山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

水虫薬に睡眠導入剤成分混入

2020-12-12 09:45:17 | 日記2020

福井県あらわ市の製薬会社「小林化工」が製造した水虫治療薬「イトラゴナゾール錠」に、誤って睡眠導入剤成分が混入されており、服用した人のうちの1人が10日に死亡したそうです。

この薬は、31都道府県に渡る患者364人が服用し、11日0時の時点で意識喪失や朦朧とするなどの健康被害が133件、10日5時の時点で車の事故が14件発生しているそうです。

なぜ、水虫の薬に睡眠導入剤成分が混入したのでしょうか?

ニュースによれば、薬の製造工程で、薬を乾燥させるときに分量が目減りし、それを補うために主成分の継ぎ足し作業をし、そのときに間違って「リルマザホン塩酸塩水和物」という睡眠導入剤成分を足してしまったとのことです。この継ぎ足し方法は国が承認していない工程だそうです。

それにしても、なぜ違う成分を間違えて混入したのか、あってはならぬことであり、しかも死者までも出てしまったのは、重大な問題事件だと思います。

これを聞いて、私も他人ごとではないなと思いました。

私は昨年、左足の親指が爪水虫になって皮膚科にかかり、テルビナフィンという錠剤を服用していました。それは毎日欠かさず半年間飲み続けなければならず、やっと昨年の12月に服用を終了し、爪水虫は完治しました。

水虫菌との戦いは本当に長いのでした。今はきれいな爪になっています。

もし、これが今回の事件のように睡眠導入剤が混入した錠剤だったりしたらと思うと、ぞっとします。患者も医師も調剤薬局も、どうにも避けようがありません。

製薬会社が製造した錠剤の中に間違った成分が入っているなんて、あり得ないことだと思っていますが、そんなことがあり得ないことではないのですね。

亡くなってしまった方は取り返しがつきませんし、交通事故も起きていて、全く関係の人まで巻き添えになっていると思うと、製薬会社の重大過失だと思います。


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