夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『ベルサイユのばら~フェルゼン編』(7)

2013-07-23 09:47:40 | 宝塚観劇つれづれ

雪組の『ベルサイユのばら』は21日に無事に千秋楽を迎えました。
華やかな舞台をありがとうございました


さて、雪組の『ベルサイユのばら』には、専科から3人の方がご出演でした。

汝鳥怜さん@メルシー伯爵。
嵌まり役だと思います。
トップスターさんを諭す役は、専科さんだとリアリティーと安心感があります。


(--;)
でも、〈フェルゼン編〉のメルシー伯爵って、どうしていつも“貴族にあるまじきふるまい”で、フェルゼン邸に来るのでしょうね。メルシー伯爵がフェルゼンを訪問したことを隠したいからなのでしょうが‥‥観る度に違和感←これは純粋に脚本の問題


磯野千尋さん@ルイ16世陛下。

退団公演でした
ご卒業、おめでとうございます
そして長い間、お疲れさまでした。

『ベルばら』初演の60周年の'74年が初舞台で、99周年に『ベルばら』で退団。
大浦みずきさんと同期生です。
お花渡しには、遥くららさん(ムラ)、剣幸さん(東京)がいらっしゃったそうです。

近年のソルーナさんの役では、『カサブランカ』のフェラーリ、『グレート・ギャツビー』のジョージ・ウィルソン、『HOLLYWOOD LOVER』のウォルター・ローガン、が好きでした。
『エリザベート』にも何度もご出演でしたね。


最後の役となったルイ16世。
朴訥で争いを好まない、悪くいえば事なかれ主義の国王陛下を好演されました。
「困る、それは困るぞ…」のような台詞は、さすがに説得力がありましたし、夜の庭園の場面では、国王という地位にうんざりしている様子が見てとれ、同時に、この国王では激動期のフランスを治めるのは無理だということも、解らせてくれました。


(--;)
ですが、愛加あゆちゃん@アントワネットとは、どうしても夫婦には見えませんでした
史実では、ルイ16世は、アントワネットの1歳上。
だから『ベルばら』では、アンドレと同い年なのです。
多少の年上設定はかまいませんが、やっぱり夫婦に見えて欲しかったです。
好演なさったソルーナさんには、ものすごく、ものすごく申し訳ないのですが、これはU氏のミスキャストだと思いました。


箙かおるさん@ブイエ将軍。
とても久しぶりに、公演で拝見しました。
お元気そうで何よりです。
国王陛下の軍隊の将軍らしい威厳と責任感が見てとれました。
上級生の相次ぐ退団で、これからは箙さんの登板も増えるのでしょうか?
でも、確かソルーナさんの1期下ですよね…


(--;)
ブイエ将軍は、衛兵隊の指揮官ならば地方の暴動は管轄外でしょう、とか、フェルゼン伯爵の恋愛問題について、国王陛下の前で発言する立場にないでしょ
とか脚本上の突っ込みどころはあるのですが…
この辺りは、あまり気にしないことにしました
コメント
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