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ラマザン初日の夜はツーリストも地元民もスルタナメットで晩ご飯

2011年08月04日 | 国内
8月4日 昨年からラマザンの公式な祭り会場は、スルタナメット広場から近くのベヤジット広場に移されたのですが、今年もやっぱり人々はスルタナメット広場に集まってきました。

スルタンアフメット・モスク(ブルーモスク)の前のベンチには、断食明けの晩餐を楽しもうと、食物持参でやってきたイスタンブール市民に混ざって、同じく食物持参の外人ツーリストもいっぱいだったそうです。

 Hurriyet

市当局が祭り会場をベヤジットに移した理由は、地元民が広場にぞろぞろ集まってくると、外人ツーリストに不快感を与える、また、混雑で重要な文化財を傷つけるかもしれないということです。
でも、外人観光客は、ラマザンのムスリムたちの姿に好奇心をそそられこそすれ、不快感など感じません。
私もラマザン中にイスタンブールを訪れると、嬉しくて、夜のスルタナメット広場をカメラ片手に歩きまわりました。

ロンドンから来たアナ・トッピンハウスさんも「不快になんか思いません。ロンドンは多宗教都市で、互いに他人の宗教を尊重しています」と言っています。

今年もトルコ式パンケーキ“ギョズレメ”売りやトウモロコシ売り、オスマン風の衣装を着た昔のキャンディ“メシール”売りも出ているようです。

オスマン時代を憧憬するビラル・サーウルオールさんは「スルタナメットはすばらしい場所です。歴史的、文化的、宗教的遺産を同じ場所で見られるのですから」と言っています。


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