読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

大沼紀子「真夜中のパン屋さん~午前4時の共犯者~」~希実の父現る?ブランジェリークレバヤシの危機!~

2016-03-27 02:08:59 | 



大沼紀子「真夜中のパン屋さん~午前4時の共犯者~」読み終わりました☆



このシリーズ大好きなので待ってました!



・・って感じでワクワクで読みました




今までと比べて



結構厚みがあったけど



次々と目まぐるしい展開に



のめりこんであっという間に読めちゃいました^^




今回は



希実と母「律子」の関係が


クローズアップ



そして


今まで律子からは父の名は明かされなかったものの


戸籍上の父を希実は知っていて


遠くから父をみたことがあった。


その父に電話で遠ざけられていた希実。




その父と対面することになる!!




そして・・



希美がブランジェリークレバヤシを救うために



希美の父の母


つまり


祖母の養女に?!




そんな展開もありつつ・・




でもやっぱり



最後は



ホッとする形で終わる







今まで希美はかっこうのごとく


いろんなところに預けられ・・


母のことも「そういう人」



・・とどこかで受けいれていた。



だけど



母の入院で


希美は初めて母としっかりと向き合うことになる。



父のことも


母からハッキリと「トガノ タツル」と聞かされる。




幼いころ



母の親友の美和子になつく希美に




美和子と母とどっちを選ぶのか?




そう選択を迫られた希美・・




雨の中びしょぬれになりながら・・




母を追いかけたあの日の記憶・・





その時美和子に声をかけられ




その手を振りはらってしまった希美。





その日の無くしてしまった記憶がよみがえる





そして



母との関係は・・



結局



希美の中で



受け入れていたと思っていた自分の気持ちを・・




本当は欺いていたことに気づく。




希美の心は・・




究極の選択を迫られた



あの雨の日に



おきざりにされたままだった





自分を欺けず



自分の気持ちに素直だった母




その分



希美は自分の気持ちを



欺かなければ生きてこられなかったのかもしれない。





そんなことを思った。





亡き美和子が残してくれた




ブランジェリークレバヤシ




そこにいる



暮林・弘基



そして



そこに来る


班目・ソフィア・・



みんなが希美の家族の様な存在









希美の戸籍上の父「タツル」



そして



タツルの兄「榊」



みんなが全力で希美を守る






希美の本当の父親が誰であるかということは



希美にはどうでもいいことなのかもしれない。



希美を愛する人たちがそこにいること



そして



ブランジェリークレバヤシにいれば



普通に交わされることが



希美を幸せにしてくれる






ブランジェリークレバヤシに



コレを読んだらあなたもきっと行きたくな~る




















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