山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

アナターゼローション

2010-02-25 21:59:30 | 運転・車・道路の事
今日、仕事で書類を読んでいると、あんまり意味もわからない化学関係の文章の中に「ルチル型ではなく、アナターゼ型が望ましい」などという言葉が出てきた。
アナターゼ ? ? ?
むむっ、どこかで聞いたような言葉・・・。
あっ、そうだ、車を買った時にダイハツでもらった「アナターゼローション」ってのがあった。
あれと関係あるのかな?

書類の点検を中断して、「アナターゼ型」をパソコンで検索してみた。
酸化チタンにはアナターゼ型とルチル型がある、とか書いてある。
どうやら、「酸化チタン」についてのことらしい。

車を買ったときについてたのは、カーシャンプーと、このローションだったので、アタマをあらうときのシャンプーとリンスみたいな感じに軽く受け取っていた。

1回だけ自分で車を水洗いしたが、そのときに使用方法を読んで、そのとおりにした。
汚れはあまりひどくなかったので、シャンプーは使わず、ボディーに水をかけてスポンジでよごれをおとし、その後、濡れたままのボディーに、このアナターゼローションをスプレーし、そのあと、固く絞ったタオルで塗り伸ばし、さらにやわらかい布で拭き上げた。
このアナターゼローションの効果がどんなものかという点については、そのとき見た限りでは何もわからなかったし、特に関心もなかった。適当に噴霧したので、使用量が少なかったのかもしれない。
よその人はワックスをかけるとか言っているけど、やらなくていいのかな~などと思っていたが、説明書きにはこれだけで良いと書いてある。

このアナターゼローションの効果としては、「優れた光沢を持続します。汚れにくく、汚れが固着しにくくなります。」と箱の説明に書いてある。
そして、その効果を生む成分というのが、どうやら「アナターゼ型酸化チタン」というものらしい。

容器に記載されている成分を見ると、
酸化チタン
フッ素ポリマー
シリコーン
IPA19%
とある。

ネットで調べると、酸化チタンとは別名アナタースともいうようであり、親水性のある物質だそうだ。それで、ガラスの防曇加工に使われており、自動車のバックミラーや道路ミラーをこの酸化チタンでコーティングすると、水滴にならないで水が流れ落ちてしまうので、よく見えるとのことである。セルフクリーニング効果があるそうだ。

たぶん、先日買ったサイドミラーの水滴を取るスプレーの材料もこれに違いない。
また、メガネ拭きなどにも使われているかもしれない。

酸化チタンは、アナターゼ型(低温型)とルチル型(高温型)があり、ルチル型は反応性が低く、安定しているので、白色顔料などにつかわれているそうだ。
反応性が高いのはアナターゼ型であり、光が当たると水と反応して水素と活性酸素を発生させる。その活性酸素に殺菌・有機物の分解作用があるので、アナターゼローションを塗って車の表面をコーティングしておくと、太陽光と雨水で自然に車の汚れが分解されるという仕組みになっているらしい。

へえ~~、なるほど。
やはり、ワックスなんか塗る必要は無いようである。
屋根が無く、日光に当たり、雨に濡れるところに置いといてもいいようだ。

なんか、車が洗いたくなってきたな~。





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