あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: しまなみキャンプツーリング(2)

2009年11月04日 | 旅するシーカヤック
2009年11月1日(日) まだ暗い中起き出し、いつものようにケータイを取り出して天気予報を確認する。 天気の崩れは少し遅くなるようで、昼頃から雨との事。 これなら朝のお散歩ツーリングは楽しめそうだ。

ベンチに陣取り、ご飯を炊く準備をしていると、車中泊していたマサさんも起きて来られた。 『おはようございます』
私の今朝のメニューは、キャンプの朝食の定番の一つである、『釜炊きご飯』と『ベーコンエッグ』そして『みそ汁』
 
釜炊きご飯は艶艶と一つ一つの米粒が立ち、これだけでも充分おいしい。 ハフハフとご飯をかっ込み、カリカリベーコンとトロリとした目玉焼きを食べ、シジミのみそ汁をすする。 『うーん、美味い』
***
食事を終え、チャイ&コーヒーをゆっくりと楽しみ、片付けると海に出る準備。
『今日は、ここで過ごす二日目の朝の私の定番、お散歩ツーリングコースで好いですか? だいたい1時間くらいです』 『ええ、いいですよ』
 
海に漕ぎ出し、静かな朝の瀬戸内を漕ぎ進む。 気温も高く、快適な朝のパドリング。
鶴島を回り、龍神様にお参りし、亀島を回って、私が勝手に『フジツボ岩』と読んでいる岩の傍でしばし休憩。
 
その後は平内島に渡り、これまた私が勝手に『平内島の七つ穴』と読んでいる場所にご案内した。

この付近は潮流が複雑で定期船の航路もあるが、狭いエリアに散策に適した島が点在しており、最高のキャンプ場と出艇に適した浜もある。 航路にさえ気をつければ、初心者向けの半日コースは充分組める。
旅派の方には、少し足を伸ばせば岩城島一周&よし正での昼食コース、伯方島での塩ラーメン堪能コース、津波島キャンプツーリングコース。
もっと漕ぎたければ、弓削島一周キャンプコースなどなど、状況とコンセプトに応じたツアーも設定可能だ。

サラリーマンカヤッカーの私ではあるが、『このキャンプ場をベースに、いつの日かシーカヤックツーリングのガイドができると好いなあ』なーんて、楽しい夢を見ながらいつも漕いでいるのである。 個人的には、シーカヤックによる瀬戸内のアイランドホッピングツアーを堪能するには最高の場所だと思っている。
***
予定通り1時間ほどでキャンプ場の浜に戻ってきた。 『お疲れさまでした!』
パドリング日和に恵まれた二日間。 残念ながら、マサさんが誘っていただいていたカヌークラブの方々は都合が付かずご一緒できなかったが、最高のツーリングを堪能することができた。
ありがとうございました。 また機会があれば一緒に漕ぎましょう!

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