ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

Aちゃん 続き

2015-09-10 22:59:59 | Weblog
Aちゃんの葬儀のことで
こんなことがあったという。


葬儀が終わって、
みんなが棺桶にお花を入れる前に、
Aちゃんのご主人と一人息子で
Aちゃんにウエディングドレスをかけた。

そのウエディングドレスは
亡くなったAちゃんのお母さんの手縫い。

それを着て、伯父さんと腕を組んで
バージンロードを歩くAちゃん。

うらやましい限りだった。
(わが父は
「兄貴よくやったな。
 俺は恥ずかしいから絶対しない」といっていた)
  


ベールだけでなく、ドレスまでとってあったんだ。


私にドレスをかけてと
Aちゃんの遺言だったかもしれない。


もしちがったとしても、
ドレスのありかを知っていた旦那さんはすごい。


これはみんなが泣いたそうだ。





そして、参列者に配る挨拶文。

定型の参列の挨拶文ともう一枚入っていた。

旦那さんのAちゃんへの想いがつづられていた。

強くて明るかったと。
とくに一人息子が生まれてからは強くなったと。
そんな息子も無事成人しましたと。。


ご主人や息子さんをすごく愛していたんだな。



だからこそ、たくさんの人が葬儀に
参列をしたんだと思う。

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