あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 春のシーカヤック教室_とびしま海道で車中泊キャンプ&桜ドローン

2019年04月07日 | 旅するシーカヤック
2019年4月6日(土) この土曜日は、カヌー駅伝前の最後の練習のチャンス。
朝から島へと渡り、カヤック漕ぎの練習をサポートする。

雨に振られた先週とは違い、今日は晴れて風も穏やか、気温も高い。
絶好の漕ぎ日和である。

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準備体操をし、カヤックを準備して、海に漕ぎだす。

今日は、選手として出場する職員さん2名と、先週練習できなかった、昨年活躍してくれた高校生の男の子、そして駅伝にはでないがシーカヤックが大好きな女の子、と言うメンバー。

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せっかくなので、春の芸予諸島の景色も楽しみながらの、漕ぎ練習。

あまり風もなく、穏やかな海で、いつもとは違う舟の漕ぎ味を楽しみながらのパドリング。

『おーい、頑張れよお。 本番じゃあ、もっと距離は長いよ!』

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何度か往復して距離を漕いだ後は、ダッシュの練習も。

沖にあるブイを回ってきて、次の選手に交代して漕ぎ出し、本番をイメージしてもらう。
また、職員さんと高校生の3人でのレース形式で、相手を意識したラストスパートの練習も。

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最後は、気分転換も兼ね、湾をグルリと漕いで出発地点に戻ってきた。

『お疲れ様でした。 じゃあ、来週日曜日にまた会おう』

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ここからは、岡村島へと移動。

お気に入りの展望台へと登り、春の芸予諸島の海を眺める。
今日は、黄砂で霞んだ景色。

展望台からは、桜も楽しめる。

白い花の桜や、

ピンク色の桜。


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展望台を降りると、今度はキャンプ場へ。

クルマから荷物を降ろし、テーブルと椅子をセット。
椅子は、かつてキャンプの定番として大人気であった、マクラーレンのガタバウトチェア。
テーブルは、バーベーキューセットを活用し、木の天板を置けるようにした、なんちゃってキャンプテーブル。

今日のお昼ご飯は、コンビニで買ってきた広島つけ麺。

海を眺めながらのランチは、それが例えコンビニつけ麺であっても、最高の一時になる。

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ランチを終えると、冬のキャンプに活躍してくれた、ダウンジャケットを天日干し。

これは、俺が会社に入って数年してから購入したもので、ほぼ30年ものと言う貴重なキャンプウエア。

当時、出始めたばかりのゴアテックスとダウンという貴重な組み合わせであり、さすがに草臥れてはいるが、冬のキャンプのウエアとしては十分機能してくれている。
『さて、いつまで使い続けられるかなあ』
楽しみだ。

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夕方になると、ソフトクーラーから、呉名物の一つである、鳥徳のチキンを取り出す。

ビールをグビリと飲りながら、美味い鳥にかぶりつく、至福の一時。

こんな時に活躍してくれるのは、オピネルのナイフ。

研げば研ぐほど、素晴らしい切れ味を見せてくれ、安価なので使い倒せる最高の相棒である。

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キャンプの夕方は、一番楽しみな時間の一つ。

誰も居ない、静かな海辺で、ビールを飲みながら、静かに眺めるサンセット。

日が沈んだ後の、瀬戸内の夕凪も心地よい。

満天の星空の下、『おやすみなさい』

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翌朝も、穏やかな晴れの天気。

パンとコーヒーの朝食を終え、蒲刈へと移動。

早朝で人も居ないので、公園でドローン撮影。

蒲刈の風景

とびしま海道の桜

公園の桜並木

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日曜日は、昼前に家に戻って買い出しに行き、そこから妻と一緒に花見へ。

子供の頃から遊びに来ていた、近所の公園。
今では子供も少なくなり、人気のない静かな公園で、長年連れ添った妻との二人きりでのお花見である。

買ってきた刺身や惣菜やをいただきながら、ビールをゴクリ、日本酒をチビり。
『この花見、今年で何年目になるかなあ?』

『この花見に来ると、春が来たと感じるよ。 本当に楽しいねえ』

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生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週の駅伝はどうなるのかな?

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