この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ゆで太郎の謎。

2016-06-20 20:38:13 | グルメ・おやつ
 土曜日は久しぶりにゆで太郎に行きました。
 ゆで太郎、ご存知でしょうか。関東近郊に店舗展開する蕎麦のチェーン店なのですが、九州にはなぜか大宰府にぽつーんと島流しのように一店あります。あ、福岡市にもあるそうですが、行ったことはないので場所は知りません。あと、地元の鳥栖にも出店したのですが、通う間もなく半年足らずで閉店しました。う~む、残念、贔屓にしようと思ったのに。

 自分が頼むメニューは決まっていました。【とり舞茸丼セット】です。鶏と舞茸の天ぷらがのった天丼と蕎麦のセットです。安くてボリュームがあって、いつもこればっかり頼んでいました。

 この日も同じように食券機で【とり舞茸丼セット】の食券を購入しようとしたのですが、見当たりません。代わりに【ミニとり舞茸丼セット】のボタンはありました。
 【とり舞茸丼セット】のミニサイズがあるなら、当然標準サイズもあるだろうと思ったのですが、もう一度目を凝らして見直してもやはり見当たりません。
 仕方なく【ミニとり舞茸丼セット】の食券を購入し、店員さんに食券をもぎってもらう際、「【とり舞茸丼セット】の標準サイズはなくなったんですか?」と尋ねました。
 すると店員さんはつれなく一言。
「メニューが新しくなったんで(無くなった)」
 ・・・・・。
 久しぶりに行ったお店でいつも頼んでいたメニューが無くなった、というなら話はわからないではないです。まぁよくある話ですよね。また久しぶりに行ったお店でいつも頼んでいたメニューが標準サイズの他にミニサイズも頼めるようになっていた、というのもわかります。というかこれが一番ありがたいですよね。
 でも、久しぶりに行ったお店でいつも頼んでいたメニューの標準サイズが無くなってミニサイズだけになっていた、というのはわけがわかりません。
 例えばカツ丼だと【カツ丼セット】と【ミニカツ丼セット】の二種類があるのです。それがとり舞茸丼だと【ミニとり舞茸丼セット】しかない。
 う~~~ん、、、何で???
 結局この日はあまりお腹が空いてなくて、【ミニとり舞茸丼セット】でもお腹が一杯になったのですが、次にお腹が空いているときに行ったらどうすればいいんでしょうね?
 【ミニとり舞茸丼セット】の大盛りでも注文すればいいんでしょうか、、、やっぱりわけがわからんな。

 ちなみにこの日、6月末まで使える無料クーポン券をもらいました。


   

 6/18に6月末まで使えるクーポンをもらってもあまり嬉しくないような…。

 ゆで太郎、やっぱり謎が多いです。
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とりあえず今年のベスト1だと思った『エクス・マキナ』。

2016-06-19 21:40:45 | 新作映画
 アリシア・ヴィキャンベル主演、アレックス・ガーランド監督、『エクス・マキナ』、6/18、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2016年20本目。


 毎年40本から50本劇場で映画を観ていますが、これは!と思える映画は1本あるかどうか、ですね。
 というか、これは!と思える1本に出会うために40本から50本、そうでない映画を観ているのだといってもいいかもしれません。
 そして2016年の1本はどうやらこの『エクス・マキナ』のようです。

《ストーリー》
 世界的検索エンジンサイト「ブルーブック」で働くケイレブはある日社内抽選によって社長のネイサンから自宅に招かれることになった。
 彼はそこでネイサンから新型の人工知能のテストに協力して欲しいという申し出を受けるのだが…。
 
 決して疵のない作品ではないんです。
 例えば、世界的なIT企業の社長であるネイサンの邸宅のセキュリティがザル過ぎるだろ、とかね。
 どういうことなのかというと邸宅のロックがすべてカードキーで開閉可能なのですが、このカードキーが他人が使用することが可能というセキュリティの甘さ。今どき韓国製のスマホだってもうちょっとセキュリティがきっちりしてると思います。
 他にもネイサンたちの食事を作っていたのは誰なんだよ、とか、まぁいろいろです。

 ただ、そういった疵が気にならないほどこの『エクス・マキナ』って魅力に充ちているんですよ。
 まずどこがお薦めか。
 それはヒロインである(実はヒロインというのには語弊があるのですが)エヴァを演じたアリシア・ヴィキャンベルの美しさですよ。
 何て言うか、文字通り人知を超えた美しさなんですよね。
 年間何本あるでしょうか、ヒロインが美しいという理由で鑑賞する価値がある映画って。

 二つ目、印象に残るシーンが多い。
 ネイサンがメイドのキョウコと突然踊り出すシーンとかね。唐突過ぎて口がポカーンとなりましたよ。
 あとはネイサンが刺殺されるシーンとかね。あんなにナイフがスッと入っていくのって映画で見たことない…。

 そして何より観終わった直後に、今観た映画のことで誰かと語りたく映画でした。それは良い条件の一つだと思います。
 ちなみに、『10クローバーフィールド・レーン』を一緒に観たk野くんは用事があるとかで帰りましたけどね。うん、一緒に観る映画を間違えたよね、K野くん。笑。
 『エクス・マキナ』の何について語りたいか、、、それはいろいろです。
 命とは何か、機械とは、愛とは、、、本当にいろいろ。
 エヴァが望んだのは邸内から解放され、外の世界に出ることだったわけですが、人工知能であるエヴァがそれを望むだろうか、ということも考えました。
 人間が屋敷内に監禁されていれば、解放を望むのは当然だと思いますよ。でもエヴァは人工知能、所詮は機械に過ぎないのに同じことを望むのか。ネットで世界と繋がっていればそれで充分じゃないのか…。
 いろいろ考えましたね。
 そしてそれだけでこの映画を観た甲斐があった、と思いました。

 本作のDVDが発売されたら購入したいと思います。


 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
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とりあえず今年のワースト1だと思った『10クローバーフィールド・レーン』。

2016-06-18 23:27:56 | 新作映画
 ダン・トラクテンバーグ監督、メアリー・エリザベス・ウィンステッド主演、『10クローバーフィールド・レーン』、6/18、ユナイテッドシネマキャナルシティ13にて鑑賞。2016年19本目。


 知り合いのK野くんに誘われて、『10クローバーフィールド・レーン』を観てきました。
 この映画、予告編を見る限りではまーったく面白くなさそうなんですよ。自分一人で観に行くことはまずなかったと思います。でも基本的に自分はどういうイベントであれ、誘いは断らない主義なので、K野くんの「観に行きましょうよ」という言葉にほいほい乗って観に行くことにしました。
 まぁ自分の感性が絶対だと思っているわけではないので、今回はK野くんの感性に乗っかってみようと思った次第です。

《ストーリー》
 ヒロインであるミシェルは交通事故に合い、シェルターの中で目覚めます。
 シェルターの主であるハワードは彼女にこう言います。
 私は君の命を助けたんだ。世界は奴らの手によってすでに滅んだ。外の世界にもう出られない…。
 果たしてハワードの言っていることは本当なのか?滅んだとすれば何によって?
 ミシェルはすべての謎を解き明かすべく、シェルターからの脱出を試みるのだが…。

 別に、もう二度とK野くんに誘われても映画は観に行かない!と思っているわけではないですが、今回に限っていえば『10クローバーフィールド・レーン』、まーったく面白くなかったです。
 何が面白くなかったか、まぁいろいろあるのですが、一番はとにかくモヤモヤが残る映画だった、ってことでしょうか。
 映画の中で明かされないことが多いんですよ。
 まぁ映画の中で明かされずとも、それを想像で補うことは出来ますし、むしろ自分はそういった行為が好きですらあるんですが、本作においてはそれをする気は起きませんね。
 筋道の通った答えは用意されているようには思えないから。

 オチから言っちゃうと、世界は何者かによって滅ぼされていました(人類の一部が抵抗はしているらしい)。つまりハワードは正しいことを言っていたわけですね。
 でもそうすると次の疑問が湧きます。
 なぜ海兵隊上がりの一介の農夫がそんなことを知りえたのか?
 シェルターはかなり広く、頑強なもので、作るのに一年か、二年は要するシロモノのように見受けられます。それなりの確信がなければ作れるものじゃないですよね。お金もハンパなく掛かるだろうし。
 もしハワードが何かしら根拠があってシェルターを作ったのであれば、そのシェルターで避難生活を送る仲間には、すべて打ち明けるべきですよね?思わせぶりな態度を取る理由がわかりません。
 また作中ハワードは行方不明になった女性を監禁していたようだ、ということがほのめかされます。
 でもそれもあくまで「ようだ」なんですよ。本当に監禁していたのかどうかは最後まで明かされません。
 今述べたことぐらいは最低限作品の中で真相が明かされるべきだと思いますけどね。

 気に入らないことはまだあって、作品のタイトルを見れば当然2008年に公開された『クローバーフィールド/HAKAISHA』の続編か、番外編だと思うじゃないですか。
 でも全然まったく繋がりが見い出せないんですよ。
 製作者のJ・J・エイブラムスはこう言っています。
 DNA的に繋がりがある作品だとか何とか。
 どこがじゃい!!って言いたいです。

 現時点では2016年に劇場で鑑賞した映画の中ではダントツに面白くなかったです。
 これ以下の作品に出会わないことを祈るばかりです。


 お気に入り度★、お薦め度★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
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極小の折り鶴を折るよりも。

2016-06-17 21:06:45 | 折り紙・ペーパークラフト
 今日はまずkamikeyさんのブログの企画に乗っかってみようと思います(こちら)。
 小さな折り鶴を折ってみようというインスタグラムのイベントだそうです。
 うちはインスタグラムではなくブログですが、まぁ乗っからせてもらっても構わないでしょう。
 こう見えても連鶴にその人ありと言われていた自分ですから(←言われてない)、小さな折り鶴を折ったことももちろんあります。


   

 昔折った奴なので正確な大きさはわかりかねますが、一辺が一センチ弱ぐらいでしょうか。
 これぐらいの大きさになると、紙の大きさよりもむしろ厚さ(薄さ)の方が問題になります。
 十五センチ角であっても厚みが一センチのダンボールだったら、折り鶴って折りにくいでしょう?それと一緒です。
 この折り鶴はパラフィン紙っていうのかな?ともかく薄い紙で折っています。

 最少で六ミリ角の紙で折ったことがあります。
 自分は十五センチ角の紙であれば、折り鶴を折るのに5分かからないのですが、このときは軽く1時間以上かかりました。
 極小の折鶴は一気に折れるものではないのです。

 だからというわけではないですが、自分は小さな鶴を折るのはあまり好きではありません。
 どんなに小さな鶴を折ったところで、ネットを探せば、それよりはるかに小さな鶴を見つけることが出来ますからね。

 同じ1時間をかけるのであれば、自分は極小の折り鶴よりも自分で考えた連鶴を折りたいですね。
 例えばこういうの。


   

   

 自分が連鶴職人だったころの初期の代表作【親子鶴】です。
 親鶴とその背中で戯れる雛鶴を表しています。
 ちなみにこの雛鶴の紙の大きさがだいたい二センチ角ぐらいです。
 通常の折り鶴であれば楽勝の大きさなのですが、連鶴だとちょっときつかったです。
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九連環が解けません。

2016-06-16 21:42:56 | 蘊蓄・雑学
 近ごろ不思議博物館に知恵の輪が置かれるようになりました。
 “不思議”博物館というだけあって好事家が多く集まるので、そういった頭の体操みたいなものが好きな人も多いのでしょう。
 ただ、そこは不思議博物館なので(?)、キャストパズルのレベル6というような本格的なものはありません。手の中でガチャガチャといじくりまわしている内に偶然解けてしまうような、その程度の知恵の輪ばかりです。

 自分はというと決して知恵の輪は嫌いじゃありません。
 けれど、パズルであれば折り紙で充分!みたいなところがあるので(折り紙にはパズル的な要素があるのです)、あえて積極的に知恵の輪を集める、というようなこともないですね。
 ただ一つ、『九連環』を除いて。


   

 これが九連環、別名「チャイニーズ・パズル」です。
 一見楽器のような、手術道具のような、変てこな形をしていますが、中国発祥の立派な知恵の輪なのです。
 去年中国に行った時買い求めました、、、というのは嘘で、買ったのは2014年九州国立博物館で特別展【台北 國立故宮博物院 神品至宝】を観に行った時ですね。
 そのうち不思議博物館に持って行こうと思ったまま今に至ります。
 あれから一年半が過ぎ、未だに不思議博物館に持って行っていないのには理由があります。
 そう、自分が解けるようになってから持って行こうと思ってたのです。そして解けない人を横目に見てほくそ笑んでやろう、なんてことを思っていました。
 しかし未だに解けません。泣。
 一応解説書はついているのですよ。中国語の。
 うん、さっぱり何が書いてあるかわかんないね。
 このままじゃいかん!と思いました。いい加減解けるようにならないと!
 そこで思い切ってズルをすることにしました。
 この場合のズルってわかります?そう、ネットで【九連環 解き方】で検索したのです。九連環を解いている動画がいくつもヒットしました。
 これで自分も九連環が解けるようになる!そう思いましたよ。
 が、世の中そんな甘いものじゃなかったです。
 確かに九連環を解いている動画はありました。
 しかしその動画を見ても何が何やらさっぱりなんですよ。
 例えて言えば、ルービックキューブの達人がルービックキューブを六面合わせている動画を見たからといってルービックキューブが解けるようになるわけじゃないのと一緒かな。
 そんなわけで九連環、解き方がさっぱりわからないままですが、今週末にでも不思議博物館かサナトリウムに持って行こうと思っています。
 さてさて、解ける人はいるのかな?
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観れるかな?

2016-06-15 20:36:53 | 新作映画
 まずは訂正から。
 昨日の記事で
>十一個の正方形で一個の正方形を構成する、その組み合わせも実は多くありません。
 と書きましたが、あれから調べてみたところ、その組み合わせは結構ありました。近似のものも含めたらかなりの数になるようです。すみません。
 ただ元の問題の解はやはり一つだけだと思います。たぶん。

 もう一つ、今度は13日付の記事で、自分はディズニーシーの面白さがわからなかったと書きました。
 それはその通りで、ディズニーシーと地底王国ムーバレー、どちらにもう一度行きたいか?と尋ねられたら、ノータイムで「ムーバレー!」と答えます。
 ただ仮に、あくまで仮にですけど、自分にディズニー好きな彼女が出来て、その子からディズニーランドに誘われたらほいほいとついていくことでしょう。
 ディズニーランドは楽しめない自信がありますが、好きな子が好きなものを楽しんでいるのを見るのはきっと楽しいに違いないと思うからです。
 違うのかな?

 さて、本題です。
 6月の予定に今週の土曜日にK野くんと『10クローバーフィールド・レーン』を観に行くことは書きました。
 また先日の記事で、手嶌葵のコンサートの次の日に『エクス・マキナ』という映画を観に行くつもりだった、ということも書きました。
 結局先週の日曜日は疲れがたまっていて『エクス・マキナ』は観に行けなかったんですよね。
 ということで今度の土曜日は『10クローバーフィールド・レーン』だけではなく、『エクス・マキナ』も観に行くことになりました。

 それで、『10クローバーフィールド・レーン』と『エクス・マキナ』、どちらもユナイテッドシネマキャナルシティ13に観に行くのですが、どうせ同じ映画館に2本映画を観に行くのであれば、もう1本か2本観てもいいのではないか、って思ったんです。
 本日、土曜日の上映スケジュールが発表されたので、さてさて、何本観ることが可能かな?と思いながらチェックしたところ、おぉ!?と驚きましたよ。
 何と6本続けて観ることが可能だったのです。

①9:30~11:30『10クローバーフィールド・レーン』
②12:20~14:15『貞子vs伽椰子』
③14:15~16:20『エクス・マキナ』
④16:25~18:50『レジェンド 狂気の美学』
⑤19:00~21:25『クリーピー 偽りの隣人』
⑥21:40~23:50『トリプル9 裏切りのコード』
 どれも未鑑賞の新作映画が6本、一分たりと重なることなく上映されるんですよ。
 過去に何度か1日5本映画を観たことがあります。
 けれど6本というのは一度もありません。
 これは新記録に挑戦するいい機会なのでは?と一瞬思いました。

 が、この記事を書いてる最中にK野くんから「土曜日の『10クローバーフィールド・レーン』は12:00の回を見ましょう」というメールが送られてきました。
 そのメールを目にして、アホなことを考えていた自分に気づきました。
 1日6本も映画を観てたらマジで死んでしまう…。
 K野くんに了解の旨、メールで伝えました。
 というわけで土曜日は映画を2本観てこようと思っています。
 それだけで充分きついんですけどね。笑。
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おりがみパヅルに解き方について。

2016-06-14 22:50:02 | 折り紙・ペーパークラフト
 先日、「おりがみパヅル」なるパズルを公開しました(こちら)。
 公開したのはいいんですが、かなり難しいパズルなので、実際チャレンジしてくれる人はいないだろうと思ってました。
 が、嬉しいことにいたんですよねぇ。
 やっぱりパズルを考案した以上はチャレンジしてくれる人がいるのはありがたいことです。
 ただかなり苦戦しているみたいなので今日は簡単にこのおりがみパヅルの解き方についてレクチャーをしたいと思います。
 おりがみパヅルは次のようなものでした。


   

 Q)一枚の正方形の紙に切り込みを入れて連鶴を折ります。このとき紙を余らせず、また鶴の翼と翼のみが繋がっているものとします。11連になるような分割を求めなさい。

 この問題を簡単なものとします。

 Q)一つの正方形を大きさの異なる十一個の正方形に分割するものとします。どのような分割が考えられるか答えなさい。

 最初の問題だと連鶴というものの概念がわかってないと問題そのものの意味がわからなかったと思いますが、二つ目の問題だと連鶴の要素を削ったので、正方形の概念さえわかっていれば問題に取り組めると思います。ただ、最初の問題が答えが一つだったのに比べ、二つ目の問題は複数解になりますけどね。
 次のような解が求められます。


   

 一番シンプルな解はⒶでしょう。大きな正方形四つと小さな正方形七つで一つの正方形を構成しています。これぐらいだと正方形に線を引いていって解を求めることが出来ると思います。

 Ⓑでも出来ないことはないでしょう。
 しかしⒸぐらい複雑だと正方形に線を引いていくやり方ではこの解にたどり着かないはずです。
 ではどうするか?
 問題には「分割せよ」というふうに書いてあります。
 なので素直な人は大きな正方形をまず書いて、それに線を引いていって答えを求めようとするでしょう。
 そのやり方が違うんです。発想を変えます。
 Ⓒを見てください。右下隅にアと書いてありますね。
 この核となる正方形アの上と左に同じ(もしくは異なる)大きさの正方形をくっつけます。
 そうしていくことで最終的に十一個の正方形で一個の正方形を構成するようにするのです。
 十一個の正方形で一個の正方形を構成する、その組み合わせも実は多くありません。
 五つか、六つか、といったところだと思います。
 すべての組み合わせがわかれば、最初の問題の解も確実にその中に含まれているはずです。

 健闘を祈ります!
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その面白さがわからない。

2016-06-13 20:34:18 | 日常
 自分の感性が人と違うな、思うことがままあります。

 10年ほど前のことになるかな、東京に行ったことがあります。
 その時、東京在住の友人から、行きたいところはないか聞かれたんですよね。
 自分は前から興味があった、目黒にある寄生虫博物館に行ってみたい、と答えました。
 ソッコーで却下されましたけどね。泣。
 代わりに(なのかどうかわかりませんが)仲間数人でディズニーシーに行くことになりました。
 開園から閉園まで、およそ10時間ぐらいは園内にいたかな。アトラクションはほぼすべて乗った、と思います。
 ただ、自分にはわからなかったんですよ。
 ディズニーシーの何が面白いのかが。
 面白いと思うものもありましたよ。
 一番最後に乗ったコーヒーカップとかね。これまで乗ったことのある遊園地のコーヒーカップって円の中をただぐるぐると回るだけだったんですが、ディズニーシーのそれは8の字に回るんですよ。へぇ、こういうコーヒーカップもあるのかぁと感心しました。
 しかしそれぐらいですかねぇ。
 ほとんどすべてのアトラクションに乗って、一番印象に残っているのがコーヒーカップなのですから、我ながら人と違うなぁと思わずにはいられません。

 ちなみに、ディズニーシーが面白くなかったとディズニー好きの人に言うと、たいがい「(ディズニー)ランドは違うから!」とディズニーランドの方を薦められるのですが、う~ん、どうかな~、ディズニーランドの面白さもわからない自信がありますけどね。笑。
 ディズニーシー、及びディズニーランドの面白さがわからないっていう人はいますか?

 最近似たようなことがあって。
 4月からかな、『おそ松さん』が九州でも地上波で放映されるようになりました。
 それまで周りの知り合いからは「面白いですよ!」と薦められてはいたのですが、ネット配信で見るのは面倒臭くて、未見だったんですよ。
 でも地上波で放映されるというのであれば、話題作だし、見てみようかと思い、2話目から見始めました。あ、ご存知ない方に言っておくと、1話目は封印作品になりました(それもまた気に入らない話ではある)。
 で、先週までで10話目まで見たのですが、これがまた面白さがよくわからなくてねぇ。
 いや、面白いかどうかと聞かれたら面白い部類には入るだろうとは思いますよ。
 でもここまで腐女子の間で熱狂的なブームになるほど面白いとは思えなくて…。
 ただディズニーシー同様、感心したことはありましたよ。
 それは何といっても過剰な下ネタの取り込み。
 自分も男の子ですから、下ネタは決して嫌いではないのです。
 でもですね、腐女子の間で『おそ松さん』は人気である、『おそ松さん』には過剰な下ネタが取り込まれている、じゃあ腐女子の間では下ネタがオッケーなんだ、というとそういうわけではないですよね?
 飲み会か何かに行って、『おそ松さん』好きな女の子に『おそ松さん』的なノリで下ネタを披露したら、まず間違いなく「セクハラ野郎!」として嫌われますよね。
 結局のところ『おそ松さん』の中で下ネタがアリなのは、あれですよね、しばらく前にネットで流行った「ただし、イケメンに限る」と同じことなんですよね?

 何だかんだケチをつけましたが、その面白さに目覚める日まで、『おそ松さん』、もう少し付き合ってみようかとは思っています。

 『おそ松さん』の面白さがわからないっていう人はいますか?
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手嶌葵 10th Anniversary Concertに行ってきました。

2016-06-12 21:22:39 | 音楽
 6/11の土曜日は福岡市民会館で行われた《手嶌葵 10th Anniversary Concert》に行ってきました。

 Perfumeのライブに行ってから強く思うようになったことがあって、それはCDでPerfumeの曲を聴くのとライブで生歌を聴くのとでは全然違うってことです。
 やっぱりPerfumeのベストパフォーマンスを体感しようと思ったら、実際ライブに行くしかないってことですね。
 PerfumeのライブのチケットはCDアルバムのおよそ倍ぐらい値段はしますが、それだけの価値は十分あると思います。
 もちろんPerfumeのCDアルバムに聴く価値はないと言っているわけではないですよ。
 おそらくこれは別にPerfumeに限ったことではないのでしょうね。一流のアーティストのライブはライブでしか体験できない楽しみ方があるってだけのことで。
 
 同じことは手嶌葵のコンサートにも言えます。
 自分は彼女のCDを何枚か持っています。
 正直CDを聴いてもそこまでいいとは思えないのです。悪くはないんですよ。ただ、これまで行った2度の無料ライブで受けたような清冽な衝撃をCDからは受けないのです。
 でも無料ライブですら衝撃を受けたのだから、有料のコンサートであればなおさらだろう、そう思って昨日のコンサートは行きました。
 そして実際コンサートに行っての感想ですが、、、よかったです。本当によかった。それなりに高い期待値を掲げて行ったのですが、それをはるかに上回る素晴らしさでした。
 自分は音楽を言葉で語るすべを知りませんが、繊細で、たおやかで、一本芯の通った彼女の歌声は1000人以上の観客を魅了して離しませんでしたよ。
 うん、音楽を言葉で語ろうとしてもダメだね。笑。
 ともかく、昨日のコンサートは観に行って本当によかったです。
 彼女は福岡在住らしいので、これからもライブやコンサートに行く機会はあるでしょう。
 出来る限り行きたいなって思います。
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観る者の心を強く突き動かすであろう衝撃作『ヒメアノ~ル』。

2016-06-11 23:24:09 | 新作映画
 古谷実原作、吉田恵輔監督、森田剛主演、『ヒメアノ~ル』、Tジョイ久留米にてレイトショーで鑑賞。2016年18本目。


 この週末は土曜日に手嶌葵のコンサートに行きました。
 コンサートなんてものは前後にずらせるものじゃないですから、当然これを中心に予定を組まなければいけないわけですよ。まぁ予定といっても観たい映画が2本あるだけですけどね。
 その2本とはすでに公開中の『ヒメノア~ル』と今週末から公開される『エクスマキナ』です。
 『ヒメノア~ル』のネットでの高評価ぶりには目を瞠るものがあります。主だった映画レビューブログでも絶賛の嵐ですし、yahoo映画でも4.41の高評価ですよ。評価件数が1200を超え、なおこの高評価というのはちょっと驚きです。
 なので最初はスルーしようと思ってましたが、これは観に行かねばならぬだろうと思い直し、コンサートの前日の夜、あわただしくレイトショーで観てきました。

 10年ぶりに再会した同級生は人の心を無くした殺人鬼だった、というお話です。
 ツッコミどころはいくつかありました。
 例えば、殺人鬼である森田の言いなりになっていた和草という男が森田に反意を示し、恋人の久美子とともに森田を殺害することを決意します。
 そこまではいいんですが、和草は森田がどれぐらい危険な男なのか充分承知しているにもかかわらず、行動を起こすべく森田の部屋を訪れた際に彼が持参したのが棒きれ1本なのです。スタンガンで武装しろとまではいいませんが、棒きれ1本というにはあまりにも武器として貧弱すぎますよね。
 他には家人を皆殺しにして他人の家に住んでいた森田を警官が訪ねるシーンがあります。あからさまに怪しいにもかかわらず、警官は森田に対してあっさりと背を向けるんですよねぇ。油断するにも程があるだろ、と言いたくなりましたよ。
 あとは、森田は同級生の岡田の現住所を知るために岡田の実家に電話を掛けて聞き出すのですが、10年ぶりに再会した同級生の実家の電話番号を覚えているはずがないですよね。
 そんな感じで細かいところはいくつかツッコミどころがありました。
 が、そういった細かい疵が気にならなくなるほど、ぶっ飛んだ、スゲーもん見たな!と思えるような作品でした。
 森田の人の心の無くし具合がハンパないのです。もう息をするように人を殺していくんですよ。ホラー映画をそれなりに見ているはずの自分の目にも相当えぐく映りましたねぇ。
 本作では森田がなぜ人の心を無くしてしまったか、その原因についても描かれています。
 それは「イジメ」です。
 森田は高校時代、想像を絶するイジメを受けたために人の心を無くしてしまった、というふうに描かれていました。
 イジメが問題になっている学校の生徒には本作を是非見せた方がいい、と思いましたね。本作はR15ですけれど。
 そして本作では人の心を無くしてしまったと思われていた森田が最後の最後に意外な行動を見せるのです。自分は「え?」と思いましたね。
 それを作品の良心と取る人もいれば、蛇足と取る人もいるようです。
 自分はどっちだろう、、、監督の意図がわからないではないですが、さすがにあの時点でのあの行動は不自然かなとは思いますね。

 正直人にお薦め出来るような作品ではありません。
 けれど観た人の心を強く突き動かす作品ではあると思います。
 観に行く場合はそれなりに覚悟をして観に行ってください。


 お気に入り度★★★★、お薦め度★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)。
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