トルコのトピックス

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トルコで働くドイツ人労働者? えっ、逆さまじゃないの?

2011年08月20日 | 国内
8月21日 トルコ人が仕事を求めドイツへ移住しはじて、もう50年になります。
いまでもドイツで働いている人は多く、ドイツ生まれの2世も増えました。

ところが、なんと12人のドイツ人労働者が、トルコのエーゲ海岸、サリフリで行なわれている鉄道新設プロジェクトで働きはじめたのです。歴史がひっくり返ったような話ですね。

Hurriyet


ドイツのある合弁企業が、イズミルに近いマニサでの60キロの鉄道新設工事を請け負ったのです。

ドイツ人の工事監督マティアス・ホプネルさんは、「作業員たちはこの現場で喜んで働いています。この敷設が終わっても、トルで働きたいと言っていますよ」と話しています。
ホプネルさんはこの仕事で初めてトルコに来ましたが、トルコ人のホスピタリティを絶賛しています。

この会社のプロジェクト・マネジャーでトルコ人のウラシュ・ソンメズさんは、「トルコ人として誇らしいです。わが国がそれだけ力を持ってきたということですから」と言っています。
「このへんのお百姓さんたちは外国人にとても親切なので、ドイツ人たちもこの土地に好感を持ったようです」

作業員たちも「メルハバ(こんにちは)」や「ナスルスン?(元気?)」のようなトルコ語を話しはじめたそうです。

 
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ソマリアの飢餓を世界に訴えるべく、エルドアン首相、現地へ

2011年08月20日 | 国際
8月20日 エルドアン首相は、東アフリカ諸国の旱魃と飢餓に世界の目を向けさせるために、18日、ソマリアに飛びました。
首相一行には、政権与党AKP(公正発展党)のグループやムスタファ・エリタシュ議長、報道関係者、治安チーム、議員団のほか、ビジネスマンや芸能人も同行しました。

ソマリアへ発つエルドアン首相 Sabah

救援キャンプを見舞うエルドアン首相夫妻 Hurriyet


ソマリアに着いたエルドアン首相は夫人とともに、救援キャンプのテントや病院を訪れました。

首相一行を乗せたトルコ航空機がソマリアのモガディシュ空港に着いたとき、ちょっとした事故がありました。空港の滑走路が極端に短いため、ランディングの際、飛行機の右翼が地面と擦れて破損。帰国のために、べつの飛行機を用意することになりました。

今週初め、トルコは「イスラム協力組織」(OIC)加盟諸国のサミットを主宰しましたが、その席でOICはアフリカの無政府状態にある地域の飢餓と戦う人々を支援するために3億5000万ドルを送ることを決めました。
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