バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

放射線障害軽減剤

2013年08月18日 | 放射線と健康

出願番号 : 特許出願2012-48534 出願日 : 2012年2月17日
公開番号 : 特許公開2012-121914 公開日 : 2012年6月28日
出願人 : 株式会社林原生物化学研究所 発明者 : 茶圓 博人 外1名

【課題】 本発明は、放射線の被爆により発生する造血抑制、臓器の繊維化、遺伝的な影響、皮膚の萎縮、老化の促進、更には、癌の発生を低減乃至抑制することができ、且つ、生体に投与しても安全な放射線障害軽減剤及びこの放射線障害軽減剤を配合した組成物を提供することを課題とするものである。
【解決手段】 α-D-グルコピラノシル-(1→2)-L-アスコルビン酸を有効成分として含有する放射線障害軽減剤及びこの放射線障害軽減剤を配合した組成物を提供することにより解決する。ekouhou 明細書(全文)


ペプチドワクチン

2013年08月18日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2010-10953 出願日 : 2010年1月21日
公開番号 : 特許公開2013-90574 公開日 : 2013年5月16日
出願人 : 第一三共株式会社 外1名 発明者 : 金澤 佳人 外2名
発明の名称 : ペプチドワクチン

【課題】免疫原性に優れ、より高い抗体産生誘導能を有するペプチドであって、追加投与によっても目的の抗体の産生を増強することのできるペプチドの提供。
【解決手段】細胞接着分子の細胞結合モチーフのアミノ酸配列、免疫記憶が成立しているT細胞エピトープのアミノ酸配列を含むアミノ酸配列(T)、抗原の特定の1又は2以上のB細胞エピトープのアミノ酸配列を含むアミノ酸配列(B)、及び前記Tと前記Bの間にそれらを連結させるように配置されたリンカーペプチドのアミノ酸配列を含み、該リンカーペプチドのアミノ酸配列がGKK又はVVKKであることを特徴とするペプチド、該ペプチドを有効成分として含有する組成物。明細書pdf>>バイオ塾情報創庫DB

ストラメノパイルの形質転換方法

2013年08月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

国際出願番号 : PCT/JP2010/066599 国際出願日 : 2010年9月24日
国際公開番号 : WO2011/037207 国際公開日 : 2011年3月31日
出願人 : 国立大学法人九州大学 外3名 発明者 : 坂口 圭史 外10名
発明の名称 : ストラメノパイルの形質転換方法

課題:ストラメノパイルの有用物質の産生能力を向上させる形質転換方法を提供する。
解決手段:ストラメノパイルに外来遺伝子を導入するストラメノパイルの形質転換方法であり、ストラメノパイルがラビリンチュラ類、より具体的にはラビリンチュラ属、アルトルニア属、アプラノキトリウム属、シゾキトリウム属、アウランティオキトリウム属、ヤブレツボカビ属、ウルケニア属などに属する微生物である。外来遺伝子が抗生物質耐性能、発色タンパク質、および/または脂肪酸不飽和化酵素に関連する遺伝子(Δ5デサチュラーゼ遺伝子、Δ12デサチュラーゼ遺伝子、および/または、ω3デサチュラーゼ遺伝子)であり、エレクトロポレーションまたは遺伝子銃法によって外来遺伝子を導入する。Google Patent.,WO 2011037207 A1


体臭判定用指標剤

2013年08月18日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物

出願番号 : 特許出願2012-74708 出願日 : 2012年3月28日
公開番号 : 特許公開2013-64718 公開日 : 2013年4月11日
出願人 : 株式会社マンダム 発明者 : 志水 弘典 外2名

【課題】ヒトの体臭を的確に再現し、客観的に評価することができる指標や、化粧料、香料、洗浄剤などの体臭の消臭効果などを簡便な操作で客観的かつ的確に評価することができる手段を提供すること。
【解決手段】式(I):
R1-(CO)-(CO)-R2 (I)
(式中、R1およびR2はそれぞれ独立して炭素数1~4のアルキル基を示す)
で表されるジケトン化合物を含有する体臭判定用指標剤、これを用いる体臭の消臭効果の評価方法、デオドラント剤の評価方法および体臭の判定方法ならびに前記ジケトン化合物の産生能を有する微生物を用いて前記体臭判定用指標剤に起因する体臭の発生を抑制する体臭抑制剤のスクリーニング方法。ekouhou 明細書(全文)

膀胱癌の測定方法、または癌治療後の予後の判定方法

2013年08月18日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2011-269983 出願日 : 2011年12月9日
公開番号 : 特許公開2013-122383 公開日 : 2013年6月20日
出願人 : 国立大学法人高知大学 発明者 : 宮村 充彦 外8名

【課題】被験者について、非侵襲的に癌、特に膀胱癌の罹患の有無を測定する方法を提供する。
【解決手段】下記の工程を有する、被験者について癌罹患を測定する方法:(A)被験者の尿中に含まれる下記の揮発性化合物16種類からなる群から選択される少なくとも1つの量を測定する工程、(1)(S)-2-ヒドロキシプロパン酸、(2)ヘプチルヒドロペルオキシド、(3)2, 3-ジヒドロキシプロパナール、(4)塩化ノナノイル、(5)ドデカナールなど16種類、(B)上記測定値と、健常者の尿中に含まれる上記に対応する揮発性組成物の量(以下、「基準値」という)とを比較し、その乖離度を求める工程、および(C)有意水準5%として、上記乖離度に有意差がある場合に、被験者について癌罹患の疑いがあると判定するか、または上記乖離度に有意差がない場合に、被験者について癌罹患の疑いがないと判定する工程。明細書pdf>>バイオ塾情報創庫DB


サイバックス iPS3次元培養 製薬向けに細胞、臓器受託

2013年08月18日 | 医療 医薬 健康
 三井物産からスピンアウトしたナノテクベンチャーのサイバックス(神奈川県)は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)などを3次元培養するバイオ事業を本格化する。細胞が増える足場となる細胞外マトリクスに似た微細な模様を施した樹脂製プレートを用い、より生体に近い性質を持つiPS細胞やがん細胞を培養、製薬会社などに提供する。従来の2次元培養では対応できない肝臓細胞など臓器の受託製造も手掛け、創薬研究などの用途向けに展開する。カガク工業日報 2013年08月16日

東大、がんの肺転移を抑制する新たなメカニズム解明

2013年08月18日 | 医療 医薬 健康

 東京大学先端科学技術研究センターの南敬特任教授らのグループは、肺へのがん転移を抑制する新たなメカニズムを突き止めた。血管構築を阻害して、がんの肺転移を抑制する因子「DSCR1」を特定。同因子を増やすと、がんの肺転移が止まることを実験で確かめた。がんに栄養を送る血管の新生を阻害して転移を抑える治療法として「VEGF中和抗体」が使われているが、これに比べ副作用を抑えられる可能性があるという。
 グループは生まれつきDSCR1が欠損したマウスと、DSCR1が血管細胞に高発現したマウスを遺伝子操作で作製。腎臓や足の皮膚に発生したがん細胞が肺に転移する様子を観察した。欠損マウスでは転移が加速したのに対し、高発現マウスでは転移が止まった。
 また、転移が加速した肺のがん組織を調べると、「Ang2」と呼ぶたんぱく質群が高発現していることが判明。Ang2の働きを抑えることで、肺転移が抑制できることも分かった。日刊工業新聞 2013年08月16日

富士通研、人工抗体部門を分社-早期事業化狙う

2013年08月18日 | 抗体 免疫 抗原 
 富士通研究所(川崎市中原区、富田達夫社長。044・754・2613)は15日、人工抗体技術部門を分社化し、外部資金を活用したスピンオフ(独立)会社として事業化すると発表した。ベンチャー支援で実績を持つ英アングロ・サイエンティフィック(AS)がこのほどロンドンで設立した新会社「アプタ・バイオサイエンシィズ(ABS)」に技術移管し、診断や治療への適用を通じて早期の事業化を目指す。日刊工業新聞(online) 2013年08月16日


フラスコ底面部全体へのアクセスを可能とするような十分大きな開口を有する培養フラスコ

2013年08月18日 | 細胞と再生医療
【特許番号】特許第3143419号 【登録日】平成12年12月22日

出願番号 : 特許出願平9-276537 出願日 : 1997年9月24日
公開番号 : 特許公開平10-179137 公開日 : 1998年7月7日
出願人 : ベクトン・ディッキンソン・アンド・カンパニー 発明者 : ティモシー・エイ・スティーヴンス
発明の名称 : 培養容器

【課題】 使用可能な体積を減ずることなくフラスコ底面部全体へのアクセスを可能とするような十分大きな開口を有する培養フラスコであって、フラスコ本体から首部内への培地の押し寄せを最小化し且つフラスコ外への細胞の流し出しに対する邪魔を最小化するフラスコを提供する。
【解決手段】 培養容器の開口内に鋸歯状壁が設けられている。明細書pdf>>バイオ塾情報創庫DB