バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

「カルニチン」有効性:糖尿病・内分泌

2013年08月12日 | 健康・栄養機能性成分
3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験4報について検討したメタ分析において、II型糖尿病患者によるL-カルニチンの摂取は、空腹時血糖値 (4報) 、LDLコレステロール値 (4報) 、アポ蛋白B100 (2報) の低下と関連が認められたが、その他の血中脂質 (4報) 、HbA1c (3報)、リポ蛋白 (a) (2報) には影響は認められず、アポ蛋白AI (3報) の低下と関連が認められた報告がある (PMID:23430574)
(PMID:23430574) Exp Clin Endocrinol Diabetes. 2013 Apr;121(4):234-8.
http://hfnet.nih.go.jp/notes/detail.php?no=930


血管拡張作用を有する組成物、製造法および用途

2013年08月12日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

国際出願番号 : PCT/JP2010/051851 国際出願日 : 2010年2月9日
国際公開番号 : WO2010/092941 国際公開日 : 2010年8月19日
出願人 : 株式会社ブルボン 発明者 : 平山 匡男 外6名

血管拡張作用を有し、血液循環に伴う諸症状、すなわち、血流改善のみならず、血圧上昇抑制、肩こり、頭痛、冷え性、脳循環などの軽減および緩和作用を有する組成物、その製造法、および当該機能性を有する飲食品あるいは医薬品を提供する。縮合タンニンオリゴマー成分と有機酸成分とを含有することにより血管拡張作用を相乗的に向上させる組成物、その製造法、および当該機能性を有する飲食品あるいは医薬品に関する。Google Patent.,WO 2010092941 A1


インフルエンザ感染症の予防組成物

2013年08月12日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2010/072192 国際出願日 : 2010年12月10日
国際公開番号 : WO2011/071134 国際公開日 : 2011年6月16日
出願人 : 株式会社明治 発明者 : 高見 正雄 外3名

プロピオン酸菌の培養物により、インフルエンザ感染症に対する予防効果が得られることを明らかにした。本発明の組成物は、プロピオン酸菌の培養物を含み、インフルエンザワクチンを接種された動物における、中和抗体の誘導を増強する。本発明の組成物を構成する成分は、長い食経験により、安全性や味覚性にすぐれ、長期にわたる摂取を可能とする。本発明の組成物には、更に付加的に乳発酵成分とオリゴ糖を含むことができる。当該組成物の投与によって、整腸作用を期待することもできる。Google Patent.,WO 2011071134 A1




マラリア原虫人工染色体を用いた薬剤耐性遺伝子の迅速同定法および組換えマラリア原虫作製法

2013年08月12日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

国際出願番号 : PCT/JP2011/001781 国際出願日 : 2011年3月25日
国際公開番号 : WO2011/118231 国際公開日 : 2011年9月29日
出願人 : 国立大学法人三重大学 発明者 : 岩永 史朗 外2名

本発明は、原虫人工染色体を用いた、薬剤耐性遺伝子の迅速同定法に関する。詳しくは、マラリア原虫人工染色体を利用して組換えマラリア原虫を作製して、非ヒト哺乳動物に接種もしくは赤血球を用いた血液ステージ原虫のin vitro培養系を用い、薬剤存在下での該組換えマラリア原虫の生存を指標として、薬剤耐性遺伝子をスクリーニングする方法に関する。また、本発明は、マラリア原虫に高効率で外来遺伝子を直接導入することによって、組換えマラリア原虫を作製する方法に関する。J-Store >>国内特許コード P130009713


抗腫瘍作用補助剤

2013年08月12日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2011/055947 国際出願日 : 2011年3月14日
国際公開番号 : WO2011/115062 国際公開日 : 2011年9月22日
出願人 : 国立大学法人 岡山大学 外1名 発明者 : 大原 利章 外3名

癌治療剤に対して補助的に使用する抗腫瘍作用補助剤を提供する。より詳しくは、抗癌剤などの癌治療剤とは別に、癌治療剤の作用をより効果的に発揮させうる抗腫瘍作用補助剤を提供する。臨床栄養剤及び/又は栄養調整食品から鉄分を除去してなる抗腫瘍作用補助剤による。抗癌剤などの癌治療剤とは別に、鉄のキレート化剤や、鉄分を含まない臨床栄養剤及び/又は栄養調整食品の提供により血清鉄を低減させる事で、腫瘍の増殖自体を抑制し、同時に血管新生が亢進しうる。J-Store >>国内特許コード P130009709


複数の金属ナノ粒子とヘムタンパク質2量体由来のアポタンパク質

2013年08月12日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

国際出願番号 : PCT/JP2010/065625 国際出願日 : 2010年9月10日
国際公開番号 : WO2011/111253 国際公開日 : 2011年9月15日
出願人 : 国立大学法人大阪大学 発明者 : 林 高史 外2名
発明の名称 : 複数の金属ナノ粒子とヘムタンパク質2量体由来のアポタンパク質との複合体

金属ナノ粒子間の距離を特定に保った金属ナノ粒子とタンパク質との複合体を提供する。複数の金属ナノ粒子とヘムタンパク質2量体由来のアポタンパク質との複合体であって、
前記金属ナノ粒子は、式(I)および/または式(II)で表される基により1箇所以上修飾され、前記金属ナノ粒子を修飾した式(I)および/または式(II)で表される基に含まれるヘムと、ヘムが除去された前記ヘムタンパク質2量体由来のアポタンパク質とが結合することにより、複数の前記金属ナノ粒子と前記タンパク質とが結合した複合体。J-Store >>国内特許コード P130009706

高病原性口腔細菌による腸炎誘発原因分子の産生とその高感度検出法

2013年08月12日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

国際出願番号 : PCT/JP2011/055688 国際出願日 : 2011年3月10日
国際公開番号 : WO2011/111790 国際公開日 : 2011年9月15日
出願人 : 国立大学法人浜松医科大学 外1名 発明者 : 梅村 和夫 外5名

本発明の課題は、炎症性消化器疾患の悪化を引き起こす原因因子を同定し、炎症性消化器疾患の悪化のリスクを有する患者を迅速且つ容易に特定できるシステムを構築することである。
本発明は、試料中の口腔細菌のタンパク質抗原であるPAおよび/またはコラーゲン結合タンパク質であるCBPを検出することを含み、PAが検出されないことおよび/またはCBPが検出されることにより、炎症性消化器疾患の悪化を起こす口腔細菌の検出および/または炎症性消化器疾患の悪化の危険性が高い対象のスクリーニングおよび/または対象における炎症性消化器疾患の悪化の危険性の判定を行う方法、ならびにかかる方法に用いるための検出試薬およびキットを提供する。J-Store >>国内特許コード P130009703


培養細胞の剥離方法及び同培養細胞の剥離方法に用いる細胞剥離装置

2013年08月12日 | 細胞と再生医療

国際出願番号 : PCT/JP2011/054550 国際出願日 : 2011年2月28日
国際公開番号 : WO2011/108503 国際公開日 : 2011年9月9日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 中嶋 直敏 外3名
発明の名称 :培養細胞の剥離方法及び同培養細胞の剥離方法に用いる細胞剥離装置並びに培養器

培養された接着細胞を選択的に剥離することのできる培養細胞の剥離方法を提供する。
細胞が接着する足場を少なくともカーボンナノチューブを含む細胞接着因子により構成し、細胞が接着する領域の足場に対してレーザ光をスポット状に照射することにより、カーボンナノチューブの光熱変換によって生成した熱で衝撃波を発生させ、この衝撃波により細胞を非接着状態とすることとした。J-Store >>国内特許コード P130009697


1塩基認識能を増幅する人工核酸コンジュゲート

2013年08月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2011-27898 出願日 : 2011年2月10日
公開番号 : 特許公開2012-165672 公開日 : 2012年9月6日
出願人 : 国立大学法人鳥取大学 発明者 : 櫻井 敏彦 外1名

【課題】本発明は、可溶性で酵素的安定性であり、優れたTm値を有する人工核酸コンジュゲートを提供することを目的とする。
【解決手段】標的ポリヌクレオチド中の第一領域の配列と相補する配列からなる第一の一本鎖人工核酸と、上記標的ポリヌクレオチド中の第二領域の配列と相補する配列からなる第二の一本鎖人工核酸と、上記第一の一本鎖人工核酸及び上記第二の一本鎖人工核酸の間に連結している親水性ポリマーとを備える、人工核酸コンジュゲートを提供する。ekouhou 明細書(全文)


1塩基認識能を増幅する人工核酸コンジュゲート

2013年08月12日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2011-27898 出願日 : 2011年2月10日
公開番号 : 特許公開2012-165672 公開日 : 2012年9月6日
出願人 : 国立大学法人鳥取大学 発明者 : 櫻井 敏彦 外1名

【課題】本発明は、可溶性で酵素的安定性であり、優れたTm値を有する人工核酸コンジュゲートを提供することを目的とする。
【解決手段】標的ポリヌクレオチド中の第一領域の配列と相補する配列からなる第一の一本鎖人工核酸と、上記標的ポリヌクレオチド中の第二領域の配列と相補する配列からなる第二の一本鎖人工核酸と、上記第一の一本鎖人工核酸及び上記第二の一本鎖人工核酸の間に連結している親水性ポリマーとを備える、人工核酸コンジュゲートを提供する。ekouhou 明細書(全文)