大劇場までお出かけして『ポーの一族』を観てきました💐
ことの起こりは……
昨年の秋に東京で、わたしに漫画の『ポーの一族』を教えてくれた学生時代の友人Rと盛り上がりまして、大阪行きが決まったのでした。
その友人Rと11時公演を、ベル友でもあるM子さまと15時公演を観ました。
写真の水玉にみえるのは、薔薇🌹です。
バンパネラですからね🌹
お正月中に原作を読み返して復習予習しました☺️
時系列がちょっと飛んだりするのと、役は小さくとも登場人物が多いので、原作をお持ちの方は、予めお読みになってから観劇に臨まれることをお勧めします。
以下、ネタバレしています🙇
まずは脚本。
確かに原作をちょっといじっていて、宝塚オリジナルになっている部分もあるのですが、あまり気になりません。
『ポーの一族』の中の〈ポーの一族〉をストーリーをストーリーの中心に据えて、アレンジを加えています。
(もっともディープな原作のファンの方からすれば、うーん🤔な部分もかなりあるのかもしれませんが……)
ただキング・ポーまで消えてしまっている印象を受けたので、そこの部分だけは気になりました。
『ポーの一族』は大作ですが、女性の登場人物は意外に少ないです。
なので、どうしても、シーラやメリーベルが生きている時代に焦点をあてざるを得ません。
しかもメリーベルはトップ娘役ではないので、身体が弱く儚げな妹 というスタンスであっさりとしか描かれていないのは、ちょっと物足りないかなぁ。
メリーベルに絡むオズワルドとユーシスは、登場はほんの一瞬ですしね。
衣装は有村淳センセ。
原作の再現率が高く、さらに華やかながらもシック。
メリーベルの少女そのもののドレスやシーラ夫人の豪華なドレス、エドガーの原作と形も色合いも同じような衣装の数々、セントウィンザーの制服等々、見ごたえがあります。
舞台装置は、小池修一郎センセらしく、せりも盆も多用し、横だけではなく縦にも舞台を有効に使っていますが、あまりゴテゴテした印象は受けません。
久しぶりに、クレーンを見ました😁(ペガサスが飛んでいたアレです。)
今回は、エドガーとアランが乗っていますが、前面に柵がありません😱アランはエドガーと手を繋いでいますが、もう一方の手は横の柵にもつかまっていなくて、え👀あぶない❗️と思いましたが、どうやら後ろの柵に身体を固定しているようで、ひと安心したのでした😌
ポーツネル男爵夫妻とエドガーがポーの村からロンドンに馬車で向かう場面の、背景に流れる映像がとてもすてき。
田舎道からだんだんとロンドンという都会に向かう様子が、とても雰囲気がありました。
さて、明日海りおくんのエドガー。
ポスターとおり、カラーコンタクトを入れて、すいよせられそうで、知的で、ちょっと傲慢にもみえる青い瞳。
男爵が言う、「扱いにくい子供だ」そのもののエドガー。
みりおくんの少年性が、見事に嵌まったエドガーだと思います✨
姿は14歳でも100年以上生きているわけで、精神は発達しているわけだから、普通に少年ではない訳で、そういう肉体と精神の矛盾が、みりおくんのエドガーを通して、無理なく伝わってきました。
そして、今回のエドガーは「おいでよ、ひとりではさびしすぎる」のセリフが(個人的には)ヤマ場だと思うのですが、窓からエドガーが現れる原作通りの演出が良かったです。
アラン・トワイライトは柚香光ちゃん。
育ちが良くわがままで、実はさびしがりやで、という、原作通りのアラン。
かれーくんが、歌や芝居、上手くなってる❗️と感じました。
みりおくんとの並びもいいですね。
メリーベルに華優希ちゃん。
儚げな感じが良く出ていて、メイクなどもいつもより白くしていた感じでした。
ほんとうは『ポーの一族』のヒロインはメリーベルですが、キャスティングの都合上😓メリーベルに歌はなくて、それでも、原作どおりのせりふを喋っているので、ちゃんとメリーベルでした。
M子さまいわく、「『銀英伝』のヒロインはアンネローゼだけれども、キャスティングの都合で歌わせていないのと一緒✌️」だそうです。
シーラ夫人が仙名彩世ちゃん。
ドレス姿がどれもとても綺麗✨
それと口跡がとても良くて、つくづく芝居の上手い人だなぁと思いました。
宝塚をほとんど観ない友人Rは、シーラ夫人の人って上手いねぇ、と感心しつつも、シーラ夫人大活躍だね😄と、出番の多さを不思議がっていたので、あの人が娘役のトップだから、と説明しておきました。
で、シーラって20歳の設定なのね👀
原作を読み返す前はすっかり忘れていて、でも、20歳の役だったら、真のヒロインでなくてもゆきちゃんの役としては良かったかな😊
ポーツネル男爵は瀬戸かずやくん。
大人の男の雰囲気が良く出た男爵でした。
髭が全く違和感なく似合って、ゆきちゃんとの並びもなかなか👏
あきらくん、ゆきちゃん、みりおくん、華優希ちゃんの男爵一家がホテルに姿をあらわす場面は、本当に“ 一枚の完璧な絵 ” でした。
と、まずは、バンパネラのみなさんのご紹介でした🎉
ことの起こりは……
昨年の秋に東京で、わたしに漫画の『ポーの一族』を教えてくれた学生時代の友人Rと盛り上がりまして、大阪行きが決まったのでした。
その友人Rと11時公演を、ベル友でもあるM子さまと15時公演を観ました。
写真の水玉にみえるのは、薔薇🌹です。
バンパネラですからね🌹
お正月中に原作を読み返して復習予習しました☺️
時系列がちょっと飛んだりするのと、役は小さくとも登場人物が多いので、原作をお持ちの方は、予めお読みになってから観劇に臨まれることをお勧めします。
以下、ネタバレしています🙇
まずは脚本。
確かに原作をちょっといじっていて、宝塚オリジナルになっている部分もあるのですが、あまり気になりません。
『ポーの一族』の中の〈ポーの一族〉をストーリーをストーリーの中心に据えて、アレンジを加えています。
(もっともディープな原作のファンの方からすれば、うーん🤔な部分もかなりあるのかもしれませんが……)
ただキング・ポーまで消えてしまっている印象を受けたので、そこの部分だけは気になりました。
『ポーの一族』は大作ですが、女性の登場人物は意外に少ないです。
なので、どうしても、シーラやメリーベルが生きている時代に焦点をあてざるを得ません。
しかもメリーベルはトップ娘役ではないので、身体が弱く儚げな妹 というスタンスであっさりとしか描かれていないのは、ちょっと物足りないかなぁ。
メリーベルに絡むオズワルドとユーシスは、登場はほんの一瞬ですしね。
衣装は有村淳センセ。
原作の再現率が高く、さらに華やかながらもシック。
メリーベルの少女そのもののドレスやシーラ夫人の豪華なドレス、エドガーの原作と形も色合いも同じような衣装の数々、セントウィンザーの制服等々、見ごたえがあります。
舞台装置は、小池修一郎センセらしく、せりも盆も多用し、横だけではなく縦にも舞台を有効に使っていますが、あまりゴテゴテした印象は受けません。
久しぶりに、クレーンを見ました😁(ペガサスが飛んでいたアレです。)
今回は、エドガーとアランが乗っていますが、前面に柵がありません😱アランはエドガーと手を繋いでいますが、もう一方の手は横の柵にもつかまっていなくて、え👀あぶない❗️と思いましたが、どうやら後ろの柵に身体を固定しているようで、ひと安心したのでした😌
ポーツネル男爵夫妻とエドガーがポーの村からロンドンに馬車で向かう場面の、背景に流れる映像がとてもすてき。
田舎道からだんだんとロンドンという都会に向かう様子が、とても雰囲気がありました。
さて、明日海りおくんのエドガー。
ポスターとおり、カラーコンタクトを入れて、すいよせられそうで、知的で、ちょっと傲慢にもみえる青い瞳。
男爵が言う、「扱いにくい子供だ」そのもののエドガー。
みりおくんの少年性が、見事に嵌まったエドガーだと思います✨
姿は14歳でも100年以上生きているわけで、精神は発達しているわけだから、普通に少年ではない訳で、そういう肉体と精神の矛盾が、みりおくんのエドガーを通して、無理なく伝わってきました。
そして、今回のエドガーは「おいでよ、ひとりではさびしすぎる」のセリフが(個人的には)ヤマ場だと思うのですが、窓からエドガーが現れる原作通りの演出が良かったです。
アラン・トワイライトは柚香光ちゃん。
育ちが良くわがままで、実はさびしがりやで、という、原作通りのアラン。
かれーくんが、歌や芝居、上手くなってる❗️と感じました。
みりおくんとの並びもいいですね。
メリーベルに華優希ちゃん。
儚げな感じが良く出ていて、メイクなどもいつもより白くしていた感じでした。
ほんとうは『ポーの一族』のヒロインはメリーベルですが、キャスティングの都合上😓メリーベルに歌はなくて、それでも、原作どおりのせりふを喋っているので、ちゃんとメリーベルでした。
M子さまいわく、「『銀英伝』のヒロインはアンネローゼだけれども、キャスティングの都合で歌わせていないのと一緒✌️」だそうです。
シーラ夫人が仙名彩世ちゃん。
ドレス姿がどれもとても綺麗✨
それと口跡がとても良くて、つくづく芝居の上手い人だなぁと思いました。
宝塚をほとんど観ない友人Rは、シーラ夫人の人って上手いねぇ、と感心しつつも、シーラ夫人大活躍だね😄と、出番の多さを不思議がっていたので、あの人が娘役のトップだから、と説明しておきました。
で、シーラって20歳の設定なのね👀
原作を読み返す前はすっかり忘れていて、でも、20歳の役だったら、真のヒロインでなくてもゆきちゃんの役としては良かったかな😊
ポーツネル男爵は瀬戸かずやくん。
大人の男の雰囲気が良く出た男爵でした。
髭が全く違和感なく似合って、ゆきちゃんとの並びもなかなか👏
あきらくん、ゆきちゃん、みりおくん、華優希ちゃんの男爵一家がホテルに姿をあらわす場面は、本当に“ 一枚の完璧な絵 ” でした。
と、まずは、バンパネラのみなさんのご紹介でした🎉