12月10日。
マチネのモニュメントバージョンに引き続き、ソワレはフルコスチュームバージョンを観てきました(^o^)
姿月トート閣下です。
トート閣下とルキーニは宙組ですが、皇帝夫妻は花組バージョンですね。
舞台上の雛壇に佐々田愛一郎先生が指揮するオーケストラが並んでの生演奏。
いつもの宝塚のオーケストラメンバーではなく、舞台上での演奏ということもあって、聴こえ方が微妙に違います。どのナンバーにどの楽器が使われているのかもわかって、興味深かったです。(「♪結婚は失敗だ〜」の前奏の超絶技巧の木琴にいつも感嘆していて、初めて演奏しているところが見れました!帝劇でもよく演奏されている方で、この方のパーカッションが好きなのです(^^)v)
舞台上に組まれた簡単なセットはおそらく4年前と同じだと思います。(今シーズンのガラコンサートが終わるまで4年前のDVDは見ないでおきたいので、確かめられないけど…^_^; )
フルコスチュームとはいえ、ハンドマイク片手に歌うので、本格的な振りはつかないのですが、ほぼ全編歌ってくれました。(黒天使が活躍する場面とハンガリー訪問はカットされていました。)
姿月トート登場!
左手にはちゃんと黒い羽根をつけて、全身黒ながら程よくきらきらでこれぞトート\(^o^)/髪型も髪色も好き。
普段のふわふわなずんこさんとまるで違う冷たい目線とエッジが効いた歌。ずんこさんのトートは、全ての音域で同じ声(声が切り替わらない)なので、とても聴きやすい。
「♪最後のダンス」はショーストップ状態の大拍手でした!!
大鳥れいさんのシシィ。少女っぽさはお花さまに譲るものの、ちょっと大人びた雰囲気のシシィでした。強い自我をしっかりと持ったシシィ。「 ♪ 私だけに」も良かったけれど、「 ♪ 私が踊る時」が聴きごたえがありました。この曲は、2002〜2003年の花組から登場したのでしたっけ?(東宝版は2004年から。)
フランツは樹里咲穂さん。ワタクシ的にフルコスチュームバージョンの目的は樹里ちゃんです (*^_^*) 本当は、ルキーニかルドルフも観たかったのですが、日程的に何度も梅田や渋谷までは行けません。若き日の皇帝フランツは、私が観た13年前のフランツそのままで、とても懐かしかったです 。寝ないでちゃんと観たはずなのに、ドキドキしていて?あんまり覚えていない(涙)樹里フランツの「 ♪ きみのてがみ なんども読んだよ〜」という歌い出しが、優しくてせつなくて好き。ゾフィを前にして、シシィをたしなめる時の困り顔や、「 ♪ 母上はもういない 帰っておいで〜」のあたりとかも好き。
前回のガラコンに呼ばれなかったので、実はとても悲しかったのです……でも、今回は3役もさせてもらえて、本当に嬉しいです!(フランツしか観れないけれど。樹里ちゃんのTwitterをチェックしていると楽しいですよー)
ルキーニは湖月わたるくん。最近はルキーニ=わたるくんというイメージが強くなっていて、手慣れた印象を受けてしまいました。でも『CHICAGO』ではあんなに綺麗な曲線的な動きをしていたのに、ちゃんとルキーニに戻れてしまうところが、すごいですね。
ルドルフは涼紫央さん。研1で星組公演に出演しただけのとよこさんがなぜルドルフ??とも思いましたが……これが予想していたよりもずっと良かったです。歌もかなり上手かったし、ロイヤル感もありましたし。
とりあえず、真ん中の5人について思い出してみました (^_^*)
次は、その他で印象に残った方たちについて、書き留めておきたいと思います。