夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

My soul is free

2023-08-01 21:59:35 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
魂の自由と言ったら……
宝塚ファン、ミュージカルファン的には、まず思いうかぶのは『エリザベート』でしょう。

が……

「私の魂は自由だ」

「らんまん」8月1日の放送での田邊教授の言葉です。

現在、ドラマでは、ムジナモの論文が田邊教授を無視するような形になったために、槙野万太郎は大学への出入りを禁止されて、苦境に立たされているわけですが……この田邊教授の台詞が心に突き刺さりました。
最近は、「ブラック田邊😈が発動しているよね」と苦々しい思いでドラマを見ていたのでした。
しかし、今日の放送を見て、「田邊教授も我慢に我慢を重ねてきたのだろうな、万太郎のようなある種の天才(その上、無垢な人たらしでもある)と真っ向勝負したら、凡人である自分の欠点ばかりが目について、堪らなかっただろうなー」という気持ちになって、田邊教授の感情がどどっと押し寄せてきて「わかるー」と思ったのでした。
ただし、これから田邊教授がやろうとしていることは、明らかに万太郎潰しであるので、地位のある大人としてそれをやるのは分別が無さすぎでしょ❔❕とは思っていますが。
それだけ、田邊教授も追いつめられていたのですね。



以下、微妙にネタバレしてしまうかも。
⚠️

今後、万太郎がどうなっていくのか?大学に再び足を踏み入れることは出来るのか?

は、なんとなく予想できます。
なんと言っても、唯一無二の植物学者になるだろうお方を描くのですから。
やはり、最高の研究機関で研究しないとね🌿


「らんまん」は牧野富太郎博士をモデルにしているというものの、原作となる小説等はありません。

しかし、朝井まかてさんが昨年発表された『ボタニカ』という小説の主人公は牧野富太郎博士です。
発売されたばかりの頃、本屋さんで『ボタニカ』を見つけて、「読みたいな」とは思いつつ、本の厚さにたじろぎ、購入を見送っていたのでしたが、最近、図書館から借りて読了しました🎉

小説というよりも、牧野富太郎博士の伝記、評伝といった感じでした。
『ボタニカ』にもフィクションが織り込まれているとはいうものの、実際の牧野富太郎博士の人生にかなり近いらしいです。

「らんまん」では現代の倫理観に合わない部分は変えてあるとはいうものの(主に、万太郎と寿恵子の関係)、ストーリーの大骨格は今まではだいたい『ボタニカ』のとおりなので、予想がつくのです😃
但し、竹雄にあたる人物はほとんど登場しません。

『ボタニカ』によれば……
有れば有るだけすぐに使ってしまうので💸、お金の苦労はずっとついて回り、いっしょに住んでいる壽恵子(「らんまん」の寿恵子ね)だけではなく、実家を守っているいとこの女性の猶(なほ。「らんまん」では峰屋の綾にあたる女性)の金策の苦労も(ついでに精神的な苦労も)並大抵ではなくなります。
壮年になっても植物採集で日本中を飛び回る牧野富太郎博士を、師と慕う植物愛好者たちが支援してくれたり、実績をあげる博士を政財界の知己が支援してくれたりはします。
それは良いのですが、より良い研究を、結果を、と望むあまりに約束を違え、大スポンサーを裏切るようなことまでやらかしてしまいます……
しかし博士は、自分はより高みを目指しているのだから、計画どおりに進まなくてもそれは仕方がないことだとしか考えない……
『ボタニカ』ではあまり触れられていませんでしたが、周囲はたまったものではなかったでしょう💢
また、富める者は学術を応援するという時代の空気もあったのでしょう。


「らんまん」では万太郎はまだ若く、世間知らずの植物オタクで今はすんでいますが、これから壮年期になってからの万太郎をどう描くか興味がわくところです。
出入り禁止はくらったものの、研究者としての快進撃を続ける万太郎だけではなく、田邊教授のように「天才に傷つけられる凡人」の気持ちも丁寧に描いてほしいなと思います。






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『舞いあがれ!』たのでしょうか?

2023-04-01 21:27:45 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
昨日、3月31日、『舞いあがれ!』の本編が終了しました。

番組開始からだいたい見ていましたが、3月に入ってからは、やっつけ仕事的な展開についていけなくなって、ちゃんと見たのは半分くらい……
見ていない分を〈NHK+〉の見逃し配信で追いかけるのも面倒になり……
ブログ記事にはしようと思っていたので、土曜日の総集編でだいたいの流れをつかんでいました。

まずは。
パイロットの免許って更新が必要ではないの?
舞が免許更新をし続けていた、という事が暗黙の了解で、最終回のフライトにつながったのならば、それは脚本の構成が甘過ぎるでしょう、と言いたいです。
「いつか役に立てたいから」とパイロットの免許について、時々、作中で触れていれば、それが伏線となって、最後の着地点に興味がわくというものです。
思うに、「空飛ぶ車」は脚本の最初の段階では視野に入れていなかったのではないかと。
それが、実際に、大阪城上空を空飛ぶ車が有人飛行する計画を知って、脚本に取り入れたのではないかと思います。
というか、そう思われても仕方がないような脚本でした。

一昔前の少女漫画のようだわねーと思いつつも、わりと面白く見ていた『舞いあがれ!』に最初に違和感を抱いたのは、舞が航空会社に就職するとき。
なかなか就職が決まらない、とはあったものの、それが「女性だから」という理由が出てこなかったのが不思議だったし、不自然だと思ったのです。
「女性だってちゃんと空を飛べる!」という舞(というか脚本家)の心意気を見せて欲しかったのでした。

リーマンショックの影響で就職が延期になって、お父さんの工場を手伝っているうちに、父親が亡くなり工場も危機的状況に陥り、パイロットとしての就職を諦める過程は、まあ、そういうこともあるかも……と、勿体ない~と思いつつも、わりと寛大な気持ちになれたのでした。

やがて、舞は幼なじみの貴司くんと結婚しますが、舞は貴司に対して「応援してる」と言うばかりで、本気で寄り添おうとはしない。
コロナ禍で、パリと大阪で国際電話で話している最中でさえ、「いいこと思いついた!」となってしまう舞。
もっと、貴司の話を聞いてあげてとは思うものの、放送の尺が足りなくてそういう展開にせざるを得なくなったのでしょう。
それにしても、あんな理想的な夫なのに、舞はそれを当たり前!としか考えていないのが、残念です。

五島列島でのロケはあったものの、舞台となる東大阪の実際の街並みがまるで出てこないのも、不思議というか、物足りないというか、手抜き感がありましたね。
パイロット養成のときに、北海道では撮影しているのにね。

五島といえば、ばんば(祥子)が東大阪に来てから五島に戻るまで何年かかっているのでしょう?
せいぜい、1~2年で、めぐみが「IWAKURA」の仕事を整理して後継者(章)に譲って、ばんばとめぐみは五島で暮らすのかと思っていたら……ばんばは「帰る帰る詐欺」に遇ったみたいではないですか(怒)!


半年の長丁場とは言え、どう考えても3月に入ってからの目まぐるしい展開はいただけませんでした⤵️
「空飛ぶ車」を着地点に決めた時点で、エピソードの整理をすれば良かったのに~(⬅️上から目線)
ワタクシ的には、「こんねくと」パートはバッサリ切って良かったのでは?と思います。
「空飛ぶ車」のパーツの製作に東大阪の工場が多数協力しているという形にしたいならば、オープンファクトリーから繋げられそうだし😃(⬅️何様❔)

良く言えばエピソードの全てが伏線、正直に言わせてもらえば、エピソードの垂れ流しの集大成という感じの『舞いあがれ!』だったのでした。

朝ドラの主演女優さんはたくさん居ますが……良作に恵まれるかどうか、話題作になるかどうかも重要ですね。
(これは宝塚歌劇にも言えますね。作品に恵まれたスターは、あとあとまでも思い出してもらえるし、代表作として退団後にプロフィール欄が華やかになりますね😃)


なんと4連続でテレビドラマの話題になっている🙄
桜が開花したよ❗️(平年より約2週間早い)というニュースを聞きつつ、3月に去られてしまったのでした。
コメント (4)
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ドラマ『リバーサルオーケストラ』

2023-03-26 22:38:42 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
今年の1月~3月期のドラマで、既に先々週に最終回を迎えました。
私には珍しく全話ちゃんと見ました。リアルタイムで見れなければ、TVerでわりと早いうちに。演奏シーンの特別編集映像を見たり、9~10話(最終回)は今も配信中なのでまた見たり、YouTubeをあさったり。つまりはハマったドラマだったのでした。

地方(とは言っても東京近郊の架空の都市・西さいたま市)の三流オーケストラ・児玉交響楽団の再生の物語です。
新しく出来る市のシンフォニーホールのフランチャイズ契約を賭けて、児玉交響楽団と日本の一流オーケストラである高階フィルが演奏で対決する、というのが最終章なのですが………
そこに到るまでに児玉交響楽団の団員たちやマエストロのいろいろがあったり、政治が絡んで高階派の市議がことあるごとに妨害工作を仕掛けてきたり、だったのでした。

主人公は天才バイオリニストとしてかつて持て囃されたものの、表舞台から去って10年、今は市の職員として地味に暮らす谷岡初音(門脇麦さん)。
児玉交響楽団のコンマスとしてスカウトされます。
被っていた地味キャラの仮面が剥がれて、本来の?天然キャラに変わっていく様子が、コンマスに責任を持ちつつ、オーケストラを楽しめるようになる様子とリンクして、楽しかったです😃

児玉交響楽団の立て直しを任されたマエストロは常盤朝陽(田中圭さん)。ドイツで活躍だったところ、父親である市長に呼び戻されたという設定。
箸にも棒にもかからない三流オケに毒舌を吐きまくっていたのが、初音や他の団員たちとの交流していく中で、ついには児玉交響楽団を「僕のオーケストラ」と言う。
最後までツンデレではあったけれど、時折みせる笑顔にキュンとなってました😍
そして、田中圭さんの指揮振りが、堂々として本職のようで、すごかったです。
演奏は吹き替え出来ますが、指揮は替えがきかないからね、相当練習したのだろうなと👏

演奏は吹き替え出来るとはいうものの、門脇麦さんをはじめとする団員役の俳優さんたち、特に弦楽器を担当された俳優さんたちの、指使いやボーイングはすごく上手いと感心しました。門脇麦さんのチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトの指使いはとても早い動きで、こちらも相当練習を積んだのだろうなと思います👏

チャイコフスキーと言えば、このドラマのテーマソングは、チャイコの交響曲第5番をアレンジしたものだったのでした。
(テーマソングはYouTubeに上がっています。)
ずうっと「どこかで聴いたことがあるメロディだなぁ」と引っ掛かっていたのですが……最終回間近になってやっと元ネタ?が分かったという情けなさだったのでした😖⤵️
その他にもドラマ中のBGMはクラシック曲のメロディをいろいろな表情にアレンジしたものばかりで、聴いていて全然邪魔にならず、楽しかったです。
音楽監修は清塚信也さん。

あと、宮崎美子さんが団員の妻の役で出演していたのですが、認知症を患っている設定だったのです。
宮崎美子さんがそういう役をやるようになってしまった……とショックで、時の流れを感じました(ほぼ同年代)。

荒唐無稽だったり、ご都合主義だったりの設定やらストーリー運びもあったのですが………
そこは目を瞑ることができて、毎週楽しめて良かったです😃(⬅️音楽系には甘い)

かつて『のだめカンタービレ』にハマったときは、ベートーベンの7番をしばらく聴いていましたが、今度はチャイコの5番ですね(笑)

タイトルを並べたら最近はテレビドラマの話題ばっかり。
来週には「舞いあがれ!」も加わるかな~?(笑)


以下、どうでもいいお話。

私の住む市にもプロのオーケストラがあります。
そこのオケも一時はかなりレベルが低下したようで………ある指揮者が常任になって立て直されました。(演奏面でも経営面でも)
その経緯が本になって、10年以上前に読んだことがあって、「そうなんだー」と知らないことだらけだったので、とても新鮮だったのを覚えています。
『リバーサルオーケストラ』にハマったのはそういうこともあったからだと思います。

で、なかなか県外に出かけられなかった昨年、せっかくだし地元のオケの演奏会を聴きにいきましょ、と思い立ちました。
メインではなかったのですが、プログラムにシベリウスの「カレリア組曲」と「フィンランディア」があったので。(この2曲には思い出がありまして😃)
いい具合に演奏が進んでいきました。
そして、ここは澄んだ音色のトライアングルだよね!と思ったのに、聴こえてきたのはがさつな音色。
北欧の冷たい空気にその音色は似合わない😢ととてもがっかりしたのでした😖⤵️
パーカッションは大事だと改めて感じたのでした。


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ドラマ『大奥』〈シーズン1〉終了

2023-03-20 21:32:38 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
明日は春分です。
年度末です。(もはや関係ないけれど😒)
東京では桜🌸が咲いていますね。
家の辺りでは4月5日頃が開花予想日です🌸
今年は全国的に桜の開花は早まるそうな。

もう❗️早くも❗️3月から去られそうです。
月組大劇場千秋楽のライブビューイングにも行って、かなり気に入ったお芝居とショーだったのに、ブログに備忘録も書かずに・・・困ったものです😖

長い前置きすみません🙇

ドラマ『大奥』の〈シーズン1〉が先週終了しました。
全10回で、スポットが当たった将軍は、家光、綱吉、吉宗の3人。
〈シーズン1〉は、吉宗が祐筆の村瀬♂️がしたため続けた「没日録」を読んで、家光の時代に遡るという体(てい)で物語が進んでいきました。

※原作と比べてここはどう?とかは一切無しで、TVドラマの『大奥』だけを語ります。ネタバレ、大いに有り❗️です。

女将軍は家光に始まる。
とはいえ、本当の家光♂は跡継ぎのないままに死去し、家光が城外で関係を持った女性から生まれた女児が唯一の跡継ぎとして、春日局に「家光」として仕立てあげられるのですが………
家光が自分の境遇に納得するまでのわがままっぷりが切なかったですね。
家光の心を解きほぐそうと奮闘する有功(=お万の方)が本当に理想的な伴侶で……
家光の最期に有功が寄り添う場面はじーんときました。
この〈家光・有功編〉では、徳川家をどう存続させるかがテーマだったので、大奥内であまり腹黒い事件は起きず、猫の若紫が玉栄(のちの桂昌院)に殺されるくらいだったのですが、これが「生類憐れみの令」に繋がるのでした。

続くは〈綱吉・右衛門佐編〉。
綱吉♀️の父が玉栄で、家光編ではまだ少年だった彼も今や、桂昌院と呼ばれる老人であり、綱吉の顔を見るたびに、跡継ぎを産むように迫ります。
で、跡継ぎが産まれないのは、高僧の言葉から、自分が過去に犯した猫殺しのせいであるとし、これが「生類憐れみの令」となります。
綱吉の側室として下向したのが京都の公家出身の右衛門佐♂。
大奥で頂点に立ちたいという野望を秘めて、右衛門佐は大奥に乗り込んで来ますが、彼は「大奥総取締」の座には付くものの、綱吉との関係は持たないまま、ふたりは互いに腹の探り合いをしながら、時は流れるのでした。
もう懐妊しないとわかっていながら、夜毎に違う男と関係を持たねばならない綱吉の嘆きが生々しくも哀しかったです。
そして、その描写が大胆で……R18指定になりそうな……天下のNHKの本気?をみました。
そんな綱吉もやがて右衛門佐と心を通わせますが、右衛門佐はほどなくして逝ってしまうのでした。
学問も好きだけれど派手好みの綱吉なので衣装は目にも鮮やかな色づかいで、男性たちの裃は煌びやかでした。
また、柳沢吉保♀が登場します。
将軍と側用人の女性同士のバディものの側面もありました。
吉保の綱吉への思いが深すぎる……

そして〈吉宗・水野編〉。
これは吉宗と加納久通♀とのバディものと言っても過言ではないかも?
最終回で、紀伊家の三女にすぎなかった吉宗がなぜ将軍に昇りつめられたかが明かされますが、こちらも久通の吉宗への想いが尋常ではありませんでした。
やがて、赤面疱瘡撲滅のために動きが始まります。
そして特筆すべきは家重♀の登場。
障害を抱えた家重が何故、将軍になったのかがとても丁寧に描かれていました。
「役立たずなら死んでしまいたい」と嘆く家重に「生きているということは役に立ちたいということだな」と返す吉宗。
また、吉宗の3人の娘を父親がわりになって育てたという杉下の善良としか言い様のない人柄が、癒しでした。

長くなりそうだったので、ここまでは俳優さんの名前を一切出さないで書いてしまいましたが、すごく簡単に印象深い方々を。

時代劇に慣れていて、座って居るだけでオーラがあるし腹芸も上手いなあと感じたのが、山本耕史さん@右衛門佐と、片岡愛之助さん@藤浪。
演技が上手い!と感激したのが三浦透子さん@家重。
髪に白いものが交じる役も不自然ではなくなったのねと感じたのが風間俊介さん@杉下。
この人は根っからの演劇人だわと感嘆したのが片桐はいりさん@小川笙船。
そして乗馬のシーンも自身でこなし、立ち姿が圧倒的に美しかった冨永愛さん@吉宗。
その他にも、いろいろな俳優さんを見れて楽しかったです(特に女優さんたちが凛としていてかっこいい)。


〈シーズン2〉は〈医療編〉〈幕末編〉だそうです。
少しずつキャストが明らかになってきましたね。
秋からの放送が楽しみです。



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ドラマ「三千円の使い方」など

2023-03-02 11:48:51 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
早くも3月です。
2月は逃げる、というのは本当ですね😦

今年の冬はとても寒かったけれど、雪は少なかったので、そのせいか?チューリップ🌷がほんの2、3㎝くらいずつですが芽を出していました。
例年より早い気がします。
だんだんと育っていくのが楽しみです😃


さて、年明けから見ていたドラマ「三千円の使い方」が先日、最終回を迎えました。

原作の小説は読んだものの4年も前のことで、図書館から借りたものだから手許になく、たぶん返却日を気にしてパーッと一気読みしたためにストーリーの記憶がほとんどありません。

なので、新鮮な気持ちでドラマを楽しむことができました😃

登場人物の誰もが当座のお金には困ってはいないのですね。(むしろ主人公の美帆や御厨家は裕福。2世帯住宅の庭付き一軒家は充分広い。また服装が毎回違っていて、カジュアルなものでもこれは良い品物だわ、というものばかり。)
明日の生活をどうしましょう、とか、なんとか節約して凌ぎましょう、ではありません。
どちらかというと、家族の絆を確かめる、結ぶドラマで、よりリアルさを出すためにお金問題が絡んでくるイメージです。
原作小説では教育ローンではなく、奨学金になっていて、ちょうどその頃、奨学金返済が社会問題になっていたので、タイムリーだなと思った記憶があります。
美帆の姉の真帆は節約に励んでいて、ドラマではまだ幼い娘に我慢を強いているのでは?と悩んだり、まだ独身の友人たちとの外食費を気軽に出しかねていたり、はリアルでした。(原作がどうだったかは記憶なし……🥺)

ドラマの中では、美帆の祖母役の中尾ミエさんがハツラツとして素敵でした。

美帆が毎日100円ずつ貯金していましたが……今は硬貨を貯めても簡単には郵便局や銀行に預け入れができないのですよね。
郵便局のATMでは手数料がかかるし(窓口だと50枚までは無料)、キャッシュレス時代を迎え、なかなか面倒なことになってきました。
家にもいろいろ思いついて貯めた硬貨がけっこうあります。
それで、プリペイドカードで支払っても現金で支払っても付与されるポイントが同じ、という店では現金で支払うことにしました。
今どきなので、支払いはセルフなのですが、財布を漁って硬貨を取り出して……時間をかけてお支払い。昭和を生きたおばちゃんなので、もたもたしても許してね、という顔で支払っています😅そして財布の硬貨が少なくなると補充して……😅

閑話休題。

今は、ドラマでは『リバーサルオーケストラ』と『大奥』は毎週見ています。
それとなんとなく見てしまう朝ドラの『舞い上がれ!』⬅️迷走中というか、暴走としか思えないストーリー展開🌀守りに入る人生を全肯定するわけではないけれど……私のように呆れている視聴者も多いのでは❔

とにかく3月、春です。
七十ニ候では草木萠動🌱🌱🌱
『リバーサルオーケストラ』と『舞い上がれ』はそろそろラストなので、最終回を見たら何か書きたいなと思います。

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