サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACL 第5節 横浜マリノス対全北現代

2020-12-02 09:29:03 | 日記

負ければ決勝Tが危うくなる全北現代戦。マリノスはベストメンバーで挑んだ。全北現代は元々この大会はベストメンバーを組めないようだが、それでもアジア最強とでもいうべき全北現代である。全北現代のほうが有利だと予想した。

 

マリノスは最初からガンガン飛ばした。ハイラインとハイプレスで全体をコンパクトにまとめて、左右のサイドの裏を取る。これが面白いように機能した。全北現代はサイドの守備が脆かった。前半早々からマリノスが決定機を2ー3回迎えたが、決めきれない。前半からこんなに飛ばすと後半にはガス欠になることは明らかだったので、マリノスは飛ばしている間に先制点がほしい。

 

サイドからの崩しからのクロスを狙っていたマリノスだが、先制点は前半17分にテイーラトンのミドルシュートからだった。左SBでこんなにいいシュートを蹴れるのはJリーグではテイーラトンくらいだろう。神戸はどうして契約延長しなかったのだろうか。今から考えればもったいなかった。

 

後半はマリノスの足が止まりだし、全北現代が盛り返したが逆にマリノスが追加点をあげて終わってみれば4-1でマリノスの圧勝。マリノスってこんなに強かったは知らなかった。

 

面白いのはマリノスは4-2-3-1で前線の4人はみんな小柄である。トップのエリキは170、仲川はなんと161,マルコス・ジュニオールは167,高野は171。ここまでチビを集めた前線はそうそうないだろう。

 

最終節はマリノスはシドニーFCとあたるが、2位の上海上港が昨日のシドニーFC戦でまさかの0-4と大敗して、マリノスは勝ち点12,上海上港は勝ち点9のまま。マリノスは上海上港と得失点差が10も開いているので次で負けても1位抜けは問題ない。

決勝Tのラウンド16は神戸対上海上港、マリノス対広州恒大となるでしょう。決勝を含めれば決勝Tは4試合もある。まだまだ長丁場である。