《音楽劇》『あかい壁の家』
★作・演出:渡辺えり
★劇中劇作曲:中川晃教
★出演:中川晃教 高岡早紀 馬渕英俚可 土屋良太 田根楽子 緑魔子 渡辺えり 他
「ポンペイ」と「東北のある港町」。
2つの消えた街が“オデオン”でつながり、1つの旋律で今よみがえる!
(チラシより)
地元のホールで観てきました。
郊外にあるので、家から車で15分。
休憩なしで2時間30分。
椅子の座り心地がうーん
「東北のある港町」とは、津波の被害で跡形もなくなった閖上(ゆりあげ)地区を指すようです。
最初はいくつかの点だったストーリーが、徐々に繋がって線になっていきました。
だけれど、はっきりわかった訳ではないです‥‥
もやもや感はありましたが、震災でなくしたものの大きさとか、一瞬にして無くなってしまったものの悲しさや重さ、そういったものは、じわじわと迫ってきました。
あっきー(中川晃教くん)の歌声はいつ聴いても、ピュアです。
青い空のなかを、天空から白い羽根が一枚舞い降りてくるイメージ。
あっきーは、仙台市出身。で、明日は仙台公演。
渡辺えりさんは地元の出身。
でも舞台を拝見するのは初めて
どうしても今は「あまちゃん」のイメージが強くて、標準語で台詞を喋られると違和感←すみません
頭の中は“表現したいこと”でいっぱいで、それを削ぎおとしてもなお、内容がぎゅうぎゅう詰めの、今日の作品なのだろうな、と感じました。
遠征してまでは観ないだろうというカテゴリーの観劇が出来て、良かったです