合宿に行ってきました!!
ああ、石を投げないで……
遅くなったことは謝ります。まあ皇帝陛下もこう仰ってることだしゆっくり休めるのがお正月ぐらいで……
合宿の感想も申し上げておくと、まず初日はサークル員全員が間に合うという奇跡から始まりました。
当然のことながら集合時間はダミーの時間だったのですが、その後本当にバスが遅れるというオチがついてます。
宿に着くと即座に始まるスルッと、ばけっち……なんやこの合宿!?
その裏ではストーンエイジ、マーズといった硬派なゲームが回ります。
私はアザミンさんとTSっていうバチバチのサシゲーをしてました。
あと零落を読まされ薦められるなどしてました。
合宿はその後も滞りなく?行われ、
・ひーろさんにビーチばけっちで引き回され文字通り一敗地に塗れてしまったり、
・ナケミンさんニノくずかごとかいうマジのやべーやつらが虚無ビガミとかいうマジのやべーゲーム、ゲームとすら呼びたくない虚無をKateさんの寝込んでた部屋で繰り広げたり
と言った事件はあるのですが、今回の本題は初日午後から行われたセッションの報告であるため残念ながら割愛させて頂きます。
……冬合宿の感想とかじゃないです。念のため。
ということで合宿で回ったシノビガミシナリオ「ウロボロス」のご報告です
カンナ「シノビガミ「ウロボロス」(ボスヲナカッタコトニデキルゲーム)のRTA、はーじまーるよー」
アオイ「合宿でシノビガミのオリジナルシナリオ「ウロボロス」を回したらもう二度と回らないことが判明したのでここに記しておこうと思います。」
カンナ「レギュレーションは現代編、退魔忍法はGM相談の上、一部許可とします。
ハンドアウトに書かれている情報を利用した上で最短時間での使命達成を目指します。
タイマースタートは使命の確認を始めた瞬間、(存在すれば)クライマックスの終了またはGMのシナリオブレイク宣言でタイマーストップです。
では、よーい、はじめ」
アオイ「まずはキャラ選択です」
PC1 伊藤 PLぐれそ
カンナ「通常プレイでも強力な従者型【闇神楽】常夜です。」
アオイ「関西弁のクールなお姉さん。今回はヤクザじゃなかったんですね(PLメタ)(でもあの喋り方めっちゃ好きやで)」
PC2 真月零 PL左右
カンナ「【斎垣】【プロット制限】と妨害ガン積みの比良坂です。」
アオイ「【朋面】は義務。今回は情報が全く回ってこなくて残念枠でした。GMはメタで秘密振るのは……やめようね!」
PC3 破道の九十 黒棺 PL赤
アオイ「BLEACHの鬼道が人格を持ったもの……とは名ばかりのクッソ哀れなサイコロですね。」
カンナ「忍法構成は影絵座の流派忍法セット。赤色のプライドは?君も【闇景色】で遊ぼう!」
PC4 丹生谷せん PLナケミン
アオイ「キュウキとトウテツを従える血社の素敵なお姉さんです。」
カンナ「秘密の譲渡交渉で3手番くらい節約する本RTAの情報戦担当(ダブルミーニング)です。」
アオイ「いよいよシナリオ開始です。」
カンナ「いつものごとく比良坂の人に集められたPC。
忍務を要約すると、この前倒したはずの妖魔「ウロボロス」が何故か再び暴れているらしいから討伐しろとのこと。」
アオイ「オープニングの時間でさっくりとシナリオの説明をします。
ウロボロスの正体は勝者に寄生するパラサイト妖魔であり、PC2が乗っ取られているというシナリオです。」
カンナ「基本的にはお互いの視点で相手を倒せば忍務完了……なのですが、このままでは一人、使命を達成不可能な人がいます。
全員で妖魔に勝つことが使命のPC1君です。」
アオイ「そこで、今回のシナリオの真のストーリーは、
『PC1の持つプライズ【邪剣】で過去に戻って、誰も寄生されないように過去の事件をやり過ごし、現代で決着をつける』
というものになっています。」
カンナ「歴史改竄・寄生とこの時点でシナリオブレイクの影がチラついていますね。」
アオイ「そうこう言っている間に第1サイクルです。ここでは感情を結んで手番圧縮をすることが大切です。」
カンナ「丹生谷さんの的確な脅しアドバイスによって、当事者である伊藤が見事ウロボロス(PC2が怪しいという内容)とPC2の秘密を獲得しました。」
アオイ「あとサイコロが真月に握りつぶされたり捨てられたり脅されたり反動で丹生谷の出目を4に固定したりしてますね。」
カンナ「続いて第2サイクルです。」
アオイ「既に秘密が全体公開で居心地の悪そうな真月を尻目に真相究明は続けられます。
サイコロの秘密は封印術の秘伝書。これさえあればウロボロスは何とかできそうですが、こちらは過去には持ち込めません。
……と、ここでタイマーリバースです。」
カンナ「時間はウロボロス戦のクライマックス、敵の生命力が残り1からスタートです。
タイムリープしたPC1以外には当時の使命が配られます。
が、真の勝利条件はここではウロボロスに逃走を許し、1年後の未来、PC3の封印術でウロボロスを完全に封じることです。」
アオイ「ここで当RTAのキー、丹生谷が【魔界転生】を使用します。
発生したメインフェイズでは、従者二人が【社会戦】の態勢に入っています。
……それではいよいよRTAの開始です。今回のバグ仕様を解説していきます」
カンナ「PC2の秘密では、勝者に寄生するオリジナル忍法を使用できるということになっていました。
ウロボロスの寄生能力もその忍法の流用です。ということで、寄生できるのは『勝者』に対してです。
……ん?今攻撃しようとしてるのは従者君ですね?」
アオイ「そう、実はこのボス、倒しても良いんです。
従者にトドメを刺されると、次の未来では従者に寄生したクソザコラスボスをみんなで嬲り殺して勝利できます。
ちなみにこのルートに気づけた場合、過去に戻る必要すらなく事件を解決できます。
これがルートその1、従者ルートです。」
カンナ「さっきのがその1と言うことで、ルートは当然複数あります。
さて、先ほどお話したように寄生は忍法です。
今放たれようとしている【社会戦】は集団戦ダメージを与える忍法です。
シノビガミをやりこんでいる方はもうお気づきですね?」
アオイ「そう、寄生の発動はマヒや呪いに叩き潰されてしまうのです。
これがルート2、変調ルートです。」
カンナ「any%の場合、現代でPC2に変調をぶちあてることは一応不可能ではないですが、使命の完全達成を狙う場合は過去への遡航が必要となります。
過去でボスの寄生を阻止した場合タイムパラドックスが起きて忍務失敗ボス戦(現代)が消滅しその時点でシナリオクリアです。」
アオイ「ルート3は今回は実現不能でした。【判定妨害】ルートです。」
カンナ「何度も言ってきたように、このクソザコ寄生は、発動の阻害が可能です。」
アオイ「やはり完全クリアには過去へ戻らなければならないため、RTAではルート1が最も優秀と言えます。」
カンナ「ガバガバじゃないか(驚愕) 再走して、どうぞ。」
アオイ「試走してないからね。仕方ないね。」
カンナ「……と長々と解説してきた方法について議論されるなどしましたが、今回は普通に倒してくれたためそのまま未来に戻って決戦、クリアとなりました。」
アオイ「ヴァリアルフォーゼが終わったりサイコロが血社に修理に出されたりした後、伊藤と17の会話が終わったところでタイマーストップです!
完走した感想ですが……」
アオイ「二 度 と や ら ん わ こ ん な ガ バ シ ナ リ オ」
カンナ「以上です。ありがとうございました。」