夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

2013年版の『ベルサイユのばら』を考察してみる。

2013-01-13 22:39:46 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯

観ました
13年版の『ベルサイユのばら ~オスカルとアンドレ編~』

こちらでは、脚本と演出について書きます。

うーん

うーんとね~

以下、過激なことを言っています。
ここは危険地帯
気持ちよく観劇したい方は、お読みにならない方がよいと思います。



ネタバレになるので詳しくは控えますが…
ワタクシ的には…

か・い・あ・く

改悪感がどうしても否めません

フェルゼンの扱いがどうしても許せません
オスカルが愛したほどのフェルゼンを、あんな冷酷な男性に描くなんて

一幕の幕切れのストーリー運びが、呆れてついていけません
宮廷の華のオスカルさまを、あんな風に扱うなんて

他にもたくさん腑に落ちない点が多々
書ききれない~
というか、もはや虚しい

とにかく、18世紀の男性社会を女性の身で生き抜いたオスカルさまへのリスペクトが、足りません
ぜんぜん足りません

それと今回は、貴族=悪vs平民=善という図式がはっきりし過ぎていて、貴族であるオスカルが、貴族の存在を初めから否定しているのが、どうも納得いかないのです。
原作に「貴族だから苦しまなかったというのか」というオスカルの台詞があるのに…


忘れないうちにメモ
(重箱の隅をつついてます)

“閣下”は将官に対する敬称で、ジェローデルは佐官なのですが‥

ジェローデルの一人称に“僕”はやめて

「身を退くことも愛の証し」ではなく、「身を退くことが」にしてください「も」と「が」では大きな違い。ジェローデルのアイデンティティーにかかわることです。

以上は、ジェローデル好きの切なる?(イタイ?)お願い

舞台がフランスなのに、「釈迦に説法」

お手前拝見→お手並み拝見では?お茶でも点てるのですか?

「少しもはやく」って言う?この言葉遣いについては、前回も気になってました。

ジャルジェ夫人にオスカルを“おまえ”と呼ばせるのはやめてこれもずうっと気になっています。

ダグー大佐に「准将さま」と呼ばせるのも変ですこれもずうっと前からですよね

アンドレを“オタク”呼ばわりするのはやめてというか、オタクの使い方が間違っていますから


わたしは原作の『ベルサイユのばら』を初めて読んだ若かりし日に、日本語はなんと美しいのだろうと感激したのです。

宝塚の『ベルサイユのばら』は様式美を大切に守っていくだけでなく、美しい詩的な日本語で演じてほしいものです。
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『ベルサイユのばら 一オスカルとアンドレ編-』 (1) 月組・壮アンドレver.

2013-01-13 22:37:50 | 宝塚観劇つれづれ

観て参りました

月組大劇場公演『ベルサイユのばら 一オスカルとアンドレ編-』

今や2013年なのに、本舞台のせりも盆も使わず、主役ですらヘッドセットを使わない本公演。

様式美の世界であり、宝塚の古典だとはわかっていますが、今年は巳年だし、脱皮して欲しかったです

言いたいことは山ほどありますが、それは項を改めて、びしばし書きます

壮一帆さんのアンドレで観たので、役代わりのメンバーを中心に書きます。

アンドレ(壮一帆)
すごく良かったです
オスカルに対しての大きな包容力。
アランとの友情。
ジャルジェ将軍に対する忠誠心。
さすがに『ベルばら』5回目はキャリアが違いました。
作品世界に溶け込んでいました。
今日で壮アンドレは千秋楽だったので、最後にご挨拶があったのですが、大きな拍手が鳴り止みませんでした。

ジェローデル(美弥るりか)
こちらも良かったです
オスカルへの愛情が伝わる真摯なジェローデルでした。
最近の『ベルばら』では、貴城けいさんのジェローデルが大好きだったのですが、みやるりちゃんはかしちゃんに似ているんですよね
芸風は違いますが。
みやるりちゃんも『ベルばら』経験者ですね。
ただ立っている場面でも、ちゃんとジェローデルでした

ベルナール(明日海りお)
何の説明もなく、出てきたらロザリーとすでに夫婦になっていて、市民たちを煽っていました。
みりおくんなので、ギラギラした革命の闘士という感じはしなかったです。

その他もろもろ…

ジャルジェ夫人(花瀬みずか)
大芝居が似合う人だと思いました。
でも退団なんですね
最後のエトワールはきれいに歌い上げていました

マロングラッセ(憧花ゆりの)
はまり役でした。
出過ぎず、貴族の家に長年誠実に仕えていることがわかるばあやでした。


龍真咲さんのオスカルについては、演出がああなのか、それとも本人の役作りがああなのかわからないので、敢えて書きませんm(__)m
東京でも観る予定なので、その時に。
ただ、台詞まわしが瀬奈じゅんさんを思い出させるところがあって、なんだか懐かしかったです。

最後に…
今回はペガサスではなく硝子の馬車が空を飛びます
東京公演の2階1列目のチケットを持っていたはず。
ちょっと楽しみ~
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初観劇~\(^-^)/

2013-01-13 10:19:52 | 観劇の周辺

仙台空港にいます

2013年の初観劇は~

じゃん

『ベルサイユのばら』

情報を極力、仕入れないようにしてました。
アンドレは壮一帆さんです
ダブルで観ます

さて、どんな舞台かな~わくわくo(^o^)o



先ほど、福岡行きの便が飛び立っていきました

あれに乗れば、お昼前に博多座に着くのよね。

『銀河英雄伝説@…』博多ver.見たいなぁ。
人数が少ない分、ルビンスキーやアンネローゼが、帝国軍や同盟軍でバイトをしているらしい…
かいちゃんのオーベルシュタインはどうなっているのかなぁ…

そして、鳳樹いちくんが博多座で退団
堅実なお芝居は安心して観ていられましたし、歌もダンスも出来る
なぜ今、退団
『TRAFALGAR』と『誰がために鐘はなる』の新人公演を観ましたが、主演の下級生を引っ張って、立派に努めていました。
いちくんなりに考えて出した結論とは思いますが、残念です…寂しくなりますね…
博多座の千秋楽まで、思いっきり男役を謳歌してください。
そして、明るい道が開けていますように。

     

飛行機の窓から、雪をかぶった富士山をありがたく拝み

さて、伊丹空港に着きました
これからバスで聖地宝塚大劇場に向かいます

わくわくo(^o^)o


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