トルコのトピックス

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ガジアンテプのシェフたちが2.5Kmの長いケバブで記録更新

2024年08月29日 | 文化
8月30日 「ガストロ=アンテプ文化ロード・フェスティバル」で、500人のシェフたちが力を合わせ、2.5キロメートルの長さのケバブをつくり、現在の2.47キロメートルの記録を破って、最長ケバブの新記録を打ち立てようとしています。

 Hurriyet

フェスティバルは「健康生活と美食経済」をテーマに、ガジアンテプ県で、9月14日から22日まで行われます。このフェスティバルは「トルコ文化ロード・フェスティバル」の一部で、文化観光省の文化と美術の総合的なプロジェクトのひとつです。

この文化イベントは、ガジアンテプの地元製品を世に知らしめ、地元の料理を国際的に宣伝することを目的としています。フェスティバルでは、何千年もの文化の故郷であるガジアンテプの郷土の美味が、受賞歴のある9人のシェフの協力によって、世界のステージに登場します。

参加者たちはシェフたちの研究によって、さまざまな創造的なアイディアと料理法を知るチャンスを得るでしょう。「ガストロ=アンテプ文化ロード・フェスティバル」では、コンサートや展覧会、演劇、映画、オペラ、バレーの上映も行われます。


トルコとギリシアの外相がブリュッセルで会談

トルコのハカン・フィダン外相とギリシアのヨルゴス・イエラペトリティス外相が、8月29日、ブリュッセルで行われたEUの非公式集会で、2国間会談を行いました。

Hurriyet
ギリシアのイエラペトリティス外相(右)とトルコのフィダン外相


フィダン外相は、EUのジョセフ・ボレル外交・安全保障政策上級代表の招待で、5年ぶりに会合に出席しました。外相と、加盟27か国の外相との会談では、トルコとEUの関係と、ロシアのウクライナ占領、イスラエル=ハマス戦争の現状が中心になりました。

トルコはEUの招待を、対話を再開するEUの姿勢と見て歓迎しました。トルコはこの会談が、トルコとEU間の関係、とくに安全保障、経済、貿易、外交政策に関するターニングポイントになるよう望んでいます。

フィダン外相は、関税同盟の近代化とトルコ国民のビザの自由化の交渉開始への期待を開陳すると思われます。フィダン外相はトルコ国民がシェンゲンビザを入手するときの面倒な問題を解決するよう要請するでしょう。

この会合で、フィダン外相は、ギリシアのイエラペトリティス外相を含むEU諸国の数人の外相と会談しました。トルコとギリシアの隣国同士の会談は、最近の相互の訪問と対話によって関係回復が進んでいる中で行われました。

「総じて、ギリシアはトルコのEUへの前進に好意的です」と、イエラペトリティス外相は言いました。「この会談は、キプロス問題を話し合う道をつくるでしょう」


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トルコのインタネット利用者は89%に達した

2024年08月29日 | 国内
8月29日 トルコ統計局(TUIK)の最近のデータによると、トルコのインタネット利用者は増えつづけ、現在、16歳から74歳の人の88.8%がインタネットを利用しています。2023年の87.1%からも確実に増加しています。

 Hurriyet

TUIKの「家庭情報技術利用調査」が、トルコにおけるインタネット利用と電子取引状況、技術の選択について調査しました。

この調査はまた、インタネット利用における男女の差異も明らかにしました。男性の92.2%はインタネットを利用していますが、女性の利用者は85.4%でした。このギャップは、政府の電子サービスの利用にも現れていて、男性は85.4%はオンラインの公的サービスを利用していますが、女性の利用者は66.7%でした。

オンライン・ショッピングも増加し、2024年には、インタネット利用者の51.7%が商品やサービスを購入しています。昨年は49.5%でした。

オンラインで多く購入される商品は衣類、靴、アクセサリーで、電子取引利用者の76.7%がこれらの商品を購入しています。男性はレストランの配達にオンラインを利用することが多く、女性は化粧品や保健製品の購入に利用しています。

メッセージにはWhats App が圧倒的に多く利用され、インタネット利用者の86.2%が利用しています。次いで多いのがYouTube とInstagram です。

また、インタネット利用者の約半分(47.9%)が接続されたTVによってインタネットにアクセスしていますが、これはトルコの家庭にスマート・テクノロジーが普及していることを示すものです。


トルコはイスラエルの「西岸」での不法作戦を非難

トルコはイスラエル軍の「西岸」での作戦を強く非難し、西岸への作戦を拡大するというイスラエルのイスラエル・カッツ外相の発言を批判しました。

 Hurriyet

トルコ外務省は、この作戦を「不法」であり、「世界の安全保障に対する大きな脅威」だと言いました。

8月28日、トルコ外務省は、声明で、パレスチナの人々に対して大量虐殺政策を進める、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の施政を非難し、イスラエルの国際法違反に対して、即時行動を起こすよう要請しました。

「イスラエルの行動は・・・人間の良心に対する侮辱的な行為でもある」と外務省は言っています。「イスラエルを無条件で支持するひと握りの国々は、法と人間の良心に反する立場をただちに放棄すべきだ」

パレスチナ保健省の最近の数字によると、この作戦で少なくとも10人のパレスチナ人が死亡しました。


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