試供品

病院へ行く。
自分のベットに近づく。
遠くから見ても
セットされている
ダイアライザーがいつもと違う。

透析カードは今までのまま。

そういえば、2週間ほど前、
技術部長が
「ら族さん、○社が新しいダイアライザーを
つくって、今回１．８が出たんだ。
使ってみない？」
といっていた。

昔は私は治験の女王だった。
メーカーにとって都合のいいデータを
出すことができるから。
（飲み薬も効果てきめん、
しかし副作用ももろにでる。。。）
今回は、治験ではないようだが、
断った
以前、旧タイプを使ったら
ひどい残血を経験した。
だから、また残血するのが
目に見えたから嫌がった。

すると技術部長、
「大丈夫、糸だけでなく
キャップも、改良されているし
他のサイズで問題も起きていないし
大丈夫だよ」
としつこい。

うやむやにしたら。。。。
きてしまったのだ。


結果。






残血あり

ダイアライザーが
うつくしくピンクに染まり、
赤い線が入っていたわ。。。
キャップにも血液の塊が。

まあ。。茶色い残血でなかっただけでも
改良されたと思うけれど。

ということで、
このダイアライザーは私には
不向きとわかった。


ちなみにこのダイアライザーは試供品。
うちの病院で２本しかもらえなかったのを
私に使わせてくれた。
なのになのに！

技術部長。
だからいったでしょ。
この○社の糸とは相性がわるいって。