バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

山中伸弥氏、iPS細胞備蓄「準備は最終段階に」

2013年08月26日 | NEWSクリッピング
 京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長は26日、都内で講演した。同大学を中心に進めている治療用のiPS細胞を備蓄しておく事業について、提供者の選定が最終段階に入っていることを明らかにした。iPS細胞を使った治療を計画する主な研究者も講演し、後遺症が重い脳梗塞の治療も視野に研究を進めていると述べた。日本経済新聞(Web版)2013/8/26

iPS細胞技術開発企業に10億円出資

2013年08月26日 | NEWSクリッピング
 官民で作るファンドの「産業革新機構」は、iPS細胞を使って血液の重要な成分の血小板を大量に作り出す技術開発を進めている大学発のベンチャー企業に、10億円を出資したことを、26日正式に発表しました。

発表によりますと、産業革新機構は、東京大学や京都大学の教授らが設立したベンチャー企業の「メガカリオン」に10億円を出資しました。NHK News web.,2013年8月26日


iPS製品、がん化抑えるには…留意点まとめる

2013年08月26日 | 医療 医薬 健康
 医薬品医療機器総合機構の科学委員会は20日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った再生医療製品を、メーカーが開発する際の留意点を報告書にまとめた。


 製品を移植してからのがん化リスクを抑えるためのポイントを並べており、同機構は製品の審査に反映させる予定だ。読売新聞 2013年8月21日

再生医療、国産品支援でメーカー育成へ

2013年08月26日 | NEWSクリッピング
 経済産業省は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)などの実用化が進む再生医療で、関連製品を作る国内メーカーの支援に乗り出す。

 再生医療では細胞を増やしたり変化させたりして患者に移植するが、細胞加工をする培養装置や試薬は大半が欧米製。長く使われてきた実績から、細胞を培養する企業などが感染症の問題などが起きにくいとみて、後発の日本製に切り替えたがらない。しかし、欧米製は現地で購入する価格の数倍にも上り、治療費を押し上げる要因になっている。

 このため経産省は、目の難病治療のためにiPS細胞を網膜細胞に変える臨床試験(治験)に国内製の培養装置を使う企業や、心臓病治療のための移植用細胞シートを作る治験に日本製の試薬や培地を使う大学など8団体に年間計10億円を助成する。応募のあった15団体から8団体を選んだ。各団体は来月以降、日本製の装置や試薬を購入して利用を始める。読売新聞 2013年8月16日

iPSベンチャーを支援 革新機構と3メガ銀系、血小板量産で

2013年08月26日 | 医療 医薬 健康
 官民ファンドの産業革新機構と、三井住友銀行など3メガ銀傘下のベンチャーキャピタル3社は8月中に、iPS細胞を用いて血小板製剤の量産技術を開発中の製薬ベンチャーに計11億6000万円を出資する。献血の不足により外科手術ができなくなる事態を解消する技術で、幅広いニーズを見込む。官民を挙げて先端医療産業の成長を後押しする狙いだ。日本経済新聞(Web版)2013/8/26


iPS再生医療、世界初の臨床研究始まる

2013年08月26日 | NEWSクリッピング
 理化学研究所は8月から、世界に先駆けてiPS細胞を使った再生医療の臨床研究を始めました。対象疾患は失明する恐れがある目の難病「加齢黄斑変性」で、来年夏にもiPS細胞から作った目の細胞を患者に移植する予定です。

記者会見する理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダー(7月30日、神戸市)
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記者会見する理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダー(7月30日、神戸市)
 iPS細胞は皮膚などの細胞に特定の遺伝子を入れて作る人工の幹細胞で、受精卵のように体のさまざまな細胞や組織に成長できる万能性を持っています。日本経済新聞(Web版)2013/8/25

前眼部関連細胞シート、3次元構造体、及びそれらの製造法

2013年08月26日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2010-31135 出願日 : 2010年2月16日
公開番号 : 特許公開2010-158534 公開日 : 2010年7月22日
出願人 : 株式会社セルシード 発明者 : 大和 雅之 外1名

【課題】細胞、細胞間のデスモソーム構造、及び細胞、基材間の基底膜様蛋白質が保持された状態で回収される構造欠陥の少ない前眼部関連細胞シートまたは3次元構造体を提供する。
【解決手段】水に対する上限もしくは下限臨界溶解温度が0~80℃である温度応答性ポリマーで基材表面を被覆した細胞培養支持体上で細胞を培養し、必要により培養細胞層を重層化させ、その後(1)培養液温度を上限臨界溶解温度以上または下限臨界溶解温度以下とし、必要に応じ、(2)培養した前眼部関連細胞シートまたは3次元構造体を高分子膜に密着させ、(3)そのまま高分子膜と共に剥離することによって前眼部関連細胞シートまたは3次元構造体を製造する。ekouhou 明細書(全文)


コラーゲン遺伝子に対する天然アンチセンス転写物の抑制によるコラーゲン遺伝子関連疾患の治療

2013年08月26日 | からだと遺伝子

出願番号 : 特許出願2012-516223 出願日 : 2010年6月16日
公表番号 : 特許公表2012-529915 公表日 : 2012年11月29日
出願人 : クルナ・インコーポレーテッド 発明者 : ジョゼフ・カラード 外1名

本発明は、コラーゲン遺伝子の発現および/または機能を、詳細には、コラーゲン遺伝子の天然アンチセンスポリヌクレオチドをターゲッティングすることによって調節するアンチセンスオリゴヌクレオチドに関する。本発明は、これらのアンチセンスオリゴヌクレオチドの同定ならびにコラーゲン遺伝子の発現に関連する疾患および障害の治療におけるその使用にも関する。ekouhou 明細書(全文)


膜タンパク質の捕捉及び操作を目的とする、両親媒性モノマーを過半数含むポリマー

2013年08月26日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2012-539307 出願日 : 2010年11月16日
公表番号 : 特許公表2013-510588 公表日 : 2013年3月28日
出願人 : サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシュ シアンティフィーク(セーエヌエールエス) 外1名 発明者 : プッチ、バーナード 外5名

本発明は、式(I)の両親媒性モノマーを少なくとも75%含む両親媒性ポリマー(ポリマーの平均モル質量は800と100,000の間である)に関し、本発明のポリマーと、疎水性又は両親媒性化合物、特に膜タンパク質との間の水溶性複合体、1つ以上のこのような複合体の濃縮水溶液、本発明のポリマーにより基材に結合されたこのような複合体を1つ以上含む製品、及びこれら製品の各種使用にも関する。ekouhou 明細書(全文)




タンパク質を保持するための人工骨格材料及びその利用

2013年08月26日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2012-212947 出願日 : 2012年9月26日
公開番号 : 特許公開2012-249642 公開日 : 2012年12月20日
出願人 : 株式会社豊田中央研究所 外1名 発明者 : 幸田 勝典 外3名

【課題】1種又は2種以上の酵素などのタンパク質を近接して配置することに適したタンパク質を保持するための人工骨格材料を提供する。
【解決手段】 タンパク質を保持するための人工骨格材料が、細胞と、該細胞にとって異種タンパク質であって、非共有結合性の複数個のタンパク質結合ドメインをタンデムに備えて前記細胞に凝集性を付与可能な程度に前記細胞の表層側に配置される骨格タンパク質と、を備えるようにする。ekouhou 明細書(全文)