バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

パターニングされた細胞シート及びその製造方法

2013年08月28日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2010-536574 出願日 : 2008年12月5日
公表番号 : 特許公表2011-505802 公表日 : 2011年3月3日
出願人 : コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 発明者 : ペーテルス エミール 外4名

本発明は、少なくとも2つの異なる細胞種を含む細胞シートの製造方法に関し、当該方法は、形状遷移特性及び/又は変更可能な表面特性を備える基板上に配置される連続的な細胞シートを提供するステップ、パターニングされた様式で、前記連続的な細胞シートを解放作用因子に曝露するステップ、解放作用因子によって影響を及ぼされた細胞を除去するために、解放作用因子への曝露の後に細胞シートを洗浄するステップ、並びに、解放作用因子によって影響を及ぼされた細胞が除去された後に残る間隙に、第2の細胞種を再配置するステップを有する。ekouhou 明細書(全文)


電気伝導性ポリマーを用いる神経刺激

2013年08月28日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2009-244981 出願日 : 2009年10月23日
公開番号 : 特許公開2010-63459 公開日 : 2010年3月25日
出願人 : マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジー 外1名 発明者 : ヴェンカトラム アール. シャストリ 外3名

【課題】細胞の再生、分化、または機能を改変するための方法および支持系が提供される。
【解決手段】本発明で用いられる電気伝導性生体適合性ポリマーは、単独で、もしくはポリマー性支持体と組み合わせて、インビトロでの神経細胞再生のために、またはインビボで神経組織欠損の治癒を補助するために用いられ得る。伝導性ポリマーは、神経細胞に隣接して移植され得るか、または神経細胞とともに播種され得る。電圧または電流は、細胞に対して所望の効果を誘導するが、細胞を損傷しない範囲で、ポリマーに適用される。この方法および系は、インビボまたはインビトロで神経組織の成長または再生を増強するための種々の適用に用いられ得る。ekouhou 明細書(全文)


配向制御された細胞パターンの回収ツール

2013年08月28日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2008-293094 出願日 : 2008年11月17日
公開番号 : 特許公開2010-119304 公開日 : 2010年6月3日
出願人 : 大日本印刷株式会社 発明者 : 黒 田 正 敏

【課題】配向が制御された細胞パターンを安定的かつ確実に維持したまま、細胞にとって低侵襲な条件で、細胞パターンを迅速に回収できる、細胞パターン回収ツールの提供。
【解決手段】本発明による細胞パターン回収ツールは、表面が易接着処理された基材層と、前記基材層上に形成された、表面がシラン処理された温度応答性ポリマー層と、前記温度応答性ポリマー層上に形成された、細胞接着阻害材料層とから構成されてなる、配向が制御された細胞パターンの回収ツールであって、細胞接着阻害材料層において、温度応答性ポリマー層が露出されてなる細胞接着領域を挟んで存在する、細胞接着阻害材料に覆われてなる細胞接着阻害領域同士の間の幅を、伸展方向が制御された細胞培養が可能な最大幅以下とすることを特徴とするものである。ekouhou 明細書(全文)

細胞パターン回収ツール

2013年08月28日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2008-271850 出願日 : 2008年10月22日
公開番号 : 特許公開2010-98979 公開日 : 2010年5月6日
出願人 : 学校法人東京女子医科大学 外1名 発明者 : 岡 野 光 夫 外3名

【課題】細胞パターンを安定的かつ確実に維持したまま、細胞にとって低侵襲な条件で、細胞パターンを迅速に回収できる、細胞パターン回収ツールの提供。
【解決手段】本発明による細胞パターン回収ツールは、表面が易接着処理された基材層と、前記基材層上に形成された、表面がシラン処理された温度応答性ポリマー層と、前記温度応答性ポリマー層上に形成された、細胞接着阻害材料層とから構成されてなる。ekouhou 明細書(全文)


血液製剤の研究利用公募 廃棄対象、有効活用へ

2013年08月28日 | NEWSクリッピング
 厚生労働省と日赤は、規格外などの理由で患者に使えず廃棄される血液製剤を有効活用しようと、研究・開発や教育実習目的での利用者を募る取り組みを進めている。昨年12月に初の公募を実施、今年3月に大学病院など約230機関への譲渡が決まった。今秋にも2回目の公募をする。西日本新聞 2013年08月28日

がんワクチンの適格診断キット 産学共同開発

2013年08月28日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
 久留米大学やアジレント・テクノロジー、ウシオ電機などは、がんワクチンの効果を見込める患者を投薬前に判別するコンパニオン診断キットを共同開発する。富士フイルムが前立腺がんを対象に第3相臨床試験の投薬を今月中に始めるペプチドワクチンに対する診断製品の実用化を目指す。同ワクチンはこれまでの研究で遺伝子発現によって効果を期待できない場合があることが分かっている。血液中の遺伝子発現を調べて適格な投与対象を見分ける手法を確立し、テーラーメード型のがん医療を実現する。化学工業日報 2013年08月28日


遺伝子の働き、環境で変化 進む研究、創薬・診断に応用

2013年08月28日 | ビジネス 政策
 食生活やストレスといった後天的な要因で遺伝子の働き方は変わることがわかってきた。「エピゲノム」と呼ぶ現象で、がん、精神疾患の新薬開発や生活習慣病の発症予測といった新しい医療につながるかもしれない。ヒトゲノム(全遺伝情報)の完全解読から10年。想像以上に巧妙で緻密な遺伝子の世界に迫りつつある。2013/5/26付日本経済新聞

ソニーがヒトゲノム解析に参入 遺伝子データ販売

2013年08月28日 | 医療 医薬 健康
 ソニーはヒトゲノム(全遺伝情報)の解析事業に参入する。遺伝子解析装置で世界最大手の米イルミナと合弁会社を設立、日本でサービスを開始する。解析受託のほか、製薬会社などに向け遺伝情報を集めたデータベース事業を始める。大量の情報を扱うゲノム解析はビッグデータ処理の技術が必要。米グーグルが解析会社に出資するなど医療とIT(情報技術)の融合が進む見通しで、ソニーの参入により遺伝情報活用の裾野が広がりそうだ… 2013/8/28 2:00日本経済新聞 電子版