Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

学校の仕事を辞める

2012-03-10 19:13:46 | 日常
ついに辞めました。

ミュージアムと二足のわらじでやっていた学校の仕事。日本の学校年度に合わせて、私が勤務していた学校も4月から3月までが1年間。年度の途中でにっちもさっちも忙しくなってきた時、何度もう辞めないと!と思ったことか。でも途中でクラスを投げ出すことをせず(かろうじて、ね)、ようやく、ようやく、この日がきました。

1月頃からミュージアムでも土曜日にビッグイベントをしかけることが多くなり、企画の一部を私が担当していたりするので学校も欠勤せざるを得ず、いろんな人に負担と迷惑をかけてました。。学校を欠勤したぶん仕事もたまるし、でもその日に合わせてミュージアムでのイベントもしかけているから準備も後処理も重なって、ギューギュー苦しい日々でした。

本当なら、12月末で身を引くべきだったのかもしれないけれど、1月までいったら「3月までもう少し!」なんて言われて、休まなければならない日は代替の先生にピンチヒッターをお願いしながら、自分の担任クラスをここまで導いてきました。でももう今日で終わりです。

つらかったー。
でも終わったー。



この経験から何を学んだでしょう?

自分の好きなこと、時間をかけたいこと、真剣に取り組みたいこと、そういうことが如実に分かった1年でした。この短い人生の中で、やり遂げたいことを教えてくれました。ぼんやりとした輪郭でなく、明確に。あと自分のキャパも痛感。両立できる、なんて思いは妄想だったと早いうちに気がついたし、私がやろうとしてるミュージアムでの仕事は片輪でなく両輪でぐんぐん進めていかないとダメだったんだ、とも気がついた。

3つの仕事をかけ持ちした2011年~2012年。たぶんこんなふうに色々やっていなかったら、こういうことに気がつかなかったでしょう。たぶん、ミュージアムの仕事だけやってたら、ミュージアムでの仕事のありがたみや時間の使い方をあらためて見返すなんてこともなかっただろうな。

だからこの経験に感謝。
これからもミュージアム内での仕事がまだ2つかけ持ち状態だけど、今までの三重苦(?)な日々を思い返したらどんなことだってできそうな気がしている。学校の仕事をカットオフして身軽になった身体。切り捨てた思いと力をフォースにして、これからは目指すべきところへずんずん進んでいかねば。

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