goo

九州へ (その13)



翌25日は 天気図的には 夕景が如何にも良さそうな気圧配置でしたが、如何せん
二日間の無理が祟って 体力がかなり消耗し、夕方まで撮影する程の 気力がもう有りません。
典型的なA型?人間の小生は 1日ダラッとして体力の回復を計る…という、器用な事が出来ないのです。

そこで 残念ながら この日を九州撮影の最終日とし、昼頃には帰路に着く事にして
それまで何を撮るか を決める事にしました。

先ずは 鹿児島県境まで もう後10km程という 人吉市の
  鹿目(かなめ)の滝
                    に向かいました。

3つの滝の総称だそうで、これは その内の 平滝。



これは 小さな 雌滝。



そしてこれが 一番有名な 雄滝。

柱状節理の岩盤を割って 落差36mと言われる高みから 豪快に迸り出る様子は 実に力強く、
日本の滝100選 に入るのは 至極当然の事と思われます。

これは 8時10分頃の様子ですが、光の状態は もう少し早く来た方が良かったかも知れません。



幸い 水量がそれ程多くないので、良い構図を求めて 流れの中に三脚を立てての撮影です。



大変魅力的な滝ですが この朝は 小生一人だけしか来て居らず、立つ位置に気を使う必要も無く
ゆっくりと撮影する事が出来ました。



頭上の椿が一輪 丁度落ちてきたので、未だ綺麗な その姿を入れて 記念撮影しました。



さて いよいよ 九州行最後の撮影地となる、佐賀県の唐津へ向かって 北上します。

いつも 朝食と昼食は コンビニお握りか サンドイッチばかりなので、
九州最後のお昼は 高速道路のサービスエリアで チャンポン麺を戴きました。

小 風景写真サイト 「四季逍遊」 を定期更新しました。
           http://www.geocities.jp/shikishoyu/

右欄外 ブックマークの 「 四季逍遊 」 でもリンクしていますので、ご覧戴ければ幸いです。

写真1・2、足場が悪く これ以上近寄れる様な良い立ち位置が無かった。
写真1~
4・6共、滝の水を流す為 スローシャッターにしている。
写真7、スマートフォンでの撮影の為 詳細データ不明

写真1
 絞り優先AE f16(1/15sec) 露出補正=0EV 焦点距離=60mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 f11(1/30sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=100mm ISO=400 AF 手持ち
写真3
 f11(1/25sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=20mm
写真4
 f11(1/20sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm AF
写真5
 f5.6(1/800sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=160mm ISO=1600 AF 7DMk2 手持ち
写真6
 f5.6(1/80sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=100mm AF
写真7
 f2.0 1/32sec ISO=160 AF 手持ち                                   他は同じ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

九州へ (その12)



18時20分を過ぎて 日の入りまで 後10分程 となりました。
この24日は 西の空が綺麗な
  夕焼けに
              なってくれ、当地を始めて訪れたにしては 上出来と言えます。



広く撮ると こんな感じです。

前日に続き とても強い風が右前方から 吹き続けている為に、
干潟の向こうの 海面が激しく波立っていて 赤い光を全く映してくれません。



これで風が無ければ 夕焼け空を映して 海面も真っ赤に染まり、
本当に素晴らしい光景が 広がっている事でしょう。



でも 無い物ねだりをしても 仕方有りません。 今日は こういうお天気なのです。



干潟の 特徴的な模様の縁が 優しいオレンジ色に染まって、1日が暮れて行きます。



手前の菜の花も 左右に揺れながら、西の空に バイバイをしている様です。



18時35分、急に薄暗くなる中を 貝採りのオジさんが また一人 引き上げて来ます。



小生も 今日は幸運にも恵まれて 色々な収穫が有りました。 どうもありがとう 明日もよろしく… 。


写真1~3共、夕焼けのピークはホンの2分間程度のモノ。これの為に昼過ぎから待っている人も居られるのだから
    風景写真撮影も 見掛け程楽な作業では無いと言えるかも知れない。
写真1
 絞り優先AE f8(1/1250sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=460mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 7DMk2
写真2
 f16(1/50sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=40mm ISO=200 MF 5DMk3 三脚使用
写真3
 (1/800sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=130mm
写真4
 f16(1/10sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=50mm ISO=200 MF 5DMk3 三脚使用
写真5
 (1/320sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=290mm
写真6
 f16(1/8sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=50mm ISO=200 MF 5DMk3 三脚使用
写真7
 (1/160sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=410mm
写真8
 f16(0.3sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=50mm ISO=200 MF 5DMk3 三脚使用      他は同じ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

九州へ (その11)



通潤橋を出て 宇土の御輿来海岸に 16時着、懸念した駐車場は 既にビッシリ埋まっていました。
仕方無く 100m程離れた所に停め、2往復して 撮影用具一式を 撮影ポイントまで運びます。

16時半頃 撮影開始、この24日も強風で 夕暮れ時がどうなるのか 心配です。



潮汐表上では 撮影に最適の日 と出ている関係で、昼過ぎから カメラマンが集まって来て居たらしく
16時に来る様では失格 と言うところでしょうか。

干潟を撮るのに良いポイント(私有地故 入所料を取られます)には 三脚がビッシリと並んで居ます。



高台の 駐車場傍も 三脚がズラリ。



小生は 菜の花が咲いている一角(この少し左側)で撮る事にして、風に強い 大型三脚を据えました。
後は 夕暮れ時の18時半頃迄の 1時間半程を、どうやって過ごすか です。



17時40分頃 太陽が大分西に傾き、干潟が金色に 染まり始めました。
強風は嫌ですが さざ波が美しい模様になってくれ、その点だけは歓迎です。



手前の芦原が シルエットになりました。



島原湾の対岸も 下の方に雲が無く、この調子で行けば そこそこの夕焼けを期待出来るかも… 。



雲仙普賢岳も この日は 頂上までハッキリと見え、なかなか良い感じです。 このままこのまま… 。



  干潟の色が
                 どんどん濃くなります。 このままこのまま… 。


写真1・2・8共、強風なので 明るくて高速シャッターを切れる内は良いが、暗くなってくると菜の花がブレてしまう筈
写真2、彼等の居る位置の右端辺りが 赤く染まった干潟が最も美しく見える筈
。小生の位置からでは
    広く撮ると写真6や8の様に 浜に出入りする路の直線が写ってしまい、折角の美しい干潟が少々損なわれる。
写真2~4共、皆それぞれ 自分が一番良いと思う場所で、夕暮れをひたすら待つ。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/1250sec) 露出補正=0EV 焦点距離=160mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 7DMk2
写真2
 f11(1/640sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=50mm ISO=800 5DMk3
写真3
 f11(1/2000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm ISO=800 5DMk3
写真4
 f11(1/2000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=25mm ISO=800 5DMk3
写真5
 f11(1/2500sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=310mm
写真6
 f11(1/3200sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=140mm
写真7
 f11(1/1600sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=120mm
写真8
 f16(1/640sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=50mm ISO=800 MF 5DMk3 三脚使用
写真9
 f11(1/2500sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=410mm                         他は同じ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

九州へ (その10)



通潤橋の放水を ずっと見ていたいのですが、今回の九州行の本命は あくまでも 御輿来海岸の夕景。
夕方になる前 早目(駐車場が一杯にならない内)に、宇土の海岸に着かないといけません。

この橋の直ぐ奥に有るという 五老ヶ滝 も見ておきたいので、ここら辺で 橋の上を渡って
奥へ行ってみる事にしました。

橋の丁度真ん中で 問題の水栓を 覗き込んでみます。 ホホ~ 本当に栓なんだ… 。



反対側も… 。 でもこんな
  凄い勢いの
                水を、どうやって 栓で押さえて止めるのでしょうか??
どう考えても 暴れる水で びしょ濡れになってしまいそうです。

その答えは この後直ぐ!(夜のTV風に)



橋を渡り切った所に、古地図風の 配置図が有りました。

なる程… 右上の川から 一旦 水槽(円形分水 と言うらしい)に水を溜めて置いて
其処から 中央の台地の上にある田圃まで、途中に この水潤橋を造る事によって
低い別の川の上を越して 左方へ水を送り込める…
という訳ですね!

台地の上に有る 田圃の農民は、長い間ずっと 水の確保に とても苦労していたのでしょう。



橋を渡って 更に暫く進んだ所に有った 五老ヶ滝、本当は もっと近くまで行けるそうなのですが
水潤橋の放水がどうなっているのか とても気になるので、滝がチラッと見えた所で 記念撮影をして
直ぐに 引き返しました。



大急ぎで戻ってくると 未だ放水は続いていましたが、別の角度から撮ろうと 駐車場の方まで戻る内に
水勢が急に弱くなり 流れ落ちるだけ になってしまいました。

上流の水槽(円形分水)に貯まっていた水が 全て流れ出終わったら、そこでお終いになるようです。



なる程なる程… 水が全部 流れ出切ったら、その時に栓をするのは 至って楽な事でしょう。
そこまで考えて 造られているのですね。



下の川の畔に 例の 惣庄屋の 布田保之助 の像が建っています。
江戸末期の 一地方の長の 開発事業者としての優れた能力と知恵に、今更ながら 脱帽です。


写真1・2共、水槽に水が溜まって圧力が上がった時に この水栓が抜けてしまわない仕組み、そして
    駐車場側に2つ有った放出口の 下の方の栓の仕組み を見てくるのを忘れてしまった
。残念だが またの機会に…。
写真3、水潤橋で 右上から中央の台地の田圃へ水を運ぶのは良いが、右上の土地にも田圃は有るのだから
    其処の農民と 水の取り合いになってしまう。
    そこで 導水路の元に水槽(円形分水)を造って 両者の田圃の面積比(7:3)に水を予め分けて置いて その7の分だけを
    水潤橋で台地の田圃へ運ぶ という仕組みらしい
。誰もが納得できる理屈で押す 凄い発想だと感心する。
写真4、五老ヶ滝も なかなか見事な滝だろうと思う。今回は 直ぐ傍まで来て居ながら全貌を見損なってしまい とても残念。
写真1
 絞り優先AE f8(1/4000sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm
写真3
 (1/800sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=50mm
写真4
 (1/1250sec) 露出補正=-22/3EV 焦点距離=60mm
写真5
 f11(1/1250sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=60mm ISO=800
写真6
 f11(1/800sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=50mm ISO=800
写真7
 f11(1/1000sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=50mm ISO=800      他は同じ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

九州へ (その9)



栓が抜かれて 迸り出た水が 下を流れる川に落ちてきます。



そして 今度は 向こう側の栓も。



あれれ… こちら側は 2つの口から流れ出て来るのですね。

橋の上で 戻ろうとしている4人連れが 観光放水を依頼されたご家族。
小生にとっては 実にナイスタイミングで、どうも有難うございました!



下の川の傍で見上げると 相当の迫力で…



風向きによっては 飛沫が掛かる事もあります。



両側に
  放物線を描いて
                      流れ落ちるのが 絵になって良いなぁ… 。

駐車場や広場が有る こちら側だけ 2本出るのも、サービス精神?旺盛で また良いなぁ… 。



橋の上に 上がってみました。 へぇ~ こんな風になって居るんだぁ… 。
この橋は 後ろ側にある貯水槽から 向こうの台地の田圃へ向かって、大切な水を運んでいる訳です。

両側に落ちている様子が とても良く判りますね。
向こうには 藁葺き屋根も見え、往時の雰囲気を きっと良く残しているのでしょう。


写真3、こちら側だけ何故2本流れるのか その訳は聞きそびれてしまった。
写真5~7共、落ちて来る水飛沫を止めようと ISO感度を上げてシャッター速度を速めた
。7は戻し忘れ。
写真1・2共通
 絞り優先AE f16(1/125sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真3
 (1/100sec) 焦点距離=30mm
写真4
 (1/400sec) 焦点距離=40mm
写真5
 (1/1000sec) ISO=800
写真6
 f8(1/4000sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=30mm ISO=1600
写真7
 f8(1/3200sec) 露出補正=-1/2EV ISO=1600              他は同じ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

九州へ (その8)



宮崎県の 高千穂峡を 12時半頃出発して、国道218号線を走り
この24日の本命である 熊本県宇土の 御輿来海岸へと 向かいます。

走り出して直ぐ(地名を忘れてしまいましたが)、民家の庭先で 美しい光景に出会いました。



パターンが面白い こんな棚田も発見。 そして 宇土迄の道のりの丁度半分辺り 山都町に有るのが…



ジャ~ン! 通潤橋です。



小生の姉夫婦が 以前 此処を訪れて居て、その時の写真を 見せて貰った事が有ります。

放水時の素晴らしい姿に 小生は圧倒されて、何時か訪れたい と ずっと思っていたのですが
何せ 阪神間から熊本は 遥かに遠く、今回 御輿来海岸を訪れたのが 絶好の機会 という訳です。 



丁度 人が立っている所の直ぐ下から こちらと向こう側に 放水される時が有ります。
訪れた3月は 休日の12時に放水されるとの事でしたが 今は平日の14時少し前、残念でした。

農業に支障が無い限り 水路の詰まりを予防したり 観光の目的で 時々放水される という事で、更に
1万円払うと 事情が許せば「観光放水」して貰える との記述も有りましたが、そこまでは一寸 ネ… 。

この橋は 江戸時代の末期に 当地の76もの村々の長(惣庄屋)である 布田保之助が造った物で
川から引いた貯水槽が 左上方にあって、其処から右方の台地に有る水田へ と水を引くための橋
なのですが、日本最大級の石造アーチ水路橋 として国の重要文化財に指定されている… そうです。



近くで見ると 力学的にも 大変理にかなった構造と組上げ方で
複雑なその姿は 機能美も併せ持ち、現代の観光資源としても 申し分有りません。

この橋の上を渡って 右奥へ行った所に 滝が有る というので、行ってみる事にしました。



橋へと上がって行く 遊歩道(写真4の左側)の傍には、余った水を流す為でしょうか 放水路があり
凄い勢いで 流れ落ちていました。 それだけ 水量が多い という事でしょう。

水路の横で 話しているお二人に挨拶をして 通り過ぎようとしたら、
座っていた方が 「もう直ぐ 放水が有るそうですよ」 と教えて下さいました。

予定時刻を聞くと 14時だと聞いた との事、今は?と見ると 14時03分です。
ウワワ 大変! いつ始まってもおかしくない という時刻!

放水している所をイメージして 大急ぎで ベストポジションへと走ります。
橋の斜め下から 見上げる構図で狙う事にしました。



準備完了で待つ事暫し… 実際には10分過ぎに
  出た!!
              放水が始まりました! いやはや 今日は何と運の良い日だ… 。

写真の5枚目で 橋の上に立っていた方が 実は 放水係の方だった様で、
子供二人連れのご夫婦が 観光放水を(1万円払って!)依頼された という事の様です。

確かに 子ども心にも 長く記憶に残る 素晴らしい想い出になる事でしょう。 良い決断だと思います。

写真5、後から判った事だが 観光放水の依頼を受けた係の方が 水栓の所で依頼者が来るのを待って居られるところ。
写真6、力が掛かる向きに忠実に岩を重ね合わせて組み上げられて居り、結果として実に美しいカーブを描く構造物となっている。
写真8、放水口は普段は水栓で閉じられていて、係のオジさんがその栓を抜くと 水がほとばしり出る仕組みらしい

写真1
 絞り優先AE f11(1/640sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=190mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 7DMk2
写真2
 (1/800sec) 焦点距離=25mm 5DMk3
写真3
 (1/1000sec) 焦点距離=30mm 5DMk3
写真4
 (1/1000sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=80mm 5DMk3
写真5
 (1/1250sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm 5DMk3
写真6
 (1/500sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=25mm 5DMk3
写真7
 (1/1600sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=30mm 5DMk3
写真8
 f16(1/60sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm ISO=200 5DMk3       他は同じ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

九州へ (その7)



遠く 宮崎県まで走ってでも 見たかった 高千穂峡、風景写真としては 既に撮り尽くされていて
今更… という写材ですが、風景屋として やはり 一度は見ておかないと済まない場所 だと思います。

駐車場から 良く整備された遊歩道を暫く歩き、階段を少し上り下りすると…



渓谷の底の方から ギーコン ギーコン… という 手漕ぎボートの音が聞こえてきて…



お馴染みの この光景が見える… という訳です。



遊歩道を含む ほぼ全景はこんな感じで、主となるポイントは ホンの僅かの距離の間だけでした。

周囲には 例によって 元気な中国語が満ち満ちています。



人が少し途切れるのを待って 良さそうな場所を占拠、後は 次から次とやって来る ボート達が
一瞬でも岩陰に入って 写らなくなるのを 粘り強く待つだけです。



そうこうしている内に 運良く 薄雲の合間から光が射し
  淵が美しい青緑色に
                          染まって、滝の白を 引き立ててくれました。

貸しボートに乗って 滝を下から見上げる構図の写真も 非常にしばしば見受けますが
一人でボートに乗ってまで 粘って撮る気も 特に起きず、
ここら辺で切り上げて 次の目的地へと 向かう事にしました。


写真5・6共、滝を狙うポイントとしては ボートで迫るか 4の手前の階段の下辺りか と思われる。何れにしても
    淵の美しい色を出すなら光が大事で、淵の向きからして 小生が訪れた12時過ぎ前後は悪くない時間帯だと思う。
    今回CPLフィルターは使わなかったが 極く僅か効かせた方が良かったかも知れない。
写真1
 絞り優先AE f11(1/30sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=16mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/40sec) 露出補正=-11/6EV
写真3
 (1/20sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=60mm 7DMk2
写真4
 (1/160sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=40mm 7DMk2
写真5
 (1/25sec) 露出補正=-11/6EV 焦点距離=170mm 7DMk2
写真6
 (1/40sec) 露出補正=-11/6EV 焦点距離=120mm ISO=400 7DMk2      他は同じ

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
   次ページ »