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トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコ外相とアメリカ国務長官がロシア=ウクライナの平和について話し合った

2025年06月05日 | 国際
6月5日 外交ソースによると、ハカン・フィダン外相は、火曜、アメリカのマルコ・ルビオ国務長官に電話し、ウクライナの平和への取り組みについて話し合いました。

 Hurriyet

2人は、月曜、イスタンブルで行われた平和会議の成果を含めて、ロシア=ウクライナ戦争について討議しました。2人はまた、シリアとガザの現状について意見を交換したと、ソースは言っています。

イスタンブルでは、5月16日の第1回会議につづいて、月曜、第2回ロシア=ウクライナ会議が行われました。

今回の会議では、両サイドは、若年者と重症者を中心に、さらに多くの捕虜の交換と、両サイドの6000人の兵士の遺体の返却に合意しました。


北イラクで4人のPKKメンバーが投降した

PKKの4人のメンバーが、先週、北イラクのアジトから逃げ出し、トルコ軍に投降したと、6月5日、国防省のゼキ・アクテュルク報道官が発表しました。

 Hurriyet

PKKのメンバーらは、トルコ軍による掃討作戦と、国境警備活動の強化を受けて出頭してきたと、アクテュルク報道官は週例記者会見で言いました。

報道官はまた、PKKメンバーを含む112人が、先週、トルコ国境を越えようとして捕まったと報じました。

今年初めから、2447人が国境を越えよとして逮捕され、また、36000人が越境を阻止されたと、報道官は付言しました。

「国防省は国家の存続、防衛、安全保障のための任務をりっぱに果たしています」と、アクテュルク報道官は言いました。「トルコ軍は、北シリアでは、1月8日以来、総計270キロのトンネルを破壊しました」

ヤシャル・ギュレル国防相は、6月5日、NATOの国防相会議に出席しました。ギュレル国防相は集団的抑止力の強化の重要性、トルコのNATOへの貢献、輸出制限の解除の必要などを強調したと思われると、アクテュルク報道官は言っています。


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ロシア=ウクライナ平和会議がイスタンブルで始まった

2025年06月02日 | 国際
6月3日 トルコ、ロシア、ウクライナの代表団間の3社会議が、月曜、イスタンブルで始まりました。

 Hurriyet
会議を終えてチュラーンパレス・ホテルを出るウクライナとロシアの代表団


会議はトルコのハカン・フィダン外相が議長を務め、3国の高官が集まりました。トルコの国家情報機構(MIT)のイブラヒム・カルン長官も出席する予定です。

フィダン外相は、アンカラでのハイレベル会議の開会でスピーチし、「平和への道に鋪石を敷くことはできます。われわれはリーダーたちの会議で討論しますが、トルコは全面支援を提供する用意があります」と言っています。

フィダン外相は、トルコの現在の仲介者としての役割を強調し、会議は停戦の条件を査定し、捕虜交換の手続きを進めることをめざしていると語りました。

「われわれは両国の停戦に対する展望を継続的に評価し、捕虜交換の手続きを進めることをめざしています」とフィダン外相は言いました。

両国間の定期的対話が信頼を築くために重要だと、フィダン外相は強調し、「具体的な進歩」と早期解決への希望を表明しました。

彼はまた、アメリカの支援、とくにトランプ大統領の平和への取り組みを支援する決定を歓迎し、これを「新しいチャンスの窓」を開くと表現しました。


「盛りだくさんなウクライナの言い分には、即座の返答はできない」ロシア

イスタンブル会議で、ロシアはウクライナの無条件停戦の要請を拒否しましたが、その翌日の金曜、ロシアは「ウクライナの言い分に即座に返答を期待するのはまちがっている」と言いました。

Hurriyet

両国は会議で、大規模な捕虜交換には合意し、平和へのロードマップである覚書を交換しました。ロシアの攻撃は3年余つづき、双方に多くの死者が出て、東部ウクライナの何百万の人々が家を追われていますが、両国はいまだに和解できずにいます。

「和解のための問題は極めて複雑で、多くの微妙な意見の相違がからんでいる」と、ロシアのドミトリー・ペスコフ報道官は、火曜、記者団に語り、「迅速な解決を期待するのはまちがっている」と付言しました。

ロシアがウクライナに渡した文書によると、ロシアは、攻撃を止める前提条件として、ロシアが併合したと主張しているウクライナ東南の4地方から、ウクライナが軍を撤退させることを要求しています。

ウクライナは会議で完全かつ無条件の停戦を求めましたが、ロシアは前線の一部での、2,3日の停戦を考えているだけだと、ロシア側の交渉者ペスコフ報道官は言いました。

ペスコフ報道官はまた、ロシア、ウクライナ、アメリカの大統領のサミットという発想を一蹴しました。



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「2028年までに、もう1隻の水上ガス生産場を持つ」エネルギー相

2025年06月02日 | 国際
6月2日 トルコは2028年には、もう1隻の水上ガス生産場を持つ予定だと、アルパアルスラン・バイラクタル・エネルギー天然資源相が言いました。

 Hurriyet

「トルコはこの分野では、世界で6番目の 船団 を有し、まもなく世界のトップ4に入ると、バイラクタル・エネルギー相は、西部エスキシェヒルで語りました。

トルコ初の水上天然ガス生産プラットフォーム「オスマン・ガジ」は、5月31日、黒海のゾングルダク県フィルヨス港に到着しました。

巨大な「オスマン・ガジ・プラットフォーム」は、イスタンブル征服572周年の5月29日、エルドアン大統領も出席した式典とともに、ドルマバフチェ大統領オフィスを出て、イスタンブル海峡を通過しました。

1日に最大1050立方メートルの天然ガスを処理し、1000万立方メートルのガスを移送できるプラットフォームは、黒海での天然ガス生産を2倍にし、1日2000万立方メートルを生産することができます。

これはトルコの800万世帯の天然ガスの必要量に相当し、20年間はこの場所で操業する予定です。バイラクタル・エネルギー相は、トルコは黒海で史上最大の天然ガスを発見したと語りました。


トルコの鉄道網は17,500キロまで拡大する

トルコは2028年までに、鉄道網を17,500キロメートルまで拡大する計画だと、アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相が言い、トルコは自国の鉄道技術の開発をめざしていると付言しました。

 urriyet

運輸相によると、2002年にはほぼ11,000キロメートルだった鉄道網は、現在は、2251キロの高速鉄道を含めて、13,919キロに達しています。

トルコの高速鉄道のキロ数は、ヨーロッパで6位、世界で8位にになると、ウラルオール運輸相は言い、最終目標は28,500キロの鉄道網を持つことだと付言しました。

「われわれの目標は鉄道網の拡大だけでなく、すべての車両に国産の資源を使用し、われわれ自身の技術を開発することにあります」と運輸相は言いました。

ウラルオール運輸相は、電気機関車や列車、貨物車、消火車輛などを含む次世代の車両の配車式に出席しました。エスキシェヒルの工場で生産されたE5000電気機関車は、100パーセント国産の部品でつくられた幹線機関車として、初めて設計・製造されたと、運輸省は言いました。

「今年、われわれはさらに15輌の機関車を完成させ、2025年内に20輌の機関車を運行させます。2026年には、さらに30輌、2027年には45輌を生産します」と運輸相は言いました。


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イスタンブルで第2回ウクライナ平和会議が開催される

2025年06月02日 | 国際
6月1日 ロシアとウクライナの代表団が、6月2日、トルコの督促を受け、恒久的平和に続く長期停戦を達成するべく、第2回直接会議のためにイスタンブル入りします。

 Hurriyet

ハカン・フィダン外相がモスクワとキエフ間を往復し、また、エルドアン大統領がウクライナのゼレンスキー大統領と電話で話すなど、トルコは、先週、集中的外交を行いました。

ウクライナとロシアの代表団の会議は、午後13時に、イスタンブルのチュラーン宮殿で始まる予定だと、トルコの外交ソースは言いました。

ゼレンスキー大統領は、6月1日、声明で、ウクライナの交渉チームをイスタンブルに派遣する決定をした発表しましたが、ロシア側の意志については懐疑的だと言いました。

ゼレンスキー大統領は、交渉チームのリーダーであるルステム・ウメロフ国防相が、6月2日、イスタンブル入りすることを確認しました。

大統領はまた、完全かつ無条件の停戦、捕虜の解放、誘拐された子供たちの帰国などの優先事項を列挙しました。

「確実かつ恒久的平和を確立し、安全保障を確保するために、最高レベルの会議を用意すべきだ。主要な問題は指導者によってのみ決められる」と、ゼレンスキー大統領は言い、ロシアのリーダーであるプーチン大統領、アメリカのトランプ大統領、エルドアン大統領が参加する4者サミットを提案しました。

ロシアは、週末、声明で、プーチン大統領の補佐官ウラジミル・メディンスキー氏が率いるロシアの代表団が、6月2日、イスタンブル入りすると言いました。

フィダン外相はモスクワ訪問後の声明で、ロシアとウクライナの長期停戦は、現状で最も現実的な選択だと強調しました。外相はまた、両国間の意見の差異を乗り越える方法を提案しました。


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フィダン外相がウクライナのゼレンスキー大統領とキエフで会談した

2025年05月31日 | 国際
5月31日 ハカン・フィダン外相がキエフで、ウクライナのゼレンスキー大統領に迎えられたと、トルコ外務省が、金曜、発表しました。

 Hurriyet

ウクライナを公式訪問したトルコのフィダン外相は、ウクライナのアンドリー・イエルマク大統領室長とルステム・ウメロフ国防相とも会談しました。

イエルマク室長は会談後、トルコの一貫した支援と、積極的な仲介、平和への努力に謝意を述べ、トルコはウクライナの主権と外交努力を支援しつづけることを確認したと付言しました。

「トルコとわが国の防衛協力が拡大する可能性は大いにあります」とイエルマク室長はFacebook に書き、防衛の分野における二国間の結束の重要性を強調しました。

ウクライナ軍の総司令官オレクサンドル・シルスキ将軍も、トルコの代表団に前線の状況を説明し、ロシア軍は大きな損失を出しても、攻撃をつづけるだろうと言ったと、イエルマク室長は述べています。

そのまえに、フィダン外相はウクライナのアンドリー・シビハ外相と共同記者会見を開いています。フィダン外相は、「次の平和会談には、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領を迎えられることを願っている。次の会談には、アメリカのトランプ大統領も、トルコのエルドアン大統領も出席するだろう」と語りました。

シビハ外相は、ウクライナは一時的停戦について話し合う用意があると言いました。「われわれは今年中に戦争を終わらせたい。30日、50日、100日の停戦を話し合う用意もある」


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「トルコは南コーカサスの平和と安定に注目している」エルドアン大統領

2025年05月30日 | 国際
5月30日 トルコは南コーカサスの平和と安定と繁栄の確立に注目していると、エルドアン大統領は言い、アゼルバイジャンとアルメニアができるだけ早く恒久的和平協定に調印するよう促しました。

 Hurriyet

「われわれはアゼルバイジャンとアルメニアがとった措置を歓迎しています。われわれは和平合意を、安定の確立のために非常に重要な進展と評価しています。われわれは和平合意の手続きができるだけ早く完結するよう願っています」と、エルドアン大統領はアゼルバイジャンから帰国して記者団に語りました。

エルドアン大統領はアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領と、パキスタンのシェフバス・サリフ首相とアゼルバイジャンのラチン県で会談し、国際空港の開港とアゼルバイジャン建国記念日を祝いました。

30年間、アルメニアに占領されていたナゴルノ・カラバフをアゼルバイジャンが解放した後、アゼルバイジャンとアルメニアは恒久的平和を達成するために、17か条の文書に合意したと発表しました。

エルドアン大統領は記者団の質問に応えて、トルコは、何十年も紛争で苦しんできた南コーカサスが平和になった姿を見たいと思っていると言いました。

「アゼルバイジャンとアルメニアの間が平和になってきているのを見て、たいへん嬉しく、助力もしたいと思っている」と大統領は言いました。「アゼルバイジャンとアルメニア間の平和はトルコにとってもよいことです」


イスタンブルは征服572周年を活気溢れるイベントで祝った

5月29日、イスタンブルはダイナミックなイベントで、歴史的なオスマンのイスタンブル征服572周年を祝いました。祝祭の一環として、エルドアン大統領は、29日、ベイコズ地区にできた公園の開園式に出席しました。

Huurriyet
ボスフォラス海峡を通過するガス生産船「オスマン・ガジ」


トルコ初の水上ガス生産工場「オスマン・ガジ」(5月29日の頁参照)も、祝典のためにボスフォラス海峡を通過し、市民の前にデビューしました。「オスマン・ガジ」によって、黒海の天然ガス生産量は2倍になるだろうと期待されています。

曲芸飛行チーム「ソロテュルク」も、同日、イエニカプ広場の祝祭に参加し、当日の呼び物になりました。世界史のターニングポイントとなったイスタンブル征服は、今年もさまざまなイベントで祝われました。

1453年、21歳のオスマン・スルタン・メフメット2世はこの都市を征服し、1000年続いたビザンティンの支配は終焉の日を迎えました。


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トルコは黒海のガス生産を2026年までに2倍にする

2025年05月29日 | 国内
5月29日 トルコは初の水上ガス生産工場「オスマン・ガジ・プラットフォーム」によって、黒海の天然ガス生産量を2倍にすると、エネルギー天然資源省が発表しました。

Hurriyet

プラットフォームは2026年中頃に操業をめ始る予定です。これによって、トルコの輸入エネルギーへの依存を大きく減らすことができるでしょう。トルコ政府も国産資源の増強を長期的戦略としています。

長さ298.5メートル、幅56メートル、深さ29.5メートルの「オスマン・ガジ・プラットフォーム」は工業技術の成果です。

140人の職員が宿泊できるプラットフォームは、1日に最大1050万立方メートルのガスを生産し、1000万立方メートルのガスを移送できます。161メートルのパイプラインがプラットフォームと本土を結び、処理済みのガスを、直接、一般の配管網に送ります。

現在、「サカリヤ・ガス田」は、毎日、12のガス田で950万立方メートルのガスを生産しています。オスマン・ガジ・プラットフォームと合わせると、ガス生産量は、1日、2000万立方メートルに達するでしょう。

2025年6月1日、エルドアン大統領とバイラクタル・エネルギー相が式典とともにドルマバフチェ宮殿からプラットフォームを送り出し、黒海ガス生産の国家的重要性を示すでしょう。

プラットフォームはサカリヤ・ガス田の作業場に向かう前に、フィルヨス港に入港する予定です。


フィダン外相が長期停戦のために、ロシアの次はウクライナ訪問

ハカン・フィダン外相は、モスクワで重要な会談を終えて、キエフに向かう前に、長期停戦はロシアとウクライナの最も現実的な選択だと言いました。

Hurriyet

「恒久的な合意のためには包括的な努力が必要です。われわれにはいくつかの手段があります。私たちはそれを当事者と共有しています」と、フィダン外相は5月29日付のミリエット紙のインタビューで語りました。

フィダン外相は5月29日~30日のロシアでの会議を終え、ウクライナへ旅立つ前に、この発言をし、戦争を終わらせるための取り組みにおけるトルコの仲介者としての役割を強調しました。

「当事者の立場を考えたら、長期停戦は、うまく処理できれば、解決策としてより現実的に思われます」と外相は言いました。「われわれはこの往復外交をつづけます。われわれは平和の確保のために誠実な努力をつづけています」

フィダン外相はまた、自分は、モスクワも、キエフも訪れ、両サイドの首脳と交渉をつづけることができると言いました。「われわれはこのチャンスを使って、中東に平和をもたらすために努力しています」と彼は付言しました。


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トルコは第2回イスタンブル・ロシア=ウクライナ平和会議の用意がある

2025年05月28日 | 国際
5月26日 トルコはロシアとウクライナの代表団を二度目の平和会議に迎える用意があると、ハカン・フィダン外相は言い、トルコは近隣2国間の調停を行うことは、世界と地域の平和のための義務と考えていると強調しました。

Hurriyet
ロシアのラヴロフ外相(右)とトルコのフィダン外相


5月26日、モスクワでプーチン大統領に迎えられたフィダン外相は、5月27日、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相と綿密な会談を行いました。

2人は共同記者会見を開き、会談の内容と、両国の発展のための対策について詳細に語りました。会談の主要な議題はロシア=ウクライナ間の戦争を終わらせるための努力でした。

トルコはことあるごとに、平和に貢献する用意があると強調してきました。「われわれは2度目の会議を主催する用意があります」とフィダン外相は記者団に言いました。

フィダン外相はまた、トルコはロシアとウクライナを迎える用意があるというエルドアン大統領からプーチン大統領宛てのメッセージを伝えたと語りました。

「交渉が即時停戦という結論に達し、恒久的平和が始まることが、われわれの心からの願いです」とフィダン外相は言い、トルコはその役割を地域と世界の平和のための義務と考えていると強調しました。「両サイドの合意によって、問題が解決することが、われわれの大きな希望です」

両外相はシリアの最近の状況についても話し合い、戦乱で荒れたシリアの安定と再建のために協力することを強調しました。


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フィダン外相がロシアの大統領や外相と会談のためロシアへ

2025年05月26日 | 国際
5月28日 ハカン・フィダン外相はロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相に招かれ、5月26日から2日間、ロシアを訪れると、外交ソースがメディアに発表しました。

 Hurriyet
ロシアのメディンスキー大統領補佐官(左)とフィダン外相。イスタンブルで。


フィダン外相はモスクワで、プーチン大統領の招待を受け、ラヴロフ外相とも会談するでしょう。フィダン外相はまた、アンドレイ・ベロウスキー国防相や、ウラジミル・メディンスキー大統領補佐官ら、ロシアの高官らとも会談すると思われます。

メディンスキー補佐官は、5月16日、イスタンブルで行われたウクライナ交渉に、代表団とともに出席しています。

フィダン外相は、これら会談で、ロシアとトルコ二国間関係に関する詳細な問題を話し合うと予想されます。

会談では貿易、エネルギー、観光などの重要な分野での協力の現状を査定し、今後の可能性について話し合うでしょう。

フィダン外相はウクライナ戦争の恒久的平和達成のためのトルコの努力をくり返し語り、終息に向かっている最近の状況に満足の意を表明すると思われます。

両国はまた、シリア、ガザ、南コーカサスなど、地域と世界の問題について意見を交換するでしょう。フィダン外相は4月12日、トルコで行われた「アンタリヤ外交フォーラム」でも、ラヴロフ外相と会談しています。


ロードス島のオスマンの遺産が観光客を惹きつけている

エーゲ海最大の島ロードス島で、オスマン時代の建物が、ローマ時代や中世の遺産と並んで、歴史愛好家の興味をそそっています。

Hurriyet

ロードス島は、1522年、オスマン帝国のスレイマン大帝に占領され、1912年までオスマンの支配下にありました。

時は移り、多くの問題がありましたが、オスマン時代の多くの建造物はいまに残り、島の歴史的風景を形成しています。

1523年、オスマンの征服を記念して建てられたスレイマン・モスクは、ロードス島で最も素晴らしいオスマンの建造物のひとつです。ロードス島の中心に立つこのモスクは市の中心のどこからでも眺められます。いまは礼拝も行われず、入場もできませんが、建物と中庭を見るだけでも感動的で、トルコ人観光客の哀愁を誘っています。

オスマン時代のもうひとつの遺産は、ツーリストに人気のムスタファ・パシャ・ハマムです。歴史的浴場はオスマン人の社会生活を偲ばせます。

旧市街には、レジェップ・パシャ・モスクや、ハフィズ・アフメド・アー図書館、ムラド・レイスの霊廟など、オスマン時代の歴史的建造物が残っています。図書館には貴重な手書き文書があり、研究者にとって価値のある資料になっています。


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トルコ地震で18人の命を救った災害救助犬が死亡

2025年05月26日 | 国際
5月25日 スエーデンの災害救助犬キリアンがなくなりました。キリアンは2023年2月6日のトルコ大地震の希望のシンボルでした。

 Hurriyet

トルコ南部を襲った2度の地震は、53,000人余の人々がなくなり、100,000人余が負傷し、トルコ近代史における最悪の災害のひとつとなりました。

11県では、全土が瓦礫の山と化し、何百万人が被災地を去り、大規模な人道的支援も国際的に行われました。ラブラドール犬キランは、瓦礫の下にいた18人の生存者を発見して賞賛されました。

キリアンの死のニュースは、彼の世話をしていた「スエーデン民間事故管理局」の消防夫キリル・フリストフさんによってシェアされました。フリストフさんはFacebook に情感溢れることばで、キリアンは仕事仲間以上の存在だったと投稿しました。

「愛する救助犬キリアンがなくなったことを、大きな悲しみとともにお知らせします。彼は単なる仲間ではなかった。彼は私の魂、私の影、私の親友でした。2023年、彼はトルコのカフラマンマラシュの瓦礫の下から18人の人々を救助しました」

キランとフリストフさんは、地震後すぐ、最も被害の大きかったパザルジュク地区とエリビスタン地区に派遣され、崩壊した建物の残骸の中で生存者の発見に努めました。厳しい4日間に、キリアンはみごとに18人を発見し、彼らは救助されました。

使命を終えたキリアンは、スエーデンで国家的英雄として賞賛されました。トルコも彼の勇気を讃えました。ヨネット・ジャン・テゼル駐スエーデン・トルコ大使は、キランの死を知り、深い悲しみを表明しました。

「彼の寫眞はいまも、私のオフィスに掛かっています」と、テゼル大使は語り、キランを初め、トルコの支援に来てくれたスエーデン・チームのために、レセプションを開催したと付言しました。


1月~4月、1060万人の外国人ツーリストがトルコを訪れた

文化観光省の5月23日のデータによると、今年1月~4月、約1059万人の外国人ツーリストがトルコを訪れました。

 Hurriyet

外国に暮らすトルコ人を含めると、2025年1月~4月、海外からトルコを訪れた人は1274万人に達しました。4月のみで、訪れた外国人ツーリストは、前年に比して8%増加し、390万人になりました。

トルコ最大の都市イスタンブルはツーリストが最も訪れる都市で、全外国人ツーリストの50.4%が訪れています。次が地中海のリゾート都市アンタリヤ、その次がトルコ北西部のエディルネです。

外国人ツーリストの国籍は、ドイツが10.8%で1位、次がロシアとイランです。1月~4月、総計114万人のドイツ人がトルコを訪れ、昨年の同期の112万人よりやや増えています。英国も65万⒐000人から67万8、000人に増えています。

2025年、トルコは総計6,500万のツーリストを迎え、640億ドルの観光収入をめざしています。


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