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ISが計画した米大使館襲撃を、トルコ警察が阻止した

2018年03月06日 | 国内
3月6日 イスラム国(ISIL)が計画した、アンカラのアメリカ大使館襲撃を、トルコ警察が阻止し、アンカラとサムスンで容疑者らを拘束しました。

 Hurriyet

アンカラ県知事オフィスは、3月4日午後、アメリカ市民をねらったテロ攻撃が計画されているという情報を得て、警察が特別警備対策をとり、容疑者が拘束されました。「アメリカ大使館をターゲットにしたテロ攻撃があるかもしれないという情報を得て、警備対策が検討され、特別の対策がとられました」と、知事オフィスは言いました。

3月5日、米大使館は閉鎖された
アンカラのアメリカ大使館は、3月5日、不特定の治安上の脅威のために、操業を停止すると発表しました。3月4日、アメリカ大使館はウエブサイトに声明を出し、アメリカ市民に、大使館や人混みの中に行かないよう勧告しました。大使館は治安上の脅威のために閉鎖すると発表されましたが、脅威の詳細の説明はされませんでした。3月5日、ベキル・ボズダー副首相が、アメリカ領事館は通常通り操業していると言いました。

テロ攻撃容疑でイラク人4人がサムスンで拘束された
黒海岸のサムスンで、国家情報局(MIT)と地元警察が4人のイラク国籍者を拘束したと、アナドル通信が報じました。この作戦で、デジタル書類も押収されました。4人はアンカラのアメリカ大使館襲撃を計画していた容疑で、正式の法的手続きのために、本署に連行されました。

IS関連で、アンカラでも12人を拘束
警察はIS戦闘員容疑者12人を拘束し、残りの8人を探していると、アンカラの主任検事オフィスが言いました。容疑者は全員外国人で、国籍はまだわかっていません。

2013年、アンカラのアメリカ大使館前で、自爆テロリストが爆弾を爆発させ、勤務中のトルコ人警備員1人が死亡しました。

・・・イスラム国(ISIL)のテロ、まだまだ油断はできません。


イタリア人がトリュフ密輸で罰金を科された

山林管理局によると、イタリア国籍の男が、トルコで許可なしに、美食家に人気の白トリュフを採って、12万2200ドルの罰金を科されました。

 Hurriyet

「彼は、トリュフの王様と言われる白トリュフを採って捕まりました。わが国ではよく知られていませんが、白トリュフは高額で売買され、ヨーロッパ諸国では1キロ250ユーロで売られています」と、3月5日、山林管理局のウエブサイトに書かれました。

イタリア男は、トルコとブルガリア国境のハムザベイリ税関ゲートを通ろうとして、白トリュフの密輸で告発されました。彼は必要な許可書も持っていませんでした。彼はトルコとブルガリアとギリシャの国境に近い、トルコのトレース地方の森林で、トリュフを採ったと思われます。

事件後、イスタンブルの山林管理局は、トリュフの不法採取を防ぐために、森林周辺のチェックを厳しくしました。トリュフは通常、木の根の近くで見つかります。白トリュフは、とくにフランス、イタリア、クロアチアの料理で尊重されています。


トルコ裁判所はギリシャ兵2人の釈放を拒否

トルコの裁判所は、3月5日、2人のギリシャ兵の釈放を拒否しました。ギリシャ兵は“悪天候のため、道に迷って”国境を越え、拘束されたと、CNNトルコその他のメディアは報じています。(3月4日の頁参照)

 Hurriyet

3月5日、弁護士が正式に彼らの釈放を要請しました。トルコ裁判所は、3月2日、非合法にトルコに入国したギリシャ兵2人を、スパイ容疑で逮捕したと、アナドル通信が報じました。

ギリシャと国境を接するエディルネの裁判所は、“入場禁止の軍用地に入り”“軍事スパイ活動をを試みた”容疑で2人を逮捕しました。ギリシャ軍は、2人の兵士は、国境を流れるメリチ川周辺をパトロール中、悪天候のため、道に迷ったと言っています。ギリシャ参謀本部のヴァシリス・ベレツィオティス報道官は、彼らはスパイ行為は行っていないと、AFPに語りました。


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