今週はエクスプロラトリアムで自分の来歴を書いてくるという宿題が出ていて(いま所属しているグループのウェブに載せるため)、真剣に悩みながら仕上げました。たった1パラグラフなんだけど、前職のことや、「学び」についてどう考えているかとか、ものづくりやインフォーマルラーニングにひかれてエクスプロラトリアムにたどり着いたこと、などをコンパクトにまとめるのに苦労しました。ミーティングのときに、メンバーどうし書いてきたものを読み上げるという機会があって、アーティスト、おもちゃづくりのプロ、サイエンティスト、教育者、デザイナー、展示の開発者、、、年齢幅も20代から40代まで、あらためて、本当にみんないろんなバックグラウンドだったんだなぁと再確認。そして、どの学校を出たかとか、何の学位を持っているというようなことは誰1人書いていなかったのもこのグループらしいなと思った。そんなことを書かないのは、みんなそれが何の役にも立たないことを知っているから。それより自分が何者で、何を成し遂げてきたのか、何に心ひかれるのか、どういう環境でどういう信念で過ごしてきたのか、みたいなことにフォーカスがおかれていた。
人数分に配られた1人1人のバイオグラフィー(来歴)。そこには、1人1人、本当に思わず線を引きたくなるような個人のフィロソフィーが表現されていて、私、なんだか感動してしまった。一緒に過ごした分だけそれがどれだけ正直でどれだけ本当かということがわかるから、読んでいたらなんだか急に「今ここで、この人達と一緒にいること」「育った環境も国も違うのに同じことに共感して集まれたこと」それって奇跡だ!という感覚がおそってきて、私ひとりミーティング中に急に感情的になってどうしようかと思った。笑。
あたり前のように過ぎて行く毎日も、よく考えたら奇跡の連続。毎日がふつうにまわっているように見えるけど、実は裏側ぺらっとめくってみたらあれもこれも偶然の産物で、かろうじて手に入ったものだったって気づかされる。ほんとに時々だけどね。終わっていく感覚は今はわからない。でもひょっとしたらいつかは終わってしまうかもしれないという不安も持ちながら、今のこの日々のありがたみをかみしめるのでした。
みんなの来歴は今ブラッシュアップの途中。自分の来歴を読み上げたとき「ここは分かってもらえないかもなぁ」と不安だった荒削りな英語表現があったのだけどちゃんと伝わったようで安心しました。見たこと聞いたことのない表現でも、思いを込めてみるものだなぁということも学びました。
正式にウェブにあがったらお知らせします。
人数分に配られた1人1人のバイオグラフィー(来歴)。そこには、1人1人、本当に思わず線を引きたくなるような個人のフィロソフィーが表現されていて、私、なんだか感動してしまった。一緒に過ごした分だけそれがどれだけ正直でどれだけ本当かということがわかるから、読んでいたらなんだか急に「今ここで、この人達と一緒にいること」「育った環境も国も違うのに同じことに共感して集まれたこと」それって奇跡だ!という感覚がおそってきて、私ひとりミーティング中に急に感情的になってどうしようかと思った。笑。
あたり前のように過ぎて行く毎日も、よく考えたら奇跡の連続。毎日がふつうにまわっているように見えるけど、実は裏側ぺらっとめくってみたらあれもこれも偶然の産物で、かろうじて手に入ったものだったって気づかされる。ほんとに時々だけどね。終わっていく感覚は今はわからない。でもひょっとしたらいつかは終わってしまうかもしれないという不安も持ちながら、今のこの日々のありがたみをかみしめるのでした。
みんなの来歴は今ブラッシュアップの途中。自分の来歴を読み上げたとき「ここは分かってもらえないかもなぁ」と不安だった荒削りな英語表現があったのだけどちゃんと伝わったようで安心しました。見たこと聞いたことのない表現でも、思いを込めてみるものだなぁということも学びました。
正式にウェブにあがったらお知らせします。
Ruccoさんお元気ですか?
ブログの更新をいつも楽しみにしています。
夏休みの話になってしまいますが、エクスプロラトリアムのwebサイトで紹介している『After School Activities』の中の『Ice Balloons』を東京大学の工学部生と一緒に日本の小学生向けにアレンジして、ワークショップを開催しました。
当日や約60組の親子が参加してくれました。
エクスプロラトリアムのWebサイトの概念図には様々な方向への発展が記されていたのですが、私たちのワークショップでは熱伝導率の一方向へ興味を導いていき、氷に1円玉やら、10円玉やら、クリップやら、シャーペンの芯やら、色んなものを刺して氷の融け方を観察しました。
もうびっくりするぐらい違いがあって、1円玉なんて丸いのにどんどん氷に入っていくんですよ。
可弱そうに見えるシャーペンの芯もどんどん入っていきます。
普段あまり意識することのない熱伝導率という概念を身近な氷を融かすということで体験してもらうことができようでした。
エクスプロラトリアムの精神が少しは日本の子どもたち、お母さんたちに伝わったかな~と思っています。
そしてRuccoさんの記事、とても心に沁みます。
肩書きも何も関係なく同じことに共感して集まれた奇跡、ステキですね。
でも私は、奇跡は努力している人にしか訪れないと思っています。
Ruccoさんの今までの努力や今の一生懸命さが、その奇跡を当たり前にしてるのでしょうね。
日本から応援しています!
Ice Balloons の実験をされたのですね!とても充実して楽しそうなご報告、ありがとうございます。サイエンスカフェ日記のほうの記事も読ませて頂きました。ほんと、科学者が教えるばかりでなく、普通の人の目線で日常的な「なぜ?」にどう向き合っていくかという「姿勢」を教えることって大切ですね。とても共感します。科学者のように詳しく何でも知っている必要はないのだけれど、「?」と思ったことを流さずに、自分なりに興味を持続して対峙していく姿勢がほんとうに大事。
私もエクスプロラトリアムに来てから、いろいろな「なぜ?」を考える癖がついたような気がします(もともと文系なのでサイエンスに関しては知らないことがたくさんありすぎていつも「なんで~!?」とそればかり言ってます。苦笑)。それと、いろいろなものを自分たちでつくれるということが分かってからは、お店で売られているものを見てもそれがどのようにつくられたのかというプロセスを考える癖もつきました。。
というか、まわりがそんな人ばかりなので、自然と自分も影響を受けたのかもしれませんが、、、。まわりは勉強(研究?)熱心な人が多いですが、見てると努力してそうしているというよりは、本当に興味があるからやってるんだろうなぁという印象を受けます。大人になっても好奇心がエンジンになって動いている人って素敵ですよね。仲間から学ぶことは多いです!