2013年8月12日(月) とびしま海道キャンプ&シーカヤック教室で始まった今年の盆連休も、今日で3日目。
10時半。 ロードスターの幌を下ろし、ソフトクーラーバッグを積み込んで、家を出発した。
先日、倉橋島の南端にある鹿島の『石野水産』さんを訪れた時、注文しておけば『生ちりめん』を手に入れることができることを知り、お願いしていたのである。
今日は、それを受け取る日。 準備があるので、12時頃来て下さいとの連絡を受けていた。
夏の直射日光対策としてキャップを被り、オークリーのサングラスを装着して、海沿いの道をオープンで走る。
さすがに気温は高いものの、今日は少し霞もかかっており、風もあって真夏にしては快適なオープンドライブ。
***
石野水産さんに到着すると、ちょうど12時。
店に入り、名前を告げると、『あ、生ちりめん予約の方ですね。 ちょっとお待ち下さい』とのこと。
しばらくすると、いつものおねえさんが生ちりめんを持ってきて下さった。 『こんにちは。 お世話になります』
『これ、家庭用なので、100gずつ小分けにしてパックしてあります』
見ると、パックは二重底になっており、底側には氷が、そして上のパックには生ちりめんが入っており、その底には水抜き用の小さな穴がいくつも空けられている。
なんとも贅沢な、生ちりめんの鮮度保存用スペシャルパックである。
なんせ生ちりめんを買うのは初めてだったので量の感覚が分からず、今日は1kgほどお願いしていた。
『1kgなんで、このパックが10個になります』
おお、これは食べ応えがありそうだ。 今日の夜は、久し振りに実家で晩ご飯の予定なので、お土産&一緒に食べるのにちょうど良い。
『生で食べられるのはどれくらいの期間ですか?』 『ええ、24時間くらいですね。 それからは、さっと釜揚げ風にして食べて下さい』
***
1kgのパックのイメージが分からなかったので、大きめのソフトクーラーと中くらいのソフトクーラーの二つを持参してきたのだが、この贅沢パックにはちと不足であった。
と言う訳で、氷を入れた発泡スチロールのパックも付けていただき、ロードスターのトランクへ。
『どうもお世話になりました』
そろそろ漁期は終わるという、貴重な生ちりめんを積み込んだロードスターは、一路家路に。
***
家に着くと、パックを外して一つずつ冷蔵庫へ。
そして、少し遅めのお昼ご飯。 今日はもちろん、楽しみにしていた『生ちりめん丼』である。
まずはパックを開けて、ご飯の上にタップリの生ちりめんを。
そこに、小皿からわさび醤油をタラーリと回し掛ける。
コップに冷えたエビスビールをトクトクトク。 では、『いただきまーす』
最初は醤油が掛かっていない部分を一口パクリ。 『お、なんじゃこりゃあー! スゴイ美味い』
そのままで甘みと旨味をしっかりと感じる。 まったく生臭くなく、苦みもなく、醤油なしでも充分いける。 驚きの生ちりめん。
こんどは、醤油の掛かった部分をパクリ。 『うーん、旨い』 うちの醤油は、倉橋島のさしみ屋こと北吉鮮魚店でも使われている『えご醤油(江後醤油【宝】)』
倉橋島のおいしい刺身醤油と、倉橋島のおいしい生ちりめんのコラボレーションである。
いやあ、倉橋温泉館で食べた生ちりめん丼もおいしいと思っていたが、これは全くの別物。 わざわざ買いに行った甲斐があるというものだ。
『おお、これを海苔に載せてみるのはどうかな』
しまなみ海道にある弓削島名物の海苔を取り出し、ごはんと生ちりめんを載せてみる。
今度は、芸予諸島の名物3品のコラボレーション。 『ああ、最高だ』
***
途中でハッと思い立ち、小さな茶碗にご飯を少なめによそい、ミニちりめん丼をつくる。
そして、すでに昼ご飯を済ませたという長男のところに持って行き、『これ、試食してみいや』と、部屋に置いてきた。
しばらくすると降りてきて、『どうやった?』 『これ、美味いね』 『そうやろ。 さっき買うてきたんや』
うちで、一番味にうるさい長男。 俺が一口喰って、これは絶対彼にもいけると思っていたのだが、やっぱり予想通りであった。
パクパク、パクリ。 『ごちそうさまでした』
いやあ、それにしてもこの生ちりめんは本当に美味しかった。
呉に住んでいても、まだまだ知らない名産品があるのだなあ。 これからも、クルマやバイク、徒歩、そしてシーカヤックで様々な場所を訪ね、あるくみるきくを実践し、新たな発見ができることを楽しみにしている。
キャンプにシーカヤック教室に、そして地元の生ちりめんと、連休前半は素晴らしいスタートダッシュ。
この盆連休も、なんだか良い休みになりそうな予感!
***
☆8/12日のアクセス順位:1,947位 / 1,915,678ブログ中(gooブログ)
10時半。 ロードスターの幌を下ろし、ソフトクーラーバッグを積み込んで、家を出発した。
先日、倉橋島の南端にある鹿島の『石野水産』さんを訪れた時、注文しておけば『生ちりめん』を手に入れることができることを知り、お願いしていたのである。
今日は、それを受け取る日。 準備があるので、12時頃来て下さいとの連絡を受けていた。
夏の直射日光対策としてキャップを被り、オークリーのサングラスを装着して、海沿いの道をオープンで走る。
さすがに気温は高いものの、今日は少し霞もかかっており、風もあって真夏にしては快適なオープンドライブ。
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石野水産さんに到着すると、ちょうど12時。
店に入り、名前を告げると、『あ、生ちりめん予約の方ですね。 ちょっとお待ち下さい』とのこと。
しばらくすると、いつものおねえさんが生ちりめんを持ってきて下さった。 『こんにちは。 お世話になります』
『これ、家庭用なので、100gずつ小分けにしてパックしてあります』
見ると、パックは二重底になっており、底側には氷が、そして上のパックには生ちりめんが入っており、その底には水抜き用の小さな穴がいくつも空けられている。
なんとも贅沢な、生ちりめんの鮮度保存用スペシャルパックである。
なんせ生ちりめんを買うのは初めてだったので量の感覚が分からず、今日は1kgほどお願いしていた。
『1kgなんで、このパックが10個になります』
おお、これは食べ応えがありそうだ。 今日の夜は、久し振りに実家で晩ご飯の予定なので、お土産&一緒に食べるのにちょうど良い。
『生で食べられるのはどれくらいの期間ですか?』 『ええ、24時間くらいですね。 それからは、さっと釜揚げ風にして食べて下さい』
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1kgのパックのイメージが分からなかったので、大きめのソフトクーラーと中くらいのソフトクーラーの二つを持参してきたのだが、この贅沢パックにはちと不足であった。
と言う訳で、氷を入れた発泡スチロールのパックも付けていただき、ロードスターのトランクへ。
『どうもお世話になりました』
そろそろ漁期は終わるという、貴重な生ちりめんを積み込んだロードスターは、一路家路に。
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家に着くと、パックを外して一つずつ冷蔵庫へ。
そして、少し遅めのお昼ご飯。 今日はもちろん、楽しみにしていた『生ちりめん丼』である。
まずはパックを開けて、ご飯の上にタップリの生ちりめんを。
そこに、小皿からわさび醤油をタラーリと回し掛ける。
コップに冷えたエビスビールをトクトクトク。 では、『いただきまーす』
最初は醤油が掛かっていない部分を一口パクリ。 『お、なんじゃこりゃあー! スゴイ美味い』
そのままで甘みと旨味をしっかりと感じる。 まったく生臭くなく、苦みもなく、醤油なしでも充分いける。 驚きの生ちりめん。
こんどは、醤油の掛かった部分をパクリ。 『うーん、旨い』 うちの醤油は、倉橋島のさしみ屋こと北吉鮮魚店でも使われている『えご醤油(江後醤油【宝】)』
倉橋島のおいしい刺身醤油と、倉橋島のおいしい生ちりめんのコラボレーションである。
いやあ、倉橋温泉館で食べた生ちりめん丼もおいしいと思っていたが、これは全くの別物。 わざわざ買いに行った甲斐があるというものだ。
『おお、これを海苔に載せてみるのはどうかな』
しまなみ海道にある弓削島名物の海苔を取り出し、ごはんと生ちりめんを載せてみる。
今度は、芸予諸島の名物3品のコラボレーション。 『ああ、最高だ』
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途中でハッと思い立ち、小さな茶碗にご飯を少なめによそい、ミニちりめん丼をつくる。
そして、すでに昼ご飯を済ませたという長男のところに持って行き、『これ、試食してみいや』と、部屋に置いてきた。
しばらくすると降りてきて、『どうやった?』 『これ、美味いね』 『そうやろ。 さっき買うてきたんや』
うちで、一番味にうるさい長男。 俺が一口喰って、これは絶対彼にもいけると思っていたのだが、やっぱり予想通りであった。
パクパク、パクリ。 『ごちそうさまでした』
いやあ、それにしてもこの生ちりめんは本当に美味しかった。
呉に住んでいても、まだまだ知らない名産品があるのだなあ。 これからも、クルマやバイク、徒歩、そしてシーカヤックで様々な場所を訪ね、あるくみるきくを実践し、新たな発見ができることを楽しみにしている。
キャンプにシーカヤック教室に、そして地元の生ちりめんと、連休前半は素晴らしいスタートダッシュ。
この盆連休も、なんだか良い休みになりそうな予感!
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