夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

episode 9.0 (ロザリー編)

2017-10-22 21:57:13 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯

10月20日は episode 9 が掲載された「マーガレット」誌の発売日でした。
はい、もちろん買いに行きましたよ 🙂

今回は、オスカルさまが、そしてアントワネット陛下が亡くなったあとの「ロザリー編」ということで、きっと平常心で読めるでしょう、と読みはじめたところ……
平常心で読み終えることが出来ました。
わたしたちのオスカルさま💖は、回想シーン(つまり殆どは本編からの引用場面)でしか登場しません。
7月14日に撃たれたオスカルさまのお姿もあったのですが、血しぶきが飛び散っていたり石畳の上に倒れたりしてはいませんので、ご安心ください。


予告で、この「ロザリー編」はきっと『ベルサイユのばら』のというより、『エロイカ』(つまりは『栄光のナポレオン』ですね。でもわたしは『エロイカ』の方がしっくりきます。)の外伝に近いのでは?と思いましたが、今回の第1話を読んだ限りでは、やはり『エロイカ』の外伝というか、episode です。

ただ『エロイカ』では絶対にオスカルさまのお顔を登場させませんでしたが、今回はちゃんとロザリーの想い出の中のオスカルさまを登場させているという点で、『ベルサイユのばら』の episode なのかな?

そして、先ほど第1話と書きましたが……
“ 待望の新章 ” とか次号は “ 第2話 ” とかありまして、これは今までよりも少し長い、例えば単行本1冊くらいの長さの episode になるのかもしれません。(あくまで推測です!)


作画については、初見時は「あーあ💧なんなんでしょ、この大雑把な線描は 😰」と確かに感じたはずなのに、あーら不思議 ⁉️
2回、3回と読むと、「ま、こんなものよね 」と絵柄に慣れてきちゃいました 😅
と、好き勝手言っていますが、かなりの負担を身体にかけて、描いていらっしゃる絵なのですよね。
理○子先生のブログを時々、拝見すると、身体の不調を訴えられる記事が多く、歌のお仕事もあるのだから、くれぐれもご自愛くださいと思うばかりです。


さて、ここからは、簡単にネタバレ。
ご注意ください ⚠️











ロザリーと息子のフランソワ(すでに15歳になっています。)は、ベルナールから説得されてパリを離れ、まずはスイスに向かいます。その道中で、ナポレオン暗殺未遂の報を聞き、ロザリーはベルナールとアランの死を確信します。ロザリーとフランソワにもナポレオンの追っ手が迫り、2人は無事に国外に脱出することが出来るのでしょうか?


15歳になったフランソワが随分としっかりしていて、いちばん感受性が豊かな年頃にさしかかった彼が、今後どのように物語に関わってくるのか、彼は数奇な運命を辿ってきた両親の生きざまをどう感じているのか、とか興味が湧いてきました。



そして最後に、恒例の 😄

遅くなりましたが、ジェローデルさま 💜
お誕生日おめでとう🎉
(一応、10月19日がバースデイということになっています。)

杳として行方がしれない……というジェローデルさまは、この時代、どこかで生き延びているのでしょうか?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『円生と志ん生』

2017-10-22 00:19:51 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

『お花屋さん』の翌日は、大空ゆうひさんが出演の「こまつ座」。
「川西町フレンドリープラザ」という、井上ひさし氏の故郷に作られた劇場(つまりほぼ地元ですね、家から車で🚘1時間とちょっと)までわざわざ来てくれたのですよ 😄
ここに来るのは、一昨年の夏以来で2回目。
相変わらず、のどかです。




『円生と志ん生』

出演:ラサール石井(5代目志ん生)
大森博史 (6代目円生)
太田緑ロランス 池谷のぶえ 前田亜季 大空ゆうひ

女優さん4人は、主人公のおふたりに絡む女性、ということでそれぞれ5役(最後の一瞬の役を含めると6役)演じます。
因みにゆうひさんは、高級軍人の現地の妻、置屋のおかみさん、中国人に幼な子を託した内陸からの引揚者、現地の女学校の教頭先生、修道院の院長先生、そして一瞬ですが最後に日本に帰る引揚者。

舞台は1945年。終戦直後の大連市。
満鉄の子会社のバックアップで、満州に巡業に来て取り残された落語家の、円生と志ん生の1947年春までの600日に渡る物語です。

約1ヶ月前に一度、紀伊国屋サザンシアターで観ていまして、2回目の観劇なのですが、2回目ともなるといろいろと気づくこと、考えさせられることも多く切なかったです。
この人物の、この台詞にはこういう裏の意味があったのね、とか、終戦直後の混乱期とはいえとても酷い事になっていたけれど、この人たちが日本に帰れたとして幸せになれたのだろうか?、とか、時代や場所は大きく違うけれど、似たようなことは今の時代の学校にも起きているのだろうなあ、とか。
積極的に自分から知ろうとしない時代・地域の話だからこそ、それが全ての事実ではないにせよ、演劇をとおして、その一端だけでも知ることができる、というのはとても良い経験になりました。

いちばん心に突き刺さったのは、日本語が通じない異国で、日本語を生業とする噺家が、日本人たちの前で思いきり喋りたくて喋りたくて、もう我慢できない、というくだり。
志ん生さんも円生さんも、どんな状況にあっても落語の研鑚だけは欠かさなかったのです。

さて、ゆうひさん。
「こまつ座」に出られてとても嬉しい、周囲からも良かったね、と言ってもらえたそうです。
稽古もとても楽しかったようです。
そんなゆうひさんの新しい一面を拝見できました!
退団してもう5年。
退団直後だったら拒否反応を起こしていたであろう、余りにリアル過ぎる役とか、初老の役とか、今はすんなりと受け入れられますし、逆に「ゆうひさん、すごい!」となりますものね。
女学校の教頭先生の役で、矢絣(だったかな)の着物に袴(紺色でしたが)で、しゃん!と登場したときは、袴姿が懐かしかったです。
ストレートプレイではありますが、音楽劇、でもあるので、女優さん4人で歌うのがほとんどでしたが、その中からあの聴きなれたゆうひさんの歌声がちゃんと耳に入ってきました (^^)

次にゆうひさんにお会いできるのは『HEADS UP !』。
2年ぶりの再演です。
12月のKAATでの公演は観に行けませんので、来年3月の赤坂ACTシアターでの公演を楽しみに待ちたいと思います!

最後に、最近出会った、井上ひさし氏のことば。

「劇場は 夢を見る なつかしい 揺りかご
その夢の 真実を 考える ところ」

もしかして、劇場 を、映画 や 読書 に置き換えてもいいのかもしれません。
擬似体験から受け取れるものが、いかに大きいことか……
子供であれ大人であれ。
ただ、それを、自分の中でどう咀嚼できるか、が大切なんですけれどね!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ちゃんと出待ちもしました 💌
素の、ふにゃんとして、でも凛としたゆうひさんはすごい久しぶり 💖
「こんな遠くまで来てくれてありがとう」とのお言葉。
そうなのです。
土曜日の昼公演ということもあり、かなりの数のファンの方々が来ていました。
新幹線(という名の在来線)を米沢で降りて、1時間に1本あるかどうかの単線のローカル線に乗らないと着かない場所にあるのですよ〜。(なので地元の人間はほとんど自分の車🚗で行きます。)
そのローカル線の羽前小松駅は、劇場のすぐ側にあるとはいえ、皆さまの意欲・体力、そして何よりゆうひさんへの愛❤️には感嘆です💐
12月のKAATはパス💦とか言っている時点で、わたしはゆうひさんへの愛が足りてない❓❓
でも、ちゃんと応援し続けますよー❣️



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする