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トルコとロシアが北シリアの共同地上パトロールを再開

2024年08月25日 | 国際
8月25日 トルコとロシアが安全確保のため、昨10月以来、中止していた共同パトロールを再開したと、トルコ国防省が、金曜、発表しました。

 Hurriyet

中止以前には、共同地上パトロールは344回行われていました。国防省の発表によると、共同パトロールは今年8月22日に再開し、「平和の泉作戦」地帯の東部に、車輛4台と要員24人が配備されました。

パトロールは2019年10月22日、トルコ・ロシア間で調印されたソチ協定に従って、「平和の泉作戦地帯」の西部と東部で始まりました。最初の共同地上パトロールは2019年11月に行われました。

パトロールの目的はトルコ国境の安全保障と、この地方の市民の安全の確保にあります。パトロールは、テロリスト組織PKK/YPGに属する本部や軍事施設などを認定することによって、北シリアの安定を確立することを目的としています。

PKKは、トルコがアメリカとロシアと合意しているエリアから撤退したと思われます。この活動はまた、テロとの戦いにおけるトルコとロシアの協力を強化することも目的としています。
*「平和の泉作戦」とは2019年、トルコがシリア国境を越えてPKKを攻撃した作戦です。


トルコの天然ガスとオイルの生産量が急増

今月、トルコは天然ガスとオイルの1日の生産量の記録を更新したと,アルパルスラン・バイラクタル・エネルギー天然資源相 が発表しました。

 Hurriyet

8月15日、トルコの1日の天然ガス生産量は760万立方メートルに達し、一方、オイルの1日の生産量は107,621バーレルに達したと、バイラクタル・エネルギー相は言いました。

「わが国のオイルとガスの生産は、8月、空前の量に達しました。2024年、オイルとガス双方の生産量は増加に向かっています」とエネルギー相は声明で言いました。

エネルギー相によると、ガバル・ダーのオイル生産量は、8月17日、47,058バーレルに達し、サカリヤ・ガス田の天然ガス生産量は615万立方メートルに達しました。トルコは2020年8月、黒海で、7100億立方メートルの天然ガスを保有すると推定される大資源を発見しました。

サカリヤ・ガス田の生産量は、来年4月までに1000万立方メートルに達すると期待されます。バイラクタル・エネルギー相は、サカリヤのガス生産は2025年まで続くだろうと言っています。

トルコは生産量を増すために、黒海、地中海、ソマリヤ、リビヤでも探査をつづけると、エネルギー相は言いました。国内での天然ガスの生産はガス輸入の削減に貢献しています。


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