あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 晩秋の江田島お散歩カヤック&バイク

2016年11月26日 | 旅するシーカヤック
2016年11月26日(土) この週末は、土曜日の夜から雨の予報なので、今日は日帰りツーリング。
朝はいつもよりゆっくりとコーヒーを楽しみ、着替えを準備して家を出る。

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車で走る事1時間足らず。 お気に入りの浜に到着。

他には誰も居らず、静かな晩秋の芸予諸島の海辺。
まだ日が差していない手前の深い藍色の海と、日に照らされて透明感のある明るい芸予ブルーの空とのコントラストがなんとも美しい。

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安全装備とお茶セットを積み込み、イザ出発。

多少風はあるものの、気持ちの良い朝である。

もう25年位通っている漕ぎ慣れたエリアを、これまた手に馴染んだパドル、アークティックウインドで静かに漕ぎ進む。

岸ベタを漕ぎ、景色を楽しみながらの朝のお散歩。


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今日はちょうど満潮の時間のようだ。

満潮時しか潜り抜けることができない洞窟へ。

読み通り、今日は通り抜けることができた。

開けた視界は、芸予ブルーの絶景!

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沖にある岩まで漕ぎ進む。

この辺りでは、以前スナメリを見かけたこともある。
遠く対岸は周防大島だから、スナメリもこのあたりまで遊びに来ることがあるのだろう。
Uターンしてしばし漕ぎ戻り、

バウを西に向けて長島へ。

途中の休憩時には、スプレースカートのストラップがパドルの保持に役立つ。

これは便利だなあ。

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長島で引き返し、

お気に入りの浜へ上陸。

秋も深まり、海水の透明度が素晴らしい。

しかし上陸すると、いつものようにイノシシの足跡が。。。

これさえなければ、ここでキャンプが楽しめるのになあ。
かなり以前、まだ猪が出没していなかった頃、冬に独りでキャンプしたことを懐かしく思い出す。
『ああ、あの時は大きな火球が見えたんだよなあ』

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休憩では、メスティンと固形燃料のアルコールバーナーを取り出し、お湯を沸かす。

少し風があるので、簡易風防が大活躍。

お湯が沸くと、インスタントコーヒー。 絶景を眺めながらの一杯は、非日常に浸ることができる至福のひと時。


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『さあ、そろそろ戻ろうか』

今日は、2時間ほどのツーリングを楽しんだ。 最高!

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シーカヤックをカートップし、着替えると、お昼ご飯。

今日は江田島のうどん屋さんへ。

注文したのは、天ざるそば。
『ごちそうさまでした!』 あー、美味かったなあ。

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午後は少しだけ自転車を楽しむことにした。

昨日の夕方、久し振りにこのMTBを洗車して磨き、注油しておいた。
さすがに年季が入っているので、ピッカピカにまでは綺麗にならなかったが、それでもいつもより光っている。
こうして手を掛ける度に愛着が深まり、手放せなくなっていく。

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ヘルメットを被り、グローブをはめると海沿いの道を漕ぎ進む。

気温もペダリングにちょうど良く、しっかり漕ぎ続けると少し汗ばむ感じ。

三高港まで行き、缶コーヒーを飲んで一休みし、出発地点に戻る。

広島らしい牡蠣棚。

時間は短かったが、気持ちの良いサイクリングであった。

こうやって毎週少しでも漕ぎ、久し振りとなる輪行旅に向けて、ちょっとづつ自転車用の足を作っていければいいな。

先週取り付けたハーフクリップは、とても良い感じであった。 これは十分使えるなあ。

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今日は、シーカヤックと自転車で、江田島を堪能することができた。

明日は雨だが、今日は楽しい休日を過ごすことができた。

さて、来週はどこ行こう?

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