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W杯アジア3次予選 対タイ戦

2008年02月08日 | 日本代表


 日本 4-1 タイ

 雪が舞い散る中での戦いとなった当日の入場者数は35,130人。浦和のホームゲームでは満席になる埼玉スタジアムも、やはりこの日は空席が目立った。平日開催の(しかも勝って当たり前の)3次予選などTV観戦で十分。かくいう私もTV観戦どころか録画で後日観戦した次第。たとえ豊田スタジアムで行われたとしても多分観に行く気にはならないでしょう。協会もチケットの価格設定等、集客問題に関してようやく本腰を入れて取り組むとのこと。

 試合は日本が遠藤のFKで先制、直後に見事なミドルシュートを決められ、前半はそのまま1-1で終わるという観ている方としては逆に楽しめる展開となったものの、後半は実力を見せ3ゴールを決めて勝利。ただし3点はセットプレーからという内容。これも試合前から(煽るかのように)不安視されていた“初戦の難しさ”が出たということなのだろうか。

 岡田監督の目指すサッカーが現時点でどれだけ体現できているかどうかは正直まだ良くわからない。はっきり言えることといえば新体制での正GKも川口能活だということ。チームの立ち上げから1ヶ月もたっていない今の段階で評価を下すのは無理な話だろうし、まだまだ成長と改善の余地があるのは当然のこと。なかには岡田監督のサッカーに早くも否定的な立場をとる評論家もいらっしゃるようだが、目指すサッカーで世界を驚かせる前に、今後控えている試合の中でまずはこうした日本人を驚かせる(黙らせる)必要がありそうだ。


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