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政府は新任のトルコ軍参謀長以下、陸海空軍の司令官を発表

2011年08月05日 | 国内
8月5日 政府は先週辞職した4人の将軍の後任者を決定、発表しました。
4日間行なわれた「最高軍事委員会」の終了後、エルドアン首相は参謀長および陸海空軍の司令官任命の書名をするため、軍本部を訪れました。

 Sabah


NATO軍第2位という強力なトルコ軍のトップには、ウシュク・コシャネル将軍に代わって、先週まで憲兵隊のトップだったネジュデット・オゼル将軍が任命されました。

イスラム系の政党AKPのエルドアンが首相になってから、世俗主義的な軍部と政府は緊張がつづいていました。
かつては政治に絶大な力を持っていた軍部ですが、このトップの総入れ替えによって、軍部に対するエルドアン首相の力は強まるでしょう。
EUの支持をバックに、民主主義を推進するエルドアン首相によって、軍がコントロールされていくのでしょうか。

最近の相次ぐPKKのテロに対して、軍の士気が落ちているのではという声も聞かれます。
一方、多くの将軍や将校が政府転覆の陰謀がらみで投獄されています。これについては、一般トルコ国民もよくわからないと言っています。
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