トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコはシリアの米軍のYPGとの共同パトロールを非難

2018年11月08日 | 国際
11月8日 エルドアン大統領は、シリアのトルコ国境で、米軍がYPGと共同パトロールを行っていることを非難し、ただちにこの誤りを正すようアメリカに求めました。

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「これは容認できないことだ。これは深刻な、まずい状況を引き起こすことになる。トランプ氏はこれを止めさせると私は信じる」と、エルドアン大統領は、11月6日、国会で記者団に言いました。エルドアン大統領はパリで行われる平和フォーラムで、トランプ大統領に会う予定になっています。

トルコ軍がYPGをユーフラテス川の東に追いやった後、シリア東部のアメリカ軍はトルコ国境でYPGと共同パトロールをしているのです。トルコはYPGをPKKの分派と考え、従ってテロリストと考えています。アメリカはNATO軍の懸念にもかかわらず、YPGと結束し、YPGはシリアでイスラム国(ISIL)と戦っている最善の地元軍だと言っています。

エルドアン大統領はまた、11月6日、アメリカのイランに対する制裁は正しくないと言いました。「この制裁は世界のバランスを破壊しようというもので、われわれは帝国主義的世界に暮らしたくないと思う」と、エルドアン大統領は言いました。


国境越しに砲撃してきたYPG戦闘員をトルコ軍が殺害

シリアからトルコに砲撃してきたYPGの戦闘員をトルコ軍が殺害したと、トルコの治安ソースが、11月7日、言いました。

Hurriyet

YPGの戦闘員は、シリアのラス・アルアイン地方からトルコのシャンルウルファ県に砲撃してきたと、治安ソースが言ったと、ロイターが報じました。トルコはYPGを不法テロ集団PKKの分派であり、テロリスト組織と見ています。

エルドアン大統領はユーフラテス川の東のYPGに対して、緊急の作戦を予告し、先月、トルコの南部国境を脅かす彼らに“最後の警告”を送りました。「われわれはユーフラテスの東のテロ組織を撃滅する」と、大統領は、10月3日、国会のスピーチで言いました。

トルコ軍は国境越しに、シリアのアイン・アルアラブ地方に榴弾砲を撃ちこみ、YPG戦闘員10人が死亡、6人が負傷したと、10月31日、アナドル通信が報じました。シリア国境に接したシャンルウルファ県からミサイルが発射されました。


トルコにもギャル曽根がいた

11月6日、アンタリヤのケペス区で、21歳の女性が46分でケバブ315本を完食して記録を破りました。

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体重40キロの大学生、ジェレン・ユルマズさんは、地元のレストランが主催した「大食いコンテスト」で優勝しました。ユルマズさんはシシケバブに加えて、アイランを飲みながら、パンとサラダひと皿も食べました。

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彼女は賞金5000リラと、賞品として電動自転車と、このレストランで6か月無料で食べられる特典もゲットしました。「シシケバブを315本食べたとき、脚が震えてきたので止めたの。でも、いまは元気よ」とユルマズさんは記者たちに語りました。コンテスト後、彼女の体重は3キロ増えていました。

ユルマズさんは7月31日、23分でシシケバブ255本を食べて最初の記録をつくりました。このときは、彼女は、5500リラのスマホと、5か月間レストランで無料で食べられる特典を得ました。「最初、私、胃が破けるかもと、怖かったわ。でも、また記録を更新するわよ」とユルマズさんはデミルオレン・ニュースに語りました。

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7月に優勝したときのユルマズさん。スリムなのにねえ。


レストランの主人イリヤス・デミルさんは、「コンテストが人気を呼んで喜んでいます。おかげでお客様が増えました」と言いました。「このコンテストに参加しようと、アンタリヤ外から来る方もいます。400本以上食べた方にはみな、電動自転車をプレゼントすることにしました」コンテストの参加料は700リラです。


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トルコ外相がブルネイで経済関係を話し合った

2018年11月07日 | 国際
11月7日 チャヴシュオール外相は、7日、ブルネイを訪れ、経済と貿易関係を話し合いました。

 Hurriyet
右から2人目がトルコのチャヴシュオール外相。ブルネイで


チャヴシュオール外相は、ブルネイのダト・エリワン・ユソフ第2外務・貿易相と会談し、その後、スルタン・ハッサナル・ボルキアフとも会談しました。

「日本訪問は非常に建設的だった。その後、私たちは今回のアジア・ツアーの2国め、ブルネイに来た」と、外相は、11月6日、ツイートしました。

外相は会談で、経済と貿易関係、投資を増やすこと、相互のハイレベルな訪問などを話し合ったと、外交ソースは言いました。チャヴシュオール外相は、11月7日、ラオスを訪れました。

・・・5日に東京で公演をうかがったチャヴシュオール外相、6日はブルネイ、7日はラオス、精力的ですね。


米国務省がPKKリーダーの情報に賞金を提供する

11月6日、アメリカが、不法テロ集団PKKの幹部3人の身元確認または居場所の情報に対して500万ドルを提供すると発表しました。

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アメリカのマシュウ・パルマー国務省国務次官補の訪土後、アンカラのアメリカ大使館が、この発表を行いました。アメリカは、ムラト・カラユランに関する情報に500万ドル、ジェミル・バユクの情報に400万ドル、ドゥラン・カルカンの情報に300万ドルの賞金を提示しました。

大使館のツイッターによると、「アメリカはNATOの同盟国トルコの対テロ協力を評価している。私の訪土によって、国務省の“正義の賞金”プログラムが、テロリスト組織PKKの3人の幹部に対して認められたことは喜ばしい」とパルマー次官補は言ったということです。

「情報提供に賞金が支払われる。100%の秘密は保障される」と“正義の賞金”と名づけられたアメリカ国務省のプログラムもツイートしています。トルコ、アメリカ、EUはPKKをテロリスト組織と認定しています。

カラユランは、組織の設立者で指導者のアブドゥラ・オジャランが1999年、治安部隊に逮捕されて以来、PKKの代理リーダーを務めています。バユクは組織の設立メンバーで、PKKの上級指導者であり、KCKのメンバーでもあります。KCKは、PKKや、トルコ、イラク、イラン、シリアなど近隣諸国の分派を傘下に入れています。

トルコ当局は、バユクは、2016年3月のアンカラ中心のクズライ広場で35人が死亡した自動車爆破テロの主犯と見ています。カルカンは、PKKの上級指導者で、2009年12月、7人のトルコ兵を殺害したテロ攻撃の犯人です。


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トルコは米国にイランへの石油制裁は危険だと警告した

2018年11月06日 | 国際
11月6日 トルコはアメリカに、イランへの新たな制裁について、イランを孤立させることは“危険”だと警告したと、11月6日、メヴリュト・チャヴシュオール外相が言いました。

 Hurriyet
日本記者クラブでのチャヴシュオール外相(中央)。右端はNHK解説委員の出川展恒氏のようですね。


アメリカ政府は今週、イランに、イランの銀行を孤立させ石油の輸出を減少させることを目的に、2度目の制裁を課しました。アメリカはまた、トルコを含む8か国に、イランの石油を輸入しつづける免除を与えました。

「わが国はアメリカに免除を依頼したが、わが国はまた、アメリカのイランへの対処は賢明ではないと率直に言っている。イランを孤立させることは危険であり、イラン国民を罰することは正当ではない」と、日本訪問中の外相は記者会見で言いました。「トルコは制裁には反対だ。わが国は制裁によって成果があるとは思っていない」と、外相は付言しました。「制裁ではなく、有意義な対話と契約のほうがずっと有効だと思う」

世界列強とイランが合意した原子力協定を“不完全”と非難していたトランプ大統領は、協定を脱退し、今年、2度目の制裁を課しました。アメリカはトルコや日本を含む8か国に、イランの石油を輸入しつづけること免除を認めました。

新たな制裁に、イランは猛烈に反発しています。イランのハッサン・ローハニ大統領は、「わが国は、不法で不正な制裁を、誇りを持って無視する」と言いました。

・・・私は5日、中東調査会主催のチャヴシュオール外相の講演会に行ってきました。質疑応答もあって、結構、“本音”で話してくださって、興味深かったですよ。


米国はトルコなど8か国にイランへの石油制裁を免除した

 アメリカ政府はイランの銀行、エネルギー、船舶産業に再度制裁を課しましたが、トルコを含む8か国に免除を認め、イランの石油を買いつづけることを一時的に許可したと、ポンペオ国務長官が、11月5日、言いました。

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アメリカがイランから原油を買いつづけることを許可したのは、アメリカと親密な同盟国、おもにアジアの8か国、中国、インド、韓国、イタリア、ギリシャ、日本、台湾とトルコです。

アメリカは、オバマ政権下の2015年に廃止されたイランとの契約を復活させました。トランプ大統領のアメリカは、イランの石油産業からの輸出収益に打撃を与える目的で、石油、船舶、保険、銀行など300の新たな分野に制裁を課しました。


カショギ氏の息子らがサウジ当局に遺体の返却を要請

殺害されたジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の息子たちが、埋葬のために、父親の遺体を返却するようサウジ当局に依頼したと、日曜、CNNのインタビューで語りました。

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「私は父の身になにがあったにしても、父が苦しまず、安らかに亡くなったことを願っています」と、アブドゥラ・カショギさんは、ワシントンでのインタビューで語りました。彼の弟のサラフさんは、「私たちは、いますぐ、父の遺体を、メジナのアルバキの共同墓地にある家族の墓に埋葬したいのです」と言いました。

トルコの主任検察官は、最近、カショギ氏は領事館に入ってすぐ絞殺され、遺体は切断されたことを確認しています。エルドアン大統領の顧問ヤシン・アクタイ氏は、金曜、遺体は酸で処理されたのだろうと示唆しました。カショギ氏殺害への憤激は世界に広がり、厳しい批判を浴びています。


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アンタリヤでマチスの絵が押収された

2018年11月05日 | 文化
11月5日 20世紀のフランスの有名な画家アンリ・マチスの作と思われる絵画が、アンタリヤ県で押収されたと、11月3日、検察が発表しました。

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警察はアンタリヤ県アランヤ地区で、絵画を押収し、2人が拘束されました。デミルオレン・ニュースによれば、この絵は1200万ドルの価値があるということです。

あるイラン人が、容疑者らに銃で脅されて絵を奪われたと告訴しました。イラン人は祖母からこの絵を譲られたと主張しています。絵画と添えられている証明書が本物かどうか、専門家たちがこれから検証します。2人の容疑者は法廷に送られ、他の2人は逃走したそうです。


サウジはカショギ氏殺害9日後、“掃除人”をイスタンブルに送った

ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の殺害から9日後、科学者と毒物学者を含むサウジのチームが、証拠を消すためにイスタンブルに送られたと、11月5日、トルコのサバー紙が報じました。

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ワシントン・ポストのコラムニストで、サウジアラビアの事実上の支配者であるモハムマド・ビン・サルマン皇太子を批判していたカショギ氏は、10月2日、イスタンブルのサウジ領事館内で殺されました。

サバー紙によると、11人からなるサウジのチームが、10月11日、イスタンブルに到着したが、その中には化学者のアブドゥルアジズ・アルジャノビと毒物の専門家カレド・ヤフヤ・ザフラニもいたそうです。「このチームは殺人を調査するためではなく、証拠を消すために来た」と同紙は報じています。サバー紙が“掃除人”と書いている2人の専門家は、1週間、毎日、サウジ領事館を訪れ、10月17日、トルコを去りました。サウジは、領事館内の捜索をしたいというトルコの要請を、10月17日まで拒否してきましたが、その後、捜索を許可しました。


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アメリカがトルコ閣僚2人の制裁を解いた

2018年11月02日 | 国際
11月4日 アメリカは2人のトルコ閣僚を、マグニツキー法による制裁リストからはずしたと、アメリカ財務省が、11月2日、発表しました。

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アメリカは8月、アメリカの牧師アンドリュー・ブランソンの逮捕に対して、トルコのアブドゥルハミト・ギュル法相とシュレイマン・ソイル内相に対する制裁を発表しました。トルコは同様の制裁を、アメリカ政府の司法長官と内務長官に科しました。

政府ソースによると、トルコも同様に、11月2日、アメリカに対する制裁を解除しました。ブランソンはテロリスト組織を援助したとして、先月、イズミルの裁判所から3年余の禁固を宣告されましたが、アメリカに帰ることが許されました。

・・・マグニツキー法による制裁とは、米国への渡航を禁じ、米国内の資産を財務省の措置下に置く制裁。2人の閣僚はべつに痛痒を感じません。まあ、形式ですね。


駐ウガンダ・トルコ大使がトロイの衣装で公式の場に出て召還された

セデフ・ヤヴザルプ駐ウガンダ・トルコ大使が、10月29日の「共和国の日」のレセプションに、変わった衣装で出席し、ソシアルメディアで批判を浴び、アンカラに召還されたと、メヴリュト・チャヴシュオール外相が、11月3日、言いました。

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「われわれはこの写真を見て、すぐに調査を開始し、大使を召喚した」と、チャヴシュオール外相はツイートで言いました。女性大使ヤヴザルプさんと彼女の補佐官の“歴史的な”衣装は、ソシアルメディアで論議を呼びました。「彼女の衣装はローマ帝国風だ」と言う人もいれば、「あれはギリシャ神話風だ」と言う人もいました。

ヤヴザルプ大使は、天下の美女「トロイのヘレン」のつもりだったと、あとでわかりました。大使は「今年は“トロイの年”だから、それをウガンダに伝えたかった」そうです。


1週間で1000人余の不法移民が掴まった

先週、トルコ全土で、少なくとも1012人の不法移民が捕まったと、11月3日、内務省が言いました。

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内務省は声明で、トルコの沿岸警備隊は、10月21日から11月2日までの作戦で、1012人の不法移民を捕らえたと発表しました。2011年、シリア内戦が始まって以来、トルコは、ヨーロッパへ渡ろうとする不法移民たちの主要なルートになっています。


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「カショギ氏殺害を命じたのはサウジのトップだ」エ大統領

2018年11月02日 | 国際
11月3日 エルドアン大統領が、カショギ氏殺害を命じたのは、サウジ政府のトップだと言いました。11月2日、ワシントン・ポストの論説欄で、エルドアン大統領は、犯人は拘束された18人の中にいることを、トルコは知っていると言いました。

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11月2日、ワシントンDCで、ジャマル・カショギ氏を悼む記念式典が行われた。


「われわれはまた、“カショギ氏を殺してこい”と命令を出した人物を知っている。カショギ氏殺害の命令はサウジ政府のトップが出したことを知っている」とエルドアン大統領は言いました。「トルコは、カショギ氏が暗殺団によって冷酷に殺されたことを世界に知らしめ、殺害は前もって計画されていたことを立証した」と大統領は言い、カショギ氏の遺体の行方と、遺体を渡されたという“地元の協力者”の身元、殺害を命じた人物など、重要な問題が残っているとも言いました。

「残念ながら、サウジ当局はこれらの問題に回答を拒否しているが、トルコはこれらの問題を追及する」とエルドアン大統領は言っています。

しかるべき埋葬
「少なくとも、カショギ氏は、イスラムの習慣にのっとって、きちんと埋葬されるべきだ。われわれは、彼の家族や、ワシントン・ポストの仲間を含む友人たちに、この尊敬すべき人物に別れを告げ、敬意を表する機会を提供しなければならない」と大統領は言いました。

トルコとサウジは、この殺人事件にもかかわらず、友好的な関係はつづいています。「私は、聖なるモスクの管理者であるサルマン王が、カショギ氏殺害に関わったとは、つゆだに思っていない。この殺人が、サウジの公式の政策によるものだとは思わない。その意味で、カショギ氏殺害を“両国間の問題”と考えるのはまちがっている」

しかし、エルドアン大統領はまた、「トルコとサウジは長く友好関係にあるからと言って、われわれの眼前で明らかになった殺人に、われわれが目をつむることはない」と言い、「カショギ氏殺害は不可解と言うほかない」とも言いました。

「NATO軍の地で、このような行動を二度と起こしてはならない」と、エルドアン大統領は警告しました。「もし何者かがこの警告を無視したら、その結果は厳しいものになるだろう。カショギ氏殺害は領事関係に関するウイーン条約の明らかな違反であり、甚だしい乱用である。この事件で犯人を罰しなかったら、危険な先例になってしまう」

エルドアン大統領はまた、サウジ総領事の怠慢を非難しました。総領事はメディアに嘘をつき、その後すぐ、トルコから逃げ出しました。「国際社会の責任あるメンバーとして、われわれはカショギ氏殺害の背後の“人形つかい”がだれかを明らかにしなければならない」とエルドアン大統領は言いました。


「カショギ氏は危険なイスラミストだ」サウジの王子

 サウジアラビアの皇太子モハムマド・ビン・サルマンが、殺されたジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏は危険なイスラミスとだと思うと、アメリカに語ったと報じられました。

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カショギ氏がイスタンブルのサウジ領事館内で殺されたことをサウジが認める前、モハムマド王子がホワイトハウスにかけた電話が記録されています。モハムマド王子は、トランプ大統領の娘婿のジャレッド・クシュナー氏と国家安全保障顧問のジョン・ボルトン氏との電話で、カショギ氏はムスリム同胞団のメンバーだと言ったと、ワシントン・ポストが報じています。

電話はカショギ氏が消えて1週間後の10月9日にかかってきたそうです。モハムマド王子はまた、ホワイトハウスに、アメリカとサウジの同盟を維持するよう促したということです。

ニューヨーク・タイムスの報道によると、カショギ氏の友人たちは、彼は若いとき、ムスリム同胞団に入ったが、その後、脱会したと言っています。2011年に起こった「アラブの春」以後、カショギ氏は、数か国で力を得てきたイスラミスト・グループへの支持を表明しました。

しかし、彼の家族は、彼が同胞団のメンバーだったことを否定し、最近は彼自身が否定していたと言っています。「ジャマル・カショギは危険な人物ではない。そんなことを言うのは滑稽なことだ」と、彼の家族はワシントン・ポストに声明を出して言っています。サウジアラビアはワシントン・ポストトニューヨーク・タイムスの報道を否定しています。

サウジの支配者を批判していたカショギ氏は、10月2日、殺され、遺体は切断されました。彼の遺体はまだ発見されていません。


26万人のシリア人が“ユーフラテスの盾作戦”地域に帰った

トルコが“ユーフラテスの盾”と名づけた越境作戦を行なった北シリアの草原に、26万人のシリア国籍者が帰ったと、フルシ・アカル国防相が、11月1日、言いました。

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トルコは2016年、ISIL(イスラム国)とYPGの戦闘員をシリア国境から追い払うために、“ユーフラテスの盾作戦”を開始しました。トルコ政府は、アメリカが支援しているYPGを、PKKと結束しているテロリスト組織と見ています。作戦は2017年い終わりました。

トルコは、祖国の紛争を逃れてきた350万人のシリア難民を受け入れています。「トルコ軍が“ユーフラテスの盾作戦”地域に、インフラと安全と平穏をもたらした結果、26万人のシリア国籍者が帰ってきた」と、アカル国防相は、国会の計画・予算委員会で議員たちに語りました。

国防相はまた、トルコとアメリカのマンビジ協定に触れ、YPGを撤退させるという約束にもかかわらず、YPGはまだこの地域にいると言いました。「テロ・グループはアフリンでやっていたように、マンビジでも塹壕を掘っている。彼らは自分が掘った塹壕に埋められると知るべきだ」

マンビジ協定は、北シリアのアレッポーの北東地域を安定させるために、YPGの戦闘員を撤退させることが焦点になっています。


トルコ外相がカタールとの結束を歓迎した

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相が、11月2日、カタールとの良好な関係を歓迎すると言いました。

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トルコのチャヴシュオール外相(左)とカタールのアルタニ副首相


カタールの副首相でもあるシェイク・モハムメド・ビン・アブドゥルラフマン・ビン・ヤッシム・アルタニ外相と、ドーハで会ったチャヴシュオール外相は「両国の関係はすべての分野できわめて良好だ」と言いました。「われわれの目標は中東の平和と静穏と安定であるから、意見は自ずと一致する」と外相は言いました。

トルコは2017年6月に起こった湾岸危機で、カタールを支持しました。そのとき、サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦、バーレーンは、カタールと外交と貿易の関係を絶ちました。4国は、カタールはテロ・グループを支援していると非難しましたが、カタールは否定し、通商停止は国家主権の侵害だと主張しました。

アルタニ副首相は“両国の関係のさらなる発展”を望むと言いました。チャヴシュオール外相は、カタール訪問中、最近の中東情勢を話し合いました。「トルコ・カタール最高戦略委員会」の第4回会合の準備も検討されたでしょう。第3回会合は昨年11月に行われました。


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シリア・マンビジで米土の共同パトロールが始まった

2018年11月02日 | 国際
11月2日 トルコ軍とアメリカ軍が北シリアのマンビジで共同パトロールを始めたと、アナドル通信が報じました。

 Hurriyet

第1回共同パトロールは、マンビジの北のサジュ川近くで、装甲車で行われたということです。フルシ・アカル国防相は報告を確認し、共同パトロールは11月1日午後3時53分に始まったと言いました。

マンビジのパトロールは、トルコがYPGの撤退を要求し、米土の緊張した関係を和らげるために両国が合意したロードマップの一環です。トルコは、アメリカが支援するYPGをPKKのシリアの分派と見ています。PKKはトルコ、アメリカ、EUがテロリスト組織と認定しています。

アメリカとトルコは6月18日以来、国境沿いを独自にパトロールしてきました。共同パトロールは、この地域のさまざまな集団の衝突を抑制する一法と考えられています。

10月25日、アメリカ軍とトルコ軍は共同パトロールの訓練を終えました。エルドアン大統領は、先月、アンカラで行われた会談でも、アメリカのポンペオ国務長官に、マンビジにYPGが存在する問題について提言しています。


カショギ氏殺害者への制裁はまもなく行われる

アメリカのポンペオ国務長官が、「制裁は“数週間以内”に行われるだろう。アメリカ政府は、サウジのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害に責任のある人々に制裁を科すにじゅうぶんな証拠を持っている」と言いました。

 Hurriyet

この殺人事件は、何十年も同盟関係にあったアメリカとサウジアラビアの関係を緊張させ、サウジの事実上の支配者モハムメド・ビン・サルマン皇太子のイメージを汚しました。「われわれは事実を知るための努力をつづける」と、ポンペオ国務長官は、11月1日、ミズーリ・ベースのKMOXニュース・ラジオのインタビューで語りました。

「われわれは殺人に関わったと認定できる人々に制裁を科すために調査している。実際に制裁を科すにじゅうぶんな証拠を得るまでには数週間かかるだろう。しかし、われわれはできると思う。トランプ大統領は“凶悪な犯罪”に関わったすべての人に責任をとらせると誓った」と、国務長官は言いました。

ポンペオ国務長官はまえにも、「この殺人は国際法の規範に違反している」と言っています。しかし、「トランプ大統領はサウジアラビアとの通商関係だけでなく、戦略的関係、国家安全保障関係を保ち、これらの関係が損なわれないことを確実したいと思っている」と、報道官は力説しました。

また、国務省のロバート・パラディーノ報道官は記者団に、アメリカ政府は殺人を行なった人々だけでなく、これを指示した人々の責任も問うと言いました。報道官はまた、できるだけ早くカショギ氏の遺体のありかを突き止め、埋葬のために家族に返すべきだと強調しました。


カショギ氏殺害事件に関してCHP議長が政府を批判

「トルコは大きな問題に関して、外国の介入に従った」と、最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール議長が言いました。「トルコ政府は、サウジアラビアのサルマン国王とエルドアン大統領の電話会談後、カショギ氏の殺害者らがトルコを去るのを許してしまった」

 Hurriyet

「サウジの王が電話をかけてきて、その後、トルコにいた殺人者らはトルコを去った」と、クルチュダルオール議長は、11月1日、トルコ薬学会議でのスピーチで、カショギ氏事件に触れて言いました。サウジの総領事は、カショギ氏が消えて2,3日後に、トルコを去りました。

「トルコ政府はすぐ外国の介入に従う。私は民主主義の名において、恥ずかしいことだと思う」とCHP議長は言いました。


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カショギ氏の遺体は酸で処理された

2018年11月01日 | 国際
11月1日 惨殺されたジャマル・カショギ氏の遺体は、サウジ領事館かサウジ領事公邸の敷地内で、酸で破壊されたと、トルコ当局者が「ワシントン・ポスト」に語りました。

 Hurriyet

「ワシントン・ポスト」のコラムニストで、サウジアラビアの事実上の支配者モハムマド・ビン・サルマン皇太子を批判していたカショギ氏は、結婚の書類を受け取りに行った領事館内で殺害されました。サウジアラビアはカショギ氏殺害を何日も否定しつづけた後、10月25日、カショギ氏は領事館内で、計画的に殺害されたことを認め、18人を逮捕しました。

トルコ当局によると、10月末、サウジのサウド・アルモジェブ検察官がイスタンブルを訪れましたが、具体的な成果はなく、カショギ氏の遺体はどこにあるのかという疑問にも回答を拒否しました。

あるトルコの高官が匿名条件で「ワシントン・ポスト」に語ったところでは、カショギ氏の遺体は、殺害され切断された場所の近くで処理されたことを証明する生物学的証拠が、領事館の庭で見つかったということです。「カショギ氏の遺体は埋葬する必要がなかった」と、高官は言ったそうです。

イスタンブル検察庁は、10月31日、プレスへの声明書で、「サウジの検察官は、カショギ氏の遺体を敷物に包んで渡したという“地元の協力者”を指示することを拒否した」と言いました。「サウジの検察官は殺人事件を解明するより隠蔽した」とHurriyet紙のコラムニスト、アブドゥルカディル・セルヴィ氏は、11月1日、書いています。


「トルコの10月の輸出は最高月額に達した」貿易相

トルコの10月の輸出は、史上、最高月額に達したと、11月1日、ルフサル・ペクジャン貿易相が言いました。

 Hurriyet

先月、トルコの輸出は前年に比して13.1%増加し、157億ドルに達したと貿易相が語りました。トルコの輸出先は、大半がドイツ、イギリス、イタリアだと、ペクジャン貿易相は言いました。トルコ製品が最も多く輸出されているのはドイツで、輸出額は15億ドル。

トルコの輸出は急速に上昇していると、彼女は言いました。「わが国の輸出は、メキシコで14%、インドで16%、中南米で41%増加しました。アフリカへの輸出も、10月は、前年より25%まで上昇しました」

トルコの輸入は、10月、23.5%減少し、162億ドルになったと貿易相は言いました。トルコが最も多く輸入している国はロシアで、19億ドル。次がドイツで16億ドル、3位は中国で14億ドル。

データによると、外国貿易赤字は、今月、年間ベースで急速に減少しました。トルコは、10月、5億2900万ドルの外国貿易赤字を発表しましたが、これは昨年同月に比して93%の減少です。


ブルガリア人とギリシャ人がトルコ西部に買物に来る

大勢のブルガリア人とギリシャ人が、週末、バスに乗って、トルコ西部のエディルネ県に買物にやってきます。

 Hurriyet

エディルネの商人たちもこれに対応し、ショーウインドウにブルガリア語やギリシャ語で価格表を出しています。ショッピング・ウエブサイトにも、ブルガリア人やギリシャ人のために、小さな“辞書”が用意されています。ブルガリア人やギリシャ人は、通貨レートのおかげで、自国より安く買える商品を求めて、エディルネにやって来るのです。

彼らはたいてい青空市場でフルーツ、野菜、衣料など買い、アラスタ・バザールのショップで土産物を買って帰ります。エディルネの商店も、ブルガリア語やギリシャ語を話す店員を、少なくとも1人は雇っています。

「私たちはふつうなら100リラで売る商品を、70~80リラで売っています。彼らは買物を目的に、はるばるやって来るのですから」と、ギュリュハン・アリさんは言いました。掃除機店で働いている彼女は、トルコ・オリジンのブルガリア市民です。

エディルネの繁華街サラチラル通りで化粧品店を経営するフアト・テキンさんは、「ブルガリア人とギリシャ人が大勢来ますよ。うちの商品は免税店より安いから。ブルガリア人は週末に来るけれど、ギリシャ人は週日でも買物にきますよ。1か月に2度も来る人もいます」と言いました。

「私は友人2人とエディルネに来ました。最初はツアーで来たけど、いまはバスで買物に来ます。ここではギリシャにくらべて、なんでも安いわ」と、ギリシャのテサロニキから来たマリア・パパドプーロさんは言いました。


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「カショギ氏は絞殺され切断された」トルコ検察官

2018年11月01日 | 国際
10月31日 イスタンブルの検察庁は、サウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏は、10月2日、イスタンブルのサウジ領事館に入った後、絞殺されたと言い、彼は手足を切断されたというメディアの報道を認めました。

 Hurriyet

10月31日、検察庁は声明文で、「サウジのサウド・アルモジェブ検察官との話し合いは、具体的な成果なく終わった。サウジ当局は、カショギ氏の遺体を処理したという“地元の協力者”明らかにしない」と言いました。

10月21日、サウジのある高官は、ロイター通信に、サウジのチームはカショギ氏の遺体を敷物で包み、領事館の車で運んで、“地元の協力者”に処理するよう渡したと話しました。

Hurriyet紙のコラムニスト、アブドゥルカディル・セルヴィ氏は、10月22日、“暗殺団”が彼を絞殺し、そのからだは法医学の専門家によって解体されたと書いています。セルヴィ氏の記事によると、サウジの検察官モジェブ氏は、カショギ氏の遺体の行方を何度聞いても回答を拒否したため、トルコ当局はモジェブ氏に“大きな不信感”を抱いたそうです。

トルコのある高官は、10月31日、AFPに、サウジ当局はトルコと本気で協力する意志はないように思われると語りました。

検察官同士の話し合いは成果がなかった
サウジのモジェブ検察官は10月28日夜、イスタンブルに着き、29日、イスタンブルのイルファン・フィダン検察官と話し合いました。彼は30日にも、裁判所でフィダン氏と2度目の話し合いをした後、イスタンブル・レヴェント地区のサウジ領事館を調査しました。

デミルオレン・ニュースによると、モジェブ検察官は31日、トルコの国花情報局のイスタンブル支部を訪ねた後、トルコを去りました。


6万人のシリア人がトルコからイドリブに移動した

トルコからシリアのイドリブとその周辺に帰るシリア人の数が、6万人に達したと、デミルオーレン・ニュースが、10月30日、報じました。

 Hurriyet

トルコ・ハタイ県のジルヴェギョジュ国境ゲートから出国するシリア人たちは、イドリブとその周辺が安全になったから家に帰るのだと言いました。先月、トルコとロシアは、イドリブの休戦を確実にするために、非武装地帯を設立する協定を仲介しました。イドリブは反体制派の最後の拠点でした。

しかし、先週、イドリブでまた暴力が起こり、協定は、バシャル・アルアサド体制の大規模な攻撃を阻止するだけの力がなかったことを知らされました。アサド体制はシリア内戦中に多くの領土を失ったため、この国の支配権を取りもどすと断言しています。

一方、犠牲祭を親族とともに故国で過ごすために、夏の間、トルコを去った12万9000人のシリア人の中の10万3000人は、これまでにトルコに帰ってきています。残りの2万6000人の人々も、今年末までにトルコに帰ってくると思われます。

トルコとロシアとイランの保障国によって結ばれたアスタナ協定の下で、トルコ軍はイドリブの北から南までの12か所に駐屯し、シリアの休戦を維持しています。トルコ軍が作戦を展開して制圧したシリア北西部に、トルコ軍が駐屯していることで、この地域の治安と安定が維持されています。

トルコは、2011年、シリア内戦が始まって以来、多くの難民を受け入れてきました。トルコに住むシリア難民の数は、2028年までに500万を超すだろうと、トルコ当局は推測しています。


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シリア流血阻止のため4か国サミットがイスタンブルで開催

2018年10月29日 | 国際
10月29日 トルコ、ロシア、ドイツ、フランスの首脳が、シリアの流血を早急に終わらせるための決定を発表しました。

 Hurriyet
左からドイツのメルケル首相、ロシアのプーチン大統領、トルコのエルドアン大統領、フランスのマクロン大統領。イスタンブルで行われたシリア・サミットで


イスタンブルで開催されたシリア・サミット後、トルコのエルドアン大統領は、ロシアのプーチン大統領、ドイツのメルケル首相、フランスのマクロン大統領とともに、共同記者会見を開き、シリア危機の持続的解決のために力を合わせて努力するよう国際社会に訴えました。

「われわれはシリア国民の正当な要求に従って、政治的解決を話し合った」と、エルドアン大統領は記者団に語りました。「われわれの目標は、休戦を完全なものにし、流血を止めることにある」と大統領は言い、4か国は国際レベルで、この問題について、さらに協力することで合意したと付言しました。

首脳らはまた、今年末までにシリアの憲法を設定するために、憲法委員会を結成することを要請しました。委員会は、2011年以来、破壊的な内戦がつづいてきたシリアに、包括的で公平な選挙への道を用意することになります。

アサドの今後
シリアのバシャル・アルアサドの未来に関して、エルドアン大統領はトルコのスタンスをくり返し、彼の今後は、何人かの“個人”でなく、シリア国民が決めるべきだと力説しました。エルドアン大統領は、サミットは“建設的”で“誠意ある”ものだったと述べ、シリアの人々の苦悩を緩和するために、人道主義的支援はつづけるということで合意したと言いました。

シリア市民と近隣諸国 ー とくにトルコ、レバノン、ヨルダンは、長い間、シリア危機から生じる苦しみの重荷を負わされてきたと、エルドアン大統領は言いました。トルコはシリア内戦が始まって以来、350万人のシリア人を受け入れていますが、これは難民受け入れ国として世界のトップです。シリア紛争が世界的脅威になった主な理由は、国際社会が適切に対応しなかったからだと、エルドアン大統領は言いました。

国際社会は無関心を止めるべきだ
エルドアン大統領は国際社会に、紛争に関して“無関心を止める”よう勧告し、政治的解決法を見つけ、シリアの状況を改善するための国際的支援を呼びかけました。

エルドアン大統領はまた、アスタナ平和プロセスに言及し、フランスとドイツがアスタナ平和プロセスに参加すれば、シリア問題解決のための共同作業がさらに進展するだろうと言いました。トルコとロシアとイランがまとめたアスタナ平和プロセスは、休戦を推進し、イドリブに非武装地帯を設立しました。エルドアン大統領は、アスタナプロセスの保障国のひとつであるイランには、イスタンブル・サミットの決定について説明すると言いました。

「シリア紛争に関するアスタナ平和プロセスは、国際社会への範として結成された」とエルドアン大統領は言いました。「われわれはシリア平和交渉に関して、国際レベルでの協力を強化することで合意した」

ユーフラテスの東の対テロ作戦
エルドン大統領はまた、北シリア国境沿いからテロリストを排除するためのトルコの努力に関して、ユーフラテス川の東での対テロ作戦のトルコの決意をくり返しました。「わが国はユーフラテスの東とシリア西部からの、トルコの治安に対する脅威を排除しつづける」と大統領は言い、2016年からのトルコのシリアへの越境作戦 ー 「ユーフラテスの盾作戦」と「オリーブの枝作戦」ー に言及しました。これら作戦はPKK/PYD/YPG/イスラム国(ISIL)のようなテロリスト集団をこのエリアから排除するのが目的でした。

カショギ氏事件
シリア・サミットで、エルドアン大統領は、別件として、3か国首脳と、サウジのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害事件について話し合いました。エルドアン大統領は、10月2日、サウジ領事館に入った後、行方不明になったワシントン・ポストのコラムニスト殺害の捜査に関して、プーチン大統領、メルケル首相、マクロン大統領に“必要な情報”を提供しました。

サウジ当局は何日も否定しつづけた後、先週、カショギ氏が領事館内で殺害されたことを認めました。トルコ警察によれば、カショギ氏が消えた日、公務員を含む15人のサウジ人が2機の飛行機でイスタンブルに到着し、領事館に入りました。サウジ当局はこのケースで18人の容疑者を逮捕しました。トルコは容疑者らを裁判のためにトルコに引き渡すべきだと言っています。

ドイツのメルケル首相はこの件に関して“必要な対策”をとると誓い、フランスのマクロン大統領は対応として制裁を求めました。


南北キプロス首脳が検問所の新設で合意したが、平和交渉は進まず

分断された島キプロスの両首脳が、平和交渉が暗礁に乗り上げている中で、10月26日、南北を分ているライン沿いに検問所を増設することで合意し、協力の調印をしました。

 Hurriyet

トルコ・キプロスのムスタファ・アクンジュ大統領とギリシャ・キプロスのニコス・アナスタシアデス大統領は、6か月ぶりに顔を合わせましたが、昨年、挫折した平和交渉の再開の話は出ませんでした。両首脳は、10月26日朝、島の国連用地で行われた会談後、“率直に意見を交換した”と、共同声明で言いました。

アクンジュ大統領とアナスタスアデス大統領は、検問所を島の西部にひとつ、東部にひとつ、新たに設置することで合意しました。出入ポイントは11月12日にオープンされることになりました。2003年に最初のポイントが設置されるまで、何十年間も引き離されていた人々の相互交流がより容易になるでしょう。現在は、キプロスを南北に分けている180キロの休戦ライン沿いに、7つの検問所が点在し、国連の平和維持部隊がパトロールしています。

「いままで討議されてきたことをベースにして、双方に、平和と安定のために協力する意志がある」と、アナスタシアデス大統領は、会談後、大統領邸に帰って言いました。国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、今週、安全保障理事会に出した報告書で、「キプロス問題が包括的に解決する見込みは“まだ残っている”。話し合いを再開する道を用意する」と語りました。

キプロス島は、ギリシャが引き起こしたクーデターが引き金となって、トルコが介入し、分断されたままです。2017年7月、国連主導でスイスで行なわれた平和交渉は決着を見ませんでした。

現在は、ギリシャ・キプロスが、島の沖合で、一方的に天然資ガスと石油の探索を始めたため、NATOの同盟国同士であるギリシャとトルコの緊張が高まっています。


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