夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『凱旋門』(1)

2018-08-14 22:56:17 | 宝塚観劇つれづれ

さて、ソワレは雪組。
M様、先に観ることになってごめんなさいm(__)m
でも、月末に久しぶりにいっしょに観るのも楽しみにしてます🎵😆

芝居は、18年ぶりの再演となった『凱旋門』。
初演は、1000days劇場 で観ました。
でもあまりストーリーは覚えていなくて……💦
パララ パララ パララ~の歌は好き。
そして、「凱」の字は書けません😢



写真が超へたくそ⤵️
灯火管制がはじまったパリということでお許しあれ💦

そして雪組はみごとにパリ三連続 🇫🇷
革命下の、戦時下の、オペラ座の地下のパリ。



★『凱旋門』―エリッヒ・マリア・レマルクの小説による―

★東京宝塚劇場で上演中(~9/2)

★柴田侑宏先生は脚本にお名前があるのみ。演出・振付は謝珠栄さんとなっています。初演もそうだったようですね。今回の演出補に上田久美子先生が入っているのね。
大まかなストーリーは割愛しますが、舞台は1938年、第二次世界大戦前夜のパリ。各国からの亡命者が集まってきます。彼らは旅券を持っていません。彼らはなんとかパリで生き延びようとしますが……

主人公のラヴィック(ドイツからの亡命者で外科医)は、初演と同じ轟悠さん。
いろいろ言われていますが、歌はそんなに悪くはなかったし(本人比💦)、男役としての動きというか所作はさすがにきれいでした。
ただ何となく、浮いた感じがしたのね……周りがナチュラルな芝居をする中で、ちょっと時代劇っぽい台詞回しになっているのではないかと?こういうところに学年差が表れてしまうのかしら?
ジョアンに「愛は与えられるが生活は与えられない」というのが印象的で、ラヴィックの不安定な立場を象徴していると思いました。

ジョアン(イタリアから来た女優志願の娘)は真彩希帆さん。
知らない土地に来て死ぬほど思い詰めて、その時に出会ったのがラヴィックでなくて別の男だったらその男にすがったのかしら?と思わせるような軽薄な娘。
自分を庇護してくれる男の存在が欠かせない女性。
きっとその美貌を武器に、イタリアでもそういう生き方をしてきたのね。
というふうに、ばっちり嫌悪感を抱かせたということは、芝居が上手いということですね。
歌も上手いし。
あのままアンリと居れば幸せだったのに、アンリを愛し切れなかったことが、ジョアンの不幸。
理性ではわかっていても、感情がラヴィックを求める。
轟さんとの学年差からくる見た目が、ラヴィックとジョアンの関係を自然に見せていました。

ボリス(ロシアからの亡命者でラヴィックの友人)が望海風斗さん。
ロシア革命から逃れてきたということで、他の亡命者たちとはバックグラウンドが違います。
なんと原作では、60歳くらいだそうですが、この舞台ではラヴィックと同年代設定(おそらくアラフォー?)ですね。
ボリスの台詞で印象的なのは、「俺はもう恋などしない」とジョアンを愛したラヴィックに語りかける言葉。
亡命してからの長い年月が言わせる言葉ですね。
当然、だいもんは歌も上手く、滑舌もよく。
『凱旋門』の再演は、轟さんありき、だったとは思いますが、だいもんのラヴィックも観たかったです。

アンリ(映画俳優でジョアンに仕事を紹介する。ジョアンに惹かれている)は、彩風咲奈さん。
初登場のシーンはとても爽やか。
亡命者と違い、祖国に住むことの誇りと自信が伝わってきました。
亡命者たちが影だとすれば、光の部分を担っているアンリ。
咲ちゃんの持ち味に合った役だったと思います。

ヴェーベル(パリの病院長でラヴィックの友人でもあり、仕事を回してくれる)は、彩凪翔くん。
白衣が似合いますね。
権力を持っているけれども、体制側にはのみ込まれない矜持を持った人間に見えました。
出番はあまり多くなかったけれど、ラヴィックとの信頼関係がよくわかりました。


🍉 だらだら書いていたら、まとまらないくせに長くなってしまったので、一旦ここで切ります。どうしてもっと簡潔にまとめられないのでしょう 😢
コメント
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