トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

野党リーダーが決勝投票のための戦略を討議

2023年05月18日 | 国内
5月17日 「国民同盟」の6党が集まって、大統領選の第2ラウンドのための戦略を討議しました。6党はケマル・クルチュダルオール氏を共同候補としています。

 Hurriyet

クルチュダルオール氏は、5月17日、IYI(善良)党のメラル・アクシェネル議長、民主党のギュルテキン・ウイサル議長、進歩党(DEVA)のアリ・ババジャン議長、未来党のアフメト・ダウトオール議長、福祉党のテメル・カラモラオール議長を党本部に招きました。

野党共同候補のクルチュダルオール氏は45%の票を獲得しましたが、エルドアン大統領に約250万票の差をつけられています。クルチュダルオール氏は5月28日に行われる選挙で得票を増やさなければなりません。

クルチュダルオール氏は5月17日に発表したビデオ・メッセージで、1000万人の難民を送り返す必要があると強調し、また第1ラウンドで200万票を得たシナン・オーアン氏と協力する用意があると示唆しました。

「1000万余の不法移民を許容する者に、わが国を任せておくわけには行かない。わが国の国境はわれわれの名誉だ」と、クルチダルオール氏は言い、「難民の数は3000万になり、わが国の治安を脅かしている」と力説しました。

クルチュダルオール氏ははまた、社会における女性の地位を弱めるようなことは絶対しないと強調しました。


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5月14日の選挙では121人の女性議員が選ばれた

2023年05月16日 | 国内
5月16日 今度の選挙では、女性国会議員数が、103人から121人に増えました。前期に比して3%の増加で、国会議員の5人に1人が女性になりました。

 Hurriyet

今度の選挙で、600人の国会議員中、121人が女性になります。現政権・公正発展党(AKP)からは50人の女性議員が選ばれました。最大野党・共和人民党(CHP)からは31人、IYI(善良)党から6人、愛国者運動党(MHP)から3人、トルコ労働者党(TIP)から1人の女性議員が選ばれました。

全国81県のうち、女性議員が選ばれなかった県は31県あります。前期は、女性議員は103人、17%でした。今回の20%はトルコ史上記録的な数ではありますが、女性国会議員数はまだじゅうぶんとはいえません。

いままで1人の女性議員も出していなかった黒海岸のギレスン県は、今回初めて女性議員を選びました。CHPから立候補したエレヴァン・ウシュク・ゲズミンさんは、ギレスン選出の初の女性議員になりました。


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「投票はスムースに終わった」最高選挙委員会委員長

2023年05月14日 | 国内
5月15日 最高選挙委員会(YSK)のアフメト・イエネル委員長が、2023年の大統領選挙と国会議員選挙はスムースに終わったと発表しました。

 Hurriyet

イエネル委員長はまた、選挙中に、心臓発作で亡くなった3人の家族に弔意を述べました。「亡くなられたわれら市民に神の恵みを願い、ご親族にお悔やみを申し上げる」と委員長は語りました。
 
イエネル委員長はまた、この選挙に貢献した諸政党、中央組織、県と地区の職員、各省庁、関連組織、治安部隊、プレスの人々に謝意を述べました。

「選挙がわが国、わが国民、大統領候補者、諸政党に有益なものとなることを願います」とイエネル委員長は言いました。


大統領選の決選投票は5月28日になった

 Hurriyet

得票が50%を超える候補者がいなかったため、大統領選は5月28日に持ち越されたと、最高選挙委員会が5月15日発表しました。
  エルドアン大統領 49.5%  クルチダルオール氏 44.89%


学生たちが焼けた森林を再緑化するための種まき機を開発した

ボル・アバント・イゼット・バイサル大学の学生たちが、山火事で焼けた森林を再び緑化するために、空から種をまける種まき機を開発し、「シードローン」と名づけました。

Hurriyet

ボル・アバント・イゼット・バイサル大学の科学技術職業校の学生グループが、火災で焼けた森林を再緑化するプロジェクトを開発しました。学生たちはプロジェクト・アドバイザーのムフシン・ウーウル・ドーアン氏と「トルコ航空協会」ボル支部のムラト・チャルシュル会長の助力を得て、「シードローム種まき機」を作りあげました。

チームは2022年11月にこの仕事に着手しました。彼らは6枚の翼を持った無人航空機に種子室を取りつけました。チーム・キャプテンのエルデム・アルカンさんは、「考案した種まき機を使えば、焼けた森林を簡単に緑化できる。1ヘクタールの土地に10分足らずで種をまける」と言っています。

「焼けた森林を復活させるのは、人や車が荒れ地に入って働かなければならない非常に困難な仕事です。しかし、シードローンは上空から簡単に種まきをしてくれます」とアルカンさんは言いました。


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最も重要な選挙がいよいよ行われる

2023年05月13日 | 国内
5月14日 約6000万人のトルコ人が、5月14日、第13代大統領と、600人の国会議員を選ぶために投票します。今回の選挙はトルコ国内だけでなく、周辺諸国にとっても重要な選挙と言われています。

 Hurriyet

「最高選挙委員会(YSK)と、県と地区の選挙委員会は、現在まで、健全で確実な選挙のために、あらゆる対策をとってきました」と、YSKのアフメト・イエネル委員長は、5月12日、記者団に語りました。

「5月14日は民主主義のためのイベントです。われわれは全有権者に投票に行くよう提唱しています」とイエネル委員長は言いました。「前回同様、われわれは投票当日に、途中結果を発表したいと思っています」

YSKによると、トルコの有権者数は、60,697,843人です。そのうち490万人は初めて投票する人です。海外のトルコ人180万人はもう投票をすませました。彼らの票は、5月14日の午後遅く投票が締め切られた後、カウントされます。

選挙人は日曜の投票日に、第13代大統領と、600人の国会議員を選ぶために、2回投票します。エルドアン大統領は大統領の座を守るために、2人の競争者、国民同盟のケマル・クルチュダルオール氏と、アタ同盟のシナン・オーアン氏と戦います。

第1ラウンドで選ばれるためには、候補者は50%プラス1票以上を獲得しなければなりません。50%以上獲得した候補者がいなければ、5月28日にもう1度、選挙が行われ、第1ラウンドで最も多く票を得た候補者が選ばれます。

エルドアン大統領は、2018年、議会制を行政権を持つ大統領制に替える憲法改正後、大統領に選ばれました。エルドアン大統領の主要なライバルは、共和人民党(CHP)の議長で、6党の国民同盟の共同候補であるクルチュダルオール氏です。


海外の票は5つのキーに守られた部屋に保管されている

約180万の海外の票が入った、封印された袋が首都アンカラに届き、5つの錠前で厳重に守られた部屋に、安全に保管されています。

 Hurriyet

部屋のカギのひとつは、最高選挙委員会(YSK)の海外地区選挙局の議長が保管し、他のカギは現政権・公正発展党(AKP)、愛国者運動党(MHP)と、最大野党・共和人民党(CHP)とIYI(善良)党の代表が保管しています。

部屋の扉は、5人の代表が同時に来て、カギを開けなければ開きません。海外票の袋は、ATOコングレシウム(アンカラの展示貿易センター)で、送られてきた国別に分けられます。ATOコングレシウムの入口と内部には24時間守衛が置かれます。

選挙権を持つ海外在住者340万人余のために、73か国の156ヵ所に投票箱が設置されました。主としてヨーロッパ、アフリカ、北米の73か国に住むトルコ人たちは、4月27日から5月9日の間に投票を済ませました。海外から運ばれた投票用紙は、5月14日に国内投票が終わった後、国内の投票箱と同時にオープンされます。


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トルコの人口の82.7%が都市部に住んでいる

2023年05月12日 | 国内
5月13日 トルコ統計局の2022年の都市部と農村部の人口データによると、トルコの人口の82.7%が都市部に住んでいます。都市部は人口密度の高い土地と中密度の土地に分けられます。

 Hurriyet

統計局は都市部と農村部の新しい分類として、都市部を2つの範疇 - 人口密度の高い地域と中密度の地域に分けました。人口密度の高い地域とは、人口の50%が都市のセンターに住んでいる地域を言います。中密度のエリアとは、高密度のエリアにも農村部にも入らない地域です。

人口密度の低いエリアとは、50%以上の人が農村部に住んでいる地域です。全国の人口の67.9%が人口密度の高いエリアに分類される地域に暮らしています。

人口密度の高いエリアに住む人々が最も多い都市はイスタンブルで、96.4%です。その次が首都アンカラと、西部のイズミルです。

性別で分類すると、人口密度の高い地域に住んでいる人の49.7%が男性で、50.3%が女性です。中密度の地域に住んでいる人の率は14.8%で、中密度の地域に住む人が最も多いのは、北東部のアルトゥヴィンです。

人口密度の低い農村部に住んでいる人は、人口の17.3%です。人口密度の低い地域に住む人の率が最も高い県は、北東部のアルダハン県で、68.4%です。次が東部トゥンジェリ県と北部のバルトゥン県です。


地震被災地のテント生活は夏期には問題が多い

地震被災地のテント暮らしは夏には向かないと、NGO「生活支援協会」は言い、昆虫やヘビの問題や水不足が、被災地の公衆衛生の脅威になると強調しています。

 Hurriyet

まもなく夏になりますが、ボランティアや行政は地震被災地の水の問題を懸念しています。生活支援協会は、地震から3か月たったが、被災地では清潔な水と衛生状態がまだじゅうぶんではないと言っています。同協会によると、女性たちのためのエリアもじゅうぶんに確保されていません。

複数の家族が住むテントもあり、プライバシーの侵害から性的暴力まで、女性の安全にリスクがあります。テント村では家事の重荷が女性たちにかかり、トラウマにもなります。

同協会は、夏期には、これらの問題がより難しくなると警告し、暑い季節、テントは仮住まいとしてふさわしくないと力説しています。夏になると、昆虫やハエ、ヘビのような生物が現われることも、公衆衛生の大きな脅威となります。

また、地震被災者たちは、夏に向かって夏服やスリッパーのような季節物を必要としていると、ボランティアは言っています。被災地の水の問題は、夏の到来で、干ばつが起こった場合には、より深刻になるでしょう。

生活支援協会のコミュニケーション・スペシャリストのギョズデ・カザスさんは、NGOは現地で、避難所を初め、衛生用品、食物、飲料水、家庭の必要品、精神衛生、心理的サポートなどを提供していますが、まだ「正常な」生活に戻るには時間がかかると語りました。


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「乙女の塔」が修復後、再オープンされた

2023年05月11日 | 国内
5月12日 イスタンブルの象徴的な建物のひとつ「乙女の塔」が、修復後、5月11日、再開されました。2月6日の地震によって耐震性を加えることになり、再オープンは予定より2か月遅れました。

 Hurriyet

イスタンブルっ子たちが毎日、眺めている「乙女の塔」は、イスタンブルを最大限眺めることができる博物館になりました。修復作業は余計な付属物を加えず、本来の塔の状態に忠実に行われました。修復チームは、オスマン・スルタン・マフムート二世の治世に行われた修復の見取り図に基づいて修復しました。

大地震が起こったときの用心のために、建物は全体に強化され、プラットフォームの周囲には柵が造られました。専門家たちがマグニチュード7以上の地震を警告しているイスタンブルは、地震の危険に曝されています。

オープンされた「乙女の塔」は、ふたたびアトラクションの中心となり、光と音のショウが、「乙女の塔」と「ガラタ塔」との神秘的な愛を語ります。伝説によると、「乙女の塔」と「ガラタ塔」は愛し合いながら、ボスフォラス海峡に妨げられて会うことができないのです。光と音のショウは5月11日から毎夜、行われます。

「乙女の塔」は紀元前24年からの歴史があります。塔は1509年の地震で倒壊し、再建されました。1832年、マフムート二世が塔を修復し、2000年にはレストランとして使われていました。


イスタンブルの大陸間の小包の配達をドローンが行う

海運会社ユルティチ・カルゴが、イスタンブルの2大陸間の貨物の配達に、ドローンを使い始めました。ドローンはイスタンブルのチュブクル地区とエミルギャン地区の間を飛行します。

Hurriyet

同社は先月、首都アンカラで、最初のテスト飛行を行い、無人機によって最初の小包が配達されました。同社が使うUAV(無人機)システムは、自社のスマート・カーゴ・ロッカーと連結して機能します。まず、宅急便業者が小包をロッカーに入れ、スマート・スクリーン上で配達する場所のロッカーを選びます。UAVはオーダーを受けると、ただちにその場所に行き、自動的に小包を受け取り、数分で他の場所に配達します。

ユルティチ・カルゴのファフレッティン・ハムザオール・カーゴ担当副マネジャーは、チュブクルとエミルギャン間のフライトについて説明し、全プロセスを無人機で行うことができるシナリオを研究していると語りました。

「貨物が倉庫から集荷されてから受取人に配達されるまで、全プロセスを完全自動システムにするために頑張っています」とハムザオール氏は言いました。


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「イスラエルのガザ攻撃は容認できない」トルコ外務省

2023年05月10日 | 国際
5月11日 トルコ外務省は5月9日、イスラエル軍のガザ攻撃を非難しました。この攻撃で女性や子供を含むパレスチナ人が死亡しています。

 Hurriyet

「このような軽蔑すべき行為は受け入れようがない」と外務省の声明は言っています。「これ以上犠牲者を出さないために、また新たな紛争を起こさないために、このような攻撃は直ちにやめて欲しい」と声明は付言しています。外務省はパレスチナの人々に哀悼の意を表明しました。

イスラエルは5月9日朝、ガザの人口密集地域に空爆を行い、イスラミック・ジハード・グループの上級司令官3人と、少なくとも10人の市民を殺害したと、パレスチナ保健省は言いました。司令官の妻2人と、彼らの子供数人、その他そばにいた人が死亡しました。

この攻撃が激しい戦闘の新たなラウンドになるかもしれません。ガザ市の1戸のアパートの最上階と1戸の家、ラファフ町の1戸の家が、攻撃を受けました。パレスチナ保健 省は20人が負傷し、何人かは重態だと付言しました。イスラエルは、攻撃は数件の軍の訓練場を目標にしたと言っています。

正午頃、ガザ市で多くの人々が2件の葬儀を行い、少なくとも10人の遺体が葬られました。人々はストレッチャーに横たわる遺体を救急車に運びました。子供の棺が両親の棺につづいて運ばれました。


TPAOは今年、オイルのさらなる発掘を計画している

トルコの国営オイル会社TPAOは、カバル地域に大量のオイルを発見したため、南部シュルナク県に20基のオイル掘削装置を設置する計画だと、同社のCEOは言い、全国に約200基のオイル掘削装置の設置を計画していると付言しました。

 Hurriyet

TPAOは今月初旬、ガバル地域で、10億バレルのオイルが発見されたと発表しました。これはトルコ沿岸では最大のオイル発見であり、この地方のさらなる探査が期待されます。

「シュルナクでのオイルの新たな発見は、とても素晴らしいことです。われわれはシュルナクに20基の掘削装置を設置する計画です」と、TPAOの会長でCEOのメリフ・ハン・ビルギン氏は記者団に語りました。「われわれはこのオイルの発見を投資に変える方法を考えています。どこに製油所を建てるべきか?・・・われわれは必要な対策を考えているところです」

新たなオイル発見も考えられます。「われわれはとくに、ディヤルバクル、バトマン、アドゥヤマン、エルズルム、アンカラ、ハッカリ、マニサの諸県に焦点を絞っています」

ビルギン氏によると、2023年には全国に約200基の掘削装置の設置が計画されています。

5月14日の選挙の直前にオイル発見を発表したことに対する野党の批判に対して、ビルギン氏は「昨年、われわれの生産量は最高レベルに達しました。国外も含むわれわれの総生産は、61億ドル、180,000バレルに達しました」と言いました。「私たちは古い油田で、新しいテクノロジーを使ってオイルを生産します」

ガバル地域で発見されたオイルの量は、トルコの必要量の12%に相当すると、ファティフ・ドンメズ・エネルギー天然資源相は、先週言いました。ガバル地域の1日の生産量は約100,000バレルだと、ドンメズ・エネルギー相は言い、1日の生産量は180,000バレルまで増えるだろうと付言しました。

ビルギン氏が以前語ったところでは、ガバルで新たに見つかったオイルの経済的価値は、約700億ドルか800億ドルになるそうです。


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エルドアン大統領がスーダン軍の司令長官と電話会談した

2023年05月09日 | 国際
5月10日 エルドアン大統領とスーダンのアブデル・ファッタフ・アルブルハン司令長官が、5月9日、スーダンの現状とトルコ市民の避難と安全について、電話で話し合いました。

 Hurriyet

エルドアン大統領は、民兵組織RSFとスーダン軍の戦いで死傷者がふえていることに懸念を表明し、和平交渉の場を提供すると言ったと、大統領府情報局が発表しました。

「両サイドが包括的な交渉を始めるならば、トルコは会談を主催する用意がある。また、スーダンの人々の緊急な人道的必要に応えるために、トルコは国連と連絡を取るべく努めている」と、エルドアン大統領はブルハン司令長官に言いました。スーダンにいるトルコ市民の避難状況と安全についても話し合われたと、情報局は言っています。

首都カルツームで衝突が始まった後、トルコは安全のため大使館職員をポルト・スーダンに移すことを決めました。しかし、双方に通告してあったにもかかわらず、トルコ大使館職員がポルト・スーダンへ移動中、トルコ大使の公用車に銃弾が当たりました。


約600人の不法移民がイスタンブルで捕まった

トルコ治安部隊は、イスタンブルのアルナヴトキョイで行った作戦で、583人の不法移民を捕らえました。彼らは黒海を渡ってルーマニアに行こうとしていました。

 Hurriyet

不法組織が 海路で移民たちを密輸出する準備をしているという情報を得た憲兵隊、国家情報局(MIT)、沿岸警備司令部は、10か月かけて、組織を技術的・物理的に監視しました。

不法移民の何人かはルーマニア行きの船が沈没しかけて、トルコ治安部隊に救助され、他の移民たちは船に乗る前に林の中で捕まりました。不法組織はヨーロッパへ行きたい移民たちに、5000ドルから7000ドルの船賃を要求していたことがわかりました。

不法移民の打ち合わせや金銭のやりとりは、ファティフ地区の5軒の家と2店のレストランで行われていました。共同作戦で逮捕された15人の容疑者のうちの11人はすべて外国籍で、4人は釈放されました。

漁船6隻、ゴムボート9隻、車両10台、パスポート35点、ピストル1丁、ライフジャケット12着、携帯電話25点、双眼鏡1台、大量の現金、多くの書類が、容疑者らの住居や仕事場、車両内で見つかり、押収されました。

不法組織のメンバーたちは、トルコの居住許可を得ている親戚の助力で、レストランをオープンしていたことも、警察によって判明しました。
 

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トルコ人教授が初めてアメリカの大学の学長になった

2023年05月09日 | 
5月9日 トルコ人教授アイシェギュル・ティムルさんは、アメリカのフロリダ・ガルフ・コースト大学(FGCU)の、トルコ人初の学長になりました。

 Hurriyet

FGCUは投票で、ティムルさんを学長に指名しました。ティムルさんは初のアメリカの大学のトルコ人学長となり、また同大学の初の女性学長になりました。

ティムルさんは大学の理事会による投票で、7対6でFCGUの学長になりました。現在、ティムルさんはFCGUで「戦略と計画の革新」の副会長を務めています。この役職にあって、彼女はマイクロ・オーセンティケーションとディジタル・バッジを導入し、アメリカ商務省経済開発局を通じて、大学のために2290万ドルの助成金を確保しました。

「このりっぱな大学の長となることは、なんと名誉なことか、ことばでは言えません」とティムルさんは投票後のスピーチで言いました。「彼女の業績については問題ありません」と、大学理事会のピーター・サリック議長は言いました。「ティムルさんは聡明で、勤勉で、決断力があり、魅力的なリーダーの素質を持っています」

6月、大学理事会の承認後、7月1日、彼女は学長の職に就きます。ティムルさんはイスタンブル大学でビジネス管理を学び、学士号と修士号を取得した後、25年前、トルコからアメリカに移住しました。


50か国を旅した73歳の女性

人生のほとんどを子供と孫の世話に捧げ、いまガンと戦っている73歳のエメル・ゲディクリさんは、これまでに3大陸50か国を訪れていますが、いまも病気にめげず、世界各地を見たいという夢を追いつづけています。

 HUrriyet 

44年前の新婚旅行で、旅に興味を持ったゲディクリさんは、その後、子供や孫の世話に追われていましたが、旅行への夢は失いませんでした。この15年間、彼女は機会あるごとに世界を旅し、これまでに3大陸50か国の土を踏んでいます。

「私は2017年までに、44か国と156都市を訪ねました。2017年から2020年3月の間には、さらに18か国51都市を旅しました。その後、コロナ・パンデミックになり、旅は中断せざるを得ませんでした。

私は船で、オーストリア、スロヴェニア、ドイツ、スペイン、リトアニア、ハンガリー、エジプトを旅しました。オーロラを見に、フィンランドとノルウエイにも行きました。ヴェトナム、カンボジャ、インドに行きました。インドには3回行きました。世界一長いシベリア鉄道も経験しました」とゲディクリさんは旅を語りました。

4か月前、彼女は肺がんと診断されたため、現在、化学治療を受けていますが、ガンは彼女の旅への情熱を妨げなかったようです。

「病気を知る1か月前に、日本とドイツへの航空券を買っていました。航空券はキャンセルしましたが、治療後、行きたいと思っています。日本のお寺やお城はすばらしいでしょ」とゲディクリさんは言っています。

ゲディクリさんは20年間、パッチワークを趣味にしていて、訪れた国々で小布を買い、パッチワークの雑誌カバーをつくっています。作品はグループ展に展示されましたが、いま個展の準備をしているそうです。


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「われわれはトルコの世紀を築く」エルドアン大統領

2023年05月07日 | 国内
5月8日 エルドアン大統領は、公正発展党(AKP)の成功は、この21年間、支持してくれたすべての人々の努力と誠意のたまものであると、ソシアルメディアで言いました。

 Hurriyet

「2002年に、この国を率いる責任を負った私たちは、«偉大な力強いトルコ»をめざして、休みなく働いてきました」と大統領は付言しました。

AKPは投票によって人々から託された責務を果たすために戦っていると、大統領は強調しました。

「今日、私たちが年間360億ドルではなく、2550億ドルを輸出し、わが国の歴史において最大の運輸、防衛、技術、エネルギー、保健、住宅、環境のプロジェクトを実行し、地震災害にもかかわらず、退職者、労働者、公務員がインフレにも負けずにいるのは、この成功のために懸命に働いてきたすべての市民、県民、すべての企業経営者、労働者、農業者、商人、主婦、公務員の努力によるものです」と大統領は言いました。

大統領はまた、この成功は「国民同盟」のパートナーたちの貢献と、政見やセクト、背景に関係なく、トルコという国を第一に考える市民の皆さんの努力によるものだと語りました。

「5月14日から、私たちは、この21年間の成功のチェーンに、新たなリンクを加えます。わが国民とともに、私たちは“トルコの世紀”を築きます」


警察が23県で74人のISIL容疑者を拘束した

警察は国家情報局(MIT)と協力し、23県で同時作戦を行い、ISILの容疑者74人を拘束しました。

 HUrriyet

警察の対テロ部隊がディヤルバクル主任検察官室との協力で行った作戦で、ISILはある書店の名前で新しい組織を結成し、ジョージア、アゼルバイジャン、マリ、スーダン、アルジェリアで活動していることが明らかになりました。

同時作戦は23県の書店オフィスで行われました。この手入れで総計74人の容疑者が拘束され、多数の 自動散弾銃、ピストル、カートリッジ、組織の書類が押収されました。他の18人の容疑者を拘束するための作戦はつづいていると、警察は言っています。

情報調査によって、グループはトルコに基地をつくるために、宣伝活動を行ってジハーディストのチームをつくり、ジョージアで軍事訓練を行っていることがわかりました。

「チームは訓練後、紛争地域に送られる。シリアとジョージアの組織のメンバーには財政支援が提供されている」と、国内メディアは報じています。

エルドアン大統領は4月30日、国家情報局はISILのリーダーと言われるアブー・アルフセイン・アルフセイニ・アルクラシを、シリアで殺害したと発表しました。

2013年、トルコはISILをテログループであると最初に宣言した国のひとつです。トルコはこれまでに、少なくとも10件の自爆テロ、7件の爆弾攻撃、4件の武力攻撃を受け、315人が死亡し、何百人もが負傷しています。


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