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アジアからヨーロッパへ、1600人がボスフォラスを泳いだ

2014年07月21日 | 国内
7月21日 20日、第26回大陸間水泳レースが行われ、トルコの泳者エムレ・ムスルオールが優勝しました。アジアとヨーロッパを分けるボスフォラス海峡を、ムスルオールは41分26秒で泳ぎました。

Hurriyet

2位もトルコのベルトゥ・ジョシュクンで、41秒34分。3位はロシアのエゴル・サヴチェンコ、42秒58分。英国のウイリアム王子の妃ケイト・ミドルトン公爵夫人の令妹ピッパ・ミドルトンさんも、レースに参加しました。
レースはアジア側のカンルジャ近くをスタートし、ゴールはヨーロッパ側のクルチェシュメ。

 Hurriyet
 
英国ウイリアム王子の義妹ピッパ・ミドルトンさんも参加


1661人の参加者の中の1002人はトルコ人です。レース中はボスフォラス海峡の船舶航行は完全にシャットアウトでした。
偉大なオランダのスイマー、インヘ・デブルーインや、“レジェンド”のマーク・スピッツ、イアン・ソープらが、このレースをプロモートしてきました。

デブルーインさんは19日のエキジビションで泳ぎ、20日は競技には出ず、スタートを宣しました。入賞者はサムスン電気トルコからメダルを授与されました。レースを組織したのはトルコのナショナル・オリンピック委員会です。


「トルコは中東を“泥沼”と呼びたくない」ダウトオール外相

最大野党CHP党首の「“泥沼”のような中東」ということばに応えて、ダウトオール外相は「トルコ政府はそのようなレッテルを張る人々を受け入れない。トルコ政府は“中東に大きな文明の松明を掲げるために”日夜努力している」と言いました。

 Sabah

ガザの虐殺に対して中立的であるべきだという野党の主張に対して、トルコ政府は強く反論しました。「イスラエルは地上作戦を拡大し、子供、女性、老人、報道関係者を含む400人以上を殺している」

「トルコはパレスチナ人を孤立させない。中東の“泥沼”には近づかないほうがよいという声もある。だが、われわれはこの現状を“泥沼”と呼びたくない。われわれは植民地的権力が中東から去るまで、日夜努力をつづける」と、ダウトオール外相は、土曜、イスタンブルでの公正発展党(AKP)青年部の夕食会で語りました。

 Sabah
 
ガザの子供の犠牲者がふえてゆく。


Sabah
 
死んだわが子を抱いて天を仰ぐ父親。


「トルコ政府にはいくつかの目標がある。第一は、イスラエルの攻撃を早急にやめさせることだ。パレスチナの女性や子供の虐殺には弁明の余地はない。われわれはこの攻撃を止めさせるよう、国際社会に圧力をかける決意だ」とダウトオール外相は言いました。

イスラエルは180万人のパレスチナ市民が住むガザの中心を空爆してきました。日曜夜までに、少なくとも410人が殺されたと、パレスチナ保健省は記者に語りました。


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