この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

その面白さがわからない。

2016-06-13 20:34:18 | 日常
 自分の感性が人と違うな、思うことがままあります。

 10年ほど前のことになるかな、東京に行ったことがあります。
 その時、東京在住の友人から、行きたいところはないか聞かれたんですよね。
 自分は前から興味があった、目黒にある寄生虫博物館に行ってみたい、と答えました。
 ソッコーで却下されましたけどね。泣。
 代わりに(なのかどうかわかりませんが)仲間数人でディズニーシーに行くことになりました。
 開園から閉園まで、およそ10時間ぐらいは園内にいたかな。アトラクションはほぼすべて乗った、と思います。
 ただ、自分にはわからなかったんですよ。
 ディズニーシーの何が面白いのかが。
 面白いと思うものもありましたよ。
 一番最後に乗ったコーヒーカップとかね。これまで乗ったことのある遊園地のコーヒーカップって円の中をただぐるぐると回るだけだったんですが、ディズニーシーのそれは8の字に回るんですよ。へぇ、こういうコーヒーカップもあるのかぁと感心しました。
 しかしそれぐらいですかねぇ。
 ほとんどすべてのアトラクションに乗って、一番印象に残っているのがコーヒーカップなのですから、我ながら人と違うなぁと思わずにはいられません。

 ちなみに、ディズニーシーが面白くなかったとディズニー好きの人に言うと、たいがい「(ディズニー)ランドは違うから!」とディズニーランドの方を薦められるのですが、う~ん、どうかな~、ディズニーランドの面白さもわからない自信がありますけどね。笑。
 ディズニーシー、及びディズニーランドの面白さがわからないっていう人はいますか?

 最近似たようなことがあって。
 4月からかな、『おそ松さん』が九州でも地上波で放映されるようになりました。
 それまで周りの知り合いからは「面白いですよ!」と薦められてはいたのですが、ネット配信で見るのは面倒臭くて、未見だったんですよ。
 でも地上波で放映されるというのであれば、話題作だし、見てみようかと思い、2話目から見始めました。あ、ご存知ない方に言っておくと、1話目は封印作品になりました(それもまた気に入らない話ではある)。
 で、先週までで10話目まで見たのですが、これがまた面白さがよくわからなくてねぇ。
 いや、面白いかどうかと聞かれたら面白い部類には入るだろうとは思いますよ。
 でもここまで腐女子の間で熱狂的なブームになるほど面白いとは思えなくて…。
 ただディズニーシー同様、感心したことはありましたよ。
 それは何といっても過剰な下ネタの取り込み。
 自分も男の子ですから、下ネタは決して嫌いではないのです。
 でもですね、腐女子の間で『おそ松さん』は人気である、『おそ松さん』には過剰な下ネタが取り込まれている、じゃあ腐女子の間では下ネタがオッケーなんだ、というとそういうわけではないですよね?
 飲み会か何かに行って、『おそ松さん』好きな女の子に『おそ松さん』的なノリで下ネタを披露したら、まず間違いなく「セクハラ野郎!」として嫌われますよね。
 結局のところ『おそ松さん』の中で下ネタがアリなのは、あれですよね、しばらく前にネットで流行った「ただし、イケメンに限る」と同じことなんですよね?

 何だかんだケチをつけましたが、その面白さに目覚める日まで、『おそ松さん』、もう少し付き合ってみようかとは思っています。

 『おそ松さん』の面白さがわからないっていう人はいますか?
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする