走、何とか立ち上がる。

【第四結界】
再びマイトに戻った逢魔による最後の最終弾幕。
今回は一回きりの回避不能弾幕。【範囲化】【全力攻撃】【破壊光線】による攻撃。
ここで楓茶が最終能力【復讐の剣】を使用。見事、攻撃を跳ね返す。
逢魔はニコリと微笑み「よくできましたわ。」と呟き、最終能力【氷結要塞】を使用。こうして第四結界も突破。

見事全ての結界を突破した一同に鬼醒ましを渡す逢魔。
逢魔「おめでとうございますわ。 あなた方の頑張りに対して私からの贈り物がありますの。 あなた方の大切な人にひどいことをした者に会いたくはないですか?」
うなずく一同に、再びヴィシャス化し【迷宮幻覚】を使用する。
PCたちが気づくと目の前には途方に暮れている男女が。
「ええと、今日のラッキーアイテムはこれだから…。 ああ、くそ!!ここぁ何処なんだよ!? って、うわッ!!お前らはセラフィムの!!」

この男、ROP神童配下喰軍所属。人呼んでThe.ゴロー。【幸運成功】と【灰色頭脳】をメルドしたグリモア(今日のラッキーアイテムと書かれた雑誌風)を駆使し、適当にとんでもないモノを入手してしまう男である。
が、戦闘能力は高くなく、できることと言えば【先手必勝】から【戦闘即応】、そしてターン開始時に【範囲化】【精神支配】によって攻撃を封じるという嫌がらせ専門の男である。
今回は攻撃役としてブラジオンやらを用意したが、ゴローの攻撃は少し頑張ればかわせる程度なので1ターン目で敵の半数はやられるはずだったんですが…。
GM「ごめん。クリティカル。」
ダメージ元の日森・次郎が行動不能。

そんなこんなで思いのほか苦戦することなり横太郎が暴走。何とか今回の事件の首謀者を懲らしめることに成功する。
皆さん(特に瑪瑙あたりは)ゴローがふざけたこと言っても冷たく流されて怖かったです。まあ、何気にやばいことやっちゃってるからなぁ。

そんなこんなで闇雲堂を去ろうとする一同に不穏なことを言う逢魔。
逢魔「寝込んでいる人で共生生物の力量の低い人や、発見の遅れた人はいないかしら? もしかしたら鬼醒ましで解決しないかもしれないですわよ。」
鬼醒ましでは鬼殺しによって弱ってしまった共生生物を活性化することまではできないため持ち直せない可能性もあるというのである。
鬼盛りという薬用酒がよく効くらしいがもうすでに滅んだ村で作られていたもので逢魔ももっていないということである。

そして、実際完全に回復しない朱泉。セラフィムにてどうにかしないと考える一同に前にある人物が…

小柴「そちらの朱泉さんが体調を崩していると聞きましてね。 まあ、お見舞いですよ。 鬼盛りと言う薬用酒です。 私の故郷の品でしてね。」
と言いつつ、鬼盛りを置いて去っていく小柴。
小柴「あ~、これはまた千呪印様に怒られますかね。」

怪しいには怪しいが他に方法もないので、鬼盛り呑ましてみるとどうやら快方に向かっているようだ。
自分も疲れている中看病をする日森。しかし、疲労は限界を向かえ頭がカクンとなった瞬間に起き上がる朱泉。もちろん額が正面衝突するわけで…。

そんな様子を覗き見てる出歯亀どもも多数おり。何だかんだで小坂は平穏ですよ?







蹴散らせ! byGHETTA

2007年10月27日 22時29分58秒 | TRPG関連
ゴンタさんに引き続き、デモンパラサイトですよ。

デモンパラサイト小坂シリーズ第八十五話
『本物の力 ~信号三将軍編~』

二年前より小坂を離れ、世界各国を巡り様々な共生武装や武器を手に入れてきた戮軍所属の兵士指揮官、通称『信号三将軍』が小坂に帰って来るという報告を受けた釣二は、彼らが『ザ・アース』と比肩し得る共生武装及びその付属共生武装(例『ラ・アース』等)を手に入れて帰ってこようとしている事を知り、そんなものが神童の手に渡ってしまったら小坂が壊滅する事を恐れ、必死になって『信号三将軍』の乗る船の信号を妨害しつつ、セラフィムに『信号三将軍』の情報を流すのであった……

討伐参加者達

文楽座 瑠璃(ウォーコイト・ドラグーン/ゴンタ)
敵一掃要員其の一。マグネティックプレッシャーは強いですね。

日林 進(ファランクス・ウォーコイト/急須屋)
敵足止め要員其の一。いの一番に行動し、デモニックハウルを打つのは強いですね。さらにサンダーフィールドを打つのは、もっと強いですね。

日森 篤(クレイモア・バルディッシュ/朱雀)
敵一掃要員其の二。色々溜めてからのレッドブレイク付きカルネージロンドは強いですね。

西田 愛鈴(ショーテル/えび)
敵いびり要員其の一。マグネティックプレッシャーは強いですね。さらにミラージュアローまで打つと、もっと強いですね。

朝峰 燈馬(アルバレスト/00doll)
敵一掃要員其の三。アルバレストの射撃は普通に強いですね。

佐藤 唯(アルバレスト/mono)
敵一掃要員其の四。三連射撃は強いですね。

東郷 征斗(ドラグーン/東 京)
敵掃討要員其の一。普通に強いですね。


セラフィム支部に送られてきた封筒には、『信号三将軍』なる者達について書かれていた。アタッカーやディフェンダーに一流のカルトロップの如き力を使わせる事が出来るらしい。さらに、世界各国を巡り、強力な共生武装を手に入れて帰って来る途中なのだとか。
気になり調べてみるに、実際に世界各国で、様々な共生武装が何者かに奪われている事が判明。
万が一の事を考え、ジョーさんはセラフィムのコネを使って衛星観測機を使って調べてみるに、海上に一隻の船が小坂に向かって進行中であることを知る。
ここで一同を招集。匿名で送られてきた封筒だが、信ずるに値する価値が有ると判断し、金子さんが所持していた海上用移動型共生武装《バリオス:船型仕様》を使用して船の元へと移動するのであった。

まあ、途中で時速二百キロで海上を移動するバリオスに酔った人が居たのは見ない事にします。

船へと向かっている途中、急に船の動きが止まり、船の両脇から巨大な何かが!
マグネティックハムスターA「この先に我等が『信号三将軍』の船が有ると知っての行動か!」
マグネティックハムスターB「此処は通さんぞ!」

そして彼らは呆気なく散ってゆくのでありました……

マグネティックハムスターを倒した頃、向こうのほうに船の姿が見え始める。
一同食事を取った後、《バリオス:船型仕様》を《飛行》で浮かせて船の甲板に突撃!

何事かと出て来た信号三将軍に愛鈴がポーズを決めようとするも、失敗する。
そして、さらに追い討ちの如く、日林の妄言が炸裂!
信号三将軍「な、何だとぅ!?」

これが彼等の失敗の始まりであったとさ……

信号三将軍:赤頭は《へレディティ》で配下のカルトロップに《バイタリティ》を付与。
信号三将軍:黄中は《メンタルエンハンス》で全員の達成値を底上げ。
信号三将軍:青底は《イリュージョンフレイム》で全員のダメージを上昇。
さらに、以降の攻撃には全て赤頭からのキラービー。黄中からの《ファンタズムブレイク》、青底からの《パシッドシールド》が乗って6d追加、防御には赤頭のマグネティックウォールが飛ぶ…………筈だった。

いきなりの日林の《デモニックハウル》。全員行動不能。
愛鈴と瑠璃の《ダブルムーブ》からの《マグネティックプレッシャー》。さらにその他のもろもろの全体攻撃にて、信号三将軍以外が早々に落ちてしまう。
序でに、赤頭の《マグネティックウォール》は、打った本人が何よりファンブルを振っていたので、ほとんど機能していなかったようですよ。
さらに続く二ターン目に再び全員からの全力の攻撃。信号三将軍はまともに行動する事無く、散っていったのでありました……

信号三将軍が倒された後、急に船が沈み始める。どうやら、船のバラウンサー(だったかな?)の壁が全て開放され、さらに船の外壁に穴が開けられ、船が沈没してゆく模様。
慌てて逃げ出す一同。あ、一応敵は全員《バリオス》にくくり付けて連れ出しましたよ。

そして多数の強力な共生武装を乗せた船は、日本海溝に沈んでゆくのであった。

其れを見届け、一同は小坂に戻ってゆく。

最後に、海の底で、沈んだ船で怪しく光るものが……

to be continue……



まあ、続きませんが。

いやぁ、まともに動き出したら信号三将軍は強いんですよ?強かったんですよ?一応。

でも彼らも結局信号って事ですね。つまりは見掛け倒し。

参加していただいた方々、御疲れ様でした。

遠出してお掃除と相成りましたby東京<アズマ キョウ>

2007年10月27日 14時21分38秒 | TRPG関連
久しぶりにGMをやりました。
「持ちキャラの設定を使ったシナリオをしたい」
というかねてからの願望からセッション組みました。

プロローグ
 子供は親と遊んでいた。子供は笑顔いっぱいで父親に抱きついた。父親は子供の頭をなで、母親はそれをみて微笑んだ。
 子供は走り出した。両親は笑ってそれを見つめている。
 子供はしばらく走って後ろを振り向いた。そこにはある筈のない扉があった。どうやっても扉は開かなかった。子供は扉の隙間から向こう側を覗いた。
 そこには凄惨な姿になった両親が転がっていた。
 彼は大粒の汗を流して目を覚ました。台所で水を飲もうとしたが、手が震えて思うようにコップが持てなかった。東郷は悪態をついた。

デモンパラサイト第83話『寄るは思い出の影』
東郷が呼ばれもせずにセラフィム事務所に。片手には法律系の本を携えて。
ジョー「それはどうしたんだ?」
東郷「最近遺産問題で揉めててな」
ジョー「それは大変だな。で、今日は何をしに?」
東郷「ああ。ここでの活動を言うことになったが、ここは『ボランティア活動』でいいんだよな?あと、腕のいい掃除業者はいないか?」
ジョー「そ、そうじ?」

何でも東郷は実家の掃除を定期的にするそうだ。ジョーさんが知っている業者で腕のいい人はいないかどうかを尋ねたらしい。いつもは頼みごとをしてこない東郷が頼ってきたのが嬉しくて、ジョーさんおお張り切りでセラフィムメンバーを招集しかけるも、東郷がそれを制止し、代わりに北国に業者を手配するように言った。

が、

北国が東郷の実家に興味を持ったため、セラフィム一同に「東郷の実家掃除のバイト」を依頼。
呼ばれたメンバー、及び行かざるを得なかったお方紹介

呼ばれたメンバー
文楽座 瑠璃<ウォーコイトLv8 ドラグーンLv6>byゴンタ
家計が苦しい文楽座家の長女。セッション考案当初は来てくれるかどうか心配だったが、あっさり快諾。理由の主な面はやはりバイトだが、その顔には怪しい微笑が…

文楽座 瑪瑙<ファランクスLv8 カラトボルグLv6>byGHETTA
家計が厳しい文楽座家の次女。セッション考案当初からの最有力候補。当然快諾。真面目に仕事をしてくれるかと思いきや…考えていることが尋常じゃなかった

刃字忌改め文楽座 刃字忌<バルディッシュLv7 バルディッシュLv6>byミドリ
家計が火の車な文楽座家の食客がついにペットに。掃除に最も不向きな種族ではないかと思われたが、度重なる幸運によって一番掃除が出来る子に。悪魔はなんとも気まぐれです

逆鬼 妖九<クレイモアLv5>by急須屋
丸ごと火の車の如くあついものをもつ探検家。ある意味場違いかと思われたが、責務をこなす様子は一種の驚嘆を覚えずにはいられない。だが自らライバルを求めて他の方を巻きこんじゃう辺り相変わらずで安堵

行かざるを得なかったメンバー
日森 篤<クレイモアLv7 バルディッシュLv6>by朱雀
何故呼ばれたかというと、逆鬼が「己がよきライバル」として呼んだから。帰ってもよかったのだが、面子を見て不安が増長、やはりバイトに参加することに

鈴木 恵理<ブリガンダインLv5>bymono
途中から呼ばれた理由は、白石さんから「ブレーキ役」を求めたから。日頃の仕事が忙しい中よく来てくださいました。しかしどうやら皆よりも何か多くのことを知っている模様…

今回の仕事の説明及び召集理由を北国から聞くことに
「あの人の実家を見てみたいし、ちょうどいいかなと。明日は金曜でその後はやすみですから」
それにしてもこの高校生、ノリノリであるby朱雀
ちゃんと報酬も出る、ということで文楽座家一同ノリノリ。特に瑠璃は「東郷の家」ということで別の意味でノリノリ。なんだか一抹の不安が。さらに掃除に縁遠そうな逆鬼の参加によりさらに一抹の不安追加。大丈夫なんだろうか?家壊されたりしないだろうな?

次の日の夕方に東郷宅を出発。運転は久しぶりな瑠璃が抜群の運転技術で(途中いらないドリフトをしたり、東郷の立場についイラっときて車に傷つけたり)目的地たる東郷の実家に到着。
東郷邸のかなりの大きさに瑠璃「気に食わないわね…」

邸に入り、北国から家の構造の説明を受ける一団。泊り込みの掃除なので、北国が厨房の掃除を、他メンバーが三階から掃除することに。
三階物置から掃除した面々。様々な衣類や小物などを掃除していると棚の上のダンボール箱に人形が入っていた。
興味津々で人形を見る瑠璃。すると人形の装飾が魔結晶であることが判明。東郷の過去に対しなぞが生じる。
しかしこのときから瑪瑙のブレインがヒートな暴走を始めていたことに、GMこと私はあまり危機感を抱いていないのであった…

その後二階のベランダを掃除してその日の業務は終わり。北国が前もって買い込んでおいた食材をもとに瑪瑙が作成。まあまあな出来に。
皆が寝静まった夜、不幸にも尿意を催した刃字忌が外に出ると、遠くで誰かが歩いている気配が。その方向に注目してみると、裸の子供の姿が。
刃字忌が話しかけても反応なし。そのうち子供は邸を囲む森の中に消えていった。

同時刻。鈴木が九課の資料室で現在担当している事件の資料を探している最中、古びた報告書が棚からはらりと落ちた。鈴木がそれを見てみると、既に時効も切れた16年前の薬品会社社長夫婦殺害事件についてのものだった。
ざっと目を通すと、夫婦の苗字と子供の名前に見覚えが。「東郷」、東郷征斗の両親は殺されていたのだった。報告としては犯人が見つからず、子供の証言も奇怪な姿をしているということぐらいしか参考にはならず、なすすべがなかった事件だったようだ。
どうも回りまわって九課の棚にしまわれたらしい。鈴木は元の場所に戻すと再び仕事に戻った。

場所が戻って掃除組。翌日、そのことを皆に話す刃字忌。そのとき、瑪瑙のブレインが活発に働いていることが、GMにとって大きな誤算だった…

朝食も終えて再び掃除にかかる一同。今回は二階子供部屋から。瑪瑙、子供部屋の服の量からかねてからの想像を確信に変えようとするもハズレ。あたりまえじゃい。
掃除の最中、今度は日森が何となく机の引き出しを開けてみると、そこにはおはじきの形をしたガラス玉が。しかし瑠璃がそれを見てみると、実は魔結晶の加工品であることが判明。東郷の過去に更なる謎が。
次の夫婦用寝室では何ごともなく掃除が進み、一同は「書斎」とされる部屋の扉を開ける。そこには机の上や壁の棚いたるところに大量の本が詰まれていたり並んでいたり。瑪瑙が卒倒しかけました。その内容は多岐に渡るが、主に多いのが生物・生命に関わるものだった。
瑠璃が何気なく手にしたものは「寄生生物(寄生虫や植物、菌類など)」の本。クリティカルでもわからないよ、それ。専門知識があって初めてわかる本でした。
とにかくそこも掃除。また書斎は一階の書庫に通じていることが判明。本が増えたことで瑪瑙に打撃。
そこで逆鬼、何を思ったのか二階書斎から一階書庫へダイブ。掃除が困難になりました(掃除中逆鬼は埋れてた)。
日森、一時的に書庫から退出し、ついにブレーキ役の増援をセラフィムに求める。
その矢面に立つ鈴木恵理。お疲れ様です。
その時書庫組は、書庫の下に空洞があることに気づく。敷いてある絨毯を剥がすとうっすらと扉の隙間が。お宝の匂いを感知でもしたのか、瑠璃は増援の鈴木が書庫に入るのを拒む。最終的に6名で書庫の下に行くことになったが。
瑪瑙が鍵を開錠し扉を持ち上げるとそこには石造りの階段が。本音は興味津々からだが名目として「掃除」を掲げて中に入る瑠璃一向。
中の様子を記した古い地図が壁に貼られていて、それを見ると四角い部屋がいくつもくっついている構造のようだ。サイズからして、東郷邸の真下全てをカバーしている大きさである。
ためしに一つの部屋を覗いてみると、放置されて久しい試験管や資料、文献などがあった。
読んでみると激しく難しい英文やら解説やらが載っているが、どうやら悪魔寄生体のことが記されているらしい。
共生生物の知識をもつ鈴木が詳しく読んでみると、どうも「神谷博士の論文とされる資料を基に悪魔寄生体を医学的見地から利用できないかどうか」の研究をしていたらしい。昨日東郷の両親が殺害された事件の資料を見たため、鈴木は東郷両親殺害が偶発的なものではなく計画されてのものではないかと考え始める。他のメンバーにもその考えを伝え、東郷の過去が混沌化していく。

そのとき、部屋の壁の隙間から何者かの声が。
「そこにいるのは、だれだ?」
一瞬おかしな考えが浮かんだ瑪瑙。スルーの方向で。
声のする方向に熱感知を行う日森。熱源は…東郷邸の庭に生えている大木。
「ここの持ち主の依頼を受けて掃除をしにきたものです」
と答えると声(木)が
「持ち主…征司のことか?」
「え?征斗ではなくて?」
「征斗…おお、征斗が君らを寄越したのか」
「はい。東郷さんとは『お友達』で」
「おお、征斗の友達か!よく来た、客人よ!遠巻きに話すのも何だからこっちに来たらどうだ?」
木に招かれた面々。木の自己紹介によると、元グリーンギガントの核から大木に移植され、その後の実験でショーテル・ドラグーンの能力を持った悪魔樹(データはエルダートレントを使用)とのこと。
弱ったグリーンギガントの核を移植することで彼を救った東郷の父征司が、見返りとして研究対象にすると共に、トレントの実であるアルラウネに家事手伝いをさせていたことが発覚。
刃字忌が森で見た子供はアルラウネであることも判った(全裸だった理由は単に服がなかったから)。

トレントとの会話で実に多くのことがわかった。
東郷征斗の幼少期は今では全く想像できないほど明るく温和な少年だったこと。
遊ぶときはトレントの地上部の大木を登ったり、トレント付近に落ちてる魔晶石を集めたりしたこと(トレントのデータに魔晶石を収集するという習性がある)。これにより東郷の部屋に魔晶石があった理由が判明
東郷の両親が存命のときはアルラウネが給仕となり、征斗の遊び相手にもなったこと。
そして、東郷の両親が殺害された日から、東郷の笑顔が消えてしまったことも。
同じ経験を持つ瑠璃にとってそれは他人事ではなかった。
「征司が死んでからしばらくしたら征斗は引っ越してしまったし、最早掃除を命ずる人もいなくなったからここも随分と寂しくてな。にしても、征斗にも友達ができたのだな。あの子と友達になってくれて、感謝する」
「いいのよ、今度実家に帰るように東郷ちゃんに言っておくわ」

傍に出歯亀がいたけど気にしない。

その後の掃除はトレントのアルラウネが済ませ、今後も東郷邸の手入れをすることに。
その日の夜は瑪瑙や日森の料理にアルラウネの馳走など中々豪華な食卓となった。

そしてそろそろ眠ろうか、というとき、外に異変が。
パトカーで休んでいた鈴木が、東郷邸に侵入する男女7名を発見。日森が男女のレベルを見てみると、なんとLv6~8で構成された面子だった。
ただ事ではないと思った一同は、瑠璃が最高の状態で不意打ちできるタイミングで男女の足止めをするよう鈴木に指示。
鈴木の職務質問
「何してるんですか?ここは私有地ですよ」
「え?」
しどろもどろになって言葉を濁す。彼らの言い分としては肝試しに着たとのことだが、セラフィム一同が観察する限りではそれが目的とは思えなかった。
言葉に窮した彼らの処にアリス(made in Bunluctha)が不意打ちの自爆。男女一同に大ダメージと共に混乱が巻き起こる。
「話がちがうぜ?!ここには誰もいなくて、精々持ち主くらいじゃなかったのかよ!」
男女の目的が肝試しでないことがはっきりした今、セラフィム一同と男女らのやることは一つ。変身し、殴りあうだけ。
男女面子は
トリブルスのフール、ハイエロファント、マジシャン、ハイプリーステス
ブラジオンのカノン、フォールン、デュエリスト
だった。やってきた面子の異常性に驚きながらも戦闘開始。
最初の自爆ダメージが効き、セラフィム一同は優勢を保ちながら勝利。
キャプチャー後全員を縛り上げた。
さーここからハイパー拷問タイム…げふん、尋問ですが、生身に拷問を経験させたくなかったのと、日森という真っ当な手段もあって平和的に自白させることに成功
彼らの話す内容は驚くべきものだった。
「ここにある大木から核を取り出して来いといわれた」
「昨日一昨日に召集され、先ほどの力(トリブルスとブラジオン)を配給された」
「持ち主である東郷征斗がいたならば叩き潰すように言われていた」
「TOGO-BIOTECH社の社員である」
つまり彼らを派遣した存在は「東郷征司の実験を知っており、且つトリブルス系をたやすく動員して行動できる」のであった。さらに東郷対策の点から、最近東郷が直面している会社継承問題に関わっている可能性があった。

単なる掃除が、大きな混乱の種を掘り起こしてしまった瞬間だった。

おそくなった!(挨拶)
皆さんには本当に苦労をかけました。でもこちらとしては満足です。反省の色なんてぬりかえm(ry
因みに今回の目的は「掃除のバイト」なのでちゃんと支払いましたよ。
MVPは…なんと刃字忌。掃除を操作や「芸術:家事」で振ったところ刃字忌2度もクリティカルしたのでそうなった。
もう人間になっちゃいなYO

GM中は必死でしたが、とにかく瑪瑙の迷推理には大いに頭を悩ませました。そのことはGHETTA氏が詳しく書いてくれるでしょう。
では、お疲れ様です。

ブードラの続き   by急須屋

2007年10月26日 23時39分27秒 | 今日の活動報告(昼/放課後/その他)
確か今回のブログは誰も担当が決まっていなかったような気がするので自分が。
この前のブースタードラフトのデッキを持ち寄って再び対戦。
今日はひょっぽらさんと朱雀君と対戦しました。

ひょっぽらさんのマーフォークデッキは部族が強い今回では強い強い。 どうやら誰もマーフォークを取らなかったのでほとんどを取ることができたそうで。
あと、朱雀君のデッキはもうなんと言うか、プレインズウォーカーが二枚入っている時点で勝ち目がないっす。

リバースなんて無かったんだよ! byGHETTA

2007年10月25日 22時03分12秒 | TRPG関連
デモンパラサイトです。

デモンパラサイト小坂シリーズ第八十二話
『作る者食うもの暴れさせる物』

小坂某所、港近くの一つの倉庫にて
前田「ああ、今日も遅くなってしまったわ。早く帰らないと」
倉庫に鍵を閉めて帰る前田久里香。
……しかし、彼女が帰った後に、倉庫に近付く影が三つ……

ある晴れた日の事、横太郎とちんちろりんをした後で、いかさましただろ、とか話しながら歩くゴンの元に、『疾風の八つ橋』という名前のゴンの配下がやってきて、野良猫達のチーム『水の都』のリーダーであるすだちが、チームの面々を連れてやってきている事を伝える。
かちこみにきたのか、と言うゴンだが、すだちが傷ついている事を聞き、一体何だろうか、と気になって話を聞く事に。

“大口”ゴン(カラドボルグ/ゴンタ)
すだちに頼まれて腰を上げる野良犬様。横太郎に巻き上げられている気がするが、気のせいです。
微妙にコネが広がってきています。

横太郎(ドラグーン・ガントレット/00doll)
賭け事の為にガントレットまで身に憑けた雀。此れで幸運では負け無しか?
しかし、今回の被害者其の一。

八咫(モリオン/ミドリ)
度々懲らしめられる鴉。でも回復役。微妙に重要。
今回の被害者其の二。

タマ(ショーテル・モリオン/K)
マイペースに単独行動し、毒を吐き、味方を回復し、味方ごと敵を打ち抜く御猫様。
しかし、終にゴンの舌に絡め取られる事に。

千早 美里(モリオン/mono)
千早病院の御医者様。今回は人体に危険なものが扱われるため、急遽呼ばれました。
ほら、其処のケーキを食べてみませんか?きっと色んな世界が見れますよー?

アンナ・リシュール(クレイモア/安綱)
セラフィムのお手伝いさん。もっぱら雑用担当。
今回は簡単なお仕事らしい、という事でジョーさんに任されるのだが……ジョーさん酷いよ。


或る日、セラフィムに前田さんがやって来る。

NPC 前田 久里香(ファランクス)
プレ小坂シリーズ「二つとない家の為に」に登場したお菓子職人。
しかし、料理の腕は壊滅的であり、以前食した瑪瑙は何故か衝動五段階を振る事になった。

どうやら話では、彼女は倉庫を借り、一人で様々なお菓子の研究開発をしているらしい。
しかし、先日、彼女の倉庫が何者かに破壊され、中が荒らされてしまったとの事。整理の為に人手を借りたいのだという。
ジョーさん、何とか会話だけをし、前田さんが出した緑色のクッキーを食べないように努力するも、ふとした弾みに食べてしまい、病院に。
千早病院にて、千早にアンナの手助けを依頼するジョーさん。其の後、彼の意識は闇に墜ちていった……

翌日、倉庫の整理に現れるアンナと千早。前田さんは二人を快く迎え、倉庫の中へと導く。
そこには破られた防弾ガラスが……
どうやら監視カメラでは、大きな犬が三匹ほど体当たりをしまくり、ガラスを打ち砕いたようである。
何故か刺激臭やピンクの煙の立つ倉庫を整理しながら、そこらの壁や金属がボロボロになっていたりするのに疑問を覚えつつ、前田さんから話を聞く二人。
聞くに、その三匹は、布に大量の御菓子を詰め込んで去っていったようである。
ゲル状のチョコレートなどを見つつ、こんな物を持って行ってどうするのか、疑問に感じつつ、二人は作業を終え、倉庫を後にする。

ところで一方、ゴンはすだちから、彼女らの縄張りに殴り込みをしてきた一団がおり、「一対一では負ける気がしないんだけどね、相手は三匹も居てね、此の様さ」と、追い出されてしまった事を聞かされ、手を貸してくれないか、と頼まれる。
敵の情報を聞き出すに、敵は三匹の大型犬で、全員バルディッシュであるという。嘗ては小坂の北の端に居たはずの、大して強くないはずの奴らなのだが、何故か異様に強くなっている。さらに、かれらは背中に大量の異臭を放つ食料を持っており、戦闘中に食事を取る事すら行うらしい。
自分だけではとても敵わないと判断したゴンは、仲間を集める事に。
先ずは横太郎。そして、八咫。最後に、タマ。
様々な動物に連絡を取り、彼らは山の中に入っていった。

しかし、山に入ったゴン達を襲ったのは異臭!
其の異臭は、精神判定で成功しなければ思わずふらふらと匂いを放つ物質を食べに行きそうになってしまう程。
横太郎と八咫の二名が匂いにやられ、不思議な気分になりながら山の上へと飛んでいってしまう。呆れながら、二人を追うゴンとタマ。
そしてたどり着いたところでは、山盛りになった御菓子をもぐもぐと食い続ける犬が三匹。赤犬、斑犬、茶犬の三匹は、御菓子をつまみに来た鳥二羽に威嚇する。
このままではまずいと、なんとか追いついたゴンが二名を引っ張り、山から逃走する。

困ったゴンはセラフィムに向かう。

そしてセラフィムにて、倉庫の整理が終わって帰ってきたアンナや千早とゴンが遭遇し、山に積まれていた御菓子が前田さんの作ったものである事を知る。
Dr.某(なにがし)に匂いを遮断するようなものはないか、と尋ねたところ、丁度ガスマスクが全員分存在し、一同は其れを付けて再び山へ。

山では相変わらず彼らがお菓子の山を食べまくっていた。近付く一同に、リーダーの赤犬がこう叫ぶ。
赤犬:一拍子「お前らぁ、俺らの飯を取るきかぁ!これらは俺らのもんだぁ、やらねぇぞ」
完全に酔っている様子の犬三匹。此れは駄目だと、一同戦闘に。

《栄養摂取強化》で戦闘中に前田さんの御菓子を食べ、回復なり、食事して即座に射撃攻撃するなり、或いは《猛毒》属性の特殊攻撃ができるようになったりする筈だった敵の犬三匹。しかし……
赤犬:一拍子「おう……海に沈んでゆくぅ……」
衝動5段階を振る御菓子を食い、さらに衝動で《眠り》を振ってしまった敵リーダー。実質戦闘不能に。

後は二匹を適当にのし、一同は戦闘を終えた。

結局前田さんのお菓子は秘密裏に処理されたそうである。


という内容でした。
食事をしたら即座に射撃攻撃を行うとか、猛毒ダメージを与えれるようになるだとか、意識していなかったにも拘らず酷い内容ですね。反省。

笑っていただけたなら幸いです。

さあ第二ラウンドと行こうか。   by急須屋

2007年10月25日 01時50分59秒 | TRPG関連
デモンパです。 もう81話にもなりましたよ。

時はさかのぼり、三週間ほど前。 小坂真田山にて。
山に向かおうとする一般人を追い返しているイーグル2号こと矢渡。
「ほらほら、帰った帰った。 もー、何でこんなに人が来るんすかねぇ。」
と愚痴っている。
そして山の方から聞こえ始める戦闘音。
「おや、始まったみたいっすね。 それにしても山神さんかー。 懐かしいっすねー。 前に目覚めたのは確か・・・200年ほど前だったっすかねぇ。 それにしても山神さんの力を利用するなんて無茶にもほどがあるっすよ。 昔にも延暦寺だかの人が信長を倒すとかでやろうとしたっすけど結局こんな感じになってたし。 まったく、太歳だかなんだか知らなけど空海さんも妙なものもって来ちゃって・・・」
と知識:小坂 上級で思い出にふけ始めたりする。
「まあ、今回も悪魔憑きの人たちがいるっすからすぐ終わるっしょ。 あ、でも確か山神さんって・・・」
と、そんなところに鳴り響く騒音。
ジャーンジャーン
矢渡「げぇっ!! モヒ!?」
モヒ「ヒャッハァー!! 揶闇って女から聞いたんだがこの山になんかすげえもんが埋まってるらしいぜ。 いくぜ野郎共!!」
矢渡「さ、させるかー!! ちょっ、やめてやめ・・・ギャーっす!!」
矢渡、モヒに敗北・・・・・(死んではいないから大丈夫。)
命とはもろく儚い塵のようなものだ。
そして、僕達の命もこの星の無数の塵の一つであるなどとは昔ならともかく、
悪魔憑きとなった今の僕には理解できない。
しかし、死を前にしたらどうだろう。
恐れを知らない悪魔のように振舞えるのだろうか・・・

デモンパラサイト小坂シリーズ第81話 
「悪魔憑きらの」


今回の参加者はこの人たちです。
上條 樹(ウォーコイト PL:朱雀)
再び真田山の庵にて調べ物に活躍した漫画家。 〆張とのコンビは鉄壁でした。
彼の防御能力も馬鹿にならなくなってきました。

〆張 八策(モリオン/ブリガンダイン PL:GHTTA)
再び山神鎮めに乗り出した白鼬。 小坂屈指の鉄壁が再びうなる。 ちょっと前まではネタ扱いだったのになぁ・・・
範囲回復と二十点台の防御は完璧でした。

フランシス・ウエスト(ヴォージェ PL:東京)
GM的にはすごく久しぶりな感じのするコメリカ人ジャーナリスト。 日本文化の巨大ロボットに乗れて大満足だった様子。

紅 麗美(ファランクス/カラドボルグ PL:ゴンタ)
遅れて登場のお嬢様。(お疲れ様でした。) カリスマ度(KSD)上昇のためには仲間にも平気で槍を向けます。 元所有地だった真田山には非常に御執心のようで。

横太郎(ドラグーン/ガントレット PL:00doll)
最近出たばかりの共生生物、ガントレットをサブに持つことにしたスズメ。 幸運に修正が入ってこれで小坂最強の玄人になったのか?
これで肉弾攻撃を二連続するにはコストが低くなったよ。

刃字忌(バルディッシュ/バルディッシュ PL:ミドリ)
ただ今文楽座家から逃亡中の黒猫。 でもかっての恐怖からか「帰りたいよー」を連発。 本当にいいのか。 帰ったら山神より恐ろしいモノがいるんじゃないのか?

それから、時は現在に移って真田山。 テレビ局のスタッフと思しき人たちが山を登っている。
以下省略
ジョーさんに呼ばれてセラフィムに集まるメンバー。
どうやら、”いい夢旅気分”というテレビ番組のスタッフが今度は真田山で事故にあったらしい。 そしてついでにそのメンバーにいた叢雲君も行方不明になったとか。
フランシス、病院に入院しているスタッフの人たちに聞きに行くと山を登っている最中に岩が飛んできたりネズミに襲われたりしたとか。 あとようやく叢雲がいなくなったことに気づくスタッフの人たち。
動物メンバーは真田山周辺の動物に聞きに行くと、まだ山の頂上付近は危険なので誰も近づかないとのこと。
と言うわけでこっそりこっそり昇ってみることに。 そして見つける山神が操っていたネズミ。
再び山神が置きだしてきたのかといぶかしむ一同。 そしてなんと〆張がバリオスに乗って特攻を仕掛けることに。 ネズミに襲われるわ岩が飛んでくるわで命がけで調べた結果、どうやら山神がおきだしているらしい。(ちなみに叢雲は山神に食われて土の中っぽい。)
山神と闘うかもしれないと思い怖気づいて「もう帰ろうよー」を連発する刃字忌。
人間メンバーとも合流し、どうしようかと悩む一同に対し、上からかけられる声。
そこにはこの山の(元)持ち主、麗美お嬢様が。(ただし多少ボロボロ)
どうやらお嬢様もジョーさんに頼まれてこの山に来たらしい。
何か情報がつかめないかと一同は狐狗狸の庵に。 狐狗狸は庵でぐっすり。
上條の知識により再び調べてみると昔の山神は儀式をしなくてもたまに目覚めていたらしい。 そのため、とある専門家がやってきてこう言った。 「ふむ、これは鬼憑きの仕業ですね。」 そして山に封印を施したらしい。
この台詞に何か既視感を感じる一同。 ついでに麗美と横太郎は真田山について調べに金子と言う人が小坂に来ていたことを思い出す。
ジョーさんに金子の居場所を聞くと、彼は今警察の九課に調べ物に行っているらしい。 九課へ向かう一同。 動物達は隠密でこっそりカバンにもぐりこむ。
金子は資料室で調べ物をしていた。 どうやら金子が小坂に来たのは真田山の事だけでなく、とても危険な共生武装を探しに来たとか。
そこで刃字忌、かって神童が共生武装を大量に手に入れようとしていたことを思い出す。(釣二初登場の回、第27話参照)
船が沈んだ場所に向かい、〆張が潜水して探索。 そして発見。

その共生武装の名は<ザ・アース>数十メートルの巨大なロボットが現れる共生武装。 データ的には<巨大化第二形態>を使用できるが、10レベルでないと防御以外の全てのタイミングで10ダメージを受ける代物。
もうバランスブレイカーとかそういうのを通り越して完全なネタですよコレ。

ついでに山神についても調べてもらうと山神はこの時期になると血を捧げなくても頂上付近に移動し始め、活発に活動していたようだ。
(山神の正体は粘菌であり、胞子をばら撒くために頂上に移動し、活発に活動していた。)
そのため、金子の先祖(銀髪だったかどうかは謎)が山神が本能的に嫌うものを祠に入れて祭り、頂上に越させないようにしていたらしい。 しかし、前の戦闘で祠が壊されてしまった(特に誰かさんが酸をかけたりしたよね)ので再び活動し始めたんじゃないかとの事。 これを鎮めるためには再び山神を黙らせ、封印を施すしかないようだ。

封印は金子が調べるとして、肝心の山神を鎮めるには戦力が心もとないんじゃないかと思う一同。 そのため、この危険な共生武装を借りることに。

そして再び山神戦開始。 ちなみに操縦者はフランシス。
山神、クリティカルで70近いダメージを与えてくるものの、〆張と上條の鉄壁の防御によりほとんど防ぐ。 そしてフランシスが共生武装によるダメージを受けても〆張が大回復してチャラに。
上條、何度か山神に狙われるが〆張にも助けられ耐え切る。
麗美は<削岩撃>で山神の装甲を削るついでに叢雲発掘。
結局、フランシスだけで交代することなく山神撃破。
くそー、操縦者をどんどん入れ替わりさせたかったのになー。

山神を黙らせた頃、金子が現れてひとまずの応急処置的な封印を施す。 本格的な封印は後に千呪印が狐狗狸にやらせたんじゃないんですかね?

というわけで山神の騒動はひと段落着きましたとさ。

あ、この共生武装はセラフィム本部に厳重に管理されることになりましたよ。 危なすぎるよこんなのは。

久しぶりかな?  by急須屋

2007年10月24日 23時25分59秒 | 今日の活動報告(昼/放課後/その他)
結構久しぶりに書くことになったブログです。
今日は特に誰も遊べるようなゲームを持って来ていなかったので自分が持ってきたガイスターをやることに。
このゲームは非常にシンプルかつなかなか奥深いものなので六甲祭ではよく回りやすいゲームです。 なのでみんな、特に新入生はできるだけ説明になれておきましょう。
ちなみに今回の相手はK君。 K君は今までガイスターで駆ったことがないらしいんだが、参戦した結果一勝二敗。
うん、このゲームは気を抜くと一気に力のバランスが崩れるからねー。

ねこねこファンディスク4

当サークルはねこねこソフト様を応援しています。