サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

太田宏介

2020-12-18 09:35:28 | 日記

名古屋の太田がパースグローリーに移籍することが発表された。今年33才で名古屋では出番がなく、ここで最後の巻き返しということで決断したのだろう。パースとの契約は2020/2021の1シーズンだが、今季のAリーグはコロナの影響でイレギュラーで12月末開幕、5月閉幕の5か月半しかない。これがレギュラーシーズンでその後にファイナルシリーズと呼ばれるプレーオフがある。

 

パースは今季のACLに出場した強いチームだが、財政的には苦しく太田の年俸がいくらかは公表されてはいないが、さほど高くはないだろう。またパースは移動が多い。Aリーグのチームはパース、アデレード、ブリスベンに1チームずつ。シドニー周辺に4つ。シドニーから2時間の距離に2つ。メルボルンに2つ。そしてニュージーランドに1つ。かなりばらけている。

 

ニュージーランドはともかくとして、西海岸にあるパースだけ孤立しているので、アウエーは大変だ。なんといってもシドニーからパースまで国内線で3時間もかかるのだ。おまけに時差も夏場で3時間、冬場で2時間もある。たとえば夏に朝9時にパースからシドニーに飛ぶと飛行時間が12時に到着して、3時間時差でシドニーの到着時間は午後3時。丸一日もかかるのだ。これはつらい。

 

新シーズンのAリーグには太田の他に日本人選手が4人もいて、太田を含めて5人となる。ほとんど知らない選手ばかり。以前は小野や高萩がいたが、Aリーグ入りする日本人選手はどこか都落ちのようなニュアンスになってしまっている。