トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

無装備の射撃がカッコいいと、世界で話題のトルコ人アスリート

2024年08月11日 | 
8月11日 耳当ても、カラーレンズも身につけず、片手をポケットに突っこんだままの射撃ポーズで、銀メダルを獲得したトルコのユスフ・ディケチュ選手が,「かっこよすぎ」と、世界中の熱烈なファンがオンラインで騒いでいます。

 Hurriyet

片手はポケット、Tシャツ姿で、装備はなにもなし、さりげない射撃ポーズでメダルを獲得したディケチュ選手は、日本では「無課金おじさん」と呼ばれていますね。

しかし、ディケチュさん自身はネット上の人気には無関心、「私は私、同じ人間です」と言っています。「銀メダル獲得後、ソシアルメディアに何回となく私の寫眞がシェアされましたが、私には関係ありません。私は以前通りの生活をつづけます」と、アンカラの射撃練習場でAFPに語りました。

彼のリラックスした射撃ポーズはオリンピック・アスリートの間でも評判になり、スエーデンの棒高跳びのアルモンド・デュプランティス選手は、6.25メートルのジャンプで金メダルを獲得した後、「ユスフ・ディケチュのポーズ」で喜びを表現しました。その後も、ディケチュ・ポーズで勝利を喜ぶアスリートが続出しました。

「私がポケットに手を入れているのを傲慢さの表れだと言う人もいますが、彼らは私についても、射撃というスポーツについても、なにも知りません」と彼は笑って言いました。「私はただ、からだを安定させ、バランスをとるためにしているのです」

ユスフ・ディケチュさんは51歳。治安部隊の隊員でしたが、1年前にリタイアし、装備なしの射撃を始めました。


ガザで清潔な水の提供に取り組む女性技術者を、大統領夫人が賞讃

トルコのファーストレディ、エミネ・エルドアン夫人が、ガザで海水を飲料水に変える方法を開発したパレスチナの女性農業技術者に祝辞を送りました。

 Hurriyet

「あきらめなければ、どんな条件下でも、解決の道は見つかります。パレスチナの農業技術者イナス・エル=グルさんは、開発した技術によって、闇の中にある母国に光を与えました」とエミネ夫人はソシアルメディアX に投稿しました。

「海水を飲料水に変える驚くべき離れ業を成し遂げた勇気ある女性に、心からお祝いを申し上げます」とエミネ夫人は言い、多くの人々が彼女が開発したシステムにあやかれることを望むと付言しました。

エミネ夫人はメッセージの最後に、「パレスチナは破壊されているが、国内には希望もあることを世界は知るべきです」と国際社会の呼びかけています。

パレスチナの保健省によると、ガザの10か月に及ぶ戦争で、イスラエルの攻撃によって39,790人が殺害されています。何か月もの爆撃でガザは飲料水が不足し、多くの避難民が水の危機に苦しんでいます。


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トルコ国防相がトルコと日本の外交100周年を賞讃

2024年08月10日 | 国際
8月10日 「トルコと日本は独自の関係を共有し、平和で活力ある世界のために協力していくだろう」と、金曜、トルコのヤシャル・ギュレル国防相が、両国の外交関係100周年を祝して語りました。

 Hurriyet
日本の海上自衛隊の艦艇「鹿島」船上でスピーチするトルコのギュレル国防相


「トルコと日本は戦略的パートナーとして、安全保障と防衛の協力を強化することによって、地域社会と国際社会の安定に貢献できると思います」と、ギュレル国防相は、イスタンブルのサライブルヌ港に停泊している日本の訓練船「鹿島」の船上で行われたレセプションで言いました。

イスタンブルに停泊中の日本の海上自衛隊の艦艇「鹿島」の船上で、ギュレル国防相は、トルコと日本の外交100周年の祝辞を述べました。

国防相はトルコと日本の歴史的な強い絆と相互の敬意を強調し、よりよい未来を築くための対話と協力の重要性を力説し、トルコと日本の防衛協力の発展を賞讃しました。

レセプションにはギュレル国防相の他、アルパルスラン・カヴァクリオール副国防相、海軍司令官エルジュメント・タトリオ-ル将軍、北部海洋司令官ラフェト・オクタル少将、勝亦孝彦駐トルコ日本大使、笠原謙一駐イスタンブル日本総領事、その他大勢の要人が出席しました。

勝亦大使は、両国間の海洋訪問の長い歴史について語り、今回は日本の艦船の8度目のイスタンブル訪問になると言いました。「相互の訪問は、トルコと日本の友好関係をより強力にすると思います」


地震の被害を受けたガジアンテプの城の周布がまもなく終わる

2023年2月6日の地震でダメージを受けたガジアンテプの歴史的な城の修復作業は、40度に達する暑さの中、休みなく続けられました。

 Hurriyet

城の修復作業は今年末までに終了予定で、まもなく来訪者にオープンされます。2000年昔の城のバスティオン(城壁の突出部)と内部が地震で破壊されました。城の東部、南部、東南部のバスティオンと、その周囲の城壁が崩壊しました。

トルコ東南部ガジアンテプの中心の丘の上に建てられた城は、ヒッタイト時代には監視目的で使われていたと思われますが、建設時は不明です。歴史的な城が地震で深刻な被害を受けたため、文化観光省は昨年、城の修復に着手しました。

城の修復作業は1年間行われ、いまは最終段階入っています。作業員たちは、バスティオンの修復では、40度を超える暑さと、石の埃と格闘しながら懸命に働きました。

ガジアンテプ市の保護申請管理局のセルダル・ムラト・ギュルセル局長は、こ都市のシンボルのひとつであるガジアンテプ城は、他の多くの歴史的建造物同様、地震の被害を受けたと言いました。

「地震の直後、科学委員会が結成され、プロジェクトを迅速に進めるために、学界の指導と科学技術によって、これら建造物に対する適切な処理が研究されました。修復作業によって、城は昔の姿を取り戻しています。城の修復はまもなく終わります」と、ギュルセル氏は語り、今年末には一般に公開されるだろうと付言しました。


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ボクシング女子54キロで銀メダル

2024年08月10日 | 国際
8月9日 トルコのハティジェ・アクバシュ選手が、8月8日、パリ五輪のボクシング女子54キロ級で、中国のチャン・ユアン選手に敗れ、銀メダルをゲットしました。

 Hurriyet

アクバシュ選手(23)は未来を見つめているように見えました。「これは私のベストな戦いではなかった」と彼女は言いました。彼女のメダルは、パリ五輪でのトルコの5つめのメダルで、初の銀メダルとなりました。

「私は疲れていたし、相手はアクティブで、力強かった。でも、悪い試合ではありませんでした」と彼女は付言しました。「私は初めてのオリンピックで、決勝まで戦いました。よくやったと思っています。9歳の時からトレーニングしてくれた父と私は、力いっぱい頑張りました。このメダルは、2028年のロス五輪での金メダルの前兆だと、私は思っています。わが国と、私を応援してくださった皆さまに感謝します」


トルコはエジプト、カタール、アメリカの停戦努力を賞讃

トルコ外務省は金曜、エジプト、カタール、アメリカの、ガザの持続的停戦確保のための仲介努力を賞賛し、イスラエルに、パレスチナの平和への努力に積極的の応えるよう促しました。

 Hurriyet

トルコ外務省は声明で、ガザの戦争を終わらせるための外交的イニシアティブへの支持を表明しました。ガザは昨10月7日以来、イスラエルの広範な爆撃に曝され、約40,000人のパレスチナ人が殺され、91,000人が負傷しています。

「われわれはガザの持続的停戦を達成するためのエジプト、カタール、アメリカの仲介努力を賞賛する」と声明は言っています。声明は、国連の安保理決議2735に概説された三段階計画を強調し、これは平和のための強力な基盤だと説明しています。

「われわれは今日の声明で、これら諸国のリーダーたちによる指示の実施を支持する」と声明は言っています。トルコ外務省はパレスチナの建設的アプローチに応えるよう、イスラエルを促し、イスラエル政府にプレッシャーをかけるよう国際社会に要請しました。

木曜夕刻、仲介国エジプト、カタール、アメリカは、イスラエルとパレスチナのハマスに、来週、ドーハかカイロで話し合いが再開することができるよう促しました。



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干ばつに強い茶の品種を特定するプロジェクトが始まった

2024年08月08日 | 国内
8月8日 世界的な温暖化によって、茶の栽培にも影響がひろがってきたことに対応し、黒海地方のリゼ県の科学者たちは、干ばつに強い茶の品種を見つけ出すための研究を始めました。

 Hurriyet

茶の生産は、昔から雨の多いリゼ地方で盛んですが、レジェプ・タイイプ・エルドアン大学と、トルコ国営の茶メーカー「チャイクル」が共同プロジェクトによって、茶栽培の未来のための研究を進めています。

プロジェクトは干ばつに耐性のある品種を見つけるために、日本、中国、アゼルバイジャンから4種の異なる茶の木を輸入しました。「国立茶遺伝子プール」は、12種の質の良い茶の品種を特定しました。これらの品種は干ばつの耐性を確認するために3年間研究され、その結果は茶の生産者たちにシェアされます。

「2008年、われわれはトルコの茶の遺伝子を集め、保存する包括的なプロジェクトを始めました。われわれは収集した遺伝子の中から、12種のトップ候補品種を特定しました」と、同大学の「茶と茶製品研究センター」のケズバン・ヤズジュ所長は言いました。

「われわれはトルコと世界の茶栽培の未来のために、干ばつに耐性のある品種を特定し、トルコ科学技術研究委員会にプロジェクトを提出しました」

「われわれは、3年以内に、これら12種の中から干ばつに最も強い品種を特定することを目的にしています」とヤスジュ氏は説明しました。「われわれの目標は生産者たちに干ばつに強い品種を提供し、彼らの茶畑を活気づけることにあります」


世界最長のラリー競技がイスタンブルで始まった

世界最長のラリー「イペキ・ヨル(シルクロード)ラリー」の第3回 競技会が、7か国から30人の競技者が参加して、イスタンブルのスルタナメット広場をスタートしました。競技は8月28日、モンゴルの首都ウランバートルで終わる予定です。

 urriyet

ラリーは「東西友好・平和ラリー協会」主催、EUと外務省後援です。開会式には協会のナディル・セリン会長や、EU加盟諸国の領事館やNGOの代表の他、車の愛好家たちも集まりました。

「ドイツ、イタリア、オーストリア、モルドヴァ、フランス、イギリス、トルコの7か国の競技者が参加しました。中央アジアは私たちにとって、なじみがありません。私たちは東と西の異なる文明を結ぶ力になることを心から願っています」とセリン会長は開会式で語りました。

トルコを発った競技者たちは、イラン、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、キルギスタン、カザフスタン、中国を通って、最後にモンゴルに到着します。

ドイツからの参加者の一人、セミエ・セリンさんは、この競技に参加すことでわくわくしていると言いました。「サマルカンドやブハラを訪れるなんて考えたこともありませんでした。信じられません」


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「パレスチナ国家が設立されるまで中東に平和はない」トルコ外相

2024年08月08日 | 国内
8月7日 パレスチナ国家が設立されるまで中東に平和はないだろうと、トルコのフィダン・外相が警告しました。

 Hurriyet

「パレスチナ人はほんとうの国家を持つことを妨害されている・・・しかし、パレスチナ人の国家が設立されるまで中東に平和はない」と、フィダン外相は今週、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの雑誌「スタヴ」のインタビューで語りました。

「ガザの“悲劇”は、イスラエルが何か月にもわたる攻撃を始めた昨10月7日に始まったのではない」と、フィダン外相は言いました。「この日付はむしろ問題をうやむやにしている」

問題は、イスラエルによる、長年にわたるパレスチナの領土の占領にあると、フィダン外相は言い、「イスラエルはパレスチナの領土を奪おうという意図をあきらめてはいません」と付言しました。

イスラエルは自国の安全保障の確保を口実に、ガザを破壊してきたと、フィダン外相は言いました。「イスラエルは子供、年寄り、女性の区別なく、すべての人々を無差別に殺してきました」

「ガザの残虐行為は現在の世界秩序を乱していると、フィダン外相は言い、「ガザでは基本的人権さえ踏みつけられ、人道的支援物資の配布さえ妨げられています」と強調しました。

「西側、とくにヨーロッパは、またしても、まちがった側に立っています」とフィダン外相は言いました。「ガザの大量虐殺の加害者は罰せられるべきです」

フィダン外相はまた、国際裁判所で、イスラエルに対する南アフリカの大量虐殺事件へのトルコの支持をくり返し語りました。


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トルコ人ツーリストがギリシアの島の経済に貢献

2024年08月07日 | 国際
8月6日 今夏、ギリシアの島を訪れたトルコ人ツーリストは182,000人に達し、島の経済を大いに活性化しています。

 Hurriyet

ギリシアの地元民や企業は、その歓迎すべき影響に満足感を示しています。「彼らのおかげで、今年は、レスボス島のロブスターはなくなりましたよ。トルコ人ツーリストは北欧のツーリストのように、サラダで腹を満たしたりしません」と、あるギリシア人観光業者は言いました。「われわれが値段をふっかけたら、彼らは二度と来ないでしょう」

ギリシア市民保護省は、「今年の初めから7月の第1週までに、182,000人のトルコ人ツーリストがギリシアを訪れていますが、そのうちの35,000人は、4月1日から有効になった“Visa at the door” を利用しています。このプロジェクトによって、トルコ人ツーリストは、ギリシアの10島では、到着時にビザを得られるようになったのです」と言っています。

トルコ人ツーリストたちは、サービスの良さと、国内旅行とくらべて手ごろな値段のために、休暇を過ごすのにギリシアの島を選んだと言っていると、カティメリニ紙は報じています。

トルコ人ツーリストの流入は、地元企業にとって生命線になってきたと言われています。レスボス島の地区代表のアリス・ラザリスさんは、「レスボスに来るツーリストの75%はトルコ人です。彼らのほとんどは裕福です」と語りました。

「トルコ人ツーリストはいたるところでお金を使います。とジャーナリストのテオドロス・ピリオティスさんは言いました。「トルコ人は穏やかで、よいお客様です。彼らはホテルやレストランだけでなく、スーパーマーケットや電子機器店でもお金を使います。一度来た人は、翌年もまた来ます。彼らは島の住民たちと友好的な関係をつくります」


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トルコは、戦争の脅威が高まるレバノンへの渡航警告を出した

2024年08月05日 | 国際
8月5日 ヒズボラの最高司令官と、ハマスの政治的指導者の暗殺後、緊張が高まる中、トルコはレバノン在住の市民に注意を勧告し、レバノンへの旅行を計画している市民には渡航警告を出しました。

 Hurriyet

「レバノン在住のわが国の市民は用心深く暮らし、オバティエ、南レバノン、ベッカア、バールベク=ヘルメルなどの地方へは、やむをえない必要がなければ旅行は避けるよう勧告する」と、トルコ外務省は、去る土曜、声明を出しました。声明はまた、居住する必要がなければ、民間航空便があるうちに、レバノンを出国するようトルコ市民に勧告しました。

イタリアの副首相兼外相のアントニオ・ダジャーニ氏も、レバノンにいるイタリア人は、南部を避け、民間航空機で帰国するよう、X の声明で促しました。

インドネシア外務省も同様に、レバノン、イラン、イスラエルへの旅行は控えるよう勧告し、レバノンからただちに退去し、厳重に警戒するよう助言しました。

ベイルートのフランスの大使館も、フランス市民はできるだけ早くレバノンを去るよう促しました。土曜、アメリカとイギリスも、イスラエルとの紛争拡大が懸念される中、ただちにレバノンを去るよう、自国民に警告しました。


アナムールからトルコ・キプロスへフェリー・サービスが始まった

8月2日、南部メルシン県アナムールからトルコ・キプロスへ、フェリー・サービスが正式に始まりました。トルコ・キプロスへのフェリーは6月12日から出ていましたが、この度、開通式が行われました。このフェリーに乗れば、1時間半でトルコ・キプロスに着きます。

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「6月12日以来、高速船ピヤレ・パシャ号は、6841人の乗客を運んでいます。このフェリー・サービスが、この地域の経済にも、観光産業にも大きく貢献することはまちがいないでしょう」と、アブデュルカディル・ウラルオール運輸インフラ相が、開通式で語りました。

ウラルオール運輸相は、アナムール港が国際港として正式に認められたと強調し、多くの旅客船や、ヨット、フェリー、飛行艇が停泊できるように、350メートルの船着き場が造られたと語りました。

「われわれは、エルドアン大統領の指導の下に、世界で働くわが国の船員たちの地位向上のために努力をつづけます。われわれは世界の海に、誇りをもって、わが国旗をはためかせます」と運輸相は言いました。

メルシンのアリ・ハムザ・ペフリヴァン知事は開通式でスピーチし、この式典は精神的にも経済的にも意味が大きいと語りました。「わがアナムール港からの船便は、アナムールとトルコ・キプロスの関係をより密にするでしょう」

トルコ商工会議所・商品取引所連合のリファト・ヒサルジュクルオール会長も,運輸相や知事と同意見です。「フェリーによって、われわれはトルコ・キプロスとより緊密になるでしょう。経済ネットワークも強化され、地域の発展も促進されるでしょう」


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トルコ外相が雪解け中のエジプトを訪問

2024年08月05日 | 国際
8月4日 ハカン・フィダン外相が、エジプトとトルコの関係改善を目的に、8月4日、2日間の予定でエジプトを訪れました。

 Hurriyet
エジプトを訪れたトルコのフィダン外相(左)とエジプトのアブデラッティ外相


トルコ外務省の声明によると、エジプトのバドル・アブデラッティ外相の招きによるこの訪問は、両国関係および地域的国際的状況について話し合われました。

この訪問はフィダン外相と、先月外相に就任したアブデラッティ氏との初の公式会談になりました。両外相の議題は、来るべき両国間の戦略的協力会談の準備が中心になります。

ハイレベル会談は、エジプトのアブデル・ファタフ・エルシシ大統領がトルコを訪れて行われる予定です。フィダン外相とアブデラッティ外相はまた、この会談で数件の協定についても話し合うと思われます。両外相はさらに、エネルギー、保健、観光、防衛など、さまざまな分野での長期的協力についても検討するでしょう。

フィダン外相はまず、ガザに支援物資が送られるエル・アルシュ空港を訪問しました。外相はまた、パレスチナ領と接するエジプトの国境検問所も訪れました。

ガザの現状とガザへの人道的支援が、フィダン外相の中心的議題でした。外相はまた、エジプトの赤十字社の兵站センターも視察しました。

この訪問は、2月14日に行われたエルドアン大統領とエルシシ大統領のカイロでの会談につづくものです。両大統領は10年間の緊張関係の後、両国関係に新しい章を開くことで合意しました。


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ハニヤ氏殺害にあたって、トルコ外相は安全保障協定を提案

2024年08月01日 | 国際
8月1日 トルコのハカン・フィダン外相は、ハマスの政治的指導者イスマイル・ハニヤ氏が暗殺された後、中東諸国に安全保障協定の締結を提案しました。

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「近隣諸国を不安にしている問題、とくにテロとの戦いに関して、なにかサポートが必要なら、わが国はいつでも応じる用意がある」と、フィダン外相は、7月31日、民放「カナル7」のインタビューで語りました。

外相は、地域の安定に役立つ安全保障同盟の設立を提案しましたが、どこの国に関してかは特定しませんでした。中東諸国が自国の安全保障を提供し、互いに完全に信頼できる地域安全保障協定の場ができれば、外部からの不必要な干渉を受けることも、互いに不安を感じることもなくなるだろう」と外相は付言しました。

フィダン外相によれば、この計画は外相とエルドアン大統領によって推進されつつあるそうです。イランのメディアが、ハニヤ氏が、7月31日朝、首都で、精密誘導兵器(レーザー誘導装置を備えた砲弾)によって殺害されたと報道した後、フィダン外相はこの発言をしました。

ハニヤ氏が滞在していた、北テヘランの退役軍人用特別住宅を目標にした攻撃が行われました。ハニヤ氏はマスード・ペゼシキアン大統領の宣誓式のために、イランを訪れていました。

「わが国はこの問題を黙して見ているだけの国ではありません」とフィダン外相は言いました。「われわれは、適用可能で、現実的な方法で解決したいと思っています」

「これは最初の戦争でも、最後の戦争でもありません。しかし、ひとつ、重要なことは、われわれはあらゆる闘争に対応できる能力を持たなければならないと言うことです」と外相は言いました。


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