お知らせ
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。
午後11時、高校生の授業が終了。「万が一、俺が明日か明後日に車で何かあったら、これが最後の授業だったということになります」とのあいさつで終了・・・おひねりは飛ばなかった。そして中学生の部屋に戻ると来客。
「ほんじゃ、みんなによろしく伝えておいてください」 ・・・横山(4期生・花王CM)はそう言い捨てて出て行った。今しがただ。
いろんな話をした。おもには娘の陸上の話か・・・そうそう、明日の昼に塾のパソコンを借りるとも言ってたっけ。でも、どうしても東京へ行きたかったが行けない・・・仕事の多さがさりげなく出た。そのさりげなさがリアルだった。そして一杯言い散らかして横山は今しがた出て行った。東京へのエールを残して・・・。
今日と明日、塾生には心苦しいが塾を空けます。
静和学院の千葉先生からは、途中気をつけてとの連絡・・・ありがたい。
塾を始めて27年、そして28年目の生徒に取りかかっている。正直、この業界でこんなに長居をする気はなかった。そのきっかけをつくってくれたのは4期生たち。
荒ぶる魂・・・そう形容した学年、生活態度は決してよくなかった。しかし、ひたすらに前を見すえるという気概にあふれた学年だった。この腕白な学年があったからこそ今の自分がある・・・塾のやりがいを信じた、そんな自分が今もいる。
4期生たちがいたからこそ、この儲からない商売を続けてこれた・・・邦博(4期生・ノキア・シーメンス)での結婚式の乾杯音頭でしゃべった口上、決してお世辞ではない。
さらに、そんな4期生たちに影響を受けた後輩たち、そんな学年と苦楽をともにした講師たち・・・それらが明日一堂に会する。すべてではない。東京で根を張る面々たちだけだが、その時代を共有した面々が顔を揃える。
そして、それに花を添えるのは北野君。
第三の癌治療・・・免疫治療を引っ提げての凱旋。本人はそんな気負いもなく、一医師として癌の根絶に生涯を賭けるつもりでいる。そんな北野君の凱旋を舞台裏から支え続けた橋本ドクターもまた、呉から新宿の『番屋』を目指す。
過去28年間、俺が生み出してきたものの片鱗を窺うため、俺は6時間後に出発する。