Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

大雨、停電

2016-12-10 16:17:58 | 育児: 1歳~
土曜日、朝から髪を切りに行くのでパパに息子をたくして私はサンフランシスコへ。バークレーで頼りにしていた日本人の美容師さんがいたのですが、残念ながら引越してしまったので、サンフランシスコで新規に開拓。初めての美容師さんでしたが、在米16年のベテランさんでした。これからもお世話になりそうだ。


今日は大雨でしたが、その後少し散歩。カフェでひと息ついてリフレッシュして家に帰ってみると、、、



停電!

パパと息子はちょうど外遊びから帰ってきたところで、アパートのエレベータに乗れず立往生していました。ていうか、アパートのロビーは真っ暗!自動ドアも手で開けます。セキュリティさん達もトランシーバー片手にパニック状態。

うちは高層ビルのアパートなのですが、なんとエレベーター全部止まっているそうで、、、四機あるエレベーターのなかに閉じ込めらている人達もいるそう、、、ロビーには家に帰れない住人が溢れています。

この程度の大雨で停電になったのか?
なんと脆弱な、、、。

幸い息子はパパの腕の中でスヤスヤお昼寝中。
パパは息子をベッドで寝かせたいから家に帰りたいという。

ちょっと待って!

うちは 23階です。
ふだんはもちろんエレベーター。住人が使える階段はなくて、非常用の階段があるだけですが、非常階段のドアは常に閉まっているのでここに越してきて6年、使ったためしがない。使えるとしても、23階まで誰がのぼるかって、、、!!

でもフィリップは階段使って帰るって。
迷いのないまっすぐな目で言われてもね、、、
私はシラーーーッですよ。

階段は窓のないコンクリで閉じ込められた空間にあるので真っ暗なんです。私も今回初めてその非常階段の部屋を見ましたが、真っ暗!電気ないから当然か。懐中電灯で照らすと階段が上までひたすららせん状に伸びています。そしてひんやりとしたじめっとした空気が漂っていました。

私なら絶対に家には帰りません。
そんな思いをして家に帰ったところで、電気がないのだからなんにもできないし、じゃあ外出しようったってまた23階分降りてこなけりゃいけないし。停電がいつ回復するかも分からないのに。

でも思考回路が違うんでしょう、パパは息子を抱いて、セキュリティのおじさん1人を道案内役に連れて、懐中電灯持って自宅のある 23 階までのぼっていきました。

ありゃありゃ、道づれにされたセキュリティもかわいそうに。
行きはいいけど帰りはひとりです。チップをはずんであげないと。

ともかく私はついていかなかったので(だって両手一杯にスーパーの食料品の袋を抱えていたし)そこでパパと息子と別れ、ひとり車に戻ってまずはガソリンスタンドへ。案の定、近辺のガソリンスタンドは全部停電でクローズ。車を30分ほど走らせて、やっと停電していないエリアに来ることができました。

道中、大雨だし、信号も止まっているし、道は大渋滞で、正直どこまで行けば電気がついてるエリアに辿り着くか分からなかったので不安でしたが、案外あっさり辿り着きました。

どうやら停電はうちの町だけだった??
ガソリンを入れて、カフェに行ってのんびり待つことにしました。

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今、停電から3時間。まだ復旧していない様子。息子は寝てるそうなのですが、そろそろ起きるだろうから帰らないと!それに外が暗くなってきて電気のつかない家の中では心細い思いをするだろうし。

しかし、パパ、なんで家に帰ったのか私には分からん!最初から3人一緒に車で電気のあるエリアまで避難しにきたらよかったのに。息子は車のほうがよく寝るし。

とぼとぼ。
とにかく彼らを迎えにいかないとね。
外、まだ大雨。とんだ1日です。

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