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米国在住のトルコ人記者が攻撃を受けた

2024年06月03日 | 国際
6月4日 アメリカのペンシルヴァニアでライブ放送中のトルコ人ジャーナリスト、ユヌス・パクソイさんが攻撃を受け、アンカラの主任検察官事務所が調査を開始しました。

 Hurriyet

事件は6月1日、アメリカ在住のFETOの指導者フェトゥフラー・ギュレンの住居と思われる農園の近くで起こりました。FETOは2016年の未遂クーデターの背後にいたグループです。

パクソイ氏が民放CNNトルコのために放送している最中、1台の車が彼に向って突進してきました。車から出てきた男はパクソイ氏のカメラを叩き、侮辱的な言葉を投げかけました。カメラは地に落ち、ライブ放送は中断されました。

パクソイ氏は、ナンバープレートのない車が彼に向ってきたとき、歩道によけて、重傷を免れることができたと、事件後、語りました。攻撃後、パクソイ氏は911番に電話し、警察が現場に来ました。

「警察は攻撃の痕跡の写真を撮り、私の認可書類を撮影し、攻撃現場も撮影しました」とパクソイ氏は言いました。その日遅く、トルコ政府は攻撃を非難し、アメリカ当局は犯罪者に法の下に責任を取らせるために、適切な対策を撮ったと言いました。

トルコのサバ―紙によると、攻撃者はFETO のメンバーのアフメト・ジャンと認定されたそうです。彼はFETOの司法組織内の重要人物と言われ、トルコでは「影の法務大臣」と言われています。


近づく犠牲祭の休暇はギリシアの島で過ごす人が増えそう


観光関係者によると、6月中旬に始まるイード・アルアドハー(犠牲祭)の休暇には、地中海のリゾート地アンタリヤのほか、ギリシアの島々の需要が高まり、休暇にギリシアの島を訪れるトルコ人は5万人に達するかもと予想されます。

 Hurriyet

今年の犠牲祭は6月16日から19日ですが、観光関係者は政府が休暇を拡大するだろうと予想しています。すでに9日間の休暇の予定を立てている人もいると、観光業者は言っています。

アンタリヤは相変わらず最も人気があるでしょうが、ファスト・トラック・ビザのおかげで、犠牲祭にはギリシアの島々へ出かけるトルコ人も多いだろうと、関係者は言っています。

4月のイード・アルフィトル(ラマザン)の休暇には、約2万人のトルコ人が、エーゲ海のギリシアの島を訪れています。今年の犠牲祭は夏休み休暇と同時期なので、5万人のトルコ人がギリシアの島へ出かけるだろうと予想されます。

5月、ギリシアはトルコ市民の入国ビザを、さらに5つの島に拡大しました。現在、トルコ人ツーリストは到着ビザ制度の下に、ギリシアの10の島に旅することができます。

犠牲祭には約3500万人がトルコ国内で移動すると予想され、ホテルなど宿泊施設は500万人を迎えることになるでしょう。リゾート地ボドゥルムで、3人家族が3日間過ごしたら、旅費はべつにして、少なくとも40,000リラ(1,200ドル)はかかります。

しかし、ギリシアの島で休暇を過ごしたら、もっと安く上がるでしょう。例えばギリシアのロードス島で、3人家族が同様に過ごしたら、宿泊費と旅費もこみで、32.000リラで上がるでしょう。


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