あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 自然海岸残るお気入りエリアで芸予ブルーを堪能する朝のお散歩ツーリング

2017年11月12日 | 旅するシーカヤック
2017年11月12日(日) 昨日はキャンプの準備をしていたのだが、朝から強風が吹き荒れ、早々にキャンプは諦めた。
ほんと、今年の秋はあまり天気に恵まれないなあ。

でも一夜明けた今日は、晴れて穏やかな朝。
『じゃあ、ちょっと漕いでくるよ。 いつものところ』

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風もなく、晴れて深い青と蒼のコントラストが美しい芸予諸島のお散歩エリア。
今日は、久しぶりにウッドのナローブレードパドルを持ち出してきた。

さすがに11月も半ばということで、空気は少しヒンヤリと、夏に比べると空気の透明度とキレが上がっているのが肌で実感出来る季節になった。

今シーズン初となるブーツを履き、防風ジャケットを羽織って準備完了。


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シーカヤックを海に浮かべ、乗り込むとスプレースカートをつけて漕ぎ出す。

懐かしい、ウッドパドルの温かみがあり当たりがソフトで優しい感触に、久々に感動。
『やっぱりウッドはいいなあ!』

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まずは、先に見える無人島へ。

この島を、カウンタークロックワイズでグルリと漕ぎ進み、久しぶりとなる漕ぎの感触をじっくりと楽しむ。

この頃から、少し北風が強まってくる。
今日は穏やかな予報なのだが、局地的には状況が変わるようだ。

それでも空は青く、海も高い透明度で、パドリングしていてもなんとも気持ちが良い。

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岩を眺め、

遠くの島々を眺め、

秋の深まりを感じながらのお散歩ツーリング。


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対岸に渡ると、北風を避けられる地形の休憩スポットに向かう。

シーカヤックを引き上げ、しばし休憩。

ポットに詰めてきた、熱い紅茶をゴクリ。
こんな日のツーリングでは、温かい飲み物が、心も体も芯から温めてくれるのである。
海の透明度は素晴らしく、誰もいない静かな浜での休憩は、至福のひと時。


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相変わらず、イノシシの足跡はそこら中に。。。
景色が最高なので、ここでキャンプができたらなあ。

今日の空は深い蒼。

花崗岩の岩肌の色と、蒼い空とのコントラストが美しい。

ベンチ代わりに使える板に座り、紅茶を飲みながら、芸予ブルーの景色を堪能。

本当に、芸予諸島は日本でも最高のシーカヤックツーリングエリアの一つであるということを、改めて実感する。


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じゃあ、そろそろ戻るとしようか。

海沿いの、赤く色付いた木々を眺めながら、時にしっかり、時にのんびりまったりのパドリング。
昨日は強風でキャンプツーリングは諦めざるをえなかったが、今日は最高のコンディションに恵まれ、朝のお散歩ツーリングを楽しむことができた。

帰り道では、シーカヤックをカートップしたカヤック仲間のUさんとすれ違い、挨拶を交わした。
『うん、やっぱり今日はカヤック日和だからなあ』

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生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?

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