「王妃の館」という映画を見ました。
ストーリー自体は、はっきり言って、原作(浅田次郎氏:著、上下2巻の文庫本を読みました。)の方が、ずっと面白いです
スリリングでコミカルで、悲劇と喜劇が隣り合わせ、大団円でめでたく幕 な原作です。
(そもそも映画は、設定そのものが原作とは微妙に変わっています。それはそれで、ちゃんと楽しめます)
で‥‥
何よりの my見処は、オールフランスロケの映画なので、なにげないパリの街角の風景とか、ヴェルサイユ宮殿やルーブル美術館の内部とかの描写が、かなりあったことです。
ストーリーそっちのけで見とれてしまいました
それと、現代と17世紀の太陽王の時代との、二重構造のストーリーなのですが‥‥
17世紀の方も、オールフランスロケだったにかかわらず、メインキャストは全て日本人俳優さんたち。
しかも、プチプチミュージカル仕立てだったのでした
太陽王(ルイ14世)役が石丸幹二さん、その庶子のプティ・ルイを子役の山田瑛瑠くん。
金髪のマッシュルームカットの鬘を違和感なく被りこなしている、この子役くんは誰?と思いつつ、エンドロールを見たら、山田瑛瑠とありまして。
これって、'12年の東宝『エリザベート』の、トートとちびルドルフだわと気づいたら、テンションが上がったのでした
今年からの 新しい『エリザベート』 開幕まで、2週間を切りました