バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

食事療法で多嚢胞性卵巣症候群を劇的に改善

2013年08月14日 | 医療 医薬 健康
 排卵が困難になり、妊娠しにくいだけでなく女性にとって辛い様々な症状の出る多嚢胞性卵巣症候群。この病気の治療に劇的に有効、かつ簡単な食事療法が見つかった。イスラエル・テルアビブ大学の研究。

 多嚢胞性卵巣症候群とは、若い女性の排卵障害に多くみられる病気。卵胞が発育するのに時間がかかり、排卵しにくくなるため不妊につながる。原因は卵巣内の男性ホルモン・テストステロンが多いことによるものだ。テストステロンが増える一因には、多嚢胞性卵巣症候群ではインスリン抵抗性が増大することがあげられる。インスリンが正常より強く卵巣に作用するようになると、テストステロンが局所的に上がってしまう。LINK de DIET.,2013.8.14


東洋紡、スペインの診断薬・診断機器メーカーを買収

2013年08月14日 | ビジネス 政策

 東洋紡は7月31日、スペインに拠点を置く診断薬・診断機器メーカーでグローバルに販売網を持つSpinreact,S.A.の全株式を取得した。
米国のHealth Management企業のAlere Inc.(旧称 Inverness Medical Innovations, Inc)から取得した。

Spinreact,S.A.は1975年設立で、2005年に英国の診断会社Cozart に買収された。
Cozart は2007年に欧州の薬物検査企業のConcateno PLC に買収され、そのConcateno PLCは2009年に Inverness Medical Innovations, Incに買収され、現在に至っている。

東洋紡は「環境、ライフサイエンス、高機能で、社会に貢献する価値を創りつづけるカテゴリー・リーダー」を目指しており、診断薬や診断システムなどのバイオ分野を注力する分野の一つとしている。化学業界の話題 2013年8月14日

抗EPHB4抗体およびその使用方法

2013年08月14日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2012-195216 出願日 : 2012年9月5日
公開番号 : 特許公開2012-245009 公開日 : 2012年12月13日
出願人 : ジェネンテック, インコーポレイテッド 発明者 : ヤン ウー 外1名

【課題】単離された抗EphB4抗体を提供すること。
【解決手段】上記単離された抗EphB4抗体は、以下:(a)以下:(i)配列A1-A11を含むHVR-L1、ここでA1-A11はRASQDVSTAVA(配列番号9)であるもの、(ii)配列B1-B7を含むHVR-L2、ここでB1-B7はSASFLYS(配列番号11)であるもの、(iii)配列C1-C9を含むHVR-L3、ここでC1-C9はQESTTTPPT(配列番号15)であるもの、(iv)配列D1-D10を含むHVR-H1、ここでD1-D10はGFSISNYYLH(配列番号2)であるもの、などを含む。ekouhou 明細書(全文)

抗インターフェロンα抗体

2013年08月14日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2012-194560 出願日 : 2012年9月4日
公開番号 : 特許公開2012-245008 公開日 : 2012年12月13日
出願人 : ジェネンテック, インコーポレイテッド 発明者 : チュンサラパイ,アナン 外3名

【課題】本発明は、概して、種々のIFN-αサブタイプに対して幅広い反応性を有する中和化抗IFN-αモノクローナル抗体の作製及び特徴付けに関する。さらに、IFN-αの増大した発現に関連している疾患、特に、インシュリン依存性糖尿病(IDDM)及び全身性エリテマトーデス(SLE)のような自己免疫疾患の診断及び治療における、そのような抗IFNα抗体の用途に関する。
【解決手段】少なくともIFNαサブタイプ、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα8、IFNα10、及びIFNα21と結合し、生物学的な活性を中和する抗IFNαモノクローナル抗体。ekouhou 明細書(全文)


抗HER2抗体改変体

2013年08月14日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2012-212026 出願日 : 2012年9月26日
公開番号 : 特許公開2013-6871 公開日 : 2013年1月10日
出願人 : ジェネンテック, インコーポレイテッド 発明者 : ヘンリー ビー. ロウマン 外2名

【課題】本発明は、新規の抗体改変体、特に重鎖および軽鎖の可変ドメイン内の位置に置換を有する抗HER2抗体改変体に関する。
【解決手段】本発明は、アラニンスキャニングによって抗原結合に必須であることが決定された特定のヒト化抗HER2抗体hu4D5-8のアミノ酸、およびアラニンスキャニングによって抗原結合に比較的重要でないことが見出された他のアミノ酸(置換されて、HER2に対する高い親和性を有する改変体を作製し得る)の発見に基づく。ekouhou 明細書(全文)


プラチナ耐性ガンの治療法

2013年08月14日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2012-208489 出願日 : 2012年9月21日
公開番号 : 特許公開2013-14611 公開日 : 2013年1月24日
出願人 : ジェネンテック, インコーポレイテッド 発明者 : ケルシー,スティーブン・エム

【課題】プラチナ耐性ガンの新規な治療法の提供。
【解決手段】HERの二量体化を効果的に阻害するHER2抗体とゲムシタビンとの組み合わせを用いて、プラチナ耐性の卵巣ガン、原発性腹膜ガン、または卵管ガンを処置する方法。ekouhou 明細書(全文)


ニューロピリンのフラグメントおよびニューロピリン-抗体複合体の結晶構造

2013年08月14日 | ファインケミカル 中間体

出願番号 : 特許出願2012-180233 出願日 : 2012年8月15日
公開番号 : 特許公開2013-14593 公開日 : 2013年1月24日
出願人 : ジェネンテック, インコーポレイテッド 発明者 : ブレント エー. アップルトン 外2名

【課題】ニューロピリン1(Nrp1)およびニューロピリン2(Nrp2)のフラグメント単独の結晶構造、ならびに抗ニューロピリン抗体との複合体での結晶構造、そしてそれらの使用を提供する。
【解決手段】本発明は、一つの局面では、Nrp2a1a2b1b2フラグメントと、Nrp2へのセマフォリンの結合を阻害する抗panNrpA抗体のFabフラグメントとの間で形成される複合体の結晶を提供し、前記結晶は、X線放射線を回折して、前記複合体の3次元構造を表す、以下のおおよそのセル定数a=148Å、b=106Å、c=92.4ÅおよびC2という空間群を有する回折パターンを生成する。ekouhou 明細書(全文)


補体が媒介する障害の治療に有用な抗D因子抗体

2013年08月14日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2012-235325 出願日 : 2012年10月25日
公開番号 : 特許公開2013-27404 公開日 : 2013年2月7日
出願人 : ジェネンテック, インコーポレイテッド 発明者 : ヘレン ウー 外5名
発明の名称 : ヒト化抗D因子抗体

【課題】補体が媒介する障害の治療に有用な抗D因子抗体を提供する。
【解決手段】本発明は、D因子に関係する生物活性を阻害することができる、マウス抗体166-32の重鎖および軽鎖可変ドメイン配列を含む抗体を提供する。別の実施形態において、本発明は、上記抗体を含む組成物、上記抗体配列を持つ細胞株およびベクター、ならびに上記抗体および組成物の製造および使用方法を提供する。本発明はまた、過剰または制御されない補体活性化に関係する障害を処置する薬物または組成物を調製するための上記抗体の使用を提供する。ekouhou 明細書(全文)

出願番号 : 特許出願2012-235324 出願日 : 2012年10月25日
公開番号 : 特許公開2013-17490 公開日 : 2013年1月31日
出願人 : ジェネンテック, インコーポレイテッド 発明者 : ヘレン ウー 外5名
発明の名称 : ヒト化抗D因子抗体

【課題】補体が媒介する障害の治療に有用な抗D因子抗体を提供する。
【解決手段】本発明は、D因子に関係する生物活性を阻害することができる、マウス抗体166-32の重鎖および軽鎖可変ドメイン配列を含む抗体を提供する。別の実施形態において、本発明は、上記抗体を含む組成物、上記抗体配列を持つ細胞株およびベクター、ならびに上記抗体および組成物の製造および使用方法を提供する。本発明はまた、過剰または制御されない補体活性化に関係する障害を処置する薬物または組成物を調製するための上記抗体の使用を提供する。ekouhou 明細書(全文)


イオン交換クロマトグラフィによるタンパク質精製

2013年08月14日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2012-207108 出願日 : 2012年9月20日
公開番号 : 特許公開2013-32365 公開日 : 2013年2月14日
出願人 : ジェネンテック, インコーポレイテッド 発明者 : ベイスィー,キャロル,ディー. 外1名

【課題】ポリペプチド及び少なくとも1つの汚染物質を含有する組成物からイオン交換クロマトグラフィー法を用いて精製する方法を提供する。
【解決手段】連続的に実施される以下の工程:(a)当該ポリペプチドを、第1の伝導率及びpHの負荷バッファーを用いてイオン交換材料に結合させ;(b)当該イオン交換材料を第2の伝導率及び/又はpHの中間バッファーで洗浄して汚染物質をイオン交換材料から溶離し;(c)当該イオン交換材料を第3の伝導率及び/又はpHの洗浄バッファーで洗浄し、ここで、中間バッファーから洗浄バッファーへの伝導率及び/又はpHの変化が、負荷バッファーから中間バッファーへの伝導率及び/又はpHの変化と反対方向であり;(d)当該イオン交換材料を第4の伝導率及び/又はpHの溶離バッファーで洗浄してポリペプチドをイオン交換材料から溶離する。ekouhou 明細書(全文)


自己免疫疾患を治療するための抗CD83アゴニスト抗体の使用

2013年08月14日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2011-285585 出願日 : 2011年12月27日
公開番号 : 特許公開2013-40160 公開日 : 2013年2月28日
出願人 : ジェネンテック, インコーポレイテッド 発明者 : ディール, ラウリ 外1名

【課題】関節リウマチ、若年性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、ループス腎炎、潰瘍性大腸炎、ウェゲナー疾患(Wegener's disease)、炎症性腸疾患、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、自己免疫性血小板減少症、多発性硬化症、乾癬、IgA腎症、IgM多発ニューロパチー、重症筋無力症、血管炎、糖尿病、レイノー症候群、シェーグレン症候群及び糸球体腎炎、骨髄系細胞活性化(樹状細胞及びマクロファージ)、多発性硬化症及び炎症性腸疾患等の自己免疫疾患の治療薬の提供。
【解決手段】抗CD83アゴニスト抗体を含んでなる組成物。ekouhou 明細書(全文)